ライバルを占う2006年版(12)〜福岡
かつてJ1にいた頃の福岡は、激しい闘志を全面に出した戦い方をモットーとするチームでした。また各クラブからベテランをかき集めたチームでもありました。しかし01年についに15位で降格すると、それを機会にチーム作りの方向性を180゜転換。若手の力を組織力でまとめ上げて、5年ぶりに戻ってきました。
ただ、昨年の力のままではJ1を戦えない、と言うのは誰が見ても思うところ。と言うことで、福岡はこのチームに決定的に足りない経験値を上積みすべく、20代後半から30代前半の選手を中心に補強を進めました。
[OUT] 塚本、木場(引退)、河野(広島)、岡山(柏)、木藤(山形)、村主(鳥栖)、喜名(東京V)、太田(草津)、福嶋(ロッソ熊本)、沖本(三菱水島)
[IN] 岩丸(草津)、吉村(大分)、布部、久藤(C大阪)、薮田(神戸)、六反(熊本国府高)、多久島、安田(福岡U-18)、本田(大津高)、金古(鹿島)
昨年のチームを支えたグラウシオ、ホベルト、アレックスのブラジルトリオを筆頭に、主力は全員残留。これにC大阪でレギュラーだった久藤と布部、そして吉村、薮田、金古と経験豊富な選手を獲得して、選手層は間違いなく厚くなりました。彼らとJ2で鍛えてきた若手が融合すれば、それなりに戦えるチームになるだろう、と思います。
どう贔屓目に見ても、他のチームに比べて戦力的に苦しいのは否めない、と思います。しかし福岡の選手たちの多くは、何度も苦しみを経験してそこから立ち上がって来ています。だからこそ初めての、あるいは久しぶりのJ1での戦いに、心が高鳴っているに違いありません。松田監督が口を酸っぱくして言っていた、と言うハードワークをし続ければ、きっと予想を覆す結果を出すに違いありません。
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