「マジック」か、「ロジック」か〜大分トリニータ
先週のエルゴラによると、これはもうシャムスカ「マジック」ではなく「ロジック」だとか。22試合で勝ち点を19しか取れなかったチームに6試合で勝ち点16を取らせたシャムスカ監督。その采配の秘密は一体どこにあるのだろうと思って、興味津々で千葉とのゲームの録画放送を見てみました。
結果は、と言うと「オシム・マジック」の勝ち。つまりシャムスカ・大分の不敗神話はストップしたわけですが、しかし大分のこのところの強さの秘密を垣間見ることはできたような気がしました。
戦術は、至ってシンプル。低い位置では足下へのパスで確実につないで、リスクをかけたパス回しをするのはハーフラインを越えてから、と決めているように見えます。そう言う意味では特に珍しいことはしていないのですが、しかし素晴らしいのは後から次々と湧き出すように選手が上がってくること。カウンターから相手ゴールに攻め入ったときにあっと言う間に4,5人の青いユニが上がっている、と言うことも珍しいことではなく、「走るサッカー」の元祖たる千葉もたじたじ、と言う雰囲気でした。
農民に変装してまで相手チームを分析し、シンプルに選手に伝えて実行させて結果を出す、と言うシャムスカ「マジック」。しかしその根本には、確実にパスし、走ってスペースを埋め、相手よりも早くボールを拾うと言う基本に忠実なサッカーがあります。つまり、真面目なサッカーをしているから負けなくなった、と言えるわけで、それはそれで論理的である、と言って良いような気がします。
サンフレッチェの次節(天皇杯の後)の相手は、この大分。勢いで言えば大分が上ですが、しかし広島にはこれまで積み上げてきたものがあるはずです。シャムスカよりも深く分析して、大分よりも真面目なサッカーをすること。それが、結局のところ大分に勝つ一番の近道なのかもしれません。
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