ユースに関する記事
ユースの全国大会での優勝は今年2回目。昨年のJユース杯から数えれば3回連続ですし、昨年から通算すれば4つめのタイトルです。何度も優勝していたらだんだん飽きるんじゃないかな〜、などと思うのは優勝したことの無い人?で、やっぱり1度優勝すれば2度、2度優勝すればその次、と思うもの。特に高円宮杯はクラブユースと高校が同じ土俵で戦う「真の日本一」を決める大会で、サンフのユースにとっては昨年唯一取り逃したタイトルでもあります。従ってここで勝てたということには格別な思いがあります。
そしてこうなると、記事もいろいろ出てきます。その中で、特に面白かったのが次の報知新聞・川腰記者の観戦記。高校の部活が中心だった時代からクラブユース中心の時代に向けての転換点になるだろう、との予測は、なかなか含蓄の深いものがあります。
それに対してJ’s goalの松尾潤氏の記事は、個人的にはいまいちですね。サンフレッチェユースの課題として「ディフェンダーがマークすべき相手を完全に押さえきる技術と強さが足りない」と指摘しているのですが、これが何を指してそう言っているのか理解できない。決勝は確かに攻め込まれましたが、その大きな原因は全選手が身体の中に疲れをため込んでいたからで、むしろ無失点で切り抜けたのは磐田のFWを自由にさせなかったフィジカルと技術とスピリットがあったからこそ。それまでもずっと戦ってきて、鵬翔戦の1失点のみに抑えてきたことを評価していない、と言うのは良く分かりません。だいたいこの松尾氏はこれまでもなんかピント外れの記事を書いてきている人(確か、「広島ユースにはU-18代表の青山がいる」とか書いていたはず。いつの間にか修正されていましたが)なので、そのへんが表れているのかも知れません。
この大会を通じて注目の選手と言えば、やはり得点王の前田。日本サッカー協会の川淵キャプテンは「ぼくは"広島の大久保"と呼んでいる」と言っていたとか(広島には去年から大久保がいるって!)、U-19代表の大熊監督は「是非近くでみたい」と言ったとか(既に何回も代表候補に呼んでるって!)、訳の分からない?記事が満載です。
こうなると頼りは地元メディアですが、一番のお勧めは吉田さんが夏ぐらいに書いた記事。森山監督の熱血ぶりが余すところ無く書かれていて、なぜ決勝であのような「熱いサッカー」を見せる事ができたか、が分かるものとなっています。こうやってみると、サンフレッチェユースの優勝は広島だけの喜びではない、と思います。高校のサッカー部がU-18年代をリードしていた時代から、クラブユースが優位の時代へ。その日本サッカー界の流れの先頭に森山監督とサンフレッチェユースが立っているのだとすれば、それほど嬉しいことはありません。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15807/1680625
この記事へのトラックバック一覧です: ユースに関する記事:

コメント
松尾氏はウチの森脇や一誠がトップチームで
プレーをした経験があることを忘れてるんじゃないですか(笑)
槙野もサテでプレー経験あるみたいですし。
あのスケジュールで試合やれば誰だって終盤足が止まります
それを跳ね返したサンフのDF陣を評価してほしいですね。
準決勝については見てないのでなんとも言えません。
アジアユースの代表チームとサンフユースを一緒に
してほしくないですね。
根本的なチームのコンセプトがまるで違いますから。
森山監督と大熊監督の考え方の違いって言ってしまえば
それまでなんですけどね。
今後サンフユースに求めることは
機会があれば欧州や南米の同世代とゲームをしてほしいこと。
年代代表に選ばれなくても国際経験が積めるようになれば
さらに良い選手が出てくるでしょうね。
もっとも予算などの問題で難しいとは思うんですけど
投稿: トラマ | 2004.10.15 09:05