A3杯横浜FM×浦項
今年はアジアを取りに行く、と決意を固めている(らしい)岡田・横浜がどれだけ戦うのか。クラブレベルでは今シーズン初めての公式戦は、なかなか激しく、面白い戦いでした。
横浜は久保、安貞桓、遠藤らが怪我をしている上に代表疲れの松田、中澤がお休み。主力のうち9人?が欠場しているという、苦しいメンバー構成を強いられていました。対する浦項がどんなメンバーだったのかは分からないのですが、外国人3人が揃っていたところを見るとそう苦しいメンバーでもなさそうな感じ。ところが、最初にペースをつかんだのは横浜でした。
「F・マリノスの強さとは、『全員の守備意識だ』」と言う奥選手の言葉(サッカーマガジン)通り、横浜は全員がフルコートでボールを奪いに行きます。そして早速前半3分、その成果が出ます。相手のDFラインでの安易なパスをカットした清水がそのままドリブル突破し、3人に囲まれながらシュートを決めました。
ただ、その後は浦項ペース。横浜は3バックを中心に堅い守備ブロックを形成して踏みとどまったものの、前線でボールが落ち着かずなかなかチャンスを作れません。逆に後半19分にセットプレーから同点に追いつかれ、その後も浦項の猛攻を何とか凌いでやっとのことで勝ち点1を取った、と言う展開でした。
ただ、このゲームはやはり横浜のメンバーが揃っていなかった、と言う点を抜きにしては語れないと思います。この日の横浜は、中盤のメンバーはそれなりだったしDFも頑張っていたものの、やはりFWはやや頼りない感じを受けました。特に坂田を山崎に代えた後半は前線にボールが行ってもマイボールにすることができず、そのため何度もフォローに走っていた中盤の選手が疲弊していって最後は力が出せなくなった、と言う印象でした。
しかし、そんな状況でもきっちりと90分を戦い抜いて、相手に勝ち越し点を与えなかったところがこのチームらしいところだと思います。優勝するためにはなにが必要か、と言うことが控えメンバーにまで浸透している。だからこそ、苦しい展開でも引き分けに持ち込む事ができたのではないか、と思います。もしこの横浜が相手なら、サンフも対等以上に戦えるかもしれない。でも、それでも勝ちきることは非常に難しいんじゃないか。私はそんな感想を持ちました。
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