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2004.12.04

久保社長は語る

 中国新聞で連載された総括記事の第3回?に、久保社長が「心中を明かした」と言う内容の記事が載っていたという情報を聞きました。中国新聞のWebには掲載されていないため確認が取れなかったのですが、ようやくあるルートで確認できたので大要を紹介します。

 まず久保社長が下位に沈んだこと以上に悔しがったのは、若手に成長のあとが見られなかったこと。「試合で点をとっても、練習で悪かったら使われない。モチベーションを保つためしっかり話を聞いてくれたのか。『自分ではい上がってこい』ではなく、スタッフが自分から選手の視点まで下り、話し合ってほしかった。サテライトの元気のなさはこれが原因だろう」と、監督の起用と育成の方針に苦言を呈しています。

 また戦い方についても「淡白で燃えるものを感じなかった」と内容の悪さを指摘。主力の成長度の小ささとともに、「小野監督が指揮官兼リーダーとして引っ張っていく姿勢を見せなくてはならない」と、監督自身が殻を破ることを求めています。「残留という最低限の目標はクリアした。しかし、期待は裏切られたという気持ち」と言う言葉でも分かるように一定の評価はしつつも、シーズンを通しての成果を不十分だと考えている事は間違いないようです。

 ただ、だからと言って小野監督をサポートしないわけではなく、むしろ「続投を決めた以上、最大限にバックアップしていく」と力強く宣言しています。その一つが、戦力補強への強い意欲です。「ドリブルで突破ができる日本人FWを獲得したい。ボランチもほしいが、 中盤には高い能力の選手がいる。その分、センターフォワードに資金をかけたい」と語っていますが、実際にこのところの激しい動きを見れば、社長の強い意思が反映しているのは明らかでしょう。今朝の報道によるとチアゴとは契約を更新せず、複数の候補者と接触していて交渉中だとのこと。弱点を補強して、監督に「言い訳」を許さない戦力を補強するつもりだ、と見ました。

 「勝つことで成長する1年にしなくてはならない。それだけに、開幕ダッシュをかけ、最初から突っ走ってもらうつもりだ。サポーターに喜んでもらえるサッカーをすること。それが、観客動員につながり、より強いクラブになる」

 久保社長の最後の言葉が、とても心強いものに感じました。

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