大きな大きなオウンゴール〜日本×バーレーン
インタビューで中村俊輔選手が「苦しかった」と語っていましたが、確かに見ていて非常に息苦しい試合でした。ボールを支配しながら崩せなかった前半。どんどん攻めてチャンスを作りながらも点が取れなかった後半の前半。そしてバーレーンの攻勢を受けて危ないシーンもあった後半の後半。いやほんと、勝てて良かった、と思います。
W杯予選は内容より結果。極論すれば勝てば何でもいいわけですが、それにしても特に前半にはイライラさせられました。もしかするとバーレーンの速い攻撃を警戒していたと言うことなのかも知れませんが、ボールを支配していた、とは言え全体的に遅い!スペースを使えていなかった上に動き出しが遅く、バーレーン守備陣が組織を固めているところに突入してははね返されるばかり。これは点を取られる気もしないが取れる気もしない、と言う感じでした。
しかし後半、三都主が果敢に上がり始めると完全に日本のペース。高原がいまひとつキレが悪く完全に崩したシーンは少なかったものの、スペースを上手に使ってチャンスを量産。ここでバーレーンを精神的に追い詰めたのが、あのオウンゴール(それにしても見事な「ゴール」でした ^_^;)に繋がったのだと思います。その後のバーレーンの猛攻は怖かったのですが、ラストパスの精度が低く見た目ほどは危ない感じはありませんでした。なんせ、守りに入ると非常に強いジーコ・ジャパン。最後は余裕で逃げきったように見えました。
これで日本は前半の3試合で勝ち点6。最高の結果とは言えないものの、ドイツに向けてまずは上々の結果である、と言って良いでしょう。問題は、バーレーン〜北朝鮮とアウェイが続く6月ラウンド。ここで勝ち点4〜6が取れれば予選突破は(ほぼ)確定ですが、逆に0〜3に終わると最後のイラン戦は勝たなければならないと言う状況になってしまいます。W杯予選はこれからが本番。今はとにかくジーコ監督と彼に選ばれた選手たちを信じたい、と思います。
| 固定リンク


コメント
せとさん,こんにちは。
本当にラッキーで北朝鮮戦に続いてチケットゲットできまして,生観戦してきました。
せとさんがおっしゃるように,日本は全体的に運動量が足らず(遅く),逆サイドへの大きなパス展開による崩しもなく,FWに有効なボールを全く供給できませんでした。得点の匂いすらしない…ピンチ,と思っていたら,相手が素晴らしいシュートを決めてくれまして勝てました。僕の周りの観客は『小笠原を入れて4バックにしろ』と後半になって攻め切れない状況で騒いでいたのですが,投入されたのは玉田で3バックのまま。それで得点になったのですから,これはもう『ジーコ=神』と言わざるをえません。頼みのヒデも及第点にはほど遠い出来でしたが,それでも勝てたこの勝ち点3は本当に大きいと思います。
(自分のとこアップする前に書き込みしてしまいました)
投稿: たつし | 2005.03.30 23:53
一体流れるようなパスワークや組織的な攻撃はどこへ行ったのでしょうか?
システム云々の問題ではなく
日本サッカーの特徴、めざす方向がこんなので
いいのか?と、問いかけたくなります。
一昔前の時代遅れのサッカーですよ。
3年間でチームをメチャクチャにしたジーコと
彼を据えた川淵氏の罪は大きいと言わざるを得ないでしょう。
投稿: トラマ | 2005.03.31 10:59
私は、前半の「不出来」はむしろ意図したものではないか、と見ています。なんせ中東から戻ってわずかに4日。時差ぼけは抜けたかも知れませんが、逆に一番辛い(かも知れない)時期です。それに勝って帰ったならまだしも、負けてきてこのゲームは絶対に負けられない試合です。仮にバーレーンにリードを許したら、大変なことになるのは火を見るよりも明らか。従って前半は慎重に、と言うゲームプランで行ったとしても全然不思議じゃない、と思います。
ジーコ監督としては、おそらく前半は慎重に行って後半立ち上がりに攻勢をかけて叩き潰す、と言う戦略だったのではないかと思います。それは半ば成功、半ば失敗。ゴールがオウンゴールだったことと1点しか取れなかったことは誤算だったと思いますが、それでも勝てたところに監督の「強運」が見えます。ジーコさんが日本のサッカーをレベルアップしてくれるかどうか、と言う点については私も少々懐疑的なのですが、これまでの日本に足りない「何か」をもたらしてくれる、と言う点では結構信頼しています。
投稿: せと☆ひでき | 2005.03.31 20:15