久保の覚醒
久保は昨日のアイスランド戦でも2ゴール。ハンガリー戦、チェコ戦に続く3戦連続の4ゴール目で、日本の勝利に貢献しました。
これでいよいよ大器が覚醒した、と言う論調が広がっているようですが、個人的な感想を言わせてもらえば覚醒したのは久保自身ではなく、むしろ周りの選手なのではないか、と思います。もちろん、久保自身がゴールを重ねることによって自信をつけて冷静にプレーできるようになった、と言う側面はあるでしょう。シャイでなかなか回りに溶け込めなかったのが、何度も代表に呼ばれるうちに馴染んで来た、と言う側面もあると思います。しかし、もともと久保の最大の特徴(ただし調子のよいときに限る)は動き出しの速さ。サンフレッチェ時代にはパス出しとのタイミングが合わずにオフサイドを取られることが多かったのですが、それが合ったときの相手に与える脅威はピカイチのものがありました。
湯浅健二氏も書いているように久保は最初に代表に呼ばれたときからいわゆる「クリエイティブな無駄走り」をしていたわけですが、しかしこれまでそれに合わせるパスを出してくれたのは小笠原ぐらいで、中田英からも中村からもほとんどパスが出て来ていなかったように思います。久保が代表に初めて呼ばれて6年経って、ようやくお互いに理解と信頼を得た。それがチェコ戦のゴールや昨日の2ゴールに結びついた、と言えるのではないでしょうか。
ともあれ、ジーコ監督にとって「久保」と言う最終兵器を手に入れた事は、最近のチーム作りの中では大きな収穫でしょう。願わくばジーコ監督には、今後は久保を生かすような戦術と選手選考を考えて欲しいもの。そのために一度、久保に合わせる経験の豊富なサンフレッチェの選手を選んでみてはいかがでしょう?(^_^;)
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