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2004.08.02

ジーコさんの正論

ジーコ監督はアジアカップ準々決勝の後のインタビューで、「相手の選手は、われわれが外すたびにおどけてみたり、自分たちの勝利をアピールしたりしていた。あれはやってはいけないこと」と語っています。うまくいかないゲーム運び、もはや奇跡しか信じるしかできなかったPK戦。それらの困難を勝ち抜いた後の発言にしては少々外れた事を言うんじゃないの?と思わないのでもないのですが、しかしそれは逆にそれだけ腹に据えかねたと言う事なのでしょう。私も冷静な目で見れば、ジーコさんのこの発言には同意します。スポーツは相手があってできること。従ってどんなに強い相手でも弱い相手でも尊重する気持ちが必要で、勝っても負けても相手を思いやる気持ちは必要です。従っていくら嬉しくても相手を愚弄するような行為はするべきではない、と言うのは確かだと思います。

ただ、このアジア大会がただの親善試合ではなくアジアの頂点を決める試合であり、日本がディフェンディングチャンピオン=倒すべき目標である、と言う点は忘れてはならないと思います。仮にこれが逆の立場だったらどうか。日本がヨルダンの立場で、相手がチャンピオンだったら。きっと良いプレーができたとき、勝てると思ったときには思わず大喜びしてしまうのではないでしょうか。

ジーコさんが言ったこと。それは確かに正論です。しかし、少々負け惜しみっぽいのではないかな、と思うのは穿ちすぎでしょうか?だいたいジーコさん自身も現役時代の末期に、相手チームにPKが与えられたときにセットされたボールにつばを吐くというとても相手(あるいは審判)を尊重しているとは言えない行為をして退場を食らっているのですが...

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