世界クラブ選手権 サンパウロ×アル・イテハド
世界クラブ選手権の準決勝のサンパウロ対アル・イテハドが、今日の夜、国立競技場で行われました。この大会の「前身」とも言えるインターコンチネンタルカップを2度制覇しているサンパウロにとっては、アジア代表は言わば格下。どうせサンパウロが圧倒するのだろう、と思って見ていたのですが、しかしその予想は良い意味で裏切られました。サンパウロが常にリードする展開ながら、それに立ち向かったアル・イテハドの戦いは、まさにアジアを代表するクラブらしい、と言えるもの。両チームの技術、戦術、そして勝ちたいという気持ちがぶつかった戦いは最後の最後まで手に汗握る内容でした。
日本はサンパウロにとってもアル・イテハドにとっても遠く離れた地。寒波到来で「夏」からやってきた両チームにとってみれば、コンディション調整にも苦労するところだと思います。特にアル・イテハドにとっては2試合目だったのに対してサンパウロにとっては初戦ですから、そう言う意味での難しさはあったでしょう。しかしそう言う事情を差し引いても、アル・イテハドの健闘ぶりは称賛に値すると思います。球際の強さ、運動量、戦術。そう言うサッカーの中身で全く引けを取らないどころか上回る内容を見せたことは、アジアもやれば出来る、と言うことを示したことになると思います。
敗れたことは残念ですし、それが結局のところ南米とアジアの実力差なのかも知れない。でもその差は、思ったほど大きくないと言うのが実感です。日本とアジアのクラブにとって、このアル・イテハドこそが乗り越えるべき目標です。これを力で凌ぐ事ができれば、世界とも伍することができる。来年はG大阪と東京Vがこの壁にチャレンジすることになりますが、ぜひとも打ち破って、そして来年のこの大会で日本の力を見せて欲しいと思います。
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