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2005.07.31

東アジア選手権 日本×北朝鮮

欧州組がいないとは言えいつものメンバーで戦った日本の敗因は、「油断」あるいは「慢心」だとしか言いようがないのではないでしょうか。W杯予選での北朝鮮戦は、苦戦したとは言え2連勝。個人の戦闘能力や組織力、体力、そして精神力までも凌駕しているところを示し、普通に戦えば負けないだろう、と言う結果を残しました。

監督が交代し、選手も大きく入れ替え、新たなチームとして出発した北朝鮮でしたが、しかし基本的な構図には違いはなかったと思います。ただ、明らかに違ったのは日本代表から伝わってくる気持ち。別に舐めたわけではないでしょうが、動き出しが遅く集中力が切れたようなプレーも多いように見えました。失点シーンはそれが重なった感じで、ピンチを逃れたと思ったらまたもやミスからピンチになってしまっては、抑えきれるものではありません。終盤はさすがに気持ちの入ったプレーを見せていましたが、しかし時既に遅し。一度失った流れは最後まで取り戻すことができず、イラン戦以来久々のアジア相手の敗戦を喫してしまいました。

ここで収穫は、と言えば新しく招集した田中達、巻の二人が持ち味を発揮したことぐらいでしょうか。「選出慣れ」のためか精彩の無かった先発メンバーの沈滞ムードを変える役割を果たす事ができたのは確かでしょう。ジーコ監督がこの結果をどう見るのか。それ次第では、次の中国戦以降チームが大きく変わる可能性もありそうです。

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2005.07.27

サンフ×フィオのマフラー

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e-vpointで注文していたサンフレッチェ対フィオレンティーナの記念タオルマフラーが、今日届きました。値段は「ドライマフラー」とほぼ同じで大きさはむしろ小さいのですが、品物の質はずいぶんいい感じ。記念品としてはまずまずですね。

こんな感じのダブルネームのマフラーは、ヨーロッパでは結構良く見ます。今回のように何かの試合の記念品であることも多いのですが、そう言うのとは全く関係無しに、2つのチームが両端に入ったマフラーをスタジアムで掲げているのもよく見ます。それも、例えば同じリーグの2クラブのものがダブルネームになったものが結構あるのです。私は一度ドイツでサポーターの1人に理由を聞いたことがあるのですが、単に「友好関係にあるから」だ、とのこと。ライバルクラブのサポーター同士単に対立するばかりでなく、何らかの理由で友好関係が続いている様子を見て、何となく羨ましく思った記憶があります。

日本の場合、サポーター同士が友好関係にあると言うケースはまだ無いと思いますが、クラブ同士が密接な関係を保っていることは結構あるはずです。例えば大分は立ちあげの時にサンフレッチェがいろいろと協力していますし、福岡との関係も密接で、神戸とも最初はそうでした。清水と甲府は指導者や選手の交流を頻繁に行っていますし、かつては市原と仙台も同様だったと聞いています。Jリーグの各クラブは切磋琢磨するライバルではありますが、それと同時に日本サッカーという枠内での仲間でもある。そう考えればサポーター同士に仲良し関係があったって不思議ではない、と思います。

今回のサンフとフィオのダブルネームのマフラーは1試合だけの記念品ですが、できたら今後とも何らかの関係が続いて欲しいもの。何と言っても世界の多くのサッカークラブの中で、紫をクラブカラーにしている数少ないチームの2つなのですから。

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2005.07.25

嬉しさも中ぐらい?〜東京V×レアル・マドリード

HOT6の間は1試合平均4失点以上を喫し、ついに監督解任に至ったヴェルディ。石崎氏が後を継いだものの広島にも完敗して、その2日後のプレシーズンマッチの相手は「銀河系軍団」レアル・マドリードでした。いったいどんな結果になるのだろう、と興味津々で見ていたのですが、何と予想を大きく裏切ってヴェルディが3-0で勝ってしまいました。サッカーという競技はコンディションやモティベーションなど様々な要因に左右されるため実力通りの結果にはならない、と言うのは常識ですが、それにしてもまさかこんなことになるとは思いもよりませんでした。

その原因は、と言えばまずはレアルの状態の悪さに尽きるでしょう。7/17にメキシコ・グアダラハラに3-1。7/19にアメリカ・LAギャラクシーに2-0。7/23に中国・北京に3-2。1週間の間に地球を2/3周して4試合目を戦う「白い巨人」のエネルギーの残量計はもうゼロを指していました。走れない、プレッシャーをかけられない、パスもつながらない。いくらスター選手揃いとは言え最悪に近いコンディションでは、もうこれが限界。相手は昨年4-0で下した相手と言うことで最初はやや甘く見ていたのかもしれません。しかし先制点を奪われてからは、本気になっていたようにも思います。が、それも一瞬だけ。気持ちに身体が付いて行けず、最後までこのチームの強さを見せることはできずに終わりました。

一方のヴェルディですが、こちらはリーグ戦で顔に張り付いていた焦燥と不信はなく、むしろいかにチャレンジするかと言う前向きな気持ちに満ちていたように思います。これまでは結果を気にしすぎて後ろ向きになってしまうことばかりだったのに、この日はまるで天皇杯を制した時のよう。本来このチームが持っていた「遊び心」を存分に発揮して、スター軍団とのゲームを楽しんでいました。

ただ、それにしても複雑なのは、ヴェルディとそのサポーターでしょう。なぜならもともとこのチームには力があるのに、それをリーグ戦で発揮できていないのだ、と言うことが改めて明らかになってしまったからです。その上、それを引き出したのが新監督との交代が決まっている石崎氏だと言うこと。新たにヴェルディの監督に決まったバダン氏(それにしてもこの人のフルネームって、アルディレス前監督に似てません?)がどんな腕を見せるのか知りませんが、もしうまく行かなかったときに「なぜ石崎で行かなかったのか」と言う声が出るのは必定。ヴェルディのサポーターにとってこの試合の結果は嬉しいでしょうが、しかしその「嬉しさも中ぐらいなり」ってところなのではないでしょうか?

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2005.07.23

行くぞ!東アジア選手権(2)

東アジア選手権の概要は東アジアサッカー連盟のサイトに出ているのですが、チケットの詳細が最近ようやく発表されました。それによると、男子の試合が見れるパターンの時はカテゴリー1が50,000ウォン、カテゴリー2が40,000ウォン、カテゴリー3が30,000ウォン。女子のみのパターンの日は大人(19歳以上)が10,000ウォン、子供が5,000ウォンとなっています。韓国サッカー協会のサイトで前売りも開始されていますが、韓国の住民登録がなければ買えないらしいので、現地に知り合いがいるか、あるいは旅行業者に頼むしかなさそうです。ただ、この価格は韓国の基準からすればかなり高い(Kリーグの試合なら一番良い席でも20,000ウォンもしない)ので、韓国戦以外で当日券が買えないと言う可能性はないでしょう。

ところで先日、この東アジアカップに臨む日本代表が発表されました。今回は欧州組がお休みと言うことで、村井、今野、田中達が新たに選出されたほか、久保と阿部も復帰するなど少しはフレッシュなメンバーとなりました。ただ、その他の毎度おなじみのメンバーも選出され、監督はそれほど積極的に新戦力を起用するつもりはなさそう。個人的には久保の出場と活躍に期待するだけになりそうです。

#だいたい、選手たちが過酷な「HOT6」を戦っている間はブラジルでのんびりと休暇を過ごし、来日して浦和×広島だけ見てメンバーを決めるとはどう言うことなんでしょうね?

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2005.07.21

元祖「カズ」横浜FCへ

サンフレッチェのサポーターにとって「カズ」と言えば森崎和幸選手のことですが、サッカーファンの圧倒的多数は三浦知良選手を思い浮かべるでしょう。高校生の時に(だったっけ?)ブラジルに渡り、あちらで認められてプロ契約。Jリーグ創設の少し前に日本に帰国して、ヴェルディ川崎を初めとするJリーグのクラブや日本代表で活躍した、サッカー界を代表する選手です。また日本人初のセリエAプレーヤーだったり、フランスW杯の時には直前の合宿でメンバー落ちしたり... とにかく彼が日本を代表する選手であることは、今も昔も変わらないと言って良いでしょう。

かつて京都に在籍したときにチームがJ2落ちした時、同時に放出されてJ1にとどまった「カズ」にとっては初めてのJ2。一般的には「ああ、カズもついにJ2にまで落ちぶれたか」と言う反応の方が多いかもしれません。確かに年を重ねて衰えたとはいえ、カズはJリーグを代表する花形選手。今年は開幕から2戦連続でゴールを決め、中断までの12試合全部に先発出場するなどチームに貢献していたわけです。にも関わらずここでJ2への放出というのはいくらなんでも...と言う思いは私自身もあります。

しかし、おそらくカズ本人にとって、これは今まで続いてきた様々なチャレンジの一つなのではないか、と言う気がするのです。まずはブラジルに移ったとき。続いて日本に帰国するとき。どちらもそれまでの環境を捨てて、見知らぬ世界に飛び込んで言ったわけです。ジェノアに移籍したときも同様だし、クロアチアリーグでプレーした時も同じ。彼にとってはサッカーさえ出来ればどこでもチャレンジがあって、むしろそれこそが彼の求めているものなのではないか、と言う気さえするのです。

1967年生まれのカズは、今年38歳。もういつ引退しても不思議でない年齢ですが、ここで新天地を目指すのは彼の気持ちがまだまだ若い証拠でしょう。いつもファッショナブルなカズですが、ことサッカーに関してはそう言うおしゃれは似合わない。とことん泥臭くサッカーにしがみついて、ボロボロになるまでプレーを見せて欲しい、と思います。

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2005.07.18

浦和戦速報(後半)

後半からの選手交代はなし。小野監督は「落ち着いてやる。めりはりをつけて。アウトサイドを崩すイメージを共有して。」

0分 服部のクロスに李が走り込んだがGKがキャッチ。
2分 長谷部が左サイドから思い切ってシュート枠外。
2分 浩司が倒されて良い位置でFK。横に流してハンジェがミドルシュート枠外。
3分 速いパス交換からカズのクロスGKがキャッチ。
5分 カズのDFラインへのワンタッチスルーパスは通らず。スローインへ。
6分 三都主のキープから内舘のシュート。こぼれを酒井がシュート枠外。
9分 浦和右の高い位置からのFK。三都主のボールは下田がキャッチ。
10分 ルーズボールを酒井がループパス抜けた田中のシュートゴール。浦和2-0広島。
11分 大木、森崎浩→ベット、ガウボン
13分 ガウボンが強引に突破倒されたがガウボンのファウルになる。
15分 長谷部がワンフェイントで小村をかわしてシュートしたが大きく枠外。
17分 永井→山田
19分 池田のパスミスから攻め込まれて山田のミドルシュート枠外。
19分 ベット、ガウボン、服部がつないで攻め込んだがオフサイド。
21分 ガウボンを倒した山田にイエロー。
22分 池田がハンドを取られて浦和の左サイド高い位置でFK。
23分 山田のボール流れたがベットクリア。これを受けた寿人が倒されて起き上がれず担架で外へ。
24分 服部のパスミスを奪われ長谷部のパスで抜けた田中のクロス下田がキャッチ。
25分 平川のクロスに三都主がファーで合わせたが下田がキャッチ。
26分 DFラインの裏へのパスで抜けた田中のシュート下田がナイスセーブ。
27分 三都主のCKクリアミスは再びゴールラインを割って右からのCK。変化をつけたCKから三都主がシュート下田がキャッチ。
28分 カズを倒した長谷部にイエロー。ベットのパスミスから浦和逆襲。長谷部を倒した池田にイエロー。
29分 酒井からのロビングのパスで抜けた田中がシュート池田がクリア。
30分 カウンターからガウボンが抜け出そうとしたが闘莉王に止められる。
31分 寿人が左サイドを抜けたがクロスは合わず。シュート打て!
31分 池田→ジョルジーニョ
32分 ジョルジがDFラインの裏に抜けてクロス寿人がダイレクトでシュート闘莉王が頭でクリア。こぼれをつないで駒野がシュート枠外。
33分 平川のクロス吉田がクリア。服部追いつけずCKへ。
35分 小村にイエロー
36分 平川のクロスに長谷部がヘディングシュート駒野を倒してファウル。
38分 山田がじっくりためて左足でシュート下田がスーパーセーブ。
40分 何でもないパスを駒野がトラップミスしてタッチを割る。逆襲から田中がシュート体勢へ入ったが何とかクリア。
43分 カズがDFラインの裏に走ってクロスを入れようとして闘莉王がクリアCKへ。ハンジェのボールのこぼれをジョルジがシュート大きく枠外。
44分 右サイドでボールを持ったジョルジがパスの出しどころを探しつつ三都主に倒されFK。
45分 ジョルジのシュートは壁を巻いてゴールマウスに飛んだが都築がナイスクリア。
46分 ジョルジが右サイドからクロス。しかし誰も届かずGKがキャッチ。
47分 CKかと思ったがガウボンのファウルでゴールキック。
48分 寿人を倒して堀之内にイエロー。ハンジェのFKはあっさりGKがキャッチ。そしてその直後にホイッスル。

サンフは最後まで攻めの形を作れなかった。

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浦和戦速報(前半)

サンフレッチェの先発は、GK:下田、DF:池田、小村、吉田、MF:駒野、李、森崎和、服部、FW:大木、佐藤寿、森崎浩、SUB:上野、西河、ベット、ガウボン、ジョルジーニョ。浦和は、GK:都築、DF:坪井、闘莉王、堀之内、MF:平川、長谷部、酒井、内舘、三都主、FW:永井、田中、SUB:山岸、山田、赤星、岡野、エスクデロ。主審は柏原さんです。

2分 三都主から田中のパスはオフサイド。意識して取りに行ったオフサイドだった。
6分 左サイドの高い位置でボールを持った三都主が池田を前に置いてミドルシュートを打ったが枠外。
8分 カズのロングパスで走った佐藤寿がCKを取る。浩司のボールはDFがクリア。李が拾って攻撃に入ったが三都主を倒したとしてファウル取られる。
9分 浦和左サイドで田中を倒してFKを与える。
10分 長谷部のボールは下田が直接キャッチ。カウンターから森崎浩が三都主に倒されて右の深い位置でFKをもらう。
11分 駒野の強烈なFKに大木が合わせたが枠外。これに合わせるのはさすがに難しい...
14分 浦和のロングボールを池田がクリアして右からのCK。
15分 CKのボールは下田がクリア。スペースに出したボールに李が走ったが届かず。
17分 カズのパスカットからハンジェのスルーパス。クロスはGKがキャッチ。カウンターから田中のクロスはDFがクリア。
21分 平川が右から切れ込んでミドルシュート、吉田の身体に当たってCK。右からのCK三都主のボールに闘莉王がニアで合わせてゴール。浦和1-0広島。
24分 こぼれ球を拾った永井がミドルシュート下田の正面。逆襲からハンジェのクロスは大きく外れる。
26分 ハンジェが左足でミドルシュート、力弱くGKがキャッチ。
27分 速いリスタートから三都主がシュート下田がクリア。続いて田中のシュート下田がクリア。続く三都主のCKは浦和のファウル。
29分 ハンジェのダイレクトパスはアサッテの方向へ。
30分 FKから長谷部のクロス辛うじてクリア。CKのボールは簡単にクリア。
31分 駒野からのロングボールに佐藤寿が走り込むが坪井がクリア。CKへ。
32分 駒野のボール変化を付けたがクリアされる。スローインから駒野が深く入ってクロス、小村が頭を出したがファウルを取られる。
34分 田中を後ろから倒したハンジェにイエロー。
35分 FKから長谷部が変化を付けて三都主のシュート枠外。
36分 ロングボールで抜けた駒野のクロス寿人に合わず。DFラインでボールを持つが前に運べずブーイングに押された感じでミス。
39分 長谷部の右からのクロスに田中が合わせたが枠外。
41分 速いパス交換から抜けた駒野がペナルティエリア内からシュートGKナイスセーブ。惜しい!
42分 永井がDFラインの前から強引にシュートDFに当たってCK。三都主のボールを下田がキャッチミス落としたボールをシュートされたがクリア。
45分 服部のクロスはGKがキャッチ。

広島は中盤からのロングボールからチャンスは作るが、ラストパスの精度がない。中盤での組み立てがうまくいっていない。浦和の運動量とタイトなマークに負けている。

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2005.07.16

いまさらながらG大阪戦

もう10日も前になるG大阪戦の録画を、ようやく全部見ました。見た感じ、当日速報を見ながら思ったよりも案外悪くなかったな、と言うのが感想です。あれだけ酷いピッチで好調のガンバが相手だったにも関わらず、つまらないミスや集中力を欠いたプレーはほとんど見られませんでした。もちろん、終盤の10分ほどは攻められまくって、そして失点してしまったのは褒められたものではありません。ただ、それは言わばマイナーな問題点。本当に優勝争いをするチームになるために、破らなければならない壁の一つだったのだろうと思います。もちろん、それは克服しなければならないわけで、そこで妥協はできません。しかしかつて戦術もはっきりせず、結果も出せず、下位を彷徨うしかなかったチームと比較すれば、ずっと良いチームになっているのは間違いない、と思いました。

まず前半、両チームともかなり慎重な戦い方でした。デコボコで滑りやすいピッチを気にして、あまりリスクを冒さないプレーを優先していたように思います。それを特に感じたのはサンフの方。いつもよりも心持ちラインを低めにして、ゴール前でのリスクを避けるような戦い方だったように見えました。その結果、相手にボールを回されるシーンが多かったのは確かです。しかし、それは想定内のこと。大黒やアラウージョの危険なシュートはあったものの全てDFラインの前からで、ちゃんとコースも切っていて見た目ほど危なかったわけではありません。全体的に、厳しいコンディションを考えてきっちりゲームをコントロールしていた、と言う前半の戦い方でした。

続いて後半、サンフは前半2分にあっさりと先制点を許してしまいました。それまでジニーニョと小村のコンビでしっかりと抑えていたアラウージョでしたが、この時ばかりはジニーニョがボールにつられ、アラウージョをフリーにしてしまったシーンでした。

しかし、これでがっくり来ないのが今年のサンフの素晴らしいところ。特にその直後にガウボンが負傷退場したにもかかわらず、です。そしてその流れを演出したのが、森崎兄弟と駒野、そして佐藤寿の「同級生カルテット」でした。決して焦らず慌てず、プレーのギアを1段だけ上げたと言う感じでチーム全体でバランスを崩すことなく攻めに出て、そして後半20分。相手FWのボールをクレバーに奪ったジニーニョのボールを受けた森崎浩が躊躇なくペナルティエリアに突入して、そして宮本のタックルを受けたにもかかわらず前に向かって突進したからこそ得たPKでした。

更に素晴らしかったのは同点に追いついた後です。これで安心することなく、チームは追加点を取りに行きました。24分の寿人の思い切ったミドルシュート。27分の漢宰のパスに走り込んだ浩司のダイレクトシュート。どちらも「勝つんだ」と言う気力に溢れた素晴らしいプレーでした。その後疲れから押し込まれ、何度も決定的なピンチを招いたのは確かです。しかしそこに至るまでのサンフは、間違いなく上位を争うにふさわしいチームだった、と思います。

聞くところによるとこの試合の後、チーム内にギクシャクした雰囲気があったのだとか。DFとFWがそれぞれお互いへの不信を抱き、ばらばらになりかけていたのだそうです。しかし、そんな時に解決に向かったのがキャプテン・森崎和幸でした。サンフレッチェの若きリーダーはまずはDFと対話し、攻撃陣をその輪に取り込み、そして全員で問題点を明らかにして小野監督に具申しに行ったのだそうです。それで、問題点が本当に解決したのかどうかは分かりません。しかし少なくとも大分戦での劇的な勝利で、再び自分たちの力に確信を持ったのは確かだろう、と思います。個人の力もチームの力も「らせん」を描いて伸びていくものですが、今はその階段を一つ一つ上がってる時なのです。サンフレッチェに優勝を争う力が本当にあるのかどうかは分かりませんが、少なくとも少しずつ近づいているのは間違いない、と私はこのG大阪戦を見て改めて確信しました。

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2005.07.13

磐田戦速報(後半)

両チームともメンバー交代はなし。

0分 茂原のスルーパスで抜けた公太がクロスガウボン触れず。CKのこぼれをミドルシュートしたが枠外。
2分 ベットの裏へのボールは公太に通らず。
4分 磐田の深い位置からのFK誰も触れずゴールラインを割る。
4分 ガウボンのポストからベットが強引に突破してシュート川口がわずかに触って外へ。ショートコーナーから服部のクロスにガウボンが頭で合わせ池田が飛び込んだが川口がキャッチ。
7分 ロングパスで抜けた寿人が左のコーナーフラッグ付近でキープ。そこから突破を図ったところで倒されFKを取る。
8分 駒野のFKはDFがクリアCKへ。CKのボールもDFがクリア。右からの茂原のクリアに寿人が頭で合わせたが惜しくも外。
11分 ベットが後ろから蹴られて痛む。
15分 磐田右からのクロスでカレンがフリーになったが下田がセーブ。カウンターから寿人が右サイドフリーになってシュートしたがサイドネット。どちらも決定的だった。
17分 寿人ミドルシュート。ベットのスルーパスで抜けたカズが左足でシュートしたがDFに当たる。惜しかった。
18分 茂原が船谷を倒してイエロー。次節出場停止。
18分 ロングボールのこぼれを船谷がダイレクトボレーシュート大きく外へ。
19分 服部のクロスは川口キャッチ。
21分 ベット→森崎浩
22分 茂原が粘ってCKをとる。右からのCKは浩司がスルーし走り込んだ駒野がシュート惜しくも外。
24分 カズのスルーパスで公太が走るが追いつけず。
25分 船谷→崔
26分 服部年のクロスに崔が頭で合わせたが枠外。危なかった。
28分 浩司のパスでフリーになった茂原が右サイド突破シュートしたが川口がセーブ。
30分 ガウボンのパスをクリアミスしたボールを寿人がループで狙ったが枠外。決めてくれ〜〜
31分 カレン→川口信
32分 川口信が粘って左足でシュート枠外
33分 ガウボン→大木
34分 池田のパスミスから逆襲されたが自らカット。
35分 茂原?の裏へのパスで寿人が抜けそうになったがGK。
36分 ジニーニョにイエロー。次節出場停止。磐田のFKはDFがはねかえす。
37分 カウンターから駒野がクロスしかし力なく川口がキャッチ。
41分 太田のふわりとしたクロス前田が飛び込んだが下田キャッチ。
42分 村井がミドルシュート枠外。
43分 カズの裏を狙ったパスに寿人が走ったが川口がキャッチ。
ーどちらもロングボールが多くなって来た。ロスタイム勝負だ!
47分 太田のクロスは大きくサイドを割る。スローインを奪った村井のシュートは下田がキャッチ。
48分 右サイドからのFK。浩司のボールはDFがクリア。右からのCK駒野。大きく流れたところでホイッスル。両チームともよく頑張ったがどちらも集中が凄かった。

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磐田戦速報(前半)

先発は、GK:下田、DF:池田、ジニーニョ、小村、MF:駒野、茂原、ベット、森崎和、服部、FW:佐藤寿、ガウボン、SUB:上野、吉田、森崎浩、李、大木。磐田は、GK:川口能、DF:鈴木、田中、茶野、MF:太田、川村、服部年、村井、船谷、FW:カレン、前田、SUB:佐藤洋、金、菊地、川口信、崔。主審は松村さんです。

ビッグアーチは雨が止んで蒸し暑いらしく、湿度90.8%。ピッチは相変わらず悪いが先週よりはかなりましに見える。

磐田ボールでキックオフ。
両チームとも慎重な立ち上がり。広島サポの「怪我するな」の幕が目立つ。
5分 下田のロングキックでDFラインの裏でボールを拾った寿人がゴール前へクロス?シュート?流れてラインを割る。
7分 茂原のロングパスで駒野が走ったがラインを割る。
8分 磐田の右サイド太田が突破を仕掛けるが公太がカバー。ゴールキックに。
8分 カズのロビングボールで裏に抜けた寿人がシュート体勢に入ったが打てず。続いてベットがエリア内でボールを持ったが打てず。
10分 広島右サイドのつなぎから相手ゴール前へ、崩すまでもう一歩。磐田のカウンターはうまくカバー。
ーここまではどちらかと言うと広島ペースだが。
16分 中盤でボールをカットしたベットがドリブルで突進したが止められる。
18分 磐田が細かいパスをつないで崩そうとするが落ち着いて対応しクリア。
20分 磐田服部が左からのクロス中央でカズがクリア。
21分 磐田左からのCKはDFがクリア。続いて左からのクロスにカレンが頭で合わせたが大きく上へ。
23分 磐田中盤でのパスをつないで河村がミドルシュート大きく枠外。
24分 茂原のパスから公太?が抜けてゴール前へしかしクリアされる。
26分 カズのスルーパスで公太が抜けて深い位置からクロス惜しくも合わずクリアされる。
28分 磐田のFK船谷のボールをカズがヘッドでクリア。
29分 茂原が前田と競り合って痛む。担架が入って外に出たが大丈夫そう。
30分 ルーズボールを公太がダイレクトボレーシュートも枠外。
32分 村井のFKを田中が合わせたが下田がスーパーセーブ!危なかった。
37分 茂原が船谷を倒してFKを与える。FKからルーズボールを茶野?がシュート下田が横っ飛びで防ぐ。
42分 駒野の右からのクロスに寿人がワンタッチで合わせたが川口が反応!惜しかった。
43分 磐田右低い位置からのクロスに前田が頭で合わせたがわずかに枠外。
44分 船谷が思い切ってミドルシュート下田が横っ飛びで防ぐ。CKへ。船谷のCKは下田がクリア。続いて右からのクロスがDFとGKの間をすり抜けたが誰も触れず。危なかった。

全体的に広島ペース。運動量は少ないがしっかりボールをつないで攻めている。磐田は内容は良くなかったが決定機は多かった。

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2005.07.11

15試合連続前半無失点

ここまでリーグ最少失点のサンフレッチェは、リーグ戦開幕から全試合前半を無失点で凌ぐ、と言う戦いを続けています。こんな記録、めったに無いんじゃないかなと思っていたら、実際に調べた人がいるそうで「広島、J初の驚異的守備と『ラスト1ミニッツ』の攻防」と言う記事にJリーグ初だ、と書いてありました。

まあこれはこれで素晴らしいことなのですが、ここで分かったのは99年の広島もそれに近い記録を作っていると言うことです。この年の1st stage、サンフレッチェは第3節の鹿島戦で37分に失点した以外の14試合で、前半をゼロに抑えると言う結果を残していたのです。

この年のサンフはトムソン監督の3年目。苦しい時代を乗り越え、ようやく前方に明かりが見えてきたかな?と言う時でした。前川からポジションを奪った下田が正GKとなって2年目。DFラインはポポビッチ、フォックス、上村の3人に加えて伊藤哲也がいて、鉄壁の守備陣を誇っていました。この頃の戦術は、しっかり守ってカウンターとセットプレーで点を取る、と言う感じ。とにかく先に失点をしては話にならないので、まずは前半はしっかり守って行きましょう、と言う戦い方でした。その結果、このステージは9つの90分勝利を積み重ねて最終順位は6位。トムソン監督が指揮した4年間で、最も良い順位でフィニッシュしています。

ただ残念だったのはこの後。2nd stageは一時的に4位まで上がったものの、あとは一進一退で最終的には8位に終わります。翌年は1st stageは10位で2nd stageは11位。その翌年は2nd stageで3位でフィニッシュしたものの、年間順位は9位。そして更にその翌年は、J2に降格の憂き目にあってしまいます。つまり99年の好成績は、一瞬の花火の煌めきみたいなもの。ベテランの力に頼ってリアクションサッカーに徹した結果であって、その後に繋がることはなかったのでした。

今年サンフレッチェがここまで好成績を収めているのは、守備の安定のおかげであることは間違いないでしょう。ただ、それは99年のように守りを固めてカウンターに徹しているからではありません。むしろ昨年までどうしてもできなかった攻撃的な4バック(実質2バック)が安定して、ミスからの失点がほとんどなくなった事が大きいのです。こうなったら後は、ここぞと言うところでいかにリスクをかけることができるかということと、セットプレーの精度を高めることだ、と思います。また成長しつつある若手選手が自信をつけて、チーム全体の下からのレベルアップができるかどうか、にかかっているのだと思います。そして後半戦は前半以上の好成績を上げる事ができるなら。その時こそトムソン時代を越えて、本当に強いチームに向けて一歩踏み出すことが出来るのではないでしょうか。

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2005.07.10

大分戦速報(後半)

両チームとも選手交代はなし。

1分 大木のポストプレーから前田がミドルシュートに行ったがDFに当たる。
2分 前田がスルーパスを受けて右からドリブルで仕掛けたが抜けず。
5分 ドドがドリブルからグラウンダーでミドルシュート下田が横っ飛びでキャッチ。
8分 前田→佐藤寿
8分 大分のFK。川田のロビングのボールはDFがクリア。
9分 服部が西山を倒して左サイドの深い位置でFKを与える。川田のボールは大木?がクリア。跳ね返ったボールをドドがシュートしたが遥かな宇宙へ。
12分 マグノアウベスが左サイドを抜けてペナルティエリア内から低いクロスを入れてきたが何とかクリア。
13分 阿部が左でフリーになってクロスを入れたが下田がキャッチ。
15分 大分右からのクロス下田がキャッチ。
16分 大木がドリブルで突破を図ったが抜けず。スローインからのクロスに寿人が頭で合わせたが枠外。
18分 西山の右からの低いクロス?シュートは下田がキャッチ。
19分 茂原→ガウボン
20分 寿人の左からのクロスにガウボンが頭で合わせたがうまくヒットせず枠外。
23分 カズのカットから左のスペースへのパス。抜けた寿人がクロスを入れたがGKキャッチ。
24分 阿部→松橋
25分 左から松橋のクロスクリア。続いて寿人のスルーパスで抜けた大木が深い位置からクロスを入れに行ったが深谷がカバー。カズのショートコーナー返しをカズがクロスを入れたがファーに大きく流れてシュートまで行けず。
27分 マグノがドドのパスを受けて左足のシュートわずかに枠外。CKは下田がパンチング。こぼれを寿人がカットしに行ってファウルをもらう。
29分 梅田のドリブルからのスルーパスは合わず。大木→森崎浩。
31分 パスカットから良いパスが3本繋がったがラストパスの一つ前で合わない。
32分 梅田がクロスDFに当たってCK。川田のキックは大きく流れてスローインへ。右からのクロスにゴール前で西山がボレーで合わせたがキックミス。
33分 浩司がドリブルで中央を上がって寿人がシュートしたがGKキャッチ。
35分 寿人のスルーパスで抜けたガウボンだったが西川が飛び出しクリア。
36分 細かいパス交換からガウボンのボールを寿人がシュートヒットせず枠外。
37分 クサビのパスを受けた寿人がゴール前で潰されたがファウルもらえず。
39分 有村が左から仕掛けてきたがクリア。
39分 公太?の左からのクロスにガウボンが頭で合わせたがGK正面。
40分 左からのクロスにガウボンが競って頭で合わせたがヒットせず枠外。西山→梅崎
41分 マグノのドリブルからのクロスにドドが合わせたが大きく外へ。ジニーニョ身体をよく寄せていた。
42分 駒野の左足のクロス寿人が飛び込んだが届かず。西川痛む。
44分 駒野が右の深い位置からクロス。寿人がニアに飛び込んだが届かずGKがキャッチ。
45分 広島波状攻撃。大分必死で守る。
46分 右からの駒野のクロスから寿人〜浩司とつないでこぼれを拾ったガウボンが落ち着いてゴール!!!
47分 大分右からのクロスの折り返しをゴール前でドドがフリーでシュート!しかしなぜか外れる!!

最後のドドのシュートは決定的だったがそれまでの流れは完全に広島。チーム全体の気力で奪った勝ち越しゴールだった。

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大分戦速報(前半)

広島の先発メンバーは、GK:下田、D:駒野、ジニーニョ、小村、服部、MF:李、ベット、森崎和、茂原、FW:前田、大木、SUB:上野、吉田、森崎浩、ガウボン、佐藤寿。大分は、GK:西川、DF:柴小屋、深谷、有村、吉村、MF:西山、川田、梅田、阿部、FW:ドド、マグノ・アウベス、SUB:高嵜、三木、松橋、梅崎、高松。スタジアム周辺は雨が酷いようですが、ビッグアイは屋根を閉めているので影響無し。現地からの情報によるとあまり蒸し暑くもないとのことです。ただ、湿度は90%以上あるようです。

主審は砂川さん。広島ボールでキックオフ。
1分 左サイド深い位置で服部が倒されFK。蹴るのは駒野。西川のクリアの後、波状攻撃を仕掛けようとしたがスルーパスに前田が追いつけず。
4分 大木のパスを受けたベットがグラウンダーのミドルシュート惜しくも枠外!
7分 服部のアーリークロスはGKが直接キャッチ。
9分 茂原左の深い位置から低いクロスGKとDFの間を抜けて流れる。
10分 中盤でボールを持ったドドがミドルシュートDFに当たる。
13分 西山のドリブル服部がカバーしたがボールが足に当たって大分右からのCK。
14分 CKをはね返してカウンターから前田がボールを入れようとしたがクリア。拾って右からのクロスに大木が頭で合わせたが枠外。
19分 駒野の右からのクロスGKがパンチングクリア。ショートコーナーから李がカズにスルーパスわずかに合わず。
20分 前田がドリブル突破しようとするところ倒されFK。カズのループ状のキックはわずかに合わず。
22分 大分の左からのクロス右でクリアしきれずペナルティエリアの中に入られたが何とかクリア。
 最初はずっと広島ペースだったが、20分過ぎからやや大分のペースになって来た。
26分 左サイドで茂原が倒されFK。駒野のボールはGKが直接キャッチ。李が拾ってロングボールを入れたが外。
29分 茂原が中盤でカットしてスルーパス。抜けようとした前田が倒されたが前田のファウル。
32分 駒野のクロスは西川が直接キャッチ。その後ベットのドリブルをカットされて攻め込まれるが最後はクロスを下田がキャッチ。
33分 ベットの狭いところへのスルーパスを受けた大木が左足でシュート西川が横っ飛びでキャッチ。惜しかった。
35分 川田のロングシュートわずかに右に外れる。続いてマグノアウベスが抜けそうになったが駒野が必死でカバー。ナイスクリア。クリアボールを競り合った茂原が倒れたが起き上がった。
39分 左からのクロスをドド?にフリーでシュートされたが下田がナイスセーブ。
40分 ドドがロングシュート枠外。
42分 西山が茂原を抜いてペナ内からクロス小村がカバーして大分右からのCK。DFがクリア。
43分 広島右からのクロスDFがクリアCKへ。前田のボールはクリアされる。
45分 大分右からのCKはDFがクリア。ロスタイム1分は何事も無く終わり、0-0のままハーフタイムへ。

サンフは中盤でのパスカットやサイドからの攻撃からチャンスを作るが、前線のコンビネーションがもう一つ合っていない。もっと切り替えを速くしないと大分の守備は崩れない。大分の攻撃はワンパターンだが、しっかりとシュートまで持ち込んで来る。ボール支配は広島だが決定機は大分の方が多かったかも。

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2005.07.08

行くぞ!東アジア選手権(1)

4月に韓国に行って良かったのでそれに味を占めて?7月末から始まる東アジア選手権に行くことにしました。狙いは、8/3の日本×中国の女子・男子ダブルヘッダー。土地勘のある大田(デジョン)が会場だ、と言うのが一番の理由なのですが、そこしか休みが取れそうにない、と言う理由の方が大きいかな。

海外でサッカーを見る、となると考えなければならないのは航空券、ホテル、チケット、そして現地での移動。これについて調べたところ、今のところこんな感じです。

(1) この時期の関空〜ソウルの格安航空券の相場は45,000円ぐらい。ソウル便は各社いろいろあるのですが、どれも結構混む(特に日本を午前に出る便)ので早めの手配が必要。

(2) ソウル泊のツアーは質も値段もピンキリ。色々調べたなかで最安だったのは、HISの2泊3日37,800円のものでした。ここのツアーは行き帰りで土産物屋に連れて行かれるのが鬱陶しい上に、大田泊の日のソウル泊をキャンセルできないのが辛いところですが、航空券+1泊と考えれば安いものだと思います。(ただし2人以上で行くときだけ。)

(3) 大田で観戦した後に泊まるのに最も適しているのが、儒城温泉(ユソン・オンチョン)。大田ワールドカップスタジアムからは、たぶんタクシーで10分程度で着くはずです。ここのホテルもピンからキリまであってたぶん当日探しても何とかなると思うのですが、私は家族連れなので日本から予約を入れました。色々調べたなかで一番良かったのは、意外にも「旅の窓口」(楽天トラベル)。以前は海外のホテルは比較的高いのばかりでイマイチだったのですが、最近ではリーズナブルな価格のものから予約が可能です。

(4) チケットですが、公式サイトにはまだ情報が出ていません。「大象旅行社」のサイトによると発売は7/1から。料金は5万〜3万ウォンだそうで、さすがにKリーグよりはちょっと高いようです。3,000円程度の手数料と配送料を払えば代行取得してくれるそうですが、41,000人収容の大田ワールドカップスタジアムが日本×中国で満員になるとはとても思えないので、現地で何とかなると信じています。

(5) 現地での移動ですが、ソウル〜大田はKTX、セマウル号、高速バスといろいろあるので問題ないはず。たぶん、ソウルからバスに乗って儒城で直接下りれるはずです。もっとも、カウンターでチケットを買って正しいバスに乗り、正しいバス停で下りるのが案外難しいのですが... まあ、いざとなったらタクシーを使うことにすれば問題ないはず。韓国はほんと、タクシーが安くて便利です。

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2005.07.07

オーストラリアのAFC移籍

最近、オーストラリアのアジアサッカー連盟(AFC)への「移籍」が正式に決まりました。オセアニア連盟(OFC)が認め、AFCが認めたのなら特に反対することは無い、とのことで、ほとんど何も揉めることなく決まったとのこと。これによりオーストラリアは来年からアジアカップの予選を戦うことになるそうです。

これまで国の「連盟間移籍」の例はあって、いずれもアジアからヨーロッパ、と言うものでした。かつてアジア代表としてワールドカップに出場したこともあるイスラエルは、国民のほとんどが欧州人であることや、中東の複雑な政治情勢も考えての「移籍」でした。(のはずです。)

最近の例ではカザフスタン。もともとソ連の一部として欧州に含まれていたこの国は、独立したのに伴ってサッカー協会を発足させ、地理的に近いアジアに加入しました。そしてフランスW杯の予選では、日本とも同組で鎬を削ったこともありました。しかし広大なアジアの中での長距離移動はこの若い国にとってはかなりの負担だったようで、そう言う大変さを防ぐための「移籍」だった、と聞いています。

この例で見るように、これまでの連盟間移籍はサッカー以外のやむを得ない事情を鑑みてのものでした。それにどちらの国も特に「強国」と言うわけではないので(最近のイスラエルは違いますけど)、さほど大きな影響もなく移籍が認められていた、と言う気がします。

ところが今回のオーストラリアは、かなり事情が違います。その一つの大きな理由は、OFCの小ささと立場の弱さ。W杯への出場枠は常に0.5で、オセアニアを勝ち抜いてもその後には必ずプレーオフが待っています。フランス大会の時はアジアのイラン。日韓大会の時には、南米のウルグアイ。十分に骨のある相手と対戦せざるをえない破目に陥り、そしてどちらも敗退の憂き目にあっています。OFCで「無敵」のオーストラリアですらそうなのですが、他は推して知るべし。OFC全体のレベルの低さと、その現状を打開したいオーストラリアの意思が、この「移籍」と言う決断に導いたのだろう、と思います。

#因みに「サッカーマガジン」に載っていたOFCの見解(オーストラリアの一人勝ち状態で発展が望めないから賛成した)と言うのは本音なんでしょうか?どうせ次は「ニュージーランドの一人勝ち」になってしまって、ますます日陰に追いやられるのは目に見えている、と思うのですが。

ともあれこれで正式にアジア連盟の一員になったオーストラリアは、来年のアジアカップ予選からAFCの大会に参加します。日本にとっては強力なライバルが一つ増えることになるわけですが、ここはポジティブに捉えたい、と思います。何と言ってもレベルアップのために必要なのは切磋琢磨。日本も隣に韓国という強力なライバルがいて、中東には歯が立たないと言う時代を越えて、2大会連続でアジアを制覇し、3大会連続でW杯を勝ち取るところまで来たわけです。今後「世界」と戦っていくためには、日常的に競うことの出来るライバルは多ければ多いほどいい。特にこれまで日本とオーストラリアの協会は、良い関係を築いて来ています。(例えばアルゼンチンがキリン杯をドタキャンしたときに、代理で来てくれたのがオーストラリアだった。)ぜひとも「東アジア連盟」にも入ってもらい、東アジアカップ等にも参加してもらって、ともにレベルアップしていく関係になって欲しいもの。日本とオーストラリアは距離的には遠い(7千kmぐらい?)のですが、ヨーロッパから見ればどちらも遥か極東の国なのですから。

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2005.07.03

札幌ドーム訪問記

sapporodome
 先週、札幌出張のついでに札幌ドームを見て来ました。札幌ドームはもちろんコンサドーレの本拠地ですが、別に試合の日というわけでは無かったので、単なる見学。まだ実物を見た事が無かったので見てみたかったと言うこと、特にスタジアムの外に運び出して養生する芝生と言うのがどんなものかということでした。

 写真の一つはそれなんですが、いやーこりゃ凄いもんです。札幌ドームは一見巨大な体育館か万博のパビリオンか、と言う雰囲気なのですが、それにサッカー場が隣接している、と言う感じ。ピッチの周りはすり鉢状になっているので、ここで試合をしようと思えば出来そうです。私が行った時はちょうど天気が良くて太陽がさんさんと降り注いでいて、芝生は伸び伸びと葉を伸ばしていました。屋根付きのサッカースタジアムにはたいてい太陽が当たりにくい死角があって、芝生の生育が難しかったりするものですが、これなら絶対大丈夫。他のイベントで芝生が踏み荒らされるとかの心配もありませんし、ある意味究極のシステムだ、と言えるかもしれません。(コストを考えなければ、ですが。)

 札幌スタジアムにはスポーツショップがあって、そこではもちろん地元チームのファイターズとコンサドーレのグッズを売っています。ただ、全体的にはファイターズが押し気味。コンサグッズはお店のスペースの1/4ぐらいに押し込められて、やや窮屈そうな感じでした。その中で発見したのが2つ目の写真です。これはアクリル製のバッグタグなのですが、登場している選手は中山と林の二人だけでした。因みに他のグッズを見ても、ユニフォーム系を除くと選手名入りのはこのバッグタグのみ。広島から移籍した二人は札幌のファンに受け入れられているようで、何よりだと思いました。

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