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2004.08.07

アジアカップ3位決定戦

こう言う大会の3位決定戦は、気の抜けたものになりがちです。決勝を目指して気持ちを張り詰めて来たものの、その一歩手前で敗れ去ったチーム同士の対戦と言うことを考えれば、凡戦になってしまうのも致し方のないところ。実際欧州選手権では、3位決定戦は行わずに終わってしまいます。

昨日行われたイランとバーレーンのゲームも、たぶんそんな感じなんだろうな、と思っていました。出場停止が相次ぎベストメンバーが組めないイランに対し、バーレーンも4人も新しいメンバーを起用してきて、W杯予選に向けてのチーム作りの一環にしようとしてるか、に見えました。

しかし、実際にゲームが始まってみるとまず最初にペースを掴んだのはイラン。素早い出足でバーレーンの攻撃を寸断し、高い技術を生かして攻め込むと言う形で、あっと言う間に先制してしまいました。前半の途中までは、イランの良いところばかりが目立って、正直「バーレーンには勝ち残る価値はなかったのでは」とまで思ってしまいました。しかしバーレーンは苦しい時間帯を凌ぐと、持ち前の個人戦術の高さを見せつけて反攻。FKから同点に追いつき、再びリードを許すとまた追いつき、と言う感じでイランに食らいついていきました。最終的なスコアから想像できるもの以上に、楽しめたゲームでした。

そんな中で印象に残った選手は沢山いるのですが、やはり特にイランのFWダエイが心に残ります。長年イランのエースとして君臨し、日本の前に立ちはだかってきたダエイ。キャリアの最盛期にはドイツ・ブンデスリーガで活躍しています。これまでの試合ではゴールはPKを蹴った1点のみ。さすがのダエイも衰えたか、と思って見ていたのです。

しかし、この日はPK以外にもゴールを決めて2得点。特に2点目は後半終了間際にマハダビキアのクロスを走り込んで来てゴールに押し込むというパターンで、「ダエイらしさ」をアピールしました。30代半ばのダエイが代表で戦うのは多分これが最後。そんな中でこう言う大きな仕事が出来るというのは素晴らしいことだ、と言えるのではないでしょうか。

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