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2005.02.06

ライバルを占う(15)〜川崎F

 今季のJ1の各チームを見渡して、サンフレッチェにとって最も「ライバル」と言う名にふさわしいのが、この川崎なのかも知れません。J2で戦った一昨年の川崎との対戦成績は2分け2敗。全11チームのうち、唯一勝ち星の無いままに終わってしまいました。開幕戦での対戦では戸惑っているままに同点に追いつかれてJ2の厳しさを思い知らされ、2度目の対戦ではJ2初の敗戦。第3クールでもまたもや勝ちゲームを同点に持ち込まれ、最終節では昇格を狙う川崎の気迫に押されて敗戦を喫しています。結果的には広島が先に昇格したものの昨年は圧倒的な力を見せつけて早々にJ1昇格を決め、今年は同じステージで戦うことになりました。

 00年に昇格したときには大量補強でチームを作り替え、そのためにまとまりを欠いて最下位に終わった川崎。その轍を踏むことの無いように考えたのか、今年は昨年のチームに最小限の補強で二度目のJ1を戦うことにしました。

[IN] 森(京都)、小林(浦和)、鄭(名古屋)、飯尾(東京V)
[OUT] 岡山(福岡)、塩川(横浜FM)、町田(東京V)

 3人で77得点を取った3トップ、我那覇、ジュニーニョ、マルクスは今年も健在で、J1でも威力を発揮するのはほぼ間違いない、と思います。また天皇杯で活躍した飯尾をバックアップに取ったので、怪我や出場停止による欠場にも対応できるでしょう。また経験豊富な寺田、箕輪らの守備陣と長橋、アウグストの両サイドも計算できます。ただ、問題は彼らがベテランの域に達しつつある選手だと言うことと、バックアップの層の厚さと質。各チームに戦い方を覚えられ、苦しい状況になったときにどう対処するか。選手や監督の、更にチーム全体としての「引き出し」がどれだけあるか。それ次第では上位進出も、あるいは残留争い参入もありうるのではないか、と思います。

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