Diaryにも書いたように、昨日グアムで行われた新潟との練習試合は0-1で敗れました。ここまでフィジカルトレーニング中心の練習で、戦術的な熟成はまだですし、疲れもたまっていたでしょうから結果についてはどうこう言うことはありません。ただ、開幕まで1ヶ月となって無駄に練習試合を行う余裕はないわけですから、この試合にも監督はいろいろな意図を込めていたはずです。オフィシャルサイトや携帯サイトにはそのへんは書いていないのですが、想像を逞しくしてここでいろいろ考えてみよう、と思います。
まず前半ですが、布陣はたぶんこんな感じだったと思われます。
佐藤昭
西河 吉弘 盛田
中里 高柳 森崎和 入船
(→中尾30分)
ベット
森崎浩 ウェズレイ
吉弘をリベロに入れて盛田をCBで起用したことからも分かるように、DFラインはかなり実験的な色彩の強いものとなっています。しかし中盤から前、特に中央はかなり本気度が高かったのではないでしょうか。このところの練習で素晴らしいコンビネーションを見せていたベットとウェズレイ。これに昨年とは見違えるような動きを見せていたと言う森崎浩が絡む攻撃は、この3人だけでも点を奪えるような破壊力を秘めていそうな気がします。中盤は1対1に強い高柳がボールを奪い、森崎和がボールを散らす。そして中里と入船が激しく上下動してサイドのスペースを埋める。入船の代わりに服部を、高柳の代わりに戸田を入れ、守備陣を再構築すれば佐藤寿と駒野が不在の時の布陣、と言うことになります。携帯サイトによると小野監督は「破壊力もあるがリスクもある」とこの組み合わせについて語っていたそうですが、これは単に盛田のDF起用を指したわけではない、と思います。
一方、後半の布陣はおそらくこんな感じ。
河野
八田 ジニーニョ 小村 服部
(→中尾30分)
戸田
李 青山
桑田
上野 前田
これは基本的に昨年と同じ4-4-2で、DFラインを昨年のレギュラーで構成していた事でも分かるように守備を重視した組み合わせだったと言えます。少々中盤から前が心許ない感じはあるのですが、しかしポストプレーに長けていて前線からのチェイシングのできる上野と技術の高い前田の組み合わせは悪くないし、李、桑田、青山の中盤の組み合わせも将来的には見てみたい。つまりこのメンバーは、レギュラークラスに何かあったときに取って代わる選手だとも言えるし、また彼らがレギュラークラスを追い越して、ポジションを取ったときこそチーム全体の力がアップする、とも言えます。
以上の「想像」を根拠にして、今季の布陣を予想してみましょう。まずは基本となる4-4-2はこんな感じ。
下田
駒野 ジニーニョ 小村 服部
戸田
李 森崎和
ベット
ウェズレイ 佐藤寿
中盤は小野監督がずっと前からやりたかったフラットな形にするかもしれませんが、その場合はベットと李が左右に張り出すことになるでしょう。また前線は上野や森崎浩、前田らが出る可能性も高く、その場合は3トップになることもあるでしょう。
これに対して3バックにした場合はこんな感じでしょうか。
下田
西河 ジニーニョ 小村
駒野 戸田 服部
ベット 森崎和
ウェズレイ 佐藤寿
この布陣は駒野がいない時に主に使われるでしょうし、また守りを固めたいときや逆にパワープレーを狙いに行く時にも使われるのではないか、と思います。
ところでこの2つの予想布陣の中に森崎浩と大木が出て来ていませんが、FWも中盤もできるこの2人がむしろキープレーヤーなのではないか、と言う気がします。クレバーなポジション取りと動きで昨年のチームを支えた大木と、逆に昨年はほとんどチームに貢献できなかった森崎浩。この2人がどのように今年チームの中で機能するかが、サンフレッチェが上位進出できるかどうかのカギを握っているのではないでしょうか。
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