2018/11/26

オーストラリアのプリペイドSIM

このところ2ヶ月連続でオーストラリア出張が入っていて、特に10月は妻も一緒に行くことになっていたと言うこともあって、初めて現地でプリペイドSIMを買って使う、と言うのを試してみました。今回はそのレポートです。

オーストラリアの通信事情ですが、大手の通信会社が3社あってその回線を使うMVNO業者がいろいろある、と言う点で日本とほぼ同じ。ただ違うのは各社がプリペイドSIMでお得なプランをいろいろ出していて、その間の競争が激しいことです。例えば7月時点の情報では「有効期間28日、データ容量3GB、国内通話無料、SMS無料」で$30(約2,500円)と言うのが標準的な相場だったのですが、最近はこれにボーナスで数十GBが付く、等のサービスが追加されたりして実質的な値下げ競争が続いています。これに対して日本からスマホを持って行ってローミングサービスを使った場合、1日の料金は1,000円〜3,000円。レンタルのポケットWiFiを持って行くとしてもやはり1日1,000円はかかるので、どう考えてもプリペイドSIMの方が安いのです。

まず10月の渡豪時には、シドニー空港の出口を出たところにあったブースで契約しました。ここで「5日間の滞在でデータは少なくていいのでなるべく安いもの」と伝えたら、ブースの係員が出してきたのがMVNO業者Libraの「$10/1GB」のプリペイドSIMでした。これを日本から持参したiPhone6S(もちろんSIMロック解除済み)に入れてアクティベートの手続きをしてもらったら、すぐに使えるようになりました。5日間1GBで不足することは無かったし、シドニー市内では繋がらないとか遅いとかの問題もなく、なかなか快適な5日間でした。

これに続く2度目のオーストラリア訪問は11月。この時は時間的な余裕が無いことが分かっていたので、空港でプリペイドSIMを買うのは諦めてスーパーで買ってみることにしました。いろいろ調べると、"Coles"と言うスーパーマーケットでColes Mobileを買うのがいい、と言うことだったので、たまたま滞在することになるホテルの近くの店舗で買うことにしました。ところがなぜかColes MobileのSIMが見つからなかったので、止むなく(よく分からないままに)「7日間有効/2019年2月までにactivateすれば1GB+3GBのボーナス付き」と言う宣伝文句に釣られてTelstraの$10のSIMを買いました。Telstraと言えば、日本で言えばdocomoのような大手の携帯会社。いざとなったら店舗もあちこちにあるし、多分大丈夫だろう、と思っての選択でした。

ということでこのSIMを$10で購入して、ホテルに戻ってiPhone6SにSIMを入れて、WiFiでネットに繋いでactivate。結構いろいろな情報を入力する必要があって面倒だったのですが、何とか全部入れることができました。そしたらすぐにTelstraから「activate手続き中。4時間以内に完了します」と言う意味のSMSが来たので、ほっとしたのでした。

ところがところが。4時間どころか次の日(日曜日)の朝になっても電話もネットも使えるようにならないのです。設定が悪いのかな、とか思いながらいろいろ調べてみたものの解決せず。止むなくTelstraのショップを探して、そこで相談してみたのですが、そこの係員は結局のところよく分からず、「アクティベーションの手続きにしばらくかかることがある。週末なので時間がかかっているのかも知れないので、もう少し待て」と言われて終わりました。

で、翌日の月曜日。Telstraの社員が出社して対応してくれて使えるようになるかなー、と思って待っていたのですが、何も変化がありません。activationの手続きをしてからもう丸2日間反応無し。こりゃやっぱりおかしいだろう、と言うことで、もう一度(別の)Telstraのショップに行ってみました。

最初はそこでも分からない、との回答だったのですが、少ししてから係の人が「Profileはどうなってる?」と聞いてきたのです。確かに僕のiPhoneは、SoftbankからYahoo! MobileにMNPしたと言う経緯もあって複数のプロファイルがインストールされていました。そこでそれらのプロファイルを全て削除したところ、無事Telstraのネットワークに接続できたのでした。

ところがそれで全て解決、ではありませんでした。何と少し使っただけで「容量不足」のワーニングが出たのです。最初はよく分からなかったのですが、どうやら買ったSIMが購入後のリチャージが前提だったようで、それが使えるまでのわずかなデータ容量しかなかったらしい。でもボーナスが1GB+3GB、と言うことだったはずなのに... これももしかするとshopに行けば分かったのかも知れないのですが、さすがに残り2日になってそこまでやる気力は出ませんでした。

つまり、TelstraのプリペイドSIMでまともに繋がったのは約1日。行ったり来たりの手間を考えると、とても割に合わない経験でした。これなら多少時間がかかっても、空港で契約して動作確認してから使い始めるべきだったな、と言うのが僕の結論。やはり快適な利用のためには、人手を介した方が良さそうです。

【余談1】
1回目の渡豪時には妻のAndroidスマホにも同じLibraのプリペイドSIMを入れたのですが、こちらは電話は使えたもののネットはなぜか使えず。通話ができれば十分だった、と言うこともあってあまり深くは追求しなかったのですが、本来であれば契約時にちゃんと確認すべきでした。

【余談2】
オーストラリアでいじり倒したiPhone6Sを日本に持って帰った時に元のYahoo! MobileのSIMを入れたところ、何とTelstraの時と同様にネットワークに繋がらない、と言う症状になりました。これはYahoo! Mobile用のプロファイルを消してしまったからだったのですが、その再インストールの方法がよく分からず自力では解決できず、帰国翌日に今度はYahoo! Mobileのショップに行く羽目になりました。で、そこでショップの係員に見てもらったら一発で解決。さすが、日本の携帯ショップの従業員のスキルは高い!

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2016/04/06

備忘録:YosemiteからEl Capitanへ

仕事用MacBook Airも自宅用MacBook ProもYosemiteで何の問題もなかったので(むしろEl Capitanにして問題が出るのが嫌だったので)OSのアップデートせずに半年過ごしていたのですが、ごく最近アップデートすることになり多少のトラブルに遭いました。と言うことで、以下は備忘録。

1) なぜアップデートすることになったか
(1-1)App StoreやiTunes StoreでApple IDの入力を求められた時に、「信頼できるデバイスに送られた認証コード」の入力を求められるようになった。しかもパスワード入力後に現われるはずの認証コード入力フィールドが出てこない。
(1-2)何度やっても同じなのでパスワードのリセットなどをしたが改善せず。どこかのサイトで「iPhoneで一度ログアウトしてログインすれば良い」と書いてあるのを見て、個人所有のiPhone6Sでログアウトして再びログインを試みた。すると「信頼できるデバイスであるiPhone5Sに認証コードを送ったのでそれを入力しろ」とのメッセージが出現。iPhone5Sは機種変更によって手元を離れたので、認証コード確認は不可能!
(1-3)いろいろ調べてみると、これはApple IDの認証方法が「2ファクタ認証」に設定されていたため。Apple IDの認証が強力になったのだが、問題はこの「2ファクタ認証」に対応しているOSがEl CapitanとiOS9しか無いこと。すなわち「2ファクタ認証」するためにはこれらのOSで動いているデバイスが2つ以上所有していなければならないのだが、僕が持っているのはiPhone6Sだけ。どうする?
(1-4)Yosemite上のSafariでiCloudにログインして、「2ファクタ認証」解除を試したところiPhone6Sに認証コードが出現。「2ファクタ認証」を解除したおかげで無事iPhone6SもApple IDログインが可能になった。
(1-5)Apple IDの認証が甘いままで放置するのは気持ちが悪いので、そのままSafariで「2ステップ確認」をオンにする。またiPhone6Sだけでは不安なので「信頼できるデバイス」にガラケーも登録。(因みに「2ファクタ認証」が出てこなくなったのだが今のところ理由は不明。)
(1-6)OSが古いままで同じことを繰り返すのは嫌なので、MacBook AirのOSをEl Capitanのアップデート。特に問題が無さそうだったので、MacBook ProもEl Capitan化。

2) 問題発生:TeXが走らない
(2-1) 実は、El CapitanにするとTeXが動かなくなると言うのは有名な話だったらしい。(例えばここ
(2-2) 調べた結果、ここに従えば比較的簡単に動くようになるらしい、と言うことでやってみる。
(2-3) この中で、MacTeX最新版ダウンロードが結構大変。ミラーサイト経由でも結構時間がかかる。
(2-4) 次のコマンド実行も4時間ぐらいかかった。
$ sudo tlmgr update --self --all
(2-5) このサイトのやり方だけではうまくいかず。こちらの「ゼロから構築」で何とかクリア。
(2-6) 以前コンパイルできた論文のtexファイルで試したところ、一応通るようになった。が、ちょっとでも修正するとエラーで進まなくなる。
(2-7) エラーの原因を一つ一つ調べたところ、元ファイルに変な文字コードが入っていたことが判明。それを削除したら通るようになった。ただ、なぜ前のファイルがそれでもコンパイルできていたのか未だに不明。(日本語のエンコーディングの問題かも?)

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2015/03/04

Adware

先日アメリカに出張した時のことでした。ホテルだったか友人の家だったか忘れたのですが、そこでネットに接続したあとブラウザがおかしな振る舞いをするようになりました。一つは検索エンジンで、Googleに設定していたはずがYAHOO!に変わってます。またホームページもなぜかYAHOO!になっていて、いくつかのサイトで自動的に広告のポップアップが出るようになってました。これらのうち検索エンジンとホームページは設定し直しで元に戻せたのですが、問題は広告のポップアップ。設定し直し等ではどうにもならず、調べたところadwareが悪さをしている、と言うことが分かりました。

このadware、一般的には「広告を目的とした通常は無料のソフトウェア」と言う意味でそれほど害はないらしいのですが、今回のadwareはユーザーの知らないうちに勝手にインストールされて広告を出し続けるわけで、ほとんど「マルウェア」(不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアの総称)だと言って良いもの。私のパソコンに入っていたadwareは"Flash Mall"と言うやつなのですがGoogleで検索すると結構悪名高いものらしく、早速The Safe Macなどを参照してAdware Medicと言うソフトを走らせて、ようやく駆除することができました。(因みにちゃんとdonationもしました!)

そんなわけでadwareの厄介さを知ったばかりの私だったわけですが、最近職場から「一部のLenovo製品にプリインストールされているソフトウェアの問題」と言うsubjectで警告のメールが届きました。これは、LenovoのパソコンにプリインストールされていたSuperFishと言うadwareがとんでもなく危険な代物だった、と言う話(例えばここを参照)です。何でも不正な証明書を発行してブラウザに受け入れさせるらしく、危険なサイトでも素通しになってしまうような抜け道を作るソフトだったとのこと。言わば、家を買ったら大家が犯罪者に合い鍵を渡していた、と言う類いの話で、本当に酷いもんだと思います。

私はどちらかと言えばネット上の危険に気をつけている方だと思っていたのですが、それでも感染してしまうadwareと言う名前のマルウェア。果たして本当の自衛手段はあるのでしょうか?

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2012/06/02

MacBook Proのキーボード交換

妻が使っている自宅のMacBook Proに、うっかり水をかけてしまいました。慌てて裏ぶたを開けて水をふき取り乾燥したのですが、キーボードのオプションキーが押しっぱなしのような症状が出ます。アップルストア内のGeneus Barで相談したところ、とりあえず分解してチェックするだけで7万円以上かかり、部品代を入れたら新品が買える値段になり兼ねない、と言われて断念。自分で修理する道を探ることにしました。

まずは本体の型を正確に知ることが重要なのですが、A1278にはマイナーバージョンが10もあります。システムプロファイラで「ハードウェアの概要」でモデルIDを見れば良いのですが、起動しないことには知りようがありません。いろいろ調べたのですが結局良く分からず、「たぶんCPUがCore 2 Duoで一番新しい機種だろう」と仮定して部品を調達することにしました。

部品を買ったのはPowerbookMedic。ここを見れば、分解の方法もちゃんと載っています。キーボードは「トップケース」と一体のパーツとして販売されていて、中古品だと約$170で送料込みで約$200。円高を考えると国内の中古やオークションで買うより安そうなので、これを使うことにしました。

で、パーツは昨日到着したので、早速今日交換をしてみました。PowerbookMedicにはLCDの外し方が載っていなかったので多少困ったのですが、そう言う時に頼りになるのはiFixit。そちらも参照しながら交換を行って、無事修理完了となりました。

因みに件のパソコンは実はCore i5のモデルで、購入したパーツは型番違いだったのですが、問題と言えば右側のスピーカーが入れにくかったことぐらい。水をかけたことによるキーボード以外の部分へのダメージもなく、無事復旧できました。(ただし、キー配列はUS版。これはこれでOK)

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2011/10/31

PowerMac G5の筐体にWindowsマシンを入れる(その4)

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まずはマザーボードの取りつけ。前述のようにアルミの板の筐体への取り付けがいい加減なのでマザーボードはぐらぐらしているのですが、拡張ボードを3枚(グラフィックボード、TVキャプチャーボード、サウンドボード)を入れてシャーシに固定するとそれなりにしっかりします。

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HDDはそのへんに転がっていたものを2台。1台はSATA、もう1台はIDEです。IDEはマザボの上にそれらしいコネクタがあるので繋いでみたのですが、なぜか認識せず。PowerMac G5に付いていたDVDドライブもIDEなのでこのポートが使えるとありがたいな、と思ったのですが、認識しないのであれば仕方がないので諦めて、SATAへの変換アダプタをかませて使うことにしました。

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次はケースファン。もともと風通しの良い筐体なのでそれほど大きなものは要らないはずです。なのでサイズの合う汎用のファンを買ってきて付ければ良いのですが、そこで目に留まったのが写真の2連のファンです。これはもともと拡張ボードの部分に挿して使うものなのですが、試しに買ってはめてみたらピタリ!わずかにずれてはいるものの、そんなことは気にならないぐらいきっちりとはまりました。

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続いて電源ですが、元々のJ4509のは壊れていたのでパソコンショップでジャンクの470Wの電源を1000円で買ってきて入れました。きっちりと取り付けるのも面倒なので、キッチン用のアルミテープで仮止めしただけ。とにかく巨大な筐体の中身はスカスカなので、どこに置いても大丈夫です。

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必要なものを筐体に入れて、配線も済ませた結果こうなりました。G5オリジナルのDVDドライブはそのまま残してありますが、IDEが使えないので配線はしてません。いずれSATAのドライブを手に入れたら入れ替えようと思っていますが、Macの場合のようにキーボードからトレイを開けるわけにはいかないので(できないよね?)やらないかも。むしろDVDとHDDの間のファンが動いていないので、これを使えるように(あるいは別のものを入れるとか)する方が優先かも知れません。

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こちらは組み上げた後の裏面です。まあまあ綺麗に仕上がっているように見えますが、実はマザボの外部入出力端子の部分がケースの裏面と高さが一致していません。なので少々無理やり感があるのですが、一応全ての端子が使えるのでいいことにします。また電源ケーブルもケースのコネクタに挿すようになってませんが、これも実用上は問題ないのでそのままです。

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と言うことで、出来上がりの写真がこれ。見た目はPoweMac G5のままで、Windows Vistaが走るパソコンの完成です。

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PowerMac G5の筐体にWindowsマシンを入れる(その3)

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これはマザーボードを取り付けるための自作のアダプタです。ホームセンターで25cm×25cmのアルミの板を買ってきて、それにネジ穴を開けただけです。一応現物を見ながら穴の位置を決めたのですが、位置決めの精度も工作精度もないなのでどちらも「成り行き」というところ。実際、ある程度の余裕が無いと取り付けの時にはまらなかったりするので、「なるべく頑張る」と言うコンセプトでの工作でした。

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この写真は、筐体に生えているポストにアルミ板をネジ止めした後です。この上にマザーボードを固定するわけですが、拡張ボードがスロットに合わないと困るので固定は緩め。後で締める方法は無いのでがたついてしまうのですすが、そのへんは目をつぶります。

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マザボ上のフロントパネル用の端子群のピンアサインメントの資料はGatewayのサイトにあったのですが、問題はG5のフロントパネルの方。ここ等に書いてあったもののモデルによる違いがあるかも知れないし、ピンの番号をどっちから数えたら良いのかも分からないので、とにかくテスターを当てながらパワースイッチをON/OFFして対応する配線を見つけました。(下の写真の右上を1番とすると、2番ピンと13番ピンがそれ。)他の配線(USBやFirewire)は諦め、LEDは長いのをマザボの上から引っ張ってフロントパネルの裏に貼り付けることにします。

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2011/10/30

PowerMac G5の筐体にWindowsマシンを入れる(その2)

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ようやくヒートシンクが外れて、ロジックボードが外せる状態になりました。このヒートシンクはCPU2つ分とは言え超巨大で、このまま捨てるのはもったいない、と思った程なのですが、さすがにそこまで手を入れる技術力も時間もないので諦めて、とにかく中身を全部出します。G5は筐体下部全体が電源になっているのですが、これも(もったいないけど)廃棄。ケーブル類もAppleらしく綺麗に取り回してあったのですが、これも使いようが無いので外します。

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スーパードライブ(いわゆるDVDマルチドライブ)は残してあって、可能であれば使いたいところ。HDDも本来の位置に納めるつもりですが、ケーブル類は使えそうにないので取り外します。またフロントパネルのスイッチやインターフェイスも使いたいので、端子の部分をバラそうとしたのですができず。ここから出ている18ピンのコネクタを生かすことにします。

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続いて考えたのは、PC用のマザーボードをどう固定するか、ということです。J4509のマザーボードはmicroATXのものより若干横に長いだけで、ネジ穴の位置等も互換性があるのですが、当然のことながらG5のロジックボードとの互換性はありません。ネジのポストの高さは14mmほどあって、そのままマザーボードを乗せれば高さは合うのですが、しかし固定は不可能。と言うことでG5筐体の取り付けポストを約半分まで削ってその上にアダプタを乗せ、アダプタ上に雌ねじ付きのポスト(長さ約7mm)を立ててそこにマザーボードを固定することにします。

ロジックボード固定用ポストを削るのに、最初に試したのはボール盤。大きめのドリルの刃を付けてポストをガリガリ削ってみたのですが、結論から言えば失敗。綺麗に削れなかっただけでなく、筐体の壁に近いところにはそもそもボール盤が届かず、削ることすらできません。いろいろ考えた末、ディスクグラインダーで削ることにしました。

また、マザーボードに上のインターフェイス端子の部分もG5の裏側のインターフェイスパネルと干渉するので、その部分を切り取らなければなりません。パネルの切り取りは最初は金鋸でやったのですがやはり筐体の近くまでは行けないので、こちらもディスクグラインダーの出動となりました。

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ディスクグラインダーは危ないし、高さの調整をしながら削るのが難しいのですが、そんなことは言ってられません。とにかく削り足りないよりは削りすぎの方がマシだろう、と言う感じで、マザーボードが乗る範囲のポストをえいやっと削りました。

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出来上がりがこれ。マジックで書いた線がマザボの範囲なのですが、その中にあるネジ穴用ポストの高さが全て7mm以下になるように削りました。またマザボのインターフェイスが出る部分についても、そのサイズに合わせて筐体を切り取りました。

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実はケースファンの吸い込み口部分は外してから切り取ったのですが、後から考えると切りすぎだったかも。どうせケースファンの部分は切り取らないのなら、筐体のその部分も残しておけば良かった。

これまででG5の筐体の加工は終わり。これ以降は、パーツの組み込みに入ります。

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PowerMac G5の筐体にWindowsマシンを入れる(その1)

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つくばに単身赴任中に購入したのがこのパソコン。eMachinesのJ4509と言うやつで、地デジのキャプチャーボードが付いているのでTV&ハードディスクレコーダーとして使っていました。いろいろトラブルがありつつも3年間使っていたのですが、数カ月前に突然立ち上がらなくなりました。結局は電源交換で直ったのですが、いろいろやってたおかげで、目の前には余ったマザーボード、CPU、メモリ、グラフィックボード等が。これに自宅や研究室に転がっている部品を組み合わせれば、もう1台PCができそうなのですが、だからと言ってわざわざケースを買うほどでもないな、と思って周囲を見渡して見つけたのが、既に現役を引退して久しいPowerMac G5。

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たぶん、同等品を買ったら数万円はするであろうオールアルミの巨大な筐体。このマシン自体は5,6年経っているはずですが、Appleは同じデザインのマシンを今でもMac Proとして売っています。この中に件のパーツを入れればいいんじゃないか、と思ってネットで検索するとこことかここのように既にやっている人もいます。多少の金属工作が必要ですが職場に工具はいろいろあるので、何とかなりそうです。

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まず最初にしなければならないのは、このG5の臓物を引っ張りだすこと。G5の分解についてもいくつか参考になるサイトがある(こことかこことか)のでそれを見ながらやります。

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この中で最難関だったのが、CPUのヒートシンクの取り外し。「G5」のロゴ入りのカバーはプラスチックのピンを壊すことで何とかなったのですが、ヒートシンクをロジックボードに固定している六角ネジが深い&固い!ダイソーで長い柄のついた2.5mmの六角ドライバーを買ってきてやってみたのですが、とても回らず。止むなく短めのアーレンキーをどうにか差し込み、隙間から手を入れて何とか回すことができました。

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2011/06/10

Appleの新社屋

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Appleの新しい本社ビルの計画が話題になっています。コンセプトは「宇宙船」だそうですが...

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SPring-8

むしろ「放射光施設」じゃないでしょうか?これらの施設に馴染みがある立場からすれば、全然斬新じゃないな〜

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ESRF (European Synchrotron Radiation Facility)

こっちの方が、よっぽど宇宙船っぽいぞ。

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2005/12/23

ホットスポットを探す機械

最近あったらいいなと思うのは、無線LANの電波を探すコンパクトな機械です。携帯電話ぐらいの大きさで液晶ディスプレイが付いていて、電源をONにするとその場に飛んでいる無線LANの電波をキャッチして、名前とともに表示してくれるようなやつ。自分が契約しているプロバイダを登録しておくことができて、それで接続可能かどうかもチェックしてくれたら言うことありません。

なぜそう言うのが欲しいと思ったかというと、街中にホットスポットが増えてきた、と言う事情があります。私は今までモバイルはPowerBookにエッジをつないでやっていたのですが、接続に時間がかかるのと遅いのが難点でした。だからたまたまPowerBookを開いたときにAirMacが接続可能なホットスポットを見つけると、大喜びで接続していました。

でも、問題はパソコンを開いてみないと電波が来ているかどうかが分からないこと。無線LANの電波は到達距離が短いためちょっと動くと電波の状態が良くなることも多いので、パソコンを開いたままうろうろすることも時々あります。そんな時、無線LANの電波を調べることの出来る機械があればパソコンを開かなくても良いわけで、あったら便利だろうと思うわけです。

これをもっと強く感じたのはシドニーに行った時です。以前も書いたのですが、@niftyのアカウントで使えるローミングサービスによる接続可能なホットスポットがあちこちにあるはずなのに、どこにあるのか良く分からない。従って行き当たりばったりでパソコンを開いて、接続してみて初めて使用可能かが分かる、と言う苦労をしたわけです。

日本は携帯電話でモバイルする人が多いためか、ホットスポットの普及はシドニーよりは遅い感じですが、しかしこれからはどんどん増えて行くのは間違いない。となると、私と同じように無線LANの電波を探してうろうろする人も増えるはず。電波をキャッチして表示するだけならコストもさほどでもないでしょうし、作ったら結構儲かるんじゃないか、と思うのですが。(あるいはもし既にそう言う商品があるとしたら、ぜひ教えて下さい。)

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