2009/07/13

1週間ぶりのKEK

午前中は中性子・ミュオンの全体会議。いろいろ話題があったが、特に裁量労働制を導入するか否か、について話しあった。また夕方は物構研の数人のメンバーで集まって、「サマーチャレンジ」の可能性について検討した。その他の時間は雑用いろいろ。1週間ぶりのKEKだったので、やるべきことが山ほどあった。

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2009/07/10

帰りに立ち寄る

熊取での研究会を終えて、昨夜は淀屋橋に宿泊。朝早起きして京大理学部へ行って、吉川さんの部屋で谷森さん、清水さんを交えて打ち合わせをした。その後吉川研のセミナーに出て、昼過ぎの新幹線でつくばに戻った。

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2009/07/09

NSE研究会

今日は午後から京大原子炉(KUR)でNSEの研究会が行われた。毎年恒例で行われるこの研究会。今年はJSTのプロジェクトが年度内に終了すると言うことと、J-PARCの装置検討委員会に出した申請書が期限切れになると言う状況のもと、日本のNSEをどう構築して行くか、と言う観点からの研究会となった。いろいろな発表があって散漫な感じもあったのだが、個人的にはいろいろな状況が分かり、また今後の方向性も打ち出せて良かった、と思う。

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2009/07/08

熊取へ

sample table@BL-40XU

朝10時までSPring-8で実験。その後熊取の京大原子炉に移動して、日野さん、川端さんとNSEについて議論した。

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2009/07/07

micro-beam SAXS@SPring-8

micro-beam SAXS

今日からSPring-8でmicro-beam SAXS実験。北畑さんら吉川研時代からの共同研究者たちと、BL-40XUで実験を行った。マイクロビームの実験は先日PFでやったのに続いて2回目なのだが、ここはPFのBL-4Aとは使い勝手がずいぶん違う。同じような装置でも作った人の考え方の違いが反映している、と言うわけだろう。今日はビームライン担当者の太田さんにセットアップしてもらって、その後いろいろなサンプルについて入れ替わり立ち替わり実験をした。

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2009/07/06

J-PARC完成記念式典

R0010158

今日の午後3時半から、東京九段で「J-PARC完成記念式典」が行われた。KEKと原子力機構(当時原研)がそれぞれの加速器の計画を統合して「大強度陽子加速器計画」としてスタートしてから10年。それから様々な紆余曲折を経ながら、昨年は中性子とミュオンを、今年はハドロンとニュートリノを予定通り発生させることができた。今日は関係者多数と文部科学大臣や参議院議長を初め国会議員、学術会議会長、海外の研究者ら錚々たる来賓を招いて完成を祝った。

Prof. Makoto Kobayashi

そして、この中で記念講演を行ったのはノーベル賞受賞者の小林誠さん。彼はJ-PARC建設のど真ん中だった2003年〜2006年にKEK素核研の所長を務めていたわけで、完成に対する思いもひとしおだったものと思われる。今日はJ-PARCで行われるサイエンス全般について紹介したのだが、彼の口から「中性子回折とは」と言う話を聞くのはなかなか新鮮だった。

因みに今日の午前中はKEKに行って仕事。先週出張している間に引っ越しがあり、これまでの普通の部屋から主幹室に移っていたのでとりあえず使えるように片づけをした。またその後、今日〆切のPFの課題審査の仕事をした。「式典」は小林さんの話が終わってすぐに抜け出して、明日からの実験に備えてSPring-8に移動した。

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2009/07/03

領域研究会最終日

領域研究会最終日のスタートは、大阪市大の坪田さんの招待講演から。「乱流にも構造がある」と言うレオナルド・ダ・ビンチの言葉から始まって、量子渦とボーズ・アインシュタイン凝縮、乱流など専門外の僕にも分かったような気になるような話だった。因みに坪田さんは京大理学部時代の先輩でずっと年賀状のやり取りをしているのだが、20年以上会っていなかった。今回久々に会えて、しかも頑張っている様子が分かって嬉しかった。

研究会は昼までで終わり、夕方の飛行機でつくばに戻る。

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2009/07/02

領域研究会2日目

領域研究会2日目は、朝のセッションからポスターセッション、午後のセッション、そして懇親会とずっとプログラムが詰まっていたのだが、重要なメールが次々と来ていたので途中で何度か抜け出して「仕事」をしていた。

因みに研究会の発表の中では、北大電子研の永井健治さんの話が面白かった。これは蛍光タンパクのアミノ酸配列を操作することによって、「良く光るタンパク質」や「最短波長で光るタンパク質」を作り出す、と言うもの。流行とは逆の方向を狙って研究するのが新しい結果を生み出す秘訣であること、失敗にめげずに他人の何倍もの試行錯誤を繰り返すことが成功の鍵であることなど、参考になる話が多かった。

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2009/07/01

第4回領域研究会

今日から科研費特定領域「ソフトマター物理」の領域研究会。午前中は九大の木村さんら4人、午後は京大の小貫さんら3人が講演し、そのほかポスターセッションが行われた。

夕方は「若手勉強会」の組織委員会を食事を兼ねながら行った。因みにこの「若手勉強会」は、筑波大の宮崎さんの努力の甲斐あって何とか会場を確保し、当初の計画通り9/2〜4に行うことになった。記念講演の講師を「超撥水表面」の辻井薫氏と「タンパク質結晶学」の若槻壮市氏にお願いし、若手理論家の宮崎さん、福田さん、森田さん、野口さんにそれぞれの分野の基礎から応用を紹介してもらい、更にKEKの施設見学を行う、と言うプログラムとなっている。最近は「夏の学校」が多すぎて参加する方も大変だと思うが、ぜひ多くの若手研究者に参加して欲しいものだ。

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2009/06/30

久々の課題研究

今日の午前中は秋に予定されている国際会議のアブストラクト書きをした。午後は、課題研究Q8に行ってJ-PARCと中性子散乱について話をした。京大にいる頃は「ソフトマターと散乱法」と言う感じで話すことが多かったのだが、今回は自分の立場も考えて?中性子の話を中心にして、その中にソフトマターに関する研究を入れる、と言う感じにした。

課題研究が終わった後は、京大を発って神戸空港へ。明日から始まる科研費特定領域の会議のため、札幌入りした。

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2009/06/29

京大にて

午前中は、ちょうど京大に来ていた清水さんとともに物二の谷森さんと今後のことについていろいろと議論した。午後は課題演習B8に顔を出し、NS君と論文について議論し、その他いろいろとデスクワークをした。

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2009/06/26

荷造り

午前中KEKに行って、部屋の片づけをする。急きょ来週末に部屋替えをすることになったのだが、それまでの間ずっと出張で荷造りができないので、できる範囲でやっておこうと思ったわけだ。結局机の周辺だけしかできなかったのだが、何もしないよりはましだろう。

その後、京都に移動。京大に行って、KS君と新しい論文の内容について議論した。

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2009/06/25

小角散乱の教科書

午前中はASC09の打ち合わせ。委員長の岡田さんと秘書の方2名とともに、配布物などについて打ち合わせした。

午後は論文のゲラをチェックした後、小角散乱の教科書の執筆をした。この教科書は元名古屋大の今栄先生がリーダーとなって、中性子によるソフトマターの研究手法についてまとめると言うもの。僕は小角散乱のデータ解析に関する部分を担当している。内容的には以前エジプトで講義をしたときのものの焼き直しで良いのだが、数式の書き直しや番号の付け直しなどで思ったより時間がかかった。また最近長尾君と書いた論文の話も入れて、一応完成版として送ることが出来た。

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2009/06/24

会議×3

朝9時半からASC09の組織委員会があったので30分だけ出席。続いて中性子ミュオンの教授会があった。午後は3時から構造物性センターのリーダー会議。これらの合間に、小角散乱の教科書の執筆をちょっとだけした。

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2009/06/23

有楽町と柏の葉

午前中は有楽町にある九大東京事務所へ。高原さんと反射率計での研究の進め方についての打ち合わせをした。終了後、柏の葉にある東大物性研へ移動。物性研中性子のスタッフとKEK中性子のスタッフとで、共同で建設するチョッパー分光器の運営の仕方について話しあった。

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2009/06/22

物性研IRTP会議

午前中はKEKへ行って仕事。助教の公募への応募を考えている人が面談に来たので対応した。

午後は物性研へ。中性子の共同利用のやり方、特に装置をメインテナンスしながら研究も行うIRTに関する議論に参加した。

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2009/06/19

MLF課題申請(2009B)

午前中は東海でMLF会議。昼食後にBL16に行き、ついでにBL10で実験中の大山さん(東北大)といろいろと話をしてきた。

午後はつくばに戻って、まずはメールのチェック。処理しなければならない案件が多くて、今年度後期分のMLF課題申請を修正する時間が作れなかった。

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2009/06/18

8月、9月に向けて

午前中はASC09の組織委員会。この会議は8/2が開幕なので、あと1ヶ月半と言うことになる。準備は着々と進んではいるのだがまだまだやるべきことが多いので、来週から毎週集まって打ち合わせすることになった。

夕方は早めにKEKを出て筑波大に行く。9/2から始まる特定領域の「若手勉強会」の会場に予定しているので、その下見と言うことである。こちらはまだ時間はあるのだが、これから宣伝して参加者を集めなければならないので実質的な余裕はそれほどない。

どちらも手を抜くわけにはいかない仕事なのだが、来週からいろいろと出張の予定が入っているのでどれだけできるか分からない。まだ切羽詰まっているわけではないのだが、いささか憂鬱だ。

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2009/06/17

中性子GL会議

今日は毎月定例の中性子グループリーダー会議。午前中いっぱいをかけて、中性子科学研究系の方針について話し合った。午後はデスクワークで、午前中の会議の議事録を作ったり「コロイド界面」の講演申し込みをしたりした。

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2009/06/16

会議が多くて

午前中は東海へ。中性子の技術開発について話し合う会議に出た。

午後はつくばで会議が2つ。まずは「研究推進会議」で、KEK全体の方針に関わる会議である。今日は特にJ-PARCとKEKBの今後についていろいろ面白い?話が聞けた。その後は「物構研責任者会議」で、全部が終わったのは7時半過ぎだった。これらの会議の合間にいくつか打ち合わせやメールの処理などをしたのだがとても全部は終わらず、帰宅して夕食を食べた後にしばらくは仕事をせざるを得なかった。

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2009/06/15

中性子ミュオンセミナー

今日の午後は、「中性子ミュオンセミナー」が行われた。これは中性子科学研究系、ミュオン科学研究系の研究交流が目的で、今回が初めて。ミュオンの准教授の下村さんが、ミュオンを物質に注入した時にできる「ミュオニウム」を使って半導体の性質を調べた、と言う話を紹介した。

その他の時間は「雑用」に勤しむ。金曜日が休暇で今日の午前中も人間ドックだったので、仕事が溜まって大変だった。

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2009/06/11

中性子メールマガジン

今日は一日中PF実験。昨日のマイクロビームの続きである。メインの北畑、住野の2人の他に京大、東大、千葉大からも参加して、総勢10人で寄ってたかって実験を楽しんだ。

僕は時々自分のオフィスに戻って、やらなければならない仕事をこなす。その中で久々に「中性子メールマガジン」を出した。これは僕が主幹になってから始めたもので、中性子科学研究系を取り巻く動きをまとめて構成員全員に配布する、と言うものだ。4月は頻繁に出していたのだが徐々に間隔が長くなって、前回に引き続いて3週間ぶりのものとなった。これだけ空くと何があったか忘れてしまうものなので、今後は内容は少なくてももう少し頻繁に出した方がいいかも。

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2009/06/10

マイクロビーム

今日から北畑さんのPFのビームタイム。BL-4Aでのマイクロビームを使った小角散乱の実験である。ここでは一度、東大の篠原さんがやっているところを見せてもらった事があるのだが、非平衡状態でのラメラ状構造形成が重要、と言う住野君の論文の結果を確認するには最も適した装置であると言うことは分かっていた。ただ、とにかく初めての装置だし、どの程度の散乱が出るのか等も分からなかったので時間がかかるかと思ったのだが、夜9時から始めた実験なのに12時前にはほぼ予想通りの結果が出てしまった。ビームタイムは明後日の朝までなので、いろいろ楽しめそうだ。

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2009/06/09

落選

4月に提出し、5月にヒアリングに行った競争的資金の「落選」のお知らせが来た。「2週間ほどで結果が出る」と言う話だったのになかなか来なかったのでダメかも、と疑っていたのだが、やはりその通りだった。もともと、僕の研究者としての「格」を考えると大きすぎる申請だったのでしょうがないのだが、申請書書きとヒアリングを通してそれなりに手応えを感じてもいたので、ここで蹴られてしまったのは残念。

午前中は、概算要求に向けての資料作り。Canvasを駆使して3D風の概念図を作り、装置の概要をまとめたのだが、自分では一度も使ったことがないもので、今後もあまり自分の研究には使わなさそうな装置である。やらなければならない仕事なので仕方がないのだが、少々釈然としないところもある。また午後も引き続き概算要求に関する別の資料を作ったり、報告書のまとめや研究会に向けての準備等をした。

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2009/06/08

「雑用」の日

午前中はNML全体会議で、午後は構造物性センターの会議があった。

今日の会議はどちらもそれほど大変なものではなかったので気楽な一日だったか、と言うとそうでもない。科研費の勉強会や概算要求に関する仕事、人事に関する仕事など、いわゆる「雑用」に分類されることがいろいろあって気がついたら夕方になっていた。

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2009/06/05

会場がない

今日は月に一度のMLF会議。昨日の施設利用委員会の内容と重なる部分が多かった。また会議の前後にMLFに行って、京大原子炉の日野さんらと打ち合わせをした。

ところで、秋に科研費特定領域の「若手勉強会」を開催しようと物性研の柴山さんらと準備を進めている。日程を決め、招待者を決め、大枠は決まったかと思って安心していたら今朝になって予定していた場所が使えない、と言う連絡が入った。会場として考えていたKEKが一般公開の直前の時期で、その上大学院の入試もあるので部屋がいっぱいだ、と言うのである。昨日の段階では3号館のセミナーホールが使える、と言う話だったのに... 急きょ他の場所の確保に動いたのだが、産総研は難しそうだし筑波大は授業が始まってしまうし、その上会場費も無いのでエポカルも難しそう。う〜〜ん、これは困った。

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2009/06/04

PowerBook G4復活

R0010044


今日の午前中はASC09の全体会議。終了後に東海に移動して、午後からMLF施設利用委員会に出席した。

午前中のASC09の会議だがこのところずっと予定が合わず、久々の出席だった。「本番」まで残り2ヶ月となっていろいろやるべきことが多いぞ、と言う話だったのだが、その中でしばしば「この話は公開できない話だから」と言うような断りが入った。最初は何のことか良く分からなかったのだが、もしかして僕がこのブログに何か書く、と警戒されていたのかも?確かに僕は結構危ういことも書いているように見えるかも知れないけど、一応考えて書いているのでご心配なく>誰となく

東海に行ったついでに、つくばキャンパスの部屋に置いてあったPowerBook G4(12インチ)を持って行った。このPBは京大時代に買ったもので、持ち歩き用のパソコンとして長年(3年ほど?)愛用していたものだ。昨年買ったMacBook Airに持ち歩き機の地位を譲って「引退」していたのだが、このたび東海キャンパス用パソコンとして復活した、と言うわけだ。かなりヘビーに使っていたおかげでバックライトがへたって画面が暗めなのが難点なのだが、外部モニタを繋げば問題なし。速度も今流行りの「ネットブック」に比べれば十分に使いものになるレベルだ。つくばキャンパス、東海キャンパスとオフィスが2つになるので「もう一台パソコンを買おうかな」と一瞬思ったのだが、当面はAppleに金を貢がずに済みそうだ。

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2009/06/03

振替休日

我々は普通、休日に仕事をしても手当ては出ないことになっている。だからと言って何もしないと労基法上問題なので、会議など記録に残る仕事がない日を見つけて振替休日に設定している。普通は休日出勤の直前か直後に設定しなければならないらしいのだが、GW中のアメリカ出張の分が消化できずに溜まっていたので、今日はその振替休日である。

と言うことで、今日は趣味?で職場に行って、物構研シンポに関する打ち合わせに参加したり科研費特定領域の勉強会の準備をしたり、あるいは小角散乱の教科書の原稿を修正したりした。(因みに一昨日も振替休日だったので、山田君とのdiscussionは「趣味」でやってました。)

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2009/06/02

NOVA完成披露式典

今日は東海で「NOVA完成披露式典」が行われた。

NOVAと言うのはJ-PARCに建設している中性子散乱実験装置で、正式名称は「高強度中性子全散乱装置」と言う。パルス中性子の特徴を生かし、なおかつ全立体角を覆うようにカウンターを並べて広い運動量空間の散乱をいっぺんに捕まえよう、と言う装置である。NEDOの「水素吸蔵合金」プロジェクトがKEKとの協力の元に作っていたのだが、この度完成を見たと言うことで今日の式典となった。今日は物構研の下村所長やJ-PARCの永宮センター長、NEDOのプロジェクトリーダーで産総研の秋葉さん、経済産業省のお役人など多くの要人が来て、装置の完成を祝った。

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2009/06/01

discussion

今日は久しぶり(たぶん4/22以来)に何も予定の無い日だった。と言うことでだいたいはデスクワーク。今までペンディングにしていたいろいろな仕事をこなした。また山田君といろいろとscientificな議論が出来て良かった。

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2009/05/29

中性子PAC

今日は今年度1回目の中性子PAC。新しく選んだ委員を集めての、初めての会議である。僕が主幹になってからの最初の会議でもあるので、昨日から今日の午前にかけてそれなりにしっかりと準備して臨んだ。委員をお願いしている人は忙しい人ばかりでいつも集めるのが大変なのだが、今回は結構多くの人に集まってもらってしっかりと議論ができた。

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2009/05/28

デスクワークとCMRC

今日は朝から午後の途中までデスクワーク。いろいろなところへメールを書き、書類を作り、久々にいくつか論文を読んだ。3時からは構造物性センター(CMRC)のリーダー会議。強相関等他のグループは物構研内にある程度の人数がいるので共同研究もできるのだが、ソフトマターはほとんど人がいないのでとても形にならない。当面は柴山研との「中性子ソフトマターセミナー」やつくば近辺の人たちによる「つくばソフトマター研究会」を軸にしてやっていくしかないかも。

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2009/05/27

物構研所長懇談会と責任者会議

今日の午後、所長懇談会があった。そこで物構研のメンバー全体に中性子科学研究系の説明をしなければならないので、午前中からその資料作りを進めた。また所長懇談会の前には責任者会議があった。

夕方、責任者会議の懇親会があったのだが、そこで気付いたのはメンバーに東大と阪大の出身者が多いらしい、ということ。中性子関係者には京大の人や京大出身者が多いのでそれが普通のような気がしていたのだが、物構研全体で見るとそうでもないのだろうか。考えてみれば、京大関係でミュオンをやっている人がいないのはもちろん、放射光もそう多くないような気がする。物理の世界には「学閥」のようなものはないのだが、しかし研究室の流れなどである分野に特に特定の大学の関係者が多い、と言うことは良くあることである。それが、今の中性子と放射光、ミュオンの中での京大関係者の比率に影響しているのかも知れない。

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2009/05/26

東海の1日

朝はまずJ-PARC/MLFへ。BL16の作業を見に行った。その後SANS-Uへ行ってKS君の実験終了まで付き合い、ついでに次のユーザの今井さんのセットアップを手伝った。

午後はNTT11号館で共用法に関する打ち合わせ。その他にもいろいろと仕事をして、夕方久々につくばに帰る

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2009/05/25

SANS-U第3日

R0010034

金曜日から続いているSANS-Uの実験は今日が3日目。ずっと圧力実験をしているのだが、圧力を上げると妙な散乱パターンが出るので困っている。扱っている系は非常にシンプルなのであまり構造ができそうには無いのだが、それでも出るのはintrinsicなものなのか、それともartifactか。そのへんを明らかにするためには、基本的な点に立ち戻って実験をしてみるしかない。

午前中はJ-PARCへ行ってBL16の作業の監督。午後は「中性子・ミュオン教授会議」があったので出席のため「いばらき量子ビームセンター」(写真)へ行った。

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2009/05/22

MLF会議とSANS-U

今日は朝から東海へ。午前中はMLF会議に出席し、午後はKS君とSANS-Uの実験をした。SANS-Uの実験の待ち時間には、まずは菱田論文を読んでコメントを送り、火曜日の中性子グループリーダー会議の議事録をまとめる。続いて久々に「中性子メルマガ」を書いて送り、最後はようやくAsian Science Campのための仕事に取り掛かった。今日も濃密な一日だった。

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2009/05/21

ヒアリング

朝5時に起きてPFへ。今回の実験は特にトラブルもなく、順調に終了した。

昼前に家を出て都内某所へ。ある大型予算のヒアリングに行ってきた。4月下旬に提出した研究計画の内容に関するもので、今回は第一回目の面接である。準備期間が長く取れなかったためいささか緊張したが、言いたいことはほぼ言えて質疑応答も破綻はなかった(はず)。やるべきことはやったので、後は結果を待つだけだ。(と言っても二次審査に進めるかどうかだけなのだが。)

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2009/05/20

加速器・共通基盤施設運営会議

今日からPFのBL-15Aでのビームタイム。代表者の眞山さんは欠席だったが、北畑さんや武仲さんら4人がやってきて実験する。前のユーザがカメラ長を最大にしておいてくれたおかげで、あまり調整しなくて済んだ。

と言うことでPFは共同研究者に任せて「加速器・共通基盤施設運営会議」に出席した。加速器施設と共通基盤施設はKEKを支える4つの柱のうちの2つで、素核研や物構研と同様に外部委員を含めた運営委員会で最終的に決まる、と言うシステムがある。物構研と違うところがあるのは当然だが、結構似ているところもあった。

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2009/05/19

中性子GL会議

午前中は2度目の中性子GL会議。9時から始めたのだが議論がいろいろとあって終わったのは1時過ぎ。まだ議論した方が良い感じもあったのだが、時間的、体力的にそのへんが限界だった。午後はいくつか「雑用」をして、後は明後日のヒアリングに向けての準備をした。

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2009/05/18

マスクをかけて

自宅待機期間が終わったので、今日からマスクをかけて出勤。午前中はつくばに行き、ある程度仕事をこなして東海へ行く。午後はまずJ-PARCで「MLF実験装置運転計画会議」があり、その後BL16で打ち合わせ。すぐにつくばに戻って、物構研責任者会議に出席した。

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2009/05/14

帰国

ニューヨークのケネディ空港12時半発のANA便で、本日無事帰国した。行きはGW中だったにも関わらず空席が目立つ感じだったのだが、今日の便は8割程度の混雑で、横になって寝て帰る、と言うわけには行かなかった。

ところで成田での検疫だが、ゲートへの到着後に係官が10人程度乗り込んできた。まずはサーモメータによる体温測定と問診表の回収で、これは思ったよりもすぐ(たぶん10分ぐらい?)で終わった。しかしその中で何人かに感染の疑いがあったのか、係官の動きが慌ただしくなって何人かが行ったり来たり。その間、何のアナウンスも説明もないので、我々はただ静かに待っているだけである。そうこうするうちに、右側のブロックの人は無罪放免ということになったので僕は40分ぐらいで飛行機を下りたのだが、中間のブロックと左側のブロック(因みに物性研の吉澤さんはここ)の人はもうしばらく機内に残っていたようだ。何事もなかったのであれば良いのだが。

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2009/05/13

日米委員会2日目

Usj

「日米委員会」2日目の昨日は、日本とアメリカの双方の合意事項を文書にして、アメリカ側はDOEのDr. Montano、日本側は物性研の吉澤さんとJAEAの藤井さんがサインした。午前中はそのための合意書作りが行われたのだが、オブザーバーの私と上床さんはいなくても大丈夫だ、と言うことで、CUNYの古賀さんの研究室に遊びに行ってきた。

午後は会場が置かれたBNL内の新しい施設Center for Functional Nanomaterials (CFN)の見学と、建設中の放射光源National Synchrotron Light Source II (NSLS-II)の説明を聞いた。NSLS-IIの大きな柱として非弾性X線散乱 (IXS)が据えられているのだが、その主なターゲットがソフトマターやバイオだった、と言うのに少々驚いた。IXSがカバーするエネルギー領域はmeVでありソフトマターで主に効いているスローダイナミクスは見れないところなのだが、いったいどのようなサイエンスがあるのだろうか。後で調べてみよう。

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2009/05/12

日米協力委員会

昨日から"2009 meeting of the Steering Committee of the US-Japan Program on Neutron Scattering"が始まった。この「日米協力プログラム」は東大物性研と原研(現原子力機構)がアメリカのDOE(Department of Energy)と共同で進めているもので、1989年に日米両政府間で結ばれた「日米科学技術協力協定」のもとで行われている。僕はこれまでこのお金で何度かアメリカに実験に来させてもらっているので、今回は日本側の委員会の委員の一人としてオブザーバー参加しに来た、と言うわけである。昨日は日本側は物性研と原子力機構、アメリカ側はBNLとORNLのそれぞれの立場から現状を報告し、今後に向けての議論が行われた。

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2009/05/11

ニューヨークからBNLへ

明日から始まる「日米協力運営委員会」に備えて、今日はニューヨークからブルックヘブン国立研究所(BNL)に移動した。BNLはニューヨークの中心部からロングアイランドを60マイルほど奥に行ったところにある。ロングアイランドの中にはLIRRと言う鉄道が走っていてBNLの近くまでは行けるのだが、駅からBNLまでの交通手段がない。と言うことで、僕と同様に委員会に参加する柴山さんと一緒にケネデイ空港からハイヤー(って言うのかな?)で移動することになった。

柴山さんの到着は7時半過ぎ。それからハイヤーの運転手は怖いぐらいに飛ばして来たのだが、それでもBNLに着いたときには9時を回っていた。時間的な余裕が無かったため僕も柴山さんも食事はまだだったのだが、人里離れた研究所から足もないのに食事に行けるはずもなく、ようやく見つけた自販機でコーラとプレッツェルを買って合わせて$1.75の夕食となった。またゲストハウスは古いモーテル、と言う感じでとても1泊$106の価値があるとは思えない。アメリカに来て今日で1週間と1日目だが、これまでの中で最悪の夜だ、と言えるかも。

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2009/05/10

出勤禁止

アメリカ時間の今朝早く(日本時間では昨日の夕方)、KEKからショックなメールが来た。

======================
新型インフルエンザ感染発生国からの帰国者に対する対応等について

世界的に拡大している新型インフルエンザの感染が、日本でも海外か
らの帰国者に確認されたことに伴い、本機構では、以下のとおりの対
応をとることとします。

1 感染発生国からの帰国者
 ・感染発生国から帰国した職員は、帰国日を含めて7日間は機構に
 出勤せず自宅で待機のうえ、毎日必ず体温測定を行ってください。
(以下略)
======================
共同利用者を含む外来者への新型インフルエンザに対する機構の対応について

 世界的に拡大している新型インフルエンザの感染が、日本でも海外
からの帰国者に確認されたことに伴い、本機構では職員と同様に、共
同利用者を含む外来者に対しても以下のとおり対応することとします。

 ・感染発生国から入国及び帰国した外来者(共同利用者を含む)に
 対しても入国日を含めて7日間は機構への来訪はご遠慮ください。
 ・この措置の対象者としては、機構で開催される会議、研究会等へ
 の参加者も含まれます。
(以下略)
======================

この通知がすぐに撤回されない限り、14日帰国予定の私は20日まで自宅で謹慎状態でいなければならない、と言うことになる。私は一応、出張命令者の物性研や上司である所長・副所長にも相談し、許可を得てアメリカに来ているのだが、まさかその出張中にこんなことになるとは思わなかった。

もちろん、自分が感染源になってウィルスをバラ捲くようなことはしたくないし、危険性があるうちは来るな、と言うのも分かるのだが、ただ問題はこのインフルエンザがそこまで気をつけなければならないものなのか、ということである。

「新型インフルエンザ各国感染者数・死者数」に見られるように、昨日朝の段階で感染者数は29ヶ国3438人に上っている。WHOが言っているように、世界的大流行の一歩手前、と言う認識は間違っていないと思われる。このウィルスには免疫がない人ばかりであることを考えると、日本国内での人から人への感染が始まれば一気に広がると見るのは自然だろう。

ただ、だから危険かというとそれはまた別だ、と思う。例えば「インフルエンザによる死亡数の推移」に見られるように、このウィルスは弱毒性だと言う認識が一般的で、「日本の対策については『少しナーバスになり過ぎているところがあるかもしれない』」と言う指摘もあるらしい。最初に流行したメキシコでは、感染者数に比べて死亡者が非常に多い(とは言え3%程度)と言われて不安が広がったわけだが、このメキシコを除けば致死率は0.1%程度。すなわち過去に大流行した「スペイン風邪」や「アジア風邪」等のインフルエンザに比べても被害はずっと小さいのである。(因みに鳥インフルエンザは致死率が60%にも上るらしく、これは大変恐ろしい。)

そもそも冬に流行る季節性インフルエンザも0.05%程度の死亡率はあるわけで、今回の新型インフルエンザも季節性インフルエンザと危険性はほとんど変わらない、と考えるのが妥当ではないかと思う。にも関わらず日本国内であれほど騒ぎ、その上国際的な共同利用機関であるKEKが国際交流を実質的に否定するような事を(しかも他よりも率先して)決めるのはどういうことか。止むを得ない措置だとは言え残念なことである。

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2009/05/08

第2ターゲットステーション

ICNSは今日(現地時間で5/7)で終了。午後のセッションを途中まで聞いて、移動のために空港に来た。明日はNISTの長尾さんのところを訪問して議論して、日曜日から「日米協力委員会」のためにBrookheaven National Laboratoryに行く予定である。

ところで最終日の昼に、SNSの第2ターゲットステーション(STS)に関するミーティングがあったので見に行った。2006年に建設を終了したSNSは、その後着々とパワーアップして900kWまで来ていて、フルパワーの1.4MWも見えてきている。そしてその後のプロジェクトであるSTSについても建設終了と同時期ぐらいに検討を始めていて、今年度は日本で言うところの「調査費」が付いているのだそうだ。ここまでの検討では第一ターゲットステーション(FTS)に行っているパルスの3回に1回をこちらに回して20Hzのパルスを作り、これを冷中性子に特化したパルス幅1msのロングパルスステーションにする、と言うことで進んでいるとのこと。ソフトマターの研究に役立つ小角散乱やスピンエコー、反射率計を重視した施設、と言う位置づけなのだそうだ。(つまり、ヨーロッパで計画中のESSと同じコンセプト。)日本のJ-PARCはSNSの2年遅れぐらいで進んでいるのだが、第2ターゲットステーションについてはまだ検討しよう、と言う声すら出ていない(私の知る限り)わけで、この点ではアメリカから遥かに出遅れている、と言わざるを得ない。

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2009/05/07

ICNS3日目

今日(現地時間では5/6)は、"New Instruments"のセッションと"Biological Molecules: Structure and Dynamics"のセッションを聞きに行った。また夕方はポスターセッションと平行してバンケット。アメリカンスタイルなのかも知れないが、いつ始まったか、いつ終わったかも分からないようなパーティーで、リラックスして多くの人と話ができた。出国前はインフルエンザ騒ぎでずいぶん悩んだ今回の出張だったが、色々な意味で来て良かった、と思った。

ところで、日本人の大量キャンセルはもう会場では「ネタ」扱い。セッションチェアが「次の講演は日本人なのでキャンセルです」と言うと、聴衆からも「そうだと思ってたよ」と言う反応が出る、と言う感じだった。

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2009/05/06

ICNS2日目

今日(日本時間の昨日)はICNSの2日目。午前中は主に"Chemistry and Earth Science"、午後は”Surface and Interface"のセッションに行ったのだが、全体的にconfined geometry絡みの話が多かった。夕方のポスターセッションをはさんで、夜8時からRichterの受賞講演(ヨーロッパ中性子科学会によるもの)と、次回のICNS会場候補のアナウンスがあった。次回は2013年のヨーロッパでの開催が決まっていて、候補として挙がっているのはエジンバラ、グルノーブル、ヴェニスの3都市。参加者による投票で決まるとのことだが、さてどこに投票しよう?

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2009/05/05

ICNS始まる

ICNS(International Conference on Neutron Scattering)は、今日から本格的な開幕となった。会場となっているKnoxville Convention Centerはdowntownの中心部にある施設で、周囲は広々としていて会場そのものもゆったりとしている。今回の参加者は全体で600人を越えたそうだが、十分なキャパシティで組織化もよくされていて、うまく運営されていると感じた。

ただその中での一つの問題は講演の多くがキャンセルされたということ。しかもそのほとんどが日本人のものである。大学や施設からの渡航禁止の措置は日本だけではなく韓国でも出ているらしいのだが、もともと日本のこの業界での影響力は韓国に比べて遥かに大きいため非常に目立つ。しかも日本以外の国、特にヨーロッパ各国では特にそのような制限はしていないらしいので、日本人だけがインフルエンザが怖くて来なかった、というようにも見える。実際、私の知り合いの欧米人から「日本人なのにアメリカに来るとはえらいな」と茶化される始末だった。

なお、日本の政府や関係者が疫病の感染に対して慎重になるのは当然で、悪くなる可能性があるならば極力手を打っていこう、と考えるのは理解できる。ただ、発生国のメキシコだけでなく感染者が出た国を一くくりにして危険を煽るようなやり方は、正直言ってどうかと思う。WHOだって「人の往来を妨げる必要はない」と言っているのである。このような会議に招待された(つまり、国際的に重要な人物だと考えられている)日本人が大勢キャンセルした、という事実が及ぼす長期的な影響についても、考える必要があると思うのだが。

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2009/05/04

新型インフルエンザの状況は?

日本時間で昨日の昼前に成田を出る便でアメリカに向かい、Washington DC経由で2時過ぎにKnoxvilleに到着した。GW中の出国便と言うことで飛行機の混雑を覚悟していたのだが、空席率は半分ぐらい。これはやはり「新型インフルエンザ」の影響なのだろうか。おかげで3席を独占して横になって寝ながら来ることができた。

アメリカに来てみると、伝染病が流行っていると言う様子は全く見られない。空港での検疫なんてないし、マスクをかけている人も全く見かけなかった。現地の人によると、不安はあるものの今のところウィルスは弱毒性である可能性が高いと言うことで、それほど重大だとは考えていない様子。むしろ、日本の対応の方が過剰なんじゃないか、と言う感じがした。

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2009/05/01

物構研運営会議

今日は3時から、物構研運営会議があった。大学とは違う運営形態をとるKEKは、研究所も教授会ではなく「運営会議」が最高決定機関となる。研究所内のメンバーである内部委員と外部の委員を合わせて20人強が集まって、研究所の方針や人事について話し合い、決定するのである。今日は今年度の第1回目ということもあって、盛りだくさんな内容だった。

午前中から運営会議までの時間は、ICNSのポスター作成を行った。また会議終了後は「中性子メルマガ」を書いたりした。

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2009/04/30

どうなるアメリカ出張

午後から物構研責任者会議。続いて構造物性センターの会議があって、終わったのは8時半過ぎだった。

今日から本格的にICNSの発表の準備を始めたのだが、やり始めると結構いろいろと考えなければならないことがある。と言うことで論文を読んだりデータを見直したりしていたら、完成まではほど遠い状態で終わった。

ところで朝、物性研の吉澤さんに電話して「US-Japan」の委員会が予定通り開催されるのかどうか聞いてみた。それによると、今のところ中止する予定はないとのこと。と言うことで個人的には「行く」と言うことで最終決断したつもりなのだが、しかし周りの状況はどんどん変化する。とうとう日本人にも感染の疑いのある人が出たらしいし、KEKからもキャンセルする人が出てきた。さて、困ったな。

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2009/04/28

東海版歓迎会

今日は書類上は振替休日。出張日程が日曜日にかかっているので、その代わりに休みを取ることになっている。会議など公的な仕事がある日に振替えるわけにはいかないので、特に予定がない日に入れたというわけだ。ただ、残念なことに休んでいる間に他の人が仕事を進めてくれているわけではないので、普通に出勤してICNSの発表用ポスターを作ったりした。

午後から東海キャンパスへ。夕方、中性子科学研究系の東海キャンパス版歓迎会を行った。

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2009/04/27

豚インフルエンザ

今日は昼から「MLF実験装置運転計画会議」と言うのがあったので、J-PARCへ行ってきた。そこで話題になったのは豚インフルエンザ。メキシコでの感染がアメリカにも拡大して来たということで、JAEAの人たちはICNSへの出席をキャンセルしたらしい。僕もできればキャンセルしたいところだが、今回の出張は"US-Japan Steering Committee"への出席が主目的なのでそう簡単に止めるわけにはいかないし、航空券とICNSの登録費だって払ってしまったし... ともかくこの件に関してはしばらく様子見するしか無さそうだ。

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2009/04/25

来訪者対応

今日は10時から「来訪者対応」に行った。(この言葉が正式なものなのかどうか知らないのだが、KEK国際企画課からの連絡メールにはそう書いてあった。)この来訪者、と言うのはスウェーデン政府からの人たちで、文部省にあたるところの科学政策担当者やResearch Council(学術振興会みたいなものか)の一番偉い人、大使館の科学技術担当者など、そうそうたる面々がKEKの見学に来たのである。あちらが偉い人たちなのでこちらも当然それに対応する人ということで、鈴木機構長と高崎理事、それに永宮J-PARCセンター長が来ていた。で私はと言うと、いわば代理の代理の代理あたり。本来なら下村所長が来るところだったのだが都合が悪く、副所長以下も予定が合わず私にお鉢が回ってきた、と言うわけだ。午前中は機構長とセンター長がKEKとJ-PARCについて紹介し、あちらの話を30分聞いて昼食を食べて、ようやくお役ごめんとなった。

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2009/04/24

NTT11号館

今日は午後から中性子・ミュオンの教授会議。初めて旧NTT11号館(現いばらき量子ビーム研究センター)の部屋の中に入った。その後J-PARCで開かれていた中性子利用セクション会議に出席した。

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2009/04/23

参考和訳

昨日は「日本語2000字」を追加で書かなければ、と思いながら帰ったのだが、今朝改めて申請の手引きを見るとそんなもんではない事が判明した。何と、英語で書いた「研究構想」の部分を和訳したものを付けてCD-Rに焼いて送れ、とのこと。それ自体は「参考和訳」と言うことで申請書そのものでは無いのだが、しかしだからと言っていい加減に書いていい、と言うわけではない。自分で書いた文章なので別に内容を理解する必要は無いのだが、しかし全部で8ページある英語を和訳するのはそう簡単なことではないと言うことを思い知ることになった。

それでも何とか午前中には和訳を終了し、図の配置やフォーマットなどの微妙な調整をして提出書類は昼過ぎには揃った。早速これらをCD-Rに焼き、発送を事務室にお願いして第一段階終了。午後はe-Rad経由の提出で記述する「日本語2000字」を用意し、何度かアップロードと確認、修正を繰り返して4時45分頃全てが終わった。応募を決めてから1ヶ月。いろいろ調べ、考え、何人かに相談もしながら申請書作りを進めてきたのだが、それが何とか期限内に終わってほっとした。

その後「構造物性センター」の会議をして、今日の仕事は終了。

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2009/04/22

editage

明日が外部資金の申請締め切りなので、今日は朝から申請書作りに専念した。申請書全体が一通り書けたので「e-Rad」を使ってアップロードしてみたのだが、そこで初めて「申請書」以外にも日本語の文章を2000字ほど書かなければならないことに気づいた。その上明日は、郵便局が開いている時間に申請書と論文のPDFファイルなどをCD-Rに焼いて送らなければならないのだが...明日は早い時間から集中して頑張らなければ。

ところで今回は英文の申請書なので、一昨日業者に英文校正を頼んだ。京大にいる時にはPHOEBUSを使うことが多かったのだが、急ぎで頼むと結構高いので今回はeditageにした。ここはインドに本拠がある会社らしいのだが、日本語でのやり取りが可能で校正の結果も日本語で説明が来る。その上仕事も早くて、申し込んで1日ちょっとで結果が届いた。出来上がった英文には少々癖があるような気がしたのだがまあ納得できる、というレベルで、役に立った。

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2009/04/21

中性子グループリーダー会議

午前中は、中性子グループリーダー会議を行った。これまで中性子科学研究系には「教授会」とほぼ毎週開催される「職員会議」があって、その中で方針などが話し合われてきたのだが、前者は内容を絞った不定期なもの、後者は出席してもしなくてもいいと言う感じのはっきりしないものだった。これまで1年間ここにいて、これではうまく情報も伝わらないし積み上げの話もできない、と言う問題意識を持っていたので、主幹としての仕事の最初としてこの会議の定期開催を決めたのである。今日は物構研やJ-PARC全体の流れや予算の話など内容がたくさんあり、時間もかかったのだが意義のある話し合いができた。ただ、メンバーの一人が直前になって出席をキャンセルし、代理も出さなかったのは残念。しかもその後、話し合って決めたことに対していちゃもんを付けてきたのには参った。

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2009/04/20

会議と会議準備

午前中は人事関係の会議があり、1時過ぎまでかかった。午後は明日の会議の準備と申請書書きの続きなど。先週海外出張していたお陰で溜まっていた雑用をこなすだけで、結構時間を食った。

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2009/04/17

ソウルの一日

今日は韓国化学会の2日目。午前中は韓国語のセッションしか無さそうだったので、ホテルやその周辺で申請書書きをする。午後は昨日の続きの「高分子とシンクロトロン」セッション。韓国ではどんな研究が流行っているのか、がある程度分かった。また早朝にホテルの周りを1時間以上散歩したり、夜には「JUMP」というパフォーマンスを見に行ったりとソウルでの1日を堪能した。

ところで今回、韓国化学会が私のような外国人を招待して特別にセッションをやったのは、政府関係をはじめいろいろな方面へのアピールという意味があったらしい。浦項のシンクロトロン(PAL)はPFなどに比べればずっと立派で恵まれているような気がしたのだが、実際には企業からの援助をもとにしていて政府からのサポートはほとんどないとのこと。今後のリング増強計画や自由電子レーザー計画の実現のためには、合わせて500億円ほどのお金を引っ張ってこないといけないのだそうだ。Reeさんは個人レベルでの研究費はたくさん持っているものの100億を越えるお金が自由になるはずもなく、いろいろと苦労しているようだ。韓国は科学の面では日本をライバル視すると言うよりもなんとか学ぼうとしている、というようにも見えるのだが、時折焦りのようなものも見えて少々痛々しい。ただ、だからと言って日本があらゆる面で凌駕しているかというとそんなことはなくて、韓国が上を行っている分野もいくつかはある。中でも小角散乱と反射率計に関しては、日本ではまだ持っていないような装置も既に稼働していて、しかも専任の研究者を付けて本格的に進めていたりする。かつて半導体や液晶は日本をリードする産業だったのに今や韓国の後塵を拝していたりするわけで、同じようなことが基礎科学の分野で起きない、とも限らない。韓国人がよく言うように「Dynamic Koreaの精神を発揮して」「ノーベル賞を取る」事がたやすくできるとは思わないが、少なくとも彼らのパワーと物事の進め方から見習わなければならないものはあるのではないだろうか。

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2009/04/16

Korean Chemical Society

今日からKorean Chemical Society (韓国化学会)の第103回大会である。僕は午後からの出席で良いので、午前中はホテルの部屋でずっと仕事をしていた。

昼前に学会会場のCOEXへ。このCOEXと言うのが何の略だったか忘れてしまったのだが、とにかく巨大な施設でおしゃれなお店やアミューズメント施設、会議場、展示場等が一体となったところである。学会には沢山の人が参加しているから行けばどこか分かるだろう、と思えばさにあらず。表示はハングルばかりでさっぱり分からず、学会参加者じゃなさそうな人もいっぱいで、その上受付で聞いても今一つ要領を得ない。困ったな、と思いつつ歩いていたら組織委員の服装をした人がいたので教えてもらって受付は分かったのだが、今度は受付に行ってもどうしたらいいか分からず「VIPルーム」と名付けられた待合室の場所を教えられただけ。そこで待っていても埒が明かない感じだったので、教えてもらっていた講演会場の番号を頼りに、その場に行って事無きを得た。

因みに講演はそんなに大きな破綻はなかったと思う。また同様に招待講演をしたオーストラリア人のLambさんからは「英語が上手だった」と褒められた。ところが、聴衆からはあまり本質的な質問はなく、質疑も低調だった。KS君の実験結果を話したので内容には自信があったのだが、話の組み立てが悪かったのだろうか?

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2009/04/15

POSTEC

今日は朝からPOSTECのMoonhor Reeのところを訪問。午前中はPALについての説明を聞き、ビームホールを案内してもらった。またPOSTECのReeの研究室を見せてもらった。

午後はセミナーで、最初に松岡さんが話し、次に僕が話した。1時間弱の持ち時間で「巨大ベシクル形成」の話と「相対形状因子」の話を両方入れると言うことで時間的にタイトだったのだが、NSEの話をほぼ全部スキップすることで上手く話せたように思う。が、残念ながら聴衆の反応はいまひとつ。化学の人ばかりだったので、あまり面白みが伝わらなかったかも。

終了後、松岡さんと一緒にソウルに移動してホテルにチェックインした。因みに与えられたホテルはグランドインターコンチネンタルホテルソウルと言う超高級ホテルで、昨日に引き続いて吃驚であった。

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2009/04/14

浦項へ

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今日から土曜日まで韓国への出張。早くも今年2度目だが、今回は韓国側からのご招待である。羽田発のアシアナ航空便で金浦空港へ行き、そこで大韓航空に乗り継いで浦項に到着。金浦空港では同じく招待された京大の松岡さんと一緒になった。空港からホテルまで行けるか心配だったのだが、空港にはちゃんと迎えが来ていた。どうやらPOSTEC(浦項工科大学)PAL(浦項加速器研究所)の公用車で、Moonhor Reeの指示で来たらしい。立派な車なので驚いたのだが、Ree氏はPALのDirectorをしているのでこのようなものを送ることができるのだろう。因みにチェックインしたホテルは"POSTEC International Center"と言うところ(写真)なのだが、これまた立派な建物だったので驚いた。

ところで朝メールをチェックしていたら、CPMLのセミナー案内が目に留まった。鳥取大の小谷岳生氏の講演、と言うことだったのだが、見た名前だなと思ったら案の定で学生時代の同級生だった。アメリカに行ったりして苦労している、と言う噂は聞いていたのだが、いつの間にか帰国して教授になっていたわけだ。

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2009/04/13

会議×2

午前中は物構研執行部の会議。午後は構造物性センターの会議。合間にKS君に対応したり「中性子メルマガ」を書いたりしてたら1日が終わった。

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2009/04/10

お花見

今日の午前中は、昨日に引き続いて「学術創成」の研究会。午後はいくつかの仕事を平行して進めつつ、外部資金獲得のための新しい申請書について「一人ブレインストーミング」をしていた。

夕方から中性子・ミュオンで新人歓迎会を兼ねたお花見をした。KEKの中には桜の木が何本もあるのだが、今日はこれらがほぼ満開。気温も5月中旬並の高さだった上に月もほぼ満月で、最高のお花見となった。

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2009/04/09

学術創成研究会

昨日に引き続いて、今日は池田さんの科研費「学術創成」の研究会があった。午前中のセッションで座長をして一応dutyは果たして、あとは出たり入ったりしながら主幹としての仕事をしたり、共著者から届いた論文の修正をしたりした。

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2009/04/08

海外中性子散乱事業

今日は終日「海外中性子散乱事業」の研究会が行われた。これはKENSが停止後J-PARCがスタートするまでの3年間、ユーザに海外のパルス中性子源で実験してもらうためのプログラムだった。これが昨年限りで終わったので、それをまとめるための研究会、と言うことになる。いろいろと「主幹」としての仕事があったため全部は参加できなかったが、特にソフトマター関係の発表は真面目に聞いて議論にも参加した。

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2009/04/07

NML全体会議

今日は朝9時からNML(中性子ミュオン施設)の全体会議があった。主幹交代など人事上の変更はあったものの、池田さんが全体をまとめると言う意味ではほぼ同じ。この中でどのように役割を分担し、うまく中性子をまとめていくか、が僕の役割と言うことになる。

午前中はその後所長室で「物構研シンポ」の打ち合わせ。午後は新技術職員のSさんに「中性子散乱とは何か」と言うことについて講義した。また京大院生のKS君と実験結果などについて議論した。

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2009/04/06

論文の議論

Philosopher's street (哲学の道)

今日の午前中は京大で菱田君と新しい論文の内容についての議論をした。「リン脂質乾燥膜シリーズ」の続編で、乾燥過程の違いによってスピノーダル的に見えたり核生成成長的に見えたりする、と言う話である。こんな実験の結果は聞いたことが無いし結果も物理屋的には分かりやすいものなので、面白い論文になりそうな結果となっている。ただ、スピノーダルになる条件と核生成成長になる条件が普通に相分離で見られるものとは逆なので、どう解釈するかが難しい。菱田君は納得しているようで僕も一応は分かったのだが、ただ完全に理解したとは言い難いところがある。2人で話していたらだんだん煮詰まってきて、ちゃんとした結論が出ないままに終わってしまった。

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2009/04/03

KEK財務部長

今日の午後はKEKの財務部長がJ-PARCの視察に来るということで、池田副所長とミュオンの三宅さんと一緒にMLFの案内をした。広い施設で移動に時間がかかる上にミュオンと合わせて20分しかなく、本当に駆け足での紹介に終わった。

その他の時間は、SANS-Uでの実験のためガイドにいた。1月にオークリッジでとったデータの確認の実験だったのだが、なぜか再現しなかった。残念。

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2009/04/02

主幹の日

昨夜は東海に泊まったので、今日は朝からヘンデル棟に行った。まずは昨日採用された技術職員のSさんとの面談。またヘンデル棟の中性子の部屋の机の配置について相談したり、NTT11号館に部屋を見に行ったり事務職員と相談したり、中性子利用セクションの顔合わせに出て新しい地位について自己紹介したり、と「主幹」らしい仕事をした。またその間にもなるべくヘンデル棟の部屋の中にいるようにしつつ、4/16,17にソウルで行われる韓国化学会の発表資料作りをしていた。

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2009/04/01

辞令授与式

今日は午前中に管理棟で「辞令授与式」が行われた。副所長から主幹まで関係者全員(欠席者を除く)が並ばされ、機構長不在のため神谷理事から一人一人「××を命ずる」と言う言葉とともに辞令を受け取った。私の「中性子科学研究系主幹」としての任期は3年。正直言ってかなり荷が重い仕事なのだが、その重みに潰されないよう何とかやって行かなければ。

午後から東海キャンパスに行って、まずはMLFパンフレットについての打ち合わせ。物構研広報コーディネーターの山中さんのおかげでかなりでき上がってきた。その後物性研に行って、年度初めの放射線の講習を受けてガラスバッジを受け取る。そしてその足で物性研中性子施設の宿舎に行ってチェックインし、再びMLFに戻って「HI-SANS検討会」に出席した。更にヘンデル棟のKEK中性子の部屋へ行って少々話し合いをして、ようやく3号炉のガイドホールに行けた。本来なら「やっと実験ができる」とウキウキなビームタイムなのだが、今回はある事情があって全く楽しくないガイドホール入りとなった。

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2009/03/31

中性子PACとCMRC

今日は朝から中性子PAC。9時から始まって5時過ぎまで続いた。ちなみに内容は「S型課題」の審査で、9人の代表者の発表を聞いてそれぞれについて議論した。もともと15分発表、15分議論というスケジュールだったのだが、やはりやり始めるとそれだけの時間では終わらず予定をかなり超過してしまった。

中性子PAC終了後に村上さんの部屋に行って、「構造物性センター(CMRC)」のグループリーダー会議に出た。

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2009/03/30

学会発表

Rikkyo Univ. (立教大学)

今日は物理学会で発表をした。ここ数年は物理学会の発表といえば学生に任せっきりで、自分で発表することはほとんど無かった。今回も自分で申し込みはしていなかったのだが、「X線粒子線」のセッションに山田君が申し込んだものが重複発表制限に引っかかってしまったため、僕が代理で発表することになった。J-PARCの試料水平型反射率計の現状を発表する、というものでつつがなく終わった。

因みにこの日の「X線粒子線」のセッションは、ほぼ1日中J-PARCの中性子装置関連の発表ばかり。聴衆は内輪が多かった感じだが、しかしお互いの進行状況をまとめて聞くことができたのは良かった。

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2009/03/29

J-PARCのシンポ

今日の午前中の物理学会は通常のセッションはなかったので、長尾君を交えてKS君の実験データについて議論した。最初は長尾君が泊まっていたホテルでやろうと思ったのだが、良い場所がなかったので思い立って近くのサンシャイン60へ。天気が良かったこともあって、地上200m超での議論はなかなか気分が良かった。

午後は学会会場へ行って、ビーム物理・素粒子実験・実験核物理・領域3,8,10,12の合同シンポジウム「いよいよ走り出すJ-PARC:大強度ビームの源」と言うシンポジウムを聞いた。J-PARCを構成するリニアックやシンクロトロン、ミュオンと中性子、ハドロン、ニュートリノの全てを紹介すると言うことで内容豊富だったのだが、講演者の人たちがみな講演上手で思ったより面白かった。

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2009/03/28

若手奨励賞

今日は午後、物理学会の領域12で若手奨励賞の授賞式と記念講演があった。今年の受賞者は3人だったのがその中の一人が長尾君。物理学会で最後に話してから数年が過ぎ、その内容を論文にしたのはNISTに移ってからだったのだが、それでも認められたのは良かった。

受賞講演のあとのセッションでは、領域12の2つの会場を行ったり来たりしながら聞いた。

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2009/03/27

物理学会初日

今日から物理学会年次大会。午前中は液晶のセッションに顔を出し、長尾君と会っていろいろと話をした。昼は村上さん、金谷さんと食事しながら「構造物性センター」についての打ち合わせ。午後は主に「膜」のセッションに出ていて、途中で金谷さんのミュオンの話を聞きに行った。

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2009/03/26

西山退職記念講演会

今日の午後は、ミュオンの主幹だった西山さんの退職記念講演会があった。最初は参加者が少ないと思ったのだが時間が進むにつれてどんどん人が増えて、西山さん自身の講演の時には4号館1Fのセミナー室は立ち見が出るほどの盛況。その後のパーティーも多くの人が来ていた。その中に学生時代の同級生だった野尻君がいたのだが、大学院生の時からミュオンを使っていたと聞いて驚いた。

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2009/03/25

PFシンポ2日目

今日はPFシンポの2日目。午前中は門野さんがミュオンの紹介をし、午後はPF懇談会の総会等があった。僕はポスターセッションの間に小角散乱の人たちと研究交流をしたり、KS君と次の論文についての打ち合わせをした。

因みに、ポスターセッションに中性子から来たのはNOVAの大下さんだけで、Super-HRPDからはポスターすら来なかった。PFは同じ物構研の中にあるというだけでなく、中性子とよく似た手法で物質研究を行っている施設である。そこで何をやっているのか、など全然興味がないのかな?

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2009/03/24

PFシンポジウム

今日と明日はPFシンポジウム。と言うことで午前中からエポカルに来て夕方まで出席した。

言うまでも無く、放射光と中性子・ミュオンは物構研の「両輪」である。僕はもともとPFのユーザーであり今でもPF懇談会の会員なので、PFシンポジウムに出席するのは自然なことなのだが、中性子・ミュオンの他の人にとってはそうでもないらしい。ざっと見ただけなのだが今日の会議に中性子・ミュオンから出席している人は(副所長を含め)誰もいないみたいだったし、明日もJ-PARCに関する発表があるにも関わらずポスターだけしか来ない、と聞いている。J-PARCで忙しいのは分かるのだが、それにしてもこんなことでいいのだろうか?

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2009/03/23

BL-15Aユーザーズミーティング

午前中はASC09の委員会。業務を委託する業者が決まる直前だったことと、小柴さんからプログラム案の承認をもらっていなかったことが理由で、ペンディングの内容が多く議論できることが少なかった。

夕方からPFのBL-15Aのユーザーズミーティングがあった。BL-15Aに限らずPFの小角散乱装置はどれも老朽化していてやっとのことで動かしている、と言う状態で、アップグレードが焦眉の課題となっている。PFもそれは認識しているのだが、しかしマンパワーとお金の不足のためなかなか手が出せなかった。今日は新しく担当者になった五十嵐さんが来て、現状認識や他のラインへの移設をするかどうか、アップグレードの戦略をどう立てるか、等について話しあった。

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2009/03/19

Googleブック検索

ちょっと調べたいことがあって、Google Scholarで検索してみた。そしたら「書籍のプレビュー」としていきなりある英語の教科書の内容が表示されたのには驚いた。Google Scholarから「ブック検索」に飛ぶようになっていて、ブラウザ上でほぼ全部の内容を読むことができるのである。当然のことながらファイルとして保存したりプリントアウトしたり、はできないようなのだが、それにしても検索だけで本の中身まで読むことができると言うのは素晴らしい。

その他の時間は,高分子学会誌を読んだり論文を読んだりで、勉強の一日。

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2009/03/18

パルスチョッパー分光器計画研究会

今日は午前中から物性研に行って、「東大・KEKパルスチョッパー分光器計画とそのサイエンス」と言う研究会に出席した。

KEKと物性研はそれぞれでJ-PARCにチョッパー分光器を作る計画を持っていたのだが、どちらも十分な予算がなっくて苦労していた。KEKは昨年ようやくそれなりの予算が付いて、BL12に遮蔽を作ってKENSにあったINC分光器を移設してなんとか測定できるようにはなったのだが、本格的な装置にするにはまだまだお金が足りない、と言う状態だった。一方物性研も東大に予算申請はしていたものの進まず、建設はなかなか具体化していなかった。ところが昨年、補正予算である程度のお金が付いた。1台の装置にするには足りないがKEKの装置と分担すれば良い装置ができそうだ、と言うことで、BL12にコリメータやカウンターを加えることで1台の装置として完成させる、と言うことになったのである。

そんな事情を反映して、今日はこれまでの経緯の説明や今後どのようなサイエンスを展開するか、などの話について、一日じっくりと議論した。

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2009/03/17

静かな一日

今日は「中性子職員会議」が予定されていたのだがなぜか中止になったので、だいたいにおいて静かな一日だった。と言うことで午前中はメールの返事を書いたりいろいろな雑用をし、午後は菱田君の論文原稿を読んで修正を送った。

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2009/03/16

論文とパンフレットとシンポジウム

今日は昼から東海で会議だったのだが、どうせ行くなら高速道路の通勤割引がきく時間帯に、と思って朝から東海へ行く。そしてそちらでKS君の論文を投稿する作業をした。

昼からMLFのパンフレットの打ち合わせ。終了後につくばに戻り、所長室で来年度の「物構研シンポジウム」に向けての打ち合わせをした。

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2009/03/13

九州シンクロトロン光利用研究会

今日は九大筑紫キャンパスで「九州シンクロトロン光研究センター利用推進協議会」の研究会があった。この研究会は、鳥栖に作られている放射光施設(Saga-LS)に関係するもの。今度九大がSaga-LSにXAFSとSAXS兼用のビームラインを作るので、その基礎と応用について考える、と言うのが目的の研究会だ。僕は九大の原さんの次に、「X線小角散乱によるソフトマターの構造形成の研究」と言うタイトルで話した。その他にはSPring-8の西畑さんが触媒のXAFSの話を、Saga-LSの岡島さんがビームラインの話をし、更に福岡大の脇田さんとSPring-8の徳島さんがそれぞれ自分の研究を紹介した。今回の研究会は半月ぐらい前に突然決まったらしいが、その割には充実した良い研究会だった。

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2009/03/12

移動日

今日はつくばから福岡への移動日。途中で菱田君の論文原稿をチェックしたり、明日の発表準備をしたりした。

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2009/03/11

中性子PACメンバー

中性子PAC(中性子共同利用実験審査委員会)が来年度改選となるのだが、候補者を選んで内諾を得て物構研運営委員会で承認してもらう、と言う手続きがいる。官職指定の人も何人かはいるのだが、その他に「有識者」として18人以内を選ばなければならないので、今日は中性子科学会から推薦してもらった候補者も含めて検討した。18人、と言うと多いように思えるのだが、候補者の中には内部の教授、准教授や大学連携との関係でどうしても外せない人、あるいはぜひ入っていて欲しい人が結構いるので、この人数に抑えるのに難航。結局夜の8時半ぐらいまで議論してようやく決着した。

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2009/03/10

会議はさておき

午前中から昼にかけて会議が2つと打ち合わせがあったのだが、そっちは面白くなかったのでここではさておき。

KS君が第一著者の論文だが、共著者は小貫さんの他に2人いる。昨日その2人にも原稿を送って意見をお願いしておいたのだが、今日その2人から返事が届いた。2人とも内容的には問題がない、と言うことでそれはそれで良かったのだが、そのうちの1人から「実験を手伝った人(仮にAさんと呼ぶ)を共著に入れて欲しい」と言うメールが来た。この論文の実験に僕自身は関わっていなかったので「良く分からないので検討してから返事する」と書いたのだが、そのついでに「共著者とは論文の内容に対して共同で責任を負わなければならないので、実験を手伝っただけでは共著に入れないのが普通ではないか」と書いた。そしたら件の人から「自分も同じ考えだ」と言う返事が来たのだが、その返す刀でAさんに対して「実験の手伝い以上の仕事をしろ云々」と言うお叱り?のメールを出していたらしい。もともとAさんのことは論文でAcknowledgeしていて本人も了解していたらしいのだが、なぜここで敢えてわざわざ「共著に入れろ」と言ってきたり「手伝い以上の仕事をしろ」とか言う必要があるのか。世の中にはいろいろな人がいるもんだなー、と思った。

そう言う問題はあったのだが、しかし全体として論文の内容は更に進展。今日は細かい数値のチェックと編集者へのcover letterを書いた。

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2009/03/09

論文修正など

週末に小貫さんらから届いていたメールを元に、論文の修正などを行う。すぐにまた小貫さんから返事が来たので検討して、修正版を他の共著者にも送った。

今日は中性子PAC委員の件などいくつか「雑用」に類することもあったのだが、会議が無かったこともあって結構論文に集中できた。

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2009/03/06

N-TAC7

昨日から開かれているN-TAC7に出席のため、午前中は雨の中を東海へ。ちょっとだけ話を聞いて、Dan Neumannに挨拶した。

昼過ぎに東海を出てKEKに戻る。KS君の論文の修正をして共著者に送ったのだが、自分で論文を修正しながら読むと中身をよく考えることができる。1st draftを仕上げてからずいぶん時間がかかったが、その甲斐はあった、と言えるのでは?

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2009/03/05

ノーベル賞受賞者

午前中はAsian Science Camp(ASC09)の会議があった。前回は出席者が少なく会議と言うよりは打ち合わせと言う感じだったが、今日は結構いろいろなことを話し合うことができた。因みにこのASC09にはノーベル賞受賞者を7人ほど呼ぶことになっているのだが、ノーベル賞を取るほどの人は強烈な個性を持っていることが多いらしい。彼らが高校生から学部生を相手にどんな話をするのか、どんなエピソードを作るのかなど、なかなか興味深いものがある。

午後は科学技術振興機構(JST)から来客があり、2時間ほど話し合った。またその直後に広報コーディネーターとの打ち合わせをした。その他の時間はKS君の論文原稿を読んだのだが、手を入れる時間は取れず残念。

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2009/03/04

Q8発表会

今日は京大で課題研究Q8の発表会に参加した。今年のQ8の学生は4人。テーマは自発運動、パターン形成、リポソーム、DNAで、吉川研で取り組んでいる代表的なテーマをそれぞれでやった、と言う感じだった。みんな実験がうまくいかなかったりしてぎりぎりまで粘ったようだが、それぞれ苦労の後が見られて面白かった。

その他の時間は、研究室の学生との議論など。またDattaさんと、今後の共同研究の進め方などについて議論をした。

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2009/03/03

KEK&京大

午前中はKEKへ行って、中性子職員会議に出席した。

昼過ぎにつくばを出て京都に向かう。TXの中で網棚に荷物を忘れて慌てたが、快速で追いかけて途中で追いついて無事回収できた。夕方京大に着いて、吉川さんと打ち合わせ。その後KS君と小貫さんの部屋に行って、論文の内容について議論した。その後、来週九大で行われる研究会のアブストラクトを書いて世話人に送った。

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2009/03/02

小貫さんとの議論

朝、メールをチェックしたら週末に何本か小貫さんからのメールが来ていた。今一緒に書いている論文の原稿についてKS君に送ったものがCCされて来ていたのだが、僕あての内容も含まれていたのでそれも入れて返事を書いた。そしたらその後またメールが2本来て、更に夜には携帯に電話があっていろいろと議論した。この論文は実験結果はクリアなのだが、新しい結果だということもあって解釈が難しい。僕のKS君の間ではほぼ決着がついた、と思って原稿にしたのだが、小貫さんには納得できないことが多かったようで結構難航している。それでもかなり収束に近づいたのではないだろうか。もう一息である。

夕方は所長室で打ち合わせ。何だかんだで3時間ぐらい話をした。

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2009/02/27

MLFパンフレット

今日は午後からJ-PARCへ行って、MLFのパンフレットについての打ち合わせを行った。これまではMLFの研究者が中心になって準備してきたのだがなかなかまとまらず、行き詰まった状態になっていた。そこで昨年の秋に物構研の広報コーディネーターと相談して、案を作ってもらったのである。昨日はその案を元にして話しあったのだが、さすがにプロの作品だけあって原案自体素晴らしく、完成に向けて大きく前進した、と言える。パンフレットは7月には完成していなければならないのでかなりスケジュールが厳しいのだが、何とかなりそうだ。

昨日作成したICNSのアブストラクトを修正して、締め切りに間に合うように提出。またKS君ともアブストラクトについて話し合った。

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2009/02/26

拡大J-PARCセンター会議

午前中、次のようなメールが来た。

================
各位

本日開催ですのでご留意下さい。

<拡大センター会議の開催について>

日 時 : 2月26日(木) 
        13:30〜J−PARCセンター安全衛生講習会 
        14:45〜センター会議
場 所 : 講堂
================

この会議の案内を受けた記憶がないので「なんじゃこりゃ」と思ったのだが、案内が来たということは出た方が良いと言うことかと思って、午後から東海に行った。だが出席者はわずかに40人弱。知っている顔は数人しかいなかった。話の内容はJ-PARCの全体の動きについてで、他分野の動向が分かって聞いた意味はあったのだが、わざわざ時間を使って出席する価値があったのか、今一つ釈然としなかった。

この会議が終わった後SANS-Uへ行って、KS君と相談しつつICNSのアブストラクトを書く。その後KEKに取って返して、今日が日本滞在最終日のSarathiと今後について打ち合わせした。

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2009/02/24

溶媒和ミニ研究会

午前中は「つくばソフトマター」の2日目。最初は招待講演の小貫さんだったのだが、プロジェクタの調子が悪く2度にわたって中断してしまい、おかげで全体のスケジュールも30分程度遅れてしまった。プロジェクタのトラブルは、先日の「日韓中性子」に続いて今月2度目。珍しいことが続くものである、と思ったのだが、しかしプロジェクタは強烈なライトでパソコンの画面を映し出しているわけで、トラブル無しで動き続けるものだ、と考える方がおかしいとも言える。思い返してみればプロジェクタの前に使っていたOHPはすぐにランプが切れるのが普通で、講演中に交換する、と言う事もしょっちゅうだった。学会や研究会でプロジェクタが普通に使われるようになって10年ぐらい経つが、今はちょうどそれらが壊れ始める時期なのかも知れない。

午後は筑波大の学内で場所を移して「溶媒和の物理と化学」と言うタイトルのミニ研究会を行った。この研究会は塩やタンパク質等が水や有機溶媒に溶ける時にどんなことが起きるのか、と言う事をテーマにしたもので、物理と化学をバックグラウンドに持つ研究者がいろいろな実験例を発表し、それに基づいて議論した。当初は関係者だけの内々の研究会にする予定だったのだが、「つくばソフトマター」から残って参加した人が結構多く、予定時間を超過して熱い議論を戦わせる事になった。

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2009/02/23

つくばソフトマター研究会

今日からつくばソフトマター研究会2009が始まった。

この研究会は、昨年つくば在住のソフトマター研究者が集まって飲み会をしたことがきっかけ。最初はただ集まるだけだったのだが、せっかくだから研究の交流もしようと言う話になり、物性研の柴山さんたちと一緒にやっていた「中性子ソフトマターセミナー」と合流してスタートしたのである。今回は最初の集まりと言うことで京大の太田さん、小貫さんらを招待し、福岡大や千葉大の人も来て30人以上の参加で盛大に行った。発表は招待講演以外はほとんどがTX沿線の若手研究者で面白かった。特に懇親会には予想を上回る人が集まった。

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2009/02/20

シフト

朝から東海に行って、J-PARC/MLFのシフトに入った。久々のシフトだったのだが、J-PARCが順調に動いていたからか、あるいはほとんどの装置が立ち上がって利用が始まっているからかやることはほとんどなし。暇つぶし(?)にメールに対応したり論文を読んだりしていた。

因みに読んでいた論文は、Visak et al.による"The Hidden Phase Diagram of Water + 3-Methylpyridine at Large Absolute Negative Pressures" (J. Phys. Chem. B, 107, 9873 (2003))というもの。重水/軽水と3MPの混合系の相図を、圧力との関係に着目して明らかにしよう、としたものだ。重水と3MPの混合系と言うのはKS君が実験を行っている試料で、塩を入れると周期構造が現れる、と言う面白い現象が見られているのだが、それ以前に無塩系でも妙な振る舞いをすることが知られているのである。その一つが相図で、重水ならば温度変化により相分離が見られるのに、軽水だと相分離しなくなり全組成で一様に混じり合うのである。Visak et al.はこの問題に取り組もうとしていて、なかなか示唆的だった。

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2009/02/19

中性子科学研究系主幹

今日、物構研の運営会議が開かれ、僕が来年度からの中性子科学研究系主幹になることが決まったらしい。「らしい」と言うのは僕が運営会議のメンバーではないから。今年から主幹は所長が推薦して運営会議で承認する、と言う手続きで決まることになったのだが、所長が僕を推薦する、と言う話は聞いていたので、特に反対意見もなく決まった、と言うことになるわけだ。

因みにこの「主幹」と言うのは物構研の中にある5つの研究系のそれぞれのヘッド、と言う立場で、研究所の中の順番では所長と副所長に次ぐものと言うことになる。大学だと学部長(研究科長)の下に副学部長や評議員がいて、その下に教室や学科が並んでいてそれぞれに「主任」がいるのだが、「主幹」と言うのは「主任」に比べると重みのある職なのだそうだ。主任は年度ごとに回り持ちで務めるのが普通だが、主幹は所長の任期中の3年間は逃げられない、とのこと。執行部の一人、と言うような位置づけで、物構研中性子のマネージメントをしなければならないのである。

KEKに来たのはちょうど1年前。教授としての赴任なのでいずれはそう言う立場にも立たなければならないだろう、と覚悟はしていたのだが、まさかこんなに早く巡ってくるとは思わなかった。自分にそう言うことをする能力がない、とは思わないし、任されたからには責任を果たすつもりもあるのだが、しかし今までのように研究を進めるのは難しいであろう。とすればどのように他の責任(例えば科研費特定領域のメンバーとして、とか京大の非常勤として、とか)を果たし、自分を失わないようにするのか、など良く考えなければならない。少なくとも研究仲間や学生に、迷惑をかけないようにしなければ...

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2009/02/18

裁量労働制

午後はKEKの運営連絡会議があった。課題はいろいろあったのだが、中でも裁量労働制の問題が議論になった。裁量労働制とは「労働時間の制約を受けず、業績に応じて給与が算定され支払われる形態の労働形態をとる職種に対して適用される制度」のこと。労働時間に縛られない代わりに残業手当が支払われないことになる。何が裁量労働制にできるか、は労働基準法と厚生労働大臣の指定で決まっていて、「人文科学若しくは自然科学に関する研究の業務」はその中に含まれる。しかしKEKは加速器の運転業務やシフトなど時間に縛られる業務に就いている人も多いと言うことで、これまでは導入されていなかったのだそうだ。KEKは来年度から全部または一部の職種に裁量労働制を導入しようとしていて、全体での議論や組合との折衝を始めている。ただ、労働条件の改定と言うことで重要な変更であるにも関わらず、まだまだ知らない人も多いようだ。因みに僕は京大では裁量労働制、KEKではそれ以外のやりかた(勤務時間が決められている労働制。名前はなんて言うんだろう?)を経験しているが、やはり研究者には裁量労働制の方が馴染む、と思う。会議や業務で時間に縛られる事があるのは確かだが、それ以外は労働時間を自由に決めれる方がありがたい。特に、ちょっとした出張の度に手続きをしなければならなかったり、謝金の出る講演などを勤務時間中に行うことができない、等の制限があるのはやりにくいのである。

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2009/02/17

Skypeを使った会議

今日の午後は人事関係の会議があった。外国にいる人と話す必要があったのでSkypeを活用しての会議となったのだが、思った以上にはっきりと会話も映像も伝わって良かった。一方、もう一人の外国人は都合で電話での話し合いとなったのだが、こちらはやや消化不良。人間、顔を見て話した方が話が伝わりやすい、と言う(当然の)ことが改めて分かった。

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2009/02/16

ASCと教授会

午前中はASC (Asia Science Camp) の組織委員会。とは言え主な内容は小柴さんの意向で決められているので、組織委員会の主な仕事は事務方との打ち合わせである。今日は研究者側の出席者も少なく、いまいちぱっとしない会議だった。

午後は物構研の教授会。主に人事関係の議題が取り上げられた。その他の時間は、論文の査読や実験データの解析など。会議が2つあった割には、研究に時間を使うことができた。

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2009/02/13

ゲラ刷りと会議2つ(か3つ)

午前中は高圧学会誌原稿のゲラ刷りのチェックをする。僕が一人で書いたやつだけでなく、長尾君が書いたものも入っていたのでついでにチェックした。

昼からは総研大の専攻会議。その後物構研所長と打ち合わせをし、続いて中性子の教授で集まっていろいろと議論した。

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2009/02/12

原子力イニシアティブ

今日は午後から東海で「原子力イニシアティブ」のミーティングがあった。これはJSTのプロジェクトの一つで、物性研の柴山さんが研究代表者になって今年度からスタートしたもの。原子炉にある小角散乱装置群(SANS-U, NSE, mf-SANS)をアップグレードして成果を出そう、と言う狙いだ。今日は主なメンバーが集まって、今後の進め方などについて議論した。

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2009/02/11

移動日

今日は朝の7時半にホテルを出て、福岡経由の便で帰ってきた。ANAのホームページから釜山行きの便を検索したところ福岡経由が最初に出てきたので何の疑問もなしにこの便にしたのだが、いろいろな人から珍しい、と言われた。報道によると茨城空港にアシアナ航空が釜山便を就航させるつもりだとか。そうなると、この経路を使う必要もなくなるわけだ。

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2009/02/10

J-K Meeting/the 2nd day

9jk

今日はJ-K Meetingの2日目。主に装置とハードマターの話だったので、ずっと聞き役に徹していた。

ところでこのミーティングは今回が9回目。僕が出席するのは昨年の京都の会議以来で、たぶん4回目ぐらいだと思う。韓国で開催されたものとしては2005年にデジョンで行われたものに続いて2回目なのだが、前回に続いてホスト側の歓待ぶりには感銘を受けた。到着した日にWecome Party、1日目の夜にBanquetと言うのはいつも通りなのだが、Banquetの後の2次会や予定に無かった2日目の夜(今日)のパーティーまでしてもらった。それも少人数がお義理で付き合ってくれる、と言う感じではなく、日本人ゲストよりも沢山の韓国人が参加してお相手してくれるのである。正直言ってもう少し自由にさせてくれてもいいのではないか、と思わないでも無いのだが、それでもここまで親切にする言うのはなかなかできないことである。韓国人と言うと、アグレッシブで日本に対抗意識を燃やしていて...と言うイメージで見られることが多いが、やはり「アジア人」として日本人と相通じるところが大きいように思う。むしろ、日本人が失いつつあるものをしっかり保持している、と言っても良いかも。我々も見習わなければならない、と思った。

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2009/02/09

The 9th JAPAN-KOREA Meeting

IMGP2584

今日からThe 9th JAPAN-KOREA Meeting on Neutron Scienceのために釜山に来ている。釜山に来るのは2002年に続いて2回目。ただ前回は遊びだったので、仕事で来たのは初めてである。市内北部にある釜山国立大学を会場に、日韓から合わせて40人ぐらいが参加した。

今回の「日韓中性子」は当初出席の予定はなかったのだが、アジアとの交流を目的としたお金があると言うことで急きょ参加することになったのである。と言うことでポスター発表になったのは当然の事ながら、そのポスターも自宅に忘れてくる、と言う体たらくだった。ただ、その「やる気の無さ」とは裏腹に得るものは大きかった。一つはKAISTのSung-Min Choiの話で、リン脂質ベシクルにペプチドを入れて穴を開け、その時の曲げ弾性の変化をNSEで測定した、と言うもの。山田君がやっている仕事(因みに昨日論文がPREにacceptされた)に関係が深く面白かった。もう一つはポスター発表で、長尾君と共著で書いた論文の話(R(Q)とR(Q,t))を出していたらM. W. Kimが食いついてきた。また彼にはKS君の結果も示したのだが、どちらも面白いと言っていた。

IMGP2586

夕方はBanquet。その後ChoiやSungil Park、Kwanwoo Shinら韓国人に連れられて韓国国内でも指折りのリゾート地である海雲台まで行ってきた。今日は旧暦で初めて満月になる日なので海雲台でお祭りをやっている、と言う話だったのだが、時間が遅かったためイベントらしきものは何もやっていなかったのが残念。しかしそこで食べた韓国料理は、海産物主体で美味しかった。

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2009/02/06

S型課題の審査

今日の午後はKEKの「中性子PAC」が開催された。

もともとこの中性子PAC(Program Advisory Committee)はKEKの中性子散乱実験の課題を審査するのが目的だったが、数年前にKENSが止まったため海外での中性子散乱研究の審査を行ってきた。そして今年度からはJ-PARCが始まったため「海外中性子」と言う目的が消え、新たにKEKの中性子散乱装置を用いたプロジェクト型研究課題を審査するため、と言うことで再スタートを切ったのである。そのプロジェクト型課題として公募したのが「S型」で、締め切りまでに提出された8つの課題について審議した。申請も審査も短い期間の中で進められたため果たしてうまく審議できるか不安だったのだが、委員の方々の協力もあってなんとか予定時間内に終わることができた。

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2009/02/05

高エネルギー加速器科学III

今日は「高エネルギー加速器科学III」と言う授業で講義した。これは総研大の集中講義みたいなもので、2日間東海村で寝泊りしながら施設の見学をしたり講義を聞いたり、というものだ。講義は「加速器」「素粒子原子核」「物質生命科学」の3本あったのだが僕が話したのは当然最後の話題。中性子散乱とはどういうものか、ということについて、1時間あまり話をした。

ところでこの内容はほぼ「記者勉強会」と同じものだったのだが、一昨日突然英語でやれ、と言われて急遽作り直したのである。その資料を見ながらの話だったので一応英語で通すことはできたのだが、しかし準備が不十分だったせいかあまりスムーズではなかった上に話のふくらみも少なかったような気がする。目を輝かせて聞いていた学生もいたのだが、明らかにずっと寝ている人も何人か。英語が苦手、ということだったのかも知れないが、ちょっと残念だった。

午後はそのまま東海キャンパスにいて、主に論文について考えたり原稿の修正をしたりした。

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2009/02/04

MLF共用検討WG

午前中は東海に行って「MLF共用検討WG」に出席した。この会議はJ-PARCのMLF(物質生命科学実験施設)での共用のあり方を検討する?ためのものらしく、正副ディビジョン長や中性子・ミュオンの利用の長など重要なポジションにある人が集まっていた。議論する内容は中性子とミュオンの利用を進めるために重要な事柄ばかりだ、と言うのは分かるのだが、ただこれまでの経緯(特にKEKとJAEAとの関係)等良く分からない事が多かった。

この会議の終了後にKEKに戻って、放射線の再教育訓練を受ける。その後の時間は主に明日の総研大の講義の準備などをした。

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2009/02/03

部屋に籠もる

今日は主にNIさんが書いた論文原稿の修正をした。最初にざっと見た感じでは良く書けている、と思ったのだが直し始めるといろいろと出てきて、思ったより時間がかかって最後まで行かずに終わった。因みに今日は途中で邪魔が入らないように、ドアを閉め電気を消して部屋に籠っていたのだが結構良かった。

ところで帰宅後メールをチェックしたら大学院掛からの連絡が入っていた。明後日総研大の学生に講義をすることになっているのだが、何でも英語でしなければならないらしい。英語で話すのはともかく、資料を日本語で作っていたので直さなければならない。明日は東海に行って会議2つに出る予定なのに、修正している暇はあるのだろうか?

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2009/02/02

技師採用試験

午前中は技師採用試験があった。これは昨年、中性子科学研究系の技師が退職したことによって空いたポストを埋めるためのもの。昨年末に公募したのだが、不況を反映してか結構多くの人の応募があった。今日は一次選考を通った数人に来てもらって、筆記試験と面接試験を行った。私は午前中、試験監督や採点などをした。

昼前に物性研の柴山さんが来たので、韓国出張の件やその他もろもろについて相談した。また夕方は中性子の教授5人が久々に集合。懸案となっていた様々な事項について、延々4時間半ぐらいノンストップで議論した。

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2009/01/31

PF実験終了

昨夜は深夜まで実験につきあって帰宅したので、朝起きてすぐにPFへ行く。そして実験終了を見届け、参加メンバーと一緒に朝食を食べてつくば駅で解散した。

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2009/01/30

SAXS@BL-15A

今日はPFのBL-15AでのSAXSビームタイム。今回は北大の眞山さん、千葉大の北畑さんをはじめ7人での実験となった。サンプルが多い上にカメラ距離を途中で1mから2mに変更するので時間的に厳しいかと思ったのだが、装置のトラブルもなくアラインメントもスムーズに済んで、今のところ順調に進んでいる。

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2009/01/29

反射率の実験

今日から、韓国POSTECHのM. H. Reeのグループが中性子反射率計の実験を始めた。Ree氏は高分子分野の大物で、POSTECHにあるPohang Accelerator LaboratoryのDirectorもしている。12月に名古屋で鳥飼さんに会ったときに我々の装置を使いたい、と思ったそうで、今回はその第1回目として実験しに来た、と言うわけだ。我々の反射率計にとっては最初の「お客さん」と言うことで、ぜひ良いデータを出して欲しいものだ。

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2009/01/28

物性研NSPAC

今日は物性研で「中性子散乱実験審査委員会」(NSPAC)が行われた。この会議は、物性研の中性子散乱のビームタイムの割り振りを決めるためのもの。委員の任期は2年で2期まで、と言うことになっているので、僕は今年が最後と言うことになる。今年は担当する分野の課題の「採点」のばらつきがほとんどなかったため、ほとんど協議することも無くスムーズに終わった。

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2009/01/27

修論発表練習

今日は京大への日帰り出張。まずはKS君と論文の内容について議論し、その後NIさんの修論発表練習を聞いて色々とアドバイスした。NIさんは重水と3メチルピリジンの系に界面活性剤を入れた時に相分離と臨界現象がどう影響されるか、と言うことについて実験していて面白い結果を得ているのだが、どのように意義づけるか、と言う点でまだ整理が不十分な感じ。明日が修論の提出締め切りで来週月曜が発表なのだが、何とかそれまでにまとめることが出来ると良いのだが。

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2009/01/26

修士論文など

今日は久々に大きな予定も無くKEKに1日いる日、である。S型課題関係の仕事や反射率計に関わる打ち合わせなどいくつかやるべきことはあったのだが、それでもある程度まとまった時間が取れたので、KS君やNIさんの研究に関して色々と考えることができた。特にNIさんの修士論文は〆切も近いので、一通り読んでコメントを入れて送った。

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2009/01/23

アジアサイエンスキャンプ

午前中は「アジアサイエンスキャンプ(ASC09)」の組織委員会(実行委員会かも)があった。このASC09というのは小柴さんが中心に進めているもので、アジア各国から20歳前後の学生200人を集めてノーベル賞級の科学者が講義したり、あるいは学生同士の交流を深めよう、という企画だ。これまで台湾とインドネシアでやってきたそうで今回が3回目だとか。それを日本でやることになって、主催者としてKEKが手を上げた、ということだそうだ。小柴さんと鈴木機構長が中心なのだが当然お二人とも超多忙の身。ということで我々KEKスタッフが実行部隊として働く、ということらしい。今日は参加者募集に向けてのポスター作りなどについての打ち合わせをした。

午後は会議を2つ。その他にS型課題関係の仕事などをしていたらあっという間に1日が終わった。

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2009/01/22

記者勉強会

今日の午後は「記者勉強会」で話をした。この会はKEKの広報部がマスコミの記者を対象に2,3ヶ月に1回のペースで開いているもので、今回が6回目ぐらいだとか。これまでは素核研関係の人ばかりで、物構研の人が話をするのは初めてなのだそうだ。新聞社や日経サイエンス、NHKの記者の人たちを相手に、1時間半ほど「J-PARCで始まる新しい中性子科学」と言うタイトルで話をした。こういう経験は初めてなのでどうなるものかと不安だったのだが、さすが記者さんたちだけあって途中で質問が多々あって、非常に話しやすかった。会の後の感想は概ね良好だったので、まずは成功だったのではないだろうか。

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2009/01/20

Oak Ridge最終日

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昨日がORNLでの実験の最終日。10時まで実験を行い、その後片付けやYuriとの議論などをしてから帰途につき、夕方ノックスビル空港近くのホテルにチェックインした。今日は午前中から雪が降り出し、夕方には車の屋根や地面などにうっすらと積もっていった。

ところで実験だが、今回は水と有機溶媒の混合物に塩を入れたときにできる周期構造の要因を探るため、水と有機溶媒の中性子に対するコントラストをあわせて塩だけを見る、という実験をした。途中で予想に反する結果が出てかなり悩んだりしたのだが、最終的にはほぼ予定通りの結果が得られた、と言ってよいだろう。長尾君、KS君とYuriと言う組み合わせは、共同研究を進める上でなかなか良いコンビネーションではないか、という気がした。

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2009/01/19

SANS実験第3日

昨日はSANS実験の3日目。1つ目の試料である水/3MP系の測定を終えて、新しい試料の測定に入った。

午後からORNLにおけるcontact personであるYuri Melnichenkoの家に招待されて食事をご馳走になった。Yuriはウクライナの出身で、15年ほど前からORNLで働いている。僕は広島大学在職中に2年連続でORNLに実験に来たことがあるのだが、その2年目に実験の世話になってそれ以来のつきあいである。Yuriはその間にアメリカの市民権も取ってパーマネントスタッフとなり、子供たちも成長してそれぞれ独立しているとか。Oak Ridgeと奥さんの職場のあるKnoxvilleのちょうど中間にある家は非常に立派で、家の中にビリヤード台まで据えてあったのには驚いた。

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2009/01/18

実験2日目

昨日の朝実験ホールに行ったとき、KS君とPDのGang君が深刻そうな顔をしていたので聞いてみたら、「コリメータが動かなかった」とのこと。測定のプロセスで試料とカウンターの距離を動かす部分がありそれに合わせてコリメータも動かすことになっていたのだが、そこがうまく動かず自動測定が途中で止まっていたらしい。プログラムの再起動でリカバーしたのだが、何時間か無駄になってしまった。また同様のトラブルは夕方にも起きて、そこでも何時間か無駄になった。

しかし昨日それ以上に深刻だったのは、散乱が出るべきではない試料で沢山のシグナルが出てしまった、と言う事。今回の実験では溶媒の部分重水素化により散乱を抑えて塩からの微妙なシグナルだけを捉えよう、としていたのだが、散乱を抑えたはずの試料で意外に多くの散乱が出てきてしまう。もしかしたら重要な問題を内包しているのかもと思っていろいろと試してみたのだが、どう考えても何も出るはずのない試料でも散乱が出るので本質的ではない問題ではないか、と言うことになった。明日GangかYuriに、解析のプロセスで問題がないかどうか聞いてみることにする。

ところで今日の食事だが、昼食は昨日のインド料理のテイクアウトを温め直して食べて、夕食はKnoxvilleの"T Ho Restaurant"と言うベトナム料理店に行った。NISTでは近くのベトナム料理店のフォーがおいしいのでその再現を狙ったのだが、案に相違して味はイマイチ。せっかく片道30分かけて行ったのに、残念だった。

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2009/01/17

実験スタート

昨日からSANSの実験がスタート。最初に用意した試料を測定したところ妙なデータが出てきたのでだいぶ悩んだのだが、念のため作り直して測ったらもっともらしいデータが得られたので何とか測定に入ることができた。また実験準備していたらJaimeさんが来たので、久々にいろいろと話した。Jaimeさんは日米協力のアメリカ側のcontact personで、15年ほど前に初めてORNLに来たときにずいぶんお世話になった。今ではGrand fatherになっちゃったよ、と笑っていたが、friendlyでいい人である。

ところで、Oak Ridgeに来ていつも悩むのが食事。小さな街なのでレストランのバリエーションが少なく、すぐに飽きてしまうのである。昨年来たときには目立つレストランにチャレンジしてみたり、あるいは記憶に頼りつつ探してみたりしたのだが、それでもネタ切れ。と言うことで、昨日は思い切ってカーナビで検索して出てきたKnoxvilleのインド料理のレストランに行ってみた。"Sitar Indian Cuisine"と言う店だったのだが、小さいながら繁盛していてそれほど高くはなく、「当たり」だった。

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2009/01/16

ORNL初日

昨日はORNLでの初日。KS君と2人で研究所へ行き、入構のバッジをもらう手続きをしてホストのYuri Melnichenkoと会って議論をしてきた。そして夕方Knoxville空港まで長尾君を迎えに行ってきた。

ところで一昨日雪のChicagoからこちらに着いたときは「意外に暖かい」と思ったのだが、昨日は晴れていたにも関わらず凍えるような寒さ。後で記録を見たら最高気温が0℃だったらしい。今は16日の早朝でまだ日が昇っていないのだが、外気温はなんと-14℃。今日も寒い日になりそうだ。

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2009/01/14

アメリカへ

今日はアメリカへの移動日。7時にバスでつくばを出て成田空港へ行き、11:20発の全日空便でシカゴへ。ほぼ予定通り着いたのだが、シカゴは雪で気温はなんと-14℃。ちょっとだけ外に出てみたのだが、まるで冷凍庫の中にいるようだった。ここでしばらく乗り継ぎ便を待って、今日中にノックスビルからオークリッジに行く予定。

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2009/01/13

1日だけKEK

先週終わりまで福岡に出張していて明日からはアメリカ出張。なので今日は1月中旬までの間でたった1日だけフルにKEKに居る日である。ということで、KEKでしかできない仕事やアメリカ行きの準備、更には戻ってきてからの仕事の段取りなどをして1日が終わった。

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2009/01/09

領域研究会終了

一昨日から始まった領域研究会は今日が最終日。朝イチの発表は招待講演で、京大再生研の楠見さんが生体膜の中での分子の拡散を測った、と言う話をした。またその次は名大の瀧口さんで、骨格タンパクと生体膜の相互作用の話。どちらもタンパク質と生体膜の関係についての話だったのだが、非常に面白かった。

会議は昼までで終わったので午後の便で東京へ。ちょうど京浜東北線が事故のせいで不通になっていたため、山手線が大混雑で参った。

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2009/01/07

領域研究会

今日から科研費特定領域「ソフトマター物理」の領域研究会。いろいろな講演を聞き、また研究上の仲間と会っていろいろと議論した。

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2009/01/06

東奔西走

今朝は京都で起きて午前中のうちにつくばに戻る。そして自宅で慌ただしく出張の荷物の入れ替えをしてKEKへ行き、所内の会議に出席した。そしてそれが終わるか終わらないかのうちにKEKを飛び出して羽田空港へ。明日から始まる科研費特定領域の領域研究会のために福岡入りした。今日の移動距離は、ざっと見積もって1,700km。バス、新幹線、電車、自家用車、モノレール、飛行機、地下鉄と、船と自転車以外の交通機関には一通り乗ったのではないだろうか。

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2009/01/05

京大での一日

今日は朝から京大へ。午前中はMH君のD論公聴会があった。その他の時間は、研究室の学生といろいろと議論した。

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2008/12/26

大掃除と発表練習

朝イチでNIさんと打ち合わせ。その後吉川研の大掃除を手伝った。昼からMH君のD論発表のための練習。その後、MH君、NS君と打ち合わせしてつくばに戻った。

ところで今朝の京都は雪。東山はうっすらと雪化粧し、時折みぞれのような雪が降っていた。雪は昼前には止んで陽射しも出てきたのだが、気温は低いままで寒さが身にしみた。

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2008/12/25

学位公聴会

今日は吉川研の学生の学位公聴会があると言うことで、京大へ出張。YS君とKN君の発表を聞いた。また夜は物一のソフトマター関係の教員の忘年会に参加した。

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2008/12/24

初めての反射率データ

昨日からJ-PARCの中性子の一般ユーザへの供用が始まった。いろいろなトラブルを乗り越えつつ、特に直前には加速器の不調でかなり危機的な状況にある、という噂があったにも関わらずここまでこぎつけた関係者の努力には敬意を表したい。

その中で僕が立ち上げに関与している反射率計も無事装置としてのファーストビームを受け入れて、標準試料を用いた反射率測定を行った。昨日から今日までの加速器のパワーはわずか4kWだったのだが、それでも同程度のパワーだったKENSと同等以上のデータが取れたらしい。今のところの予定では加速器は徐々にパワーアップして年度内には100kWまで行く、とのことなので、そのときにどんなデータが取れるのか今から楽しみだ。

今日はJ-PARCにKunduさんを連れて行った。またKS君が実験中のiNSEが今日までだったので、ガイドに顔だけ出した。さらに夕方はHI-SANS検討会に途中まで出た。

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2008/12/22

DAQシステム

午前中はJ-PARCで「DAQシステム」のデモがあったので見に行ってきた。これはKEKの素核研?で開発された測定システムのことだそうで、J-PARCの中性子散乱実験装置の制御系として採用されている。今回は「匠」という装置で開発されてある程度出来上がったので、その出来具合を他の装置の担当者にも見てもらおう、というための集まりだった。反射率計は当面KENSで使っていたソフトをそのまま利用するので開発の必要はないのだが、本格仕様で作るときにはDAQを使うことになるはずだ。

昼のバスでKEKに戻ってきて、8月に行われた一般公開の締めの実行委員会に出席。その後いろいろと事務的な仕事や打ち合わせが待っていて、結局論文書きはほとんどできずに終わった。

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2008/12/19

Spring-8ヘルスケア研究会

今日はSPring-8ヘルスケア研究会のために大阪へ。「中性子小角散乱とスピンエコー法によるリン脂質膜系の構造と動的性質」と言うタイトルで講演してきた。出席者は企業の研究者が中心で多くが産業応用を考えている、と言うことで講演に対するレスポンスは悪かったのだが、その後いろいろな人から「中性子を使ったらどういうことができるのか」と言う質問を受けた。SPring-8の研究会なのに中性子の宣伝ができたのはコーディネーターの八田先生のお陰なのだが、効果はあった、と言えるのではないだろうか。

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2008/12/18

東海→つくば

午前中はKS君とORNLでの実験や論文などについて打ち合わせをする。午後は中性子利用セクションの会議。J-PARCの加速器の調子が悪いらしく、19日からビームが出る、と言うのは絶望的だとのことだった。

その後KEKに戻り、Kunduさんと打ち合わせしたりPFの課題審査をしたりした。

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2008/12/17

M. H. Ree

午前中、韓国・浦項工科大学のM. H. ReeがPFの会議で来ていたので、今後の中性子反射率計を用いた研究協力について話し合った。彼は高分子分野の大物で、8月にも一度会って協力関係について話し合ったことがある。その時にRee側から出ていた提案は結局うまくいかなかったのだが、それとは違う形での協力を進めよう、と言う話だった。

午後は中性子PAC。KEKがJ-PARCで進めるプロジェクト課題であるS型課題について、公募要項などに関して議論した。

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2008/12/16

SANS-U最終日

SANS-U実験の最終日。KS君はほぼ完徹だったにも関わらず、ぎりぎりまで頑張っていた。その後、NO君らと協力して片づけと次のユーザの立ち上げのための手伝いをした。

その後KEKに戻り、短期招聘で来ているインド人Sarathi Kunduさんと打ち合わせをした。

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2008/12/15

今日も東海

週末はずっとSANS-Uのビームタイムだったのだが、KS君と柴山研のNO君が自分たちで主体的に進めてくれるので僕はほとんどやることがない。今日も朝、昼、夕方にちょっとずつ行って、進行状況について話しただけで済んだ。

その他の時間はほとんどJ-PARC。まず9時40分からデイリーミーティングがあり、その後KENSの職員会議。午後からはMLFの装置責任者会議があり、その後物性研の課題審査関係の仕事をした。

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2008/12/12

PFとJ-PARCと3号炉と

今日は朝早くからPFに行く。昨日からBL-15Aで実験している眞山さん、北畑さんと合流し、片づけを手伝った後東海へ。今日はJ-PARC中性子利用セクションのシフトリーダーが当たっていたので、まずは中性子源のデイリーミーティングに出席し、また利用セクションのミーティングの議長をした。そしてその後、18時までシフトリーダーを務めた。

3号炉ではKS君が先週からiNSEの実験を続けているのだが、今日からSANS-Uのビームタイムも始まる。その上、業者との打ち合わせもあったので、午後2時間ほどサブリーダーの人にシフトの仕事をお願いして3号炉へ行った。そしてシフトリーダーの仕事が終わった後再び3号炉へ移動し、SANS-Uの実験につきあった。またこれらの合間に高圧学会誌の原稿を修正し物理学会からの転載許可もとって、編集を担当している福岡大の吉田さんに送った。

ところで今日、J-PARCのBL16(反射率計)で初めてビームを受けて、一応もっともらしいプロファイルを得ることができた。9月9日の遮へい体搬入開始から始まった反射率計の建設作業だが、何とか予定通りに組み上がり安全設備なども問題ない事が確認されてビームを受けることが出来るようになったわけで、とても喜ばしいことである。何より鳥飼さんの頑張りがあったからこそ、であるのは間違いない。

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2008/12/11

PF実験

今日はPF実験の日。北大の眞山さんと千葉大の北畑さんと一緒にBL-15Aで実験した。今回はサンプルステージがパルスモーターで動かない、と言うトラブルがあったものの他は順調。特に前のユーザが使ったカメラ長のままで測定できたので、調整の手間が省けて良かった。

と言うことで測定中は時間があったので、査読者コメントを元に高圧学会誌の原稿の修正などをしていた。

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2008/12/10

会議と打ち合わせと原稿チェック

午前中は人事関係の会議。午後は来週の中性子PACに向けての打ち合わせがあった。そして合間にMH君のD論に手を入れたり、長尾さんの原稿を読んでコメントを書いたりした。

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2008/12/09

筑波大訪問

午前中は物構研教授会。午後は筑波大に行って、齋藤さんと「つくばソフトマター研究会」についての打ち合わせをしてきた。それで概要ができたので、講演して欲しい人にメールで連絡した。また空いている時間には山田君の論文を直したり、MH君のD論を読んでコメントを入れたりした。

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2008/12/08

高圧NSE

午前中は中性子の職員会議。わりと大事なテーマについて話し合ったのだが、なんだか噛み合わない議論が延々と続いて疲れた。

午後はこれまでの出張の報告書書きやこれからの出張の手続きなど。出張のため2週間近くKEKに来ていなかったので、しなければならない事が多かった。また、共同研究者の申請書や論文原稿を読んでコメントを送った。

夕方から東海に行って、iNSEの実験を見に行く。今日からKS君の実験なのだが、高圧の実験と言うことで首都大の川端さんに手伝ってもらって準備していた。

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2008/12/05

「日台」2日目

「日台」2日目の今日は、自分自身の発表があった。内容はKS君の実験結果とNIさんの実験結果のミックスで、質問が沢山出て盛り上がったので良かったのではないか、と思う。ただ質問に対して答えるときに、未発表の結果を示しながら説明できなかったのはちょっと辛かった。

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2008/12/04

第3回日台中性子散乱研究会

今日から日台中性子散乱研究会が始まった。一昨年の水戸、昨年の烏来に続いて3回目の今回は京大化研の金谷さんがホスト。これまでは日本と台湾の限られた研究者が集まった、という感じだったのだが、今回は両国の学生やインド人も加わって賑やかな研究会になった。

ところでインド人、と言えば3月にSaha Instituteで会ったSarathiさんが一昨日来日し、昨日KEKで手続きをしてから京都に来た。朝、研究会に来るかと思って待っていたのだがなかなか来ないので心配していたら、なんと一人で京大に行っていた。と言うことで昨日知りあったManabendraさん(彼もSahaの人で、金谷さんのゲスト)を連れて京大へ行き、吉川さんやDattaさんを交えていろいろとdiscussionをした。

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2008/12/03

小角散乱サテライト

今日は中性子科学会年会のサテライトミーティングとして小角散乱サテライトが行われた。これは2006年に行われた小角散乱国際会議の流れを繋いでいこう、ということで昨年度から始めたもので、今回が2回目。物性研の柴山さんと名大の高野さんを世話人として、名大構内で行った。今回は年会の翌日だったということと放射光関係の国際会議と重なってしまったということがあって参加者は少なめだったが、その分密な議論ができた。

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2008/12/02

中性子科学会2日目

中性子科学会2日目の今日の前半は、学会賞、奨励賞、技術賞、功績賞の受賞者による記念講演があった。功績賞は元阪大の国富先生で、僕の師匠である山田先生の先生だったわけだから僕の「祖父」ということになる。日本の中性子散乱の黎明期からやっていた人の話は、なかなか興味深かった。

午後はポスターセッション。今回は「ポスター賞」の選考委員だったのだが、大量のポスターを少ない時間内に聞いて回らなければならなかったので大変だった。

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2008/12/01

中性子科学会初日

今日から名古屋大で中性子科学会年会がスタート。僕はポスターセッションを含めほぼ全てのプログラムを真面目に聞いたのだが、それ以外にもいろいろな人といろいろな打ち合わせをしなければならなず、とっても忙しかった。

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2008/11/28

ICORP中間評価

今日は吉川研で進めているICORPプロジェクト「時空間秩序」の中間評価が行われ、僕も「研究推進委員」として参加した。朝の10時から昼食を挟んで夕方5時まで、研究総括の吉川さんがここまでの研究成果について報告して、評価委員の人に聞いてもらった。結果は良好だったようで、まずは良かった。

夕方、KS君と一緒に小貫さんのところに行って、今書いている論文の内容について議論をした

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2008/11/27

Arisa積み出し

今日はKENSで使っていた反射率計のArisaの積み出しとJ-PARCへの搬入を行った。J-PARCの装置としては少々力不足の分光器ではあるのだが、予算が付くまで待っている、というわけにもいかないのでとりあえず使えるものを持っていって設置してデータを出そう、というわけだ。僕は今日から出張なので午前中の前半だけ手伝ったのだが、その後J-PARCへの搬入まで済ませているはずである。

午後は京都へ移動。夕方ちょっとだけ吉川研に顔を出して、何人かと打ち合わせをした。

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2008/11/26

北大にて

Hokkaido Univ. Museum (北大総合博物館)

今日は北大でセミナー。「謝金を伴う講演会」とか言う仰々しいタイトルなのだが、聴衆は工学部で中性子をやっている鬼柳研、古坂研のスタッフと学生がほとんどで、研究室セミナーに呼んでもらった、と言う雰囲気だった。話のタイトルは「中性子小角散乱によるソフトマターの物性研究」と言うもので、ソフトマターの研究にSANSがどのように役に立つのかをざっと説明した後で、長尾君と一緒にやっている「相対形状因子」の話とKEKがJ-PARCに作っている中性子反射率計の紹介をした。

ところで午前中、配布資料のプリントアウトを頼みに行ったついでにカメラを片手に北大キャンパス内を散歩してきた。気温が低かったのは確かだが寒い、と言うほどではなく、天気も上々で気持ちが良かった。

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2008/11/25

札幌出張

今日から札幌出張。明日は北大で中性子小角散乱についての講演をする予定である。今日は飛行機で札幌に移動して、午後からの大学連携についての打ち合わせに参加した。

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2008/11/21

CMRCリーダー会議

今日は夕方からCMRCリーダー会議に出た。CMRCと言うのは物構研内に発足するセンターで、放射光、ミュオン、中性子を縦横に使って物質の構造を調べる研究をしよう、と言うところである。東北大の村上さんをセンター長としてスタートするのだが、僕も「ソフトマターグループ」のリーダーになる、と言うことになっている。今日は村上さんとその「リーダー会議」の予備的な打ち合わせ、と言う感じの話し合いをした。

午前中はそのCMRCに関する資料作り。午後はKEK運営連絡会議に出た。

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2008/11/20

会議、実験、建設、打ち合わせ

昨日も今日も東海へ。一番の理由はNSEの実験中だからなのだが、それ以外にも会議や打ち合わせが連続である。昨日はSANSに関する打ち合わせがあり、今日はMLFとKENSの会議の連チャン。その他にJ-PARCで建設中の反射率計を見に行ったりした。また昨日はつくばに戻ってきてからも、反射率計に関する打ち合わせがあった。

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2008/11/18

MLFパンフレット

午前中は人事関係の会議の後、物構研広報コーディネーターの山中さんを囲んでMLFパンフレットについての打ち合わせをした。MLFとはJ-PARCの中の「物質生命科学研究施設」の事で、中性子とミュオンを使って物質科学と生命科学の研究を行うところだ。一般公開や見学などこれまで色々な人が来ているのだが、そういう人に渡して説明するパンフレットが無かったので作ろう、としているのである。これまではJAEAの鈴谷さんを中心に案作りをしていたのだが、少々行き詰まっていたので山中さんのアドバイスを受けた、と言うことだ。やはり広報関係の仕事を中心にやっておられる方なので、我々が持っていないアイディアが続々と出てきてとても良かった。

打ち合わせ終了後東海へ。iNSEで実験しているKS君とNIさんと会って、実験についての相談や論文に関する議論をしてきた。

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2008/11/16

iNSE

今日からiNSEのビームタイムなので、昼から東海へ。前のユーザの眞山さんと昼食を食べていたらKS君が来た(ドイツでの国際会議から直行した)ので、早速試料を準備してもらって測定をスタートさせた。

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2008/11/14

中性子PAC

今日はJ-PARCの課題採択委員会があり、その後中性子PACが短時間で行われた。J-PARCはKEKとJAEAが共同で作っているので課題審査なども一緒にやる、と言うことになっているのだが、旅費などお金の出所は一緒じゃないのでそれぞれでやらなければならない部分もある。と言うことで、J-PARCでの課題採択を追認する、と言う形で中性子PACが行われたわけだ。

午後は「物構研所長談話会」なるものに出たが、それ以外の時間はNIさんの論文原稿の修正などをした。

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2008/11/13

SPYSEE

午前中は東海へ。KEKは原子力機構の敷地内に「東海キャンパス」と称する小さな建物を持っているのだが、その中にある中性子の部屋の整理を(何人かスタッフと一緒に)した。午後は大友さんと打ち合わせ。共用法に関する文章を作って所長に送った。

ところで昨日、ネットで調べものをしていたらSPYSEEに行き当たったので、試しに自分を検索してみた。そしたら出てこなかったので「調査・分析を依頼」してみたら、3時間後に作られたのがこれ。少々おかしなところがあったのだがエディットしたらかなりまともになった。たぶん、ネットの検索を使って自動的に作成しているのだろうが、ここまで作れるのは素直に凄いと思う。

ただ問題は、同姓同名の別人を判別できていないらしい、ということ。僕に繋がっている人の中にも何人か別人がいるのだが、知り合いの誰かに繋がっていた山本潤(京大理学部の教授♂)さんが女子アナだったのには驚いた。

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2008/11/12

KEK芸術祭

Shinnyodo Temple (真如堂)Koetsuji temple (光悦寺)
Shinnyodo Temple (真如堂)Konchiin Temple (金地院)

今週初めから「KEK芸術祭」と言うのをやっている。KEKの構成員とその家族が絵や写真、彫刻、書、音楽など自分が得意とする「芸術」を持ち寄って披露する、と言う催しである。せっかくなので僕も去年撮った写真から4枚ピックアップし、四切に焼いて飾ってもらった。初日の一昨日は搬入を事務の人にお願いし、昨日も忙しくて行ってなかったのだが、今日になって「額に入れた写真がずれている」と言う指摘を受けたので、直すついでに見に行ってきた。写真を焼いたばかりの時は「四切は大きすぎるかな」と思ったのだが、広いところに展示してみるとそうでもなかった。

今日は久々にまとまった時間が取れたので、特定領域「ソフトマター物理」のニュースレターを作った。これは半年ぐらい前から頼まれていたのだが、いつでもいい、と言う言葉に甘えて伸ばしに伸ばしてきたもの。集中して一気に書き上げたおかげで、すっきりした。

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2008/11/11

S1型課題

今日の午前中は物構研の中のPF、ミュオン、中性子の三者で共同利用のカテゴリーについての意見交換を行った。その結果、中性子がJ-PARCで行おうとしているプロジェクト型課題はPFの「S1型」とほぼ同じであることがはっきりしたので、今後は中性子でも「S型」の名称を使うことにした。

午後はまず、懸案だったNIさんの論文原稿をチェックして図の修正を頼むメールを送った。続いて昨日物構研所長から預かった宿題の、共用法に関する文章作りをした。

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2008/11/10

MLF運営連絡会議

午前中は中性子PACの規程の改正案やプロジェクト課題の公募文書の案等を作った。昼から東海に行き、J-PARCのMLF(物質生命科学実験施設)の運営連絡会議にオブザーバー参加する。この会議はJ-PARCの中で中性子とミュオンの施設を持っているJAEAとKEKが共同運営のために調整をする、と言うもの。J-PARCセンター長の永宮先生を中心に、当面の課題についていろいろと意見交換をした。

その後物性研中性子へ行って、NSE/SANS実験用の湿度制御セルの設計について業者との打ち合わせ。

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2008/11/07

昼から東海

午前中はレフリーを頼まれていた論文を読んでコメントを送る。やや分野が違う論文で読み解くのに苦労したのだが、その分勉強にもなった。

昼から東海に行き、中性子利用セクション会議に出席する。そしてNSEを見に行こうと思って学生に連絡したのだが、測定は夜までかけっぱなしだとの事だったので会わずにそのままつくばに戻った。

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2008/11/06

査読

今日は査読が回ってきていた論文読み。〆切はとっくに過ぎていて、先週editorからの問い合わせに対して「来週早々には返事する」と回答していたのである。いろいろ忙しくて送ることができないうちに今日になってしまい、ようやく必死で読んだ、と言う次第。論文のストーリーは分かったのだが、コメントを考えているうちにまたもや催促メールが来た。明日には査読の結果を送らなければ。

午後から東海へ。NSEで実験を進めているMH君らと会って、実験の経過を見ながら議論した。

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2008/11/05

東海

今日は朝から東海へ。反射率計の作業の監督のためだったのだが、業者はBL16だけでなくBL12、BL21も一緒にやっているので、他の方が忙しかったようであまり進まなかった。

昼過ぎに京大から来ている2人の学生をJ-PARCの見学に連れて行った。またこれらの間にいくつかの論文読みをした。

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2008/11/04

京大生来る

今日は昼前に京大の院生のMH君とNS君が来た。昨日から3号炉でNSEの実験をしているのだが、今日は打ち合わせである。山田君も交えて話をして昼食を食べて、午後に東海へ。NSEの次の測定をかけたのを見てつくばに戻った。

午前中は共同利用体制についてPFやミュオンを含めた打ち合わせの会議があった。また今日が科研費の「本当の〆切」だったので、先週コメントが付いた基盤Sの申請書を書き直して夕方に提出を済ませた。

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2008/11/03

マイクロビーム&NSE

午前中はPFでマイクロビームSAXSをする。これまで興味はあったもののやったことがなかったのだが、東大新領域の篠原さんにお願いしてちょっとだけテストさせてもらったのである。試料の作り方やセットの仕方、測定の仕方などにコツがあってちゃんと準備しないといけない事が分かったのだが、それでもちゃんと短時間でシグナルが出ることが分かって面白かった。

午後からは東海に行く。京大のMH君がNSEの実験をするので見に行ったのだが、既に測定がかかっていてやることがなかった。そこでMH君と論文の内容などについて議論して戻ってきた。

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2008/10/31

レフリー

論文のレフリーを2つ抱えているのだが、そのうちの1つから「早く送れ」と言う催促が来た。と言うことで今日はその論文を読んでコメント作り。昔やっていた研究のど真ん中の内容だったので読んでしまえば後は簡単。実質1日弱でレフリーコメントを作ったなんて、速い方の記録かも。因みに残っているもう一つの論文は少々ややこしいので、もう少し時間がかかりそうだ。

昼過ぎに吉川研のNさんがやってきて、来週の実験のための準備に付き合った。また京大の学生から2本、論文原稿を送ってきた。その前に1本原稿を送ってもらっていたので、一気に3本を抱えたことになる。科研費の申請書もまだ終わってないのに時間のやりくりが大変になったなー、と言う思いはあるのだが、しかしこういう仕事は「ロードマップ」だの「共同利用体制」だの「補正予算」だのに比べれば、ずっとずっと楽しいのである。

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2008/10/30

高圧学会誌

10/20〆切で依頼されていた高圧学会誌の原稿を、今日ようやく完成させることができた。高圧学会誌には昨年解説を書いたばかりで、その上その続きを長尾さんが書くことになっている。従って僕の仕事の中で重要な部分に関してはもう書くことがないので一度は無理だ、と言ったのだが、せっかくの「中性子特集」である。ソフトマターに関するものも載せたいところだが、もともと高圧でソフトマターをやっている人が少ない上に中性子を使っている人は非常に少ない。と言うことで無理を承知で引き受けた原稿だったわけだ。原稿〆切がちょうど科研費の申請書の時期と重なっていたので待ってもらっていたのだが、さすがにこれ以上遅らせるわけにはいかない。と言うことで原稿は苦心の作となったのだが、ただ昨年JPSJからpublishしたリン脂質系の話を中心に書いたら時間的にはそれほどかからなかった。

午後は科研費の意見交換会。基盤Sの申請書の内容について色々とアドバイスをもらったのだが、もしかしたら全面的に書き直した方がいいかも、と言う事態になった。

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2008/10/29

来客あり

夕方は物構研教授会。J-PARCのKEK装置に関わる「R型課題」について説明した。またその前の時間には今後どのような装置を建設して行くべきか、などについて中性子のスタッフ数人で打ち合わせをした。

昼前に千葉大の北畑さんが来て、PFの申請に向けての打ち合わせ等をした。またPFに九大の木村さんが来ていたので、一緒に夕食を食べた。

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2008/10/28

高圧学会誌の原稿

今日の午前中は、中性子のスタッフでミーティングがあった。人事関係や今後の方向性など、色々と込み入った事も話した。

午後は高圧学会誌の原稿を書き始める。〆切をとっくに過ぎているのだが、科研費の申請優先と言うことで待ってもらっていたのである。とにかく書かなければならない分量を埋める、と言う方針で頑張ったのだが、やはり半日で全部書くのは無理だった。明日は色々と予定があるのだが、頑張って形にしなければ。

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2008/10/27

量子ビーム基盤技術

今日は「量子ビーム基盤技術開発プログラム」のキックオフミーティングのためJAEAへ行ってきた。このプロジェクトはJAEAの加倉井さんが中心になってJSTに申請して認められたもので、偏極中性子やビーム集光等の中性子散乱装置の高度化技術開発のためのものである。JAEAとKEK、東北大、北大が協力して進めるプロジェクトだと言うことで、30人以上集まって活発な議論が行われた。

東海へはKEKの連絡バスで行ったのだが、そのバスの中で長尾さんの原稿に目を通してコメントを送った。

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2008/10/24

反射率計の作業

今日は朝からJ-PARCへ行って、反射率計の作業に立ち合う。ただ、作業の内容としてはモルタルによる遮蔽のすき間の穴埋めや電気配線のラック作成の準備と言うことで、なかなか地味な仕事だった。また午後は中性子利用セクション会議に出席した。

ところで科研費は今日がKEK内の〆切だったが、昼間は相変わらずアクセスしにくい状態で、アップロードしたものの確認はできず。やむなく事務に連絡を入れて、ちょっとだけ待ってもらうことにした。

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2008/10/23

アホか?>学振

昨日も書いたように夜になると科研費の電子申請のページがスムーズに働くようになるので、自宅で夜の1時頃までかかって1つの申請書を(ほぼ)仕上げた。そして昼間はもうひとつの申請書に取り掛かったのだが、案の定電子申請のページは全く言うことを聞いてくれない。と言うことで夜になって自宅でアップロードをしてみたのだが、今度は「PDFファイルが不正」とか何とか、またまた訳の分からんエラーメッセージを出して止まってしまう。今度の申請はTeXにしただけで、ちゃんと中身のあるファイルを作ってアップロードしているのだが。数日前には同じように作ったファイルをちゃんと受け付けてくれたくせに、いったい何が悪いのか。本当に困ってしまった。

ところで学振の科研費ホームページに、今日になって次のような注意書きが出ていた。

-----------------------------------
重要なお知らせ!! 必ずお読みください!!

 科学研究費補助金のWeb入力のアクセスが集中していることにより、現在、電子申請システムにつながりにくい状況が見られ、ご迷惑をおかけしております。
 これに対応するため、ログイン後のタイムアウトの時間を30分から15分に短縮する措置を取っております。データを入力中であっても、15分間サーバにアクセスしない状況が続くと自動的にログアウトしてしまうことになりますので、15分に一度以上の頻度で、必ずこまめにデータを一時保存していただくようお願いします。(画面上部及び下部にある「一時保存」もしくは「次へ進む」のボタンをクリックしてください。)
 また、ログインの時間が長くなりますと、他の方がなかなかログインできなくなりますので、ログイン前にあらかじめ入力事項等について準備していただき、効率的に入力を行い、ログインの時間を短くしていただくようお願いします
 なお、それでもつながりにくい場合には、しばらく時間をおいてから再度ログインしていただくなどの措置をお願いいたします。(9時以前もしくは19時以降は比較的つながりやすい時間帯となっております。) 皆様のご協力をお願いいたします。
-----------------------------------

あのねー。そもそも「データの一時保存」ってのができないんですけど。「次に進む」のボタンをクリックしてもエラーが出たり、タイムアウトでログアウトしてしまったりするんですけど。で、しばらく時間を置いてからログインしても、何も変わらないんですけど。だから結局通常の勤務時間中には何もできずに、こうやって夜に残業代も付かない仕事をしているわけだ。

まあ、残業代云々と言うのはどうでも良い話で、我々研究者は意味のある仕事だったら夜中でもただ働きを厭わないのである。今回腹が立つのは、こう言うつまらんことで時間と精力を使わされる事なのだ。我々は研究費が欲しいからしょうがなくて従っているわけだが、研究に使うべき時間を削って余計な苦労をしている、と言うことを自覚して欲しいものだ。こうなったら〆切を延ばすとか書類での提出を認めるとか、何らかの処置をしないとダメだと思うのだが。

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2008/10/22

ひどいぞ学振ホームページ

昼間は学振ホームページが混んでいてアップロードから先がうまく行かないので、今日は8時前に出勤して作業をした。ただ案の定9時前には繋がりにくくなり、その後は夜の8時半頃までずっとダメ。KEKはまだ〆切まで間があるのでそれほど切羽詰まってはいないのだが、今日明日ぐらいが〆切の大学の人は大変なんじゃないだろうか。それにしてもこんなことになった責任は、アクセス数の見積りが甘かった学術振興会にある、と言うのは明らかだ。ちゃんと責任を取って欲しいものだ。

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2008/10/21

科研費もうひとつ

今日は科研費のもう一つの申請書を一気に書き上げた。ただ、昨年申請して落とされた内容をベースにしているので、このままで行けるかどうかは微妙。特に、書きたいことが沢山あるのでどう整理するかが難しい。

ところで昨日から科研費申請書を登録しようと学術振興会のページにアクセスしているのだが、すごく混んでいるようでなかなかうまく繋がらない。KEKは〆切が今週末なのでまだ余裕はあるのだが、京大は明日が〆切だとか。みんなかなり困っているんじゃないだろうか。

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2008/10/20

科研費申請書

今日から本格的に科研費申請書を書き始める。今年は大きいのを2つ出すつもりなので結構前から準備は始めていたのだが、他の用事が目白押しでここまでほとんど準備できていなかった。今日はとにかく1つは形にしようと頑張って、とにかく全部の書くべき場所を埋めた。

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2008/10/17

物構研シンポ2日目

物構研シンポ2日目の今日は、話を聞くことに専念する。とは言え固体物理関係のため聞いていても良く分からない話が多く、聞きながら今日が〆切の財団への助成の申請書類を作ったりしていた。

ところで発表の中で酸化物超伝導体のflux line latticeの話が出てきたのだが、これに関する実験にはちょっとだけ関わった事がある。広大に行ったばかりの頃に武田さんが取り組んでいて、Juelichに行って実験をしてみたものの試料が良くなくてデータが出なかった、と言う話を聞いた。(確か実験準備もちょっとだけ手伝った記憶あり。)それから20年近くが過ぎて試料も装置も良くなりもう解決した話なのか、と思えばさにあらずで、まだまだやることがあるらしい。因みに今年は「鉄系高温超伝導」が発見されたと言うことでまたまたフィーバーが起きていて、ERATOではこれに関する研究公募で57件の応募に対して24件も採択すると言う大盤振る舞いをしている、とのこと。「ソフトマターの物理」も昔に比べると人に知られるようにはなってきているのだが、こう言うところに来るとまだまだマイナーだなー、と痛感させられるのである。

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2008/10/16

物構研シンポ

今日から物構研シンポ2008が始まった。午前中はKEKで発表に向けての準備。午後は会場に行ってずっと会議を聞いていた。因みに僕の発表だが、時間が延び延びになってスケジュールがタイトだったため大急ぎで話した。会場での質問は少なかったのだが後の懇親会でいくつか話しかけられたので、少なくとも失敗ではなかったのではないだろうか。

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2008/10/15

KEK運営連絡会議

今日の昼からは運営連絡会議。久々の出席だったのだが特に大きな問題もなく、30分ちょっとで終わってしまった。

それ以外の時間は、明日の物構研シンポジウムの講演のための準備をする。また昼休みにはKEKミニサッカー大会の決勝に出場したのだが、途中で右足首をスパイクされた上に太ももを肉離れした感じで動けなくなってしまった。でも僕が行ったためにキックオフ時の人数が5人になって棄権を免れたので、貢献はできたといえるかな。

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2008/10/14

KENSライセンス

午前中は「KENSライセンス」についての会議をする。KENSの技術職員のSさんが凄い回路技術を持っていて、彼が開発した測定回路をあちこちの中性子測定装置で使っているのだが、どうしても個人でやっていることによる限界がある。と言うことでその技術を民間企業にライセンスして、製作とサポートをやってもらおう、と言う話だ。企業にとっては技術がもらえて仕事も取れてでいいことずくめのような話なのだが、しかし実際のところ市場はごくごく小さいので、それで儲けを出せるものでもないらしい。と言うことでそこを何とかうまくやろう、と言う事での話し合いだったのだが、結局ちゃんとした結論の出ないまま時間切れとなった。

その他の時間は長尾君から来ていた原稿のチェックをしてコメントを送り、今日が〆切の論文の査読をした。因みにもっとややこしい審査の依頼も来ていたのだが、連休中に済ませてしまったので気分的にずいぶん楽だった。

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2008/10/10

仕事いろいろ

朝イチで池田さんの部屋で伊藤さんとともに打ち合わせ。その後、昨日の中性子PACの後始末をした。午後は京大吉川研のICORPプロジェクトに関する書類作りや、来週〆切の論文査読などをした。

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2008/10/09

中性子PAC

今日の午後は中性子散乱実験審査委員会(中性子PAC)が行われた。今回の議題は、J-PARCで行われる実験課題のうちKEKが主導する「プロジェクト研究」をどう選ぶか、と言う枠組みについて。基本的には3年前まで動いていたKENSのやり方を踏襲するのだが、それを新しい時代に向けてどのように構築して行くか、と言う点が問題である。案を作るに当たって内部的にはかなり議論していたのだが、やはり外部の委員を含めると色々と意見が出てくるもので、結局2時間近くも激論を戦わせることになった。

午前中はその中性子PACに向けての準備。今月は作らなければならない書類や審査しなければならない論文・書類が山ほどあるのだが、とてもやっている暇が無い。と言うことで、とりあえず申請書一つを山田君に依頼し、高圧学会誌の原稿は〆切を延ばしてもらった。

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2008/10/08

ノーベル賞祝賀会

Keknobelprize

今日の夕方、KEKで「ノーベル賞受賞祝賀会」が行われた。祝賀会、と言っても小林さんが来たわけではなく内輪だけの集まり。素核研の所長の司会の元に益川・小林理論や南部さんの業績などの紹介があったほか、そして何人かが3人に因んだ話をした。集まりとしては非常にインフォーマルな感じだったが、夕方のNHKの地域ニュースで映像を流していた。

午前中は東海村へ行って、JAEAとの打ち合わせ。明日の中性子PACに提案するプロジェクト課題案について相談した。

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2008/10/07

ノーベル物理学賞

ついに取ったか、と言う感じですね、今年のノーベル物理学賞。南部陽一郎氏と小林・益川の両名が取りました。私の研究には直接関係ないのですが、元京大理学部の益川さんと、元KEK素核研所長の小林さんが取ったと言う事で、縁がないことはない、って感じですか。何れにせよめでたいことです。

因みに小林・益川の「CP対称性の破れ」に関する論文は1973年にProgress of Theoretical Physicsから出ています。長さは6ページ。引用文献はたったの4報。28歳と33歳の2人が書いた論文ですから、今だったらほとんど誰にも評価されない、と言う論文になってしまうかも知れません。昨今はNatureやScienceに出た論文が価値があると言う風潮、数年で成果が出るのが当たり前、みたいな風潮がありますが、それに対するアンチテーゼみたいなものになってくれると良いのですが。

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打ち合わせと会議と

午前中は京大吉川研のICORP関係の書類を作っていたら、池田さんから呼び出されて明後日の中性子PACに関連した打ち合わせをした。

午後はある会議でずっと缶詰め。

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2008/10/06

中性子PACに向けて

今日の午前中はNML(中性子ミュオン施設)の会議と中性子職員会議があった。後者では物構研所長にも来て頂いて、中性子PACに提案する予定のプロジェクト課題募集案について議論した。またそこで出てきた意見を元に、提案書の修正をした。

午後は科研費の申請書について考えたりして過ごす。書くべきことははっきりしているのだが、やはり申請書と言う形でまとめるのには時間がかかる。

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2008/10/03

科研費申請

〆切まで1ヶ月を切ったので、今日から科研費の申請書の作成をスタートさせた。今年度当初に「新学術領域」に領域代表として申請して落ちたのだが、そう言う人が次に小さな科研費しか出さないと奇異な目で見られると言う噂がある。大きなお金が欲しくて申請したはずなのになぜだ、と言うことなのだろうが、しかし本当なのだろうか?できれば大きくなくても良いから着実に取りたいところなのだが、しかし申請額が少ないからと言って当たりやすいとも限らないのがこの世界、である。やっぱり大きな科研費にチャレンジしないといけないのかなー、と考えただけで、申請書の具体的な内容には踏み込むことなく今日は終わってしまった。

KEKが募集する中性子の「プロジェクト研究」の案について、先週に引き続いて検討を進めた。その結果KENS内部ではほぼ納得できる形にできた(と思う)のだが、ただJAEAや外部のユーザーとの意見交換はこれからなのでまだ一山も二山もありそうだ。

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2008/10/02

反射率計建設作業

P1010546re

今日は朝から東海村に行って、中性子反射率計の建設作業に立ち合う。先週までの作業でかなり遮蔽体が組み上がって来ていたので、今日は天井を乗せて全体の形ができることを期待していたのだが、鉄コリメーターの挿入や入り口ドアの搬入と仮置き等していたら時間が過ぎてしまい、あまり進まずに終わってしまった。

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2008/10/01

秋山さんのセミナー

午前中は名大の秋山さんのセミナー。彼がSPring-8にいた時にやった時計タンパクの凝集に関するSAXS実験の結果の話で、なかなか面白かった。

セミナー終了後に武仲さんの論文に関してコメントして、京大での仕事は終了。つくばへの帰途についた。

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2008/09/30

京大2日目

今日の午前中は吉川研でKS君の論文に関する打ち合わせ等をしたり、KEKの仕事をしたりする。午後はDatta氏との民間財団の申請についての打ち合わせやMH君の研究についての議論、ICORPについての打ち合わせやSAXS装置を見に行ったりと、次々と用事が舞い込んだ。前回京大に来たのはIUCrの時だったのだが、それから1ヶ月過ぎていたためかやるべきことが色々あって結構忙しかった。

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2008/09/29

京大の一日

今日から3日間は京大出張。課題演習の発表会に出たり、学生との打ち合わせをしたりした。ただその一方でKEKの仕事があって、そちらで結構時間を使った。

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2008/09/26

忌引

Chusonji temple (中尊寺)

親戚に不幸があったため、午後からお休み。午前中のみKEKに行って仕事をした。

(なお、写真は物理学会の帰りに寄ってきた中尊寺です。)

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2008/09/25

シフトリーダー

午前中はいつもの雑用。午後から高分解能チョッパーの研究会があったので最初に共同利用体制についての案を説明し、その後東海に移動する。J-PARCは9月19日からビームが出ているのだが、その間JAEA、KEK、茨城大などのスタッフが交代で「シフトリーダー」として詰めていなければならない。私は今日の16時から22時までの担当ということで、ビーム供給側と利用側の連絡係として働いた。

ちなみにこれを書いているのは22時過ぎ。実験をしている人がみんな上がってきたら、つくばまで1時間半かけて帰ることになる。

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2008/09/24

referee

relief of a dragon

学会帰りと言うことで仕事がたまっていたので、今日はメールの返事書き等の「雑用」に専念。その中で最も重要だったのはPREのレフリーで、何とか返事を書くことができた。

因みに掲載の写真は盛岡市内の報恩寺で撮ったものから。(特に意味はありません。)

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2008/09/23

物理学会最終日

物理学会秋季大会は今日が最終日。午前中領域11のポスターセッションに顔を出して、その後帰途についた。

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2008/09/22

物理学会2日目、3日目

Hachimantai (八幡平)

物理学会2日目の昨日は、午前中は領域12の「液体液体転移」と「複雑液体/界面etc」のセッションへ、午後は領域9、領域12合同シンポジウム「ソフトコンデンストマターの結晶成長」を聞きに行った。シンポの最初は東大の加藤さんがバイオミネラリゼーションの話をしたのだが、このような有機・無機複合膜の話はscientificに面白く応用の可能性もある。今後中性子反射率計が立ち上がったら、大いに取り組むべき課題となるかもしれない。

今朝は早起きして、学会が始まる前に八幡平に行ってきた。昨日まであまり天気が良くなかったのだが今日は予報が良かったので、運が良ければ「雲海の上に昇る朝日」のようなシーンが見れるかと期待して行ったのだが、残念ながらなかなか雲が切れずにあまり良い写真は撮れなかった。

物理学会3日目は領域12の一般講演やシンポジウムを会場を移りながらつまみ食い的に聞いた。

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2008/09/20

物理学会初日

今日から物理学会秋季大会。99年?以来久々に岩手大での開催である。午前中は領域12のポスターセッションで、吉川研や元吉川研の人の発表を中心に聞いた。また午後はずっと高分子のセッションにいて話を聞いた。

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2008/09/19

反射率計研究会

今日は中性子反射率計の研究会。J-PARC BL-16に建設中の反射率計をどのように利用して行くのか、等の点について20人ほどの参加者で議論した。そして会議終了後、明日からの物理学会にそなえて盛岡に移動した。

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2008/09/18

PF研究会

今日は朝からPF研究会「ナノ構造解析・センシングにおける小角散乱の利用高度化の将来展望」が行われた。招待講演2件と一般講演13件、そしてポスター発表11件。一般講演の時間が短かったのが残念だったが、それでもいろいろな発表が聞けて面白かった。

ところでPFには小角散乱装置が2.5台(1台はXAFSとの共有ライン)あって多くのユーザが使っているのだが、PF内にSAXSを専門とする担当者が不在だということ、装置をアップグレードする予算もほとんど無いこと、などの理由で30年前?に作ったほとんどそのままで運用している。これらの装置を今後どのように使って行くのか。あるいはどのような方法・方向性で改良して行くのか。そのへんも含めた議論をしたかったのだが、時間切れであまり話が進まなかったのは残念だった。

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2008/09/17

ナノ構造サブグループ会議

今日の夕方は、J-PARCの「ナノ構造サブグループ会議」に出席した。これは、J-PARCの装置のうちナノスケールの構造を見る小角散乱装置、反射率計、全散乱装置の間で情報交換を行う、と言うのが目的。私は初めての出席だったのだが、JAEAの鈴木さんや鈴谷さん、KEKの大友さん、鳥飼さんと知っている人が大半だったので、すぐに馴染むことができた。またその後続けて行われた小角散乱装置HI-SANSの検討会にも出席した。

ところで今日は反射率計の作業があると言うことで朝からJ-PARCに行っていたのだが、業者が他の作業を優先してやっていたためほとんど何もしないままに終わった。と言うことで、空いた時間は共著者から届いていた論文2本のチェックと、明後日に予定されている反射率計研究会の準備をしていた。

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2008/09/16

書類作りいろいろ

in the dusk of the evening

連休明けの今日も、金曜日に引き続いていろいろな書類作り。「短期外国人招聘」の申請書や科研費申請書の下書き、京大の学生の推薦書等を作る。そして「物構研シンポジウム」のアブストラクトもようやく提出できた。

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2008/09/12

つくばの一日

今日も行けたら東海に行く、と言って昨日つくばに戻ったのだが、予定していた会議がキャンセルになったのをいいことに?つくばで仕事することにする。今週は3日間東海に行っていたおかげで、すぐに処理しなければならないことがたまっていた。そこで「日台セミナー」の書類や「短期外国人招聘」の書類等を作り、山田論文を読んでコメントを書くなどデスクワークに専念。かなり進んだのだが、しかしとっくに〆切が過ぎている「物構研セミナー」のアブストラクトは完成させることができなかったのには困ったものだ>自分。

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2008/09/11

東海村の一日

昨日と一昨日は昼からになってしまったので、今日は朝一で東海へ。J-PARCでの反射率計建設に立ち会った。今日は遮蔽体ブロック積みの準備作業として、「レーザー墨出し機」を使って遮蔽体を置く位置を決めるのがメイン。そして午後になってクレーンが空いていることが分かったので、一部のパーツ(ブロック積みのための支柱)の位置決めをして設置までした。(もっとも、そう言う作業は全て業者がやるので私はただ見ているだけだったのだが。)

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2008/09/10

教授会と遮蔽体

blue triangle

午前中は物構研教授会。人事や予算の話が中心で内容は大学の教授会とそれほど変わらないのだが、数ヶ月に一度しか開催されない、と言うのが長年大学にいた僕にとっては何とも不思議だ。

教授会終了後、弁当を買ってKEK連絡バスに乗って東海キャンパスへ。昨日に引き続いて、反射率計の遮蔽体搬入の立ち会いである。昨日は大きな遮蔽体ブロックが中心だったのだが、今日は小さいのが多いので楽かと思えばさにあらず。クレーンで吊りにくい形のものが多くて、結構苦労した。(もちろん、業者が、だけど。)

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2008/09/09

遮蔽体搬入

P1010022


朝、病院に寄って血液検査してから出勤する。1ヶ月前に「尿酸値が高い」と言われていたため、その対策として飲んでいた薬の効果を確かめるのが目的だ。検査の結果、値は正常値まで下がっていたのだが、それでも正常の範囲内では高め。と言うことで、薬は継続して飲むことになった。

KEKで池田副所長と打ち合わせをして、東海村のJ-PARCに移動する。今日から中性子反射率計の遮蔽体が搬入されるのだが、その立ち会いのためである。大型トラックから10t以上の重さのコンクリートブロックが下ろされて、ビームラインの周囲に積まれて行く様子はなかなかの壮観である。作業は業者がやるのでこちらはただ見ているだけなのだが、しかし万一事故が起きればこちらが責任を取らなければならないわけで、それなりに緊張して見ていた。

作業終了後、JAEAの鈴谷さんとMLF(物質生命科学研究施設)を紹介するパンフレットの内容について議論する。そしてKEKに戻り、今日の作業の様子を中性子反射率計建設日誌ブログ(因みに、昨日作ったものから早速移転した)にアップした。

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2008/09/08

中性子職員会議

今日は中性子職員会議。毎週月曜日午前中に行われているのだが、私はここ数週間国際会議などでの出張が続いていたので1ヶ月ぶりの出席である。今日はJ-PARCセンターの中での人員配置やその中での仕事について話し合われた。

午後は反射率計の建設と9/19に予定されている研究会のプログラムについて、鳥飼さんと相談する。また反射率計建設に関するブログのプロトタイプを作ってみた。更に共著者から来ていた論文原稿2本に目を通して、それぞれコメントを送った。

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2008/09/05

PNCMI & 中性子利用セクション会議

昨日の午前中は長尾さんをJ-PARCに案内する。そして午後はPNCMIの4日目に参加した。

今日の午前中はPNCMIの最後のセッションに参加し、午後はJ-PARCの中性子利用セクション会議に出てからKEKに戻った。

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2008/09/03

NSE戦略会議

今日は朝から東海村へ。PNCMIの3日目に参加した。午前中の前半のセッションはNSE(Neutron Spin Echo)がテーマ。3つの講演のうち特に固体の磁性に関する話が面白かった。また後半はNSEの考案者であるMezeiが登場し、プロジェクタのトラブルにもめげずにESS(European Spallation Source)の話をした。

午後は有志10人ほどで集まって、日本の今後のNSEをどう作って行くか、と言うことで議論をした。これは先月半ばにKURで行われた研究会の続きで、その時にし足りなかった話を更に進めた、というもの。全体的にポジティブな話し合いで、非常に有益だった。

続きを読む "NSE戦略会議"

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2008/09/02

総研大入試

今日は総研大(総合研究大学院大学)の入試の日、と言うことで、KEK4号館には朝から受験生が来ていた。(因みにKEKは人里離れたところにあるので、最寄りの電車の駅からキャンパスまで無料の連絡バスが出ているのである。) 私は今年はちょっとした役に当たっていたので、朝から控室に詰めて仕事をしていた。またその合間を見て、明日東海村で主催する予定の会議の準備などをした。

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2008/09/01

PNCMI

今日から国際会議PNCMI(The 7th International Workshop on Polarized Neutrons in Condensed Matter Investigations)が始まる、と言うことで朝から東海村に行く。この会議は中性子散乱の特に偏極中性子の利用にテーマを絞ったもので、とてもマニアックなもの。だから参加者も少ないかと思えばそうでもなくて、結構多くの参加者、特に外国人が多いのには驚いた。午前中はイントロ的な話がいくつかと偏極中性子の装置の話。午後の前半のセッションは偏極中性子を用いた反射率計の話で、それが終わった後KEKに戻る。そして物構研のスタッフ数人と今度発足予定の「構造物性研究センター」についての打ち合わせをした。

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2008/08/31

KEK一般公開

今日はKEKの一般公開だったので、一般の人の入場のために車の通行が制限される8時半より前に入構できるように出勤。9時からの開会に備えた。中性子は装置が全て東海にあるため、「公開」と言っても見せるものが無くポスター展示のみ。どう見ても面白い、と言うものではなく、案の定お客さんは数える程しか来なかった。来年も担当することになるかどうかは分からないが、やるならばもうちょっと考えて準備したほうがいいかも知れない。

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2008/08/28

IUCr6日目

他に比べて開催期間の長い国際会議のIUCr。最終日の31日まではまだ数日あるのだが、私は明日つくばに戻るので、個人的には今日が最終日と言うことになる。と言うことでポスターセッションでは「ポスター賞」の候補者のものを重点的に見て、これまでの結果を総合して選考結果をLocal Program Committeeに提出した。

午後のセッションでは、コヒーレントX線を用いた実験の話を聞く。コヒーレントX線は最近流行りの実験手法でXPCSだけでなくイメージングにも使われているのだが、今日の話のほとんどはイメージングに関するものだった。位相情報を持つコヒーレントX線の散乱データから実空間の像を合成して見せよう、と言う実験手法でなかなか面白いのだが、ただ光学顕微鏡や電子顕微鏡、原子力間顕微鏡に比べてどれだけ利点があるのか。実験手法の改良とともに、何に応用するかが今後問われることになるのではないだろうか。

夕方のKeynote Lectureでは、マイクロビームを使ってX線小角散乱を行って、階層的な構造を同時に見よう、と言う実験を紹介していた。やっていることは誰でも思いつくようなシンプルなものなのだが、骨や湿度によって屈曲する枝などの生物を対象にすることによって、非常に面白い研究になっていた。

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2008/08/27

IUCr5日目

IUCr5日目。朝、Local Program Committeeの部屋に顔を出したら、「座長が来ていなかった」とか「講演のドタキャンがあった」とかで大忙しだった。またポスター賞の選出方法に変更があったらしく、その点についての説明を受けた。

昼はPanalyticalのLuncheon seminarを聞いてからポスターセッションの会場へ。とにかく数が多いのでどこに何があるかを把握するのも大変で、一回りしただけでくたびれた。因みに僕のポスターはKS君とNIさんの実験結果をまとめたものなのだが、一番面白いところはまだ論文としてpublishしていないので、あまり目立たないようにして数人の日本人に説明しただけに終わった。

午後のセッションは主にタンパク質の小角散乱の話。思っていた以上にこの分野が進んできているのだな、と言うことを実感。中性子はタンパク質の結晶構造解析よりも、溶液中での小角散乱に力を注ぐべきかも知れない、と思った。

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2008/08/26

京大へ

今日は朝から京大へ行って、夕方まで学生らとディスカッションをする。そして夕方大阪に戻ってIUCrの会場へ行って、Evening Sessoinを聞いてきた。

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2008/08/25

IUCr3日目

IUCr3日目の今日は、朝イチのKeynote Lectureから出席する。聞いたのはESRFの人によるタンパク質の構造解析の話で、この分野の現状が良く分かる発表だった。続いて午後のセッションは時分割X線とコヒーレントX線の話。午後はソフトマター関係の物質への高圧の効果の話を聞いた。また昼のポスターセッションでは、昨日に引き続いてポスター賞候補者の話を重点的に聞いた。

ところで昼は昨日に引き続いてリガク提供による「ランチョンセミナー」でタダ飯を食べさせてもらったのだが、そこで聞いた話はなかなか印象深かった。昨日はX線構造解析装置、今日は結晶作りの装置の話だったのだが、どちらもタンパク質結晶関連で、いかに効率良く結晶を作りその構造を解析するか、と言うことだった。これらのプロセスの自動化によってタンパク質の構造解析は飛躍的に進むと言うのは分かったのだが、それが商品化されるとどうなるか。こうなってしまうともはやタンパク質は「研究」ではなく、「工業」の領域に入ったのだな、と実感できた。

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2008/08/24

IUCr2日目

今日は国際会議IUCr2008 (XXI Congress of the International Union of Crystallography)の第2日。第1日の昨日は開会式などのセレモニーだけだったので、本格的な開会は今日からと言うことになる。この会議は散乱関係の学会の連合体であるInternational Union of Crystallography (国際結晶学連合)の全体会議と言うべきもので、非常に参加者が多く数千人に上る。PlenaryとKeynoteだけでも40講演ぐらいあるし口頭発表のセッションは100近くあるしで、いつどこで何をやっているかを把握するだけでも大変だ。今日は午前中は反射率計とGI-SASのセッションを、午後は液晶のセッションを聞いていた。またポスター賞の選考委員になっているので、候補となるポスターを中心に聞いた。

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2008/08/23

サテライトからIUCrへ

午前中は小角散乱サテライトの3日目。終わった後、SPring-8に今度できる産学連携の小角散乱装置の打ち合わせがあって知り合いが何人か来ていた。

サテライト終了後、IUCrにも出席する人たちと一緒にバスで大阪に移動した。

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2008/08/22

サテライト2日目

今日はサテライトミーティングの2日目。以前からやっていた審査の締切が今日だったので、午前中の途中まではそちらに専念して出席せず。午前の後半はタンパク質からの小角散乱の話、午後はXPCS(X-ray Photon Correlation Spectroscopy)の話が多かった。またポスターセッションでは、SPring-8から名大に移った秋山さんから「時計タンパク」の話を聞いた。

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2008/08/21

IUCrのサテライト

今日からIUCr2008のサテライトミーティングの"Satellite Meeting on X-ray and Neutron Techniques for Nano-Structural Research"のためにSPring-8に来ている。今日はSvergunの司会のもとで、ANLのThyyagarajan、JAEAの小泉さん、RASのShtykova、そして北九州工大の櫻井さんが話をした。またSPring-8に来る前に京大に寄って、何人かと議論してきた。

ところで先日PREからpublishされたNagao and Setoの論文が、"Virtual Journal of Biological Physics Research"に紹介された、との連絡が来た。先日の"Nanoscale Science and Technology"に次いで2つ目である。なんか、自分たちで思っていた以上にすごいことなのかも?と思えてきた。

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2008/08/19

午前中のみ

今日は休暇を取っていたのだが、急ぎの仕事がいくつかあったため午前中のみ出勤。KEKでしかできないこと、今日中に済ませなければならないことだけやった。ただ、まだやるべきことがいくつか残ったのだが、この後の休暇と出張中にやらなければ。

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2008/08/18

中性子利用セクション

今日はKEKは停電のためお休みだったのだが、J-PARC関係の打ち合わせがあるとのことだったので東海に行ってきた。そして太田さんから頼まれていた科研費特定領域の中間ヒアリングに向けての資料を作ったり、IUCrのポスターを作ったりする。そして夕方J-PARC関係の打ち合わせをしてつくばに戻る。

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2008/08/12

KUR研究会2日目

KURでの研究会2日目は、"Anomalous swelling"に関しての発表をした。単にlipidの話をするだけでは面白くないので、NISTのデータをiNSEのデータを比較して測定の問題点などについての話もした。

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2008/08/11

MIEZE/N(R)SE研究会

今日から京大原子炉(KUR)でMIEZE/N(R)SEの研究会。MIEZE、NRSEと言うのはどちらも中性子スピンエコー法(NSE)の手法で、KURの川端さんや日野さんらがJ-PARCへの建設を目指して開発に取り組んでいる。今回の研究会はその現状報告と今後に向けての議論が目的で、KURグループとJ-PARCの関係者がそれぞれの状況について説明した。KURグループは「開発が難しく所期の目的を達することができそうにない」と苦しい胸のうちを語っていたのだが、そう言う難しさは新しい装置を開発するときには常に問題になるもの。何とかがんばって欲しいし、我々もできる限りの協力をしなければならない、と思った。

ところで先日、PREから出版されたNagao & Setoの論文が「Virtual Journal of Nanoscale Science & Technologyに取り上げられた」と言う連絡が来た。この「Virtual Journal」と言うのが何なのか知らなかったのだが、どうやらその週に出版されたいくつかの雑誌から注目される論文をピックアップして紹介する、というものらしい。我々の論文はNSEのデータをどう解析するか、と言うテーマで結構マニアックな内容だと思うのだが、ちゃんと読んでもらえている、と言うだけでも嬉しいものだ。

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2008/08/08

dave

来週、京大原子炉で行われる研究会の発表のための準備をする。だいたいは別の研究会のプレゼンの流用で良かったのだが、NISTのデータとiNSEのデータを比較しようと思って久々にNISTのデータをdave(NIST標準の解析ソフト)で開いてみた。そしたら持っていたバージョンはLeopardには対応してなかったため、新しいバージョンをダウンロード。ところがどうやらデータフォーマットまでが変わっていたようで、以前のデータをどうやって開けば良いか分からなかった。そこでまだOSのバージョンアップをしていなかったパソコンに変えて、何とかデータを見ることができた。たぶんNISTのホームページを良く読んだらデータの変換の仕方は書いてあるのだろうが、面倒なので来週長尾さんに聞いてみよう。

夕方、中性子の教授全員と物構研所長とで集まって、「プロジェクト研究」の公募に関する打ち合わせをした。また帰り際にNIさんと山田君が論文原稿を持って(送って)きた。

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2008/08/07

新学術領域落選

3〜4月に散々時間を使って申請書を書いた「新学術領域」だが、ヒアリングに進めませんでした、と言う連絡が今日届いた。そもそもこう言う「特定領域型」の科研費は何度かチャレンジしながらステップアップして行くのが普通らしいし、僕が書いた申請書の内容は「ソフトマター物理」の特定領域と重なる部分も多く苦しいことは分かっていたのだが、それにしてもヒアリングにも行けなかった、と言うのは悔しい。それ以上に、申請書作りの段階で協力してもらった「計画班」の人たちに申し訳ない気持ちで一杯だ。

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2008/08/06

物構研セミナー

夕方、「物構研セミナー」としてドイツ・ハイデルベルグ大学のEmanuel Schnek氏の話を聞いた。彼は田中求さんの研究室の学生で、京大の吉川研に数ヶ月滞在している。京大ではセミナーをやっているのだが僕は聞くことができなかったので、KEKまで来て話してもらった、というわけだ。内容はSi基板上に積層させた糖脂質の膜のGI-SANS(斜入射中性子小角散乱)の実験結果から、膜の間の相互作用と膜の曲げ弾性を解析した、というもの。マニアックな内容だったもののなかなか面白く、また聴衆が少なかったものの充実した議論ができた。

午前中はメールの整理などをする。また午後、セミナーの出席のために産総研の福田さんが来たので、KEKを案内した。

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2008/08/05

精密検査

先日放射線の健康診断の結果が来たのだが、珍しく「要精密検査」と出た。白血球の数が通常より多く、比率も正常ではなかった、とのことだった。こんなことは初めてだったのでKEKの産業医に相談したところ、専門医の精密検査を受けた方が良いとのこと。筑波記念病院に専門医がいるとのことだったので、今日精密検査を受けてきた。白血球が多い、と言っても通常よりわずかに多いだけなのだが、普段見えないはずの骨髄球があった、ということでよもや白血病ではないか、と少々心配だったのだが、結果は問題なし。内出血などの症状もなかった上に血球の数値は全て正常だった。たぶん、前の検査の時は風邪気味だったか、あるいはどこかに炎症をおこしたところがあったのだろう。ただ、尿酸値が結構高かったようで、痛風1歩手前の数値だとのことでしばらく薬を飲むことになった。それにしても「白血病」だと悲劇的だが、「痛風」だと何となく喜劇的なイメージだな。

今日はSANS-Uのビームタイム最終日。昨夜から学生2人が頑張ってくれていたので、終了後の手伝いとチェックだけした。

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2008/08/04

NVSトラブル

SANS-U実験4日目はほぼ順調だったのだが、夕方6時ごろ学生が「データが全然取れなくなった」と言う。見てみると確かにカウンターにはノイズしか来てなかったので、全体をチェックしてみたところNVS(中性子速度選別機)が停止していることが分かった。物性研のスタッフの人に見てもらって致命的なトラブルではないことを確認し、再起動して無事測定を続けることができたのだが、一時はもうこれで終わりか、と焦った。

因みにこのSANS-Uは、今サイクルの始めからカウンターの一部に変なノイズが乗る、と言うトラブルがあったのである。我々が実験していた最初はその症状が出ていたのだが、土曜日の夜に徐々に無くなってその後はすっかり直ってしまったのだ。機械が勝手に直る、と言うのも珍しい話である。

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2008/08/03

SANS-U実験3日目

今日はSANS-Uでのビームタイム3日目。前日からの続きを着々と進めた。ただ、夜はKS君、昼はNIさんが働いていたので、僕はほとんどそばにいただけ、と言う感じなのだが。原子炉での実験を学生だけでやってはいけない、と言うルールなので、こうやって実験に付き合っているだけでも重要なのである。

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2008/08/02

SANS-U実験2日目

今日はSANS-Uでの実験の2日目。温度やカメラ長を変化させながら、昨日の続きを着々と進めた。

ところで今回の実験は京大の学生のKS君、NIさんの2人と一緒にやっているのだが、東大の共同利用宿舎が一杯だったので学生2人は梅原屋旅館に予約していた。(僕はキャンセル待ちした結果共同利用宿舎。)「お年頃」の男子学生と女子学生である。当然別々の部屋を予約していたのだが、行ってみたら勝手に相部屋にされていたのだそうだ。理由は、近くの常陸海浜公園で"Rock in Japan Fes. 2008"が開催されているから。宿泊希望者が多くなったので、相部屋にすることで1部屋空けた、と言うわけだ。この2人、当然のことながら姓も違うわけで、普通に考えたら家族ではない。仮に「特別の関係」だったとしても、未婚だったら別々の部屋にするのが当然でしょう?なのに本人たちに断りもなしに相部屋にするだなんて、常識外れもいいところだ。このおかげでKS君は夜に寝に帰るわけにも行かず実験室で徹夜して、朝になってNIさんと入れ替わりに旅館に戻って寝る、と言うことになってしまった。

以前聞いた話なのだが、研究用原子炉やJ-PARCなどの施設ができるということで、東海村の商工業者は「きっとお客が増える」とおおいに期待していたのだそうだ。ところが案に相違してあまり変化がなかったので、村長に文句を言いに行った人がいたらしい。だがそれは、果たして村の行政が悪いのか、あるいはJAEAやそれに関係する人々が悪いのか。たぶん原因はそんなところにはない、と言うことを、今回のこの事例が示しているのではないだろうか。

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2008/08/01

SANS-U開始

今日からSANS-Uのビームタイム。午前中はつくば市内でいくつか用を済ませて昼前に東海に到着し、物性研のオフィスで放射線の手続きをする。そして昼食を済ませてからガイドホールに行ったら、前日から東海入りしていた学生2人がきっちりと準備して実験をスタートさせていた。

と言うことでSANS-Uは彼らに任せて、今日までiNSEで実験していたMH君とSPring-8の実験結果について議論する。そして大急ぎでヘンデル棟へ行ってJ-PARCの中性子利用セクション会議に出席。終わった後物性研やJ-PARCセンターなどでいくつかの手続きをして、夕方になってようやくSANS-Uに戻ってこれた。

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2008/07/31

自己無頓着?

午前中、たまたま別の用事でKEKに来ていた金谷さんと出会ったので、12月に予定されている日台の研究会や反射率計の件などについて話し合った。続いて京大のNIさんの論文をどうまとめるか、と言う点について、KS君も交えて議論した。また午後は池田さんがやってきて、今後の方向性について話し合った。

そんなこんなで時間をとられて、今日は申請書読みは少しだけ。その中で一つ、何だこれはと言うのに出会った。何かの問題を解決するための計算方法についてなのだが、「自己無頓着」でするのだそうだ。自己無頓着?それって、「自己無撞着」の間違いじゃないの?と思ったのだが、でももしかして僕の知らないところで自己無頓着と言う言葉があるのかと思って、Googleで調べてみた。で、ヒットしたのが62件。変なのばかりかと思えばさにあらずで、scientificなものも結構ある。例えば最初に出てくるこれは阪大の先生(今は早大にいるらしい)による解説で、堂々と「自己無頓着近似」と書いてある。うーん、ここは文脈的には"self-consistent"を使うところでしょう?だいたい自己に頓着しない近似って、いったいどうすんねん?頓着せずに近似するんなら、そりゃ何でも説明できるわな。

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2008/07/30

申請書読み

今日は、一昨日から始めた申請書読みをする。昨日は5人分しかできなかったのでだいぶ頑張ったのだが、それでも全体の2/3ぐらいまでしか進まなかった。〆切はまだだいぶ先なのだが、8月はSANSの実験やお盆休み、国際会議などがあって時間的に苦しくなることが予想されるので、今月中に済ませたいと思っていたのだが...

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2008/07/29

PRE published

朝メールを見たら、NISTの長尾さんからPREに出していた論文がpublishされた、との連絡があった。ゲラのチェックが3回も来てacceptされてからずいぶん待たされたのだが、最後のゲラ刷りからpublishまでは早かった。因みにこの論文、NSEのデータをどのように解析するか、と言うアイディアを示したもので、その発想はもう6年も前からのものだ。そしてそのアイディアに沿って実験もしていたのだが、それをどのようにまとめるかと言う点で時間がかかってしまったのである。内容的には結構マニアックなものなのだが、うまく活用すればとても役に立つ方法になるはず。この方法がいかに有効か、を示して行くのが今後の課題だと言えるだろう。

午前中はこの論文のpublishを入れて、自分の公式ホームページを更新した。また午後は小貫さんから紹介された論文を読む。これは疎水性のバックボーンに弱いチャージのある側鎖を持つ高分子が温度変化によりミクロ相分離する、と言う実験結果を示したもので、KS君の結果に関係があるかも知れない、と言うことで読んでみたのである。内容的には分かったのだが、KS君の実験結果とどう関係するか、と言う点については今ひとつピンとこなかった。

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2008/07/28

職員会議その他

午前中は恒例の中性子職員会議。ただ、今回は週末のアナウンスがなかったため「ない」と思った人が多かったようで、集まりが悪かった。

午後はあるところから頼まれた申請書の審査をする。(因みに何の審査か、は秘密です。なんか最近、中身を公開できない仕事が多いな。)どの申請書もかなり内容が多い(文章の量が多い、と言うよりも中身が濃い)上に部数も多いので、数時間集中してやったにも関わらず全体の1/4に目を通すのがやっとだった。

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2008/07/25

中性子ソフトマターセミナー

今日は3回目の「中性子ソフトマターセミナー」のために物性研に行った。講師の一人は物性研中性子の佐藤卓さんのところに来ているPDの人で、折り畳まれた紙の話だった。紙をくしゃくしゃに丸めてボールにすると、紙の折れ曲がったところにエネルギーが蓄えられて50%以上の空気を含むボールになるらしいのだが、ここにずっと力を加え続けると対数的に体積が減少する。そして、仮に途中で力を加えるのを止めておいて再び力を加えると、その前に力を加え続けたときに乗っていた曲線に再び乗って縮むのだそうだ。この仕事は彼が学生時代にやったものでもう続けてはいないらしいが、面白い話だった。

このセミナーの2つ目のセッションは、産総研から参加した福田さん、三浦さんとお茶大の学生のKさんによる簡単な研究紹介。そして3つ目のセッションは、最近産総研から東大新領域に移った横山さんによるブロックポリマーのフィルムの話。充実した3時間だった。

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2008/07/24

プロジェクト研究グループ公募に向けて

今日の午前中は、「プロジェクト研究グループ」の公募に向けての案作りをした。このプロジェクト研究グループ、とはKEKがJ-PARCに所有する(あるいは建設する)装置を中心になって利用研究するグループのことで、以前のKENSでは「B1グループ」と呼んでいたものである。J-PARCになってKEKの中性子研究を取り巻く環境が変化する中で、どのように新しい研究の流れを構築していくか、と言うことを考えなければならないというわけだ。

午後は総研大の会議。その後KEKのテニス大会に物構研チームの一員として参加した。

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2008/07/23

galley proof

今朝メールを見たら、共著者として名を連ねた長尾さんの論文のゲラ刷りが届いた、との連絡を受けた。実はこれ、だいぶ前にゲラ刷りが来て返答をしているのだが、なぜかもう一度来たらしい。と言うことで、今日は朝から暇を見てゲラ刷りのチェックをした。また「SPring-8利用者情報」に書いた原稿の再校も来たので、それもチェックして返事を送った。

午前中、清水さんがやってきて今後のKENSが進むべき方向性についての議論をした。

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2008/07/22

連休明け

午前中はセミナーのアレンジや「SPring-8利用者情報」の原稿の校正などの仕事をする。昨日まで連休だったこともあって、雑用がたまっていた。

午後は物構研所長室で打ち合わせ。その後、その打ち合わせを元にしてちょっとした原稿を作った。

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2008/07/18

会議のハシゴ

午後は1時半からKEKの運営連絡会議に行く。30分ほど出席して途中退出し、車で東海へ。3時半からの中性子利用セクション会議に出た。最初はハシゴは無理かと思ったが、後者の会議はKEKからの出席者が少なかったので行って良かったようだ。

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2008/07/17

J-PARC成果発表会

今日はJ-PARCの「成果発表会」に出るため午後から東海に行った。

この会は5月末のJ-PARCでの初めての中性子発生を受けてのもので、加速器、中性子源、利用のそれぞれのセクションから代表者が現状報告をした。その中で最もインパクトがあったのは、中性子源の話。いろいろと新しいことを試みつつターゲットとモデレータを設計したらしいのだが、その甲斐あって素晴らしい性能の中性子源ができたのだそうだ。とにかく初めての測定でほぼ予想通りの結果が出たらしく、これは言わば「風が吹けば桶屋が儲かる」と言う話の流れの中で「桶屋がどういう種類の桶をいくら売って儲けたか」を予想して当てたに等しい、と言う画期的な成果なのだそうだ。その例えの是非はともかく、世界最高性能の中性子源ができた、と言うのは間違いなさそう。後は加速器が当初の計画通りのパワーを出すことと、我々利用者側が良い装置を作り良い実験をすることがますます重要になった、と言うわけだ。

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2008/07/16

病院に行ってみた

午前中は筑波記念病院へ。5月上旬に転んだときに右の手首を痛めたのだが、その痛みがなかなか去らないので医者の意見を聞いてみよう、と思って受診したのである。そして結論は、と言うと「たぶん靭帯を痛めたのだろう」とのこと。少なくとも骨に異常は見つからなかったので、レントゲンに映らないところが問題だとのことだった。だからと言って何か治療をすると言うわけでも無く、「テニスをしたくなっても我慢しなさい」と言われただけで終わった。因みに病院には9時ごろ行ったのだが終わったのは12時半ごろ。時間がたっぷりあったので、京大の学生から届いていた物理学会の予稿原稿と山田君からの論文原稿をじっくりと見ることができた。

午後は総研大の会議。今日はすぐに終わる予定だったのだが意外に時間がかかった。

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2008/07/15

中性子光学の計画

午前中から昼過ぎにかけて、清水さんが関わっている中性子光学に関する研究計画についての議論をした。午後は主に、明日の総研大の会議に向けての準備。またKEK一般公開に向けての準備もちょっとだけした。

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2008/07/14

中性子職員会議

午前中は中性子職員会議。KENSでは現在3台の装置をJ-PARCに建設中なのだが、そのスケジュールがタイトで装置間の作業日程の調整やJ-PARCのコミッショニングとの関係など、今後問題になりそうなことがいろいろと予想される。特にJAEAとの関係の調整がなかなか難しそうである。

午後は、京大のNさんが書いた論文のゲラ刷りのチェックと山田君の論文原稿のチェックをする。また今日からしばらくKEKに滞在する予定のKS君と、論文のまとめ方の方針について議論した。

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2008/07/11

班会議2日目

今日は昨日からの「特定領域班会議」の2日目。午前中は谷口さん、古沢さん、墨さんが理論の話をした。午後のトップは、僕の代理ということでKS君が発表。これに小貫研の岡本さんと東邦大の大西さんの話が続いた。

ところで今回の会議は科研費特定領域の第4班の集まり。第4班と言うのは「理論・シミュレーション班」で、研究代表者は全て理論家の人である。と言うことで今回の参加者のほとんどは理論が専門で、実験家は僕のグループと京大化研の金谷さんだけだった。と言うことで個人的には内容に付いていけないことも多かったのだが、逆に普段聞けない話が聞けて勉強になった。

会議の終了を待たずに、金谷さんと仙台駅へ、そして新幹線に飛び乗って東京駅へ。「京大東京事務所」で名古屋に移動途中の鳥飼さんと会って、J-PARCに建設中の中性子反射率系についての打ち合わせをした。

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2008/07/10

科研費特定領域班会議

今日から科研費特定領域「ソフトマター物理」の班会議。4班班長の川勝さんがいる東北大で行われた。今日は第1日目ということで午後からスタートして、4人が発表をした。少ない人数でのクローズな会議ということで質問のしやすい雰囲気で、理論のややこしい話が多かったにも関わらず良く分かったような気になった。

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2008/07/09

MacBook Air

午後は総研大の会議。昨日から準備していた件に関しては、半分だけOKになった。あと半分についてはまた来週までに考えなければならない。

ところで先週、科研費で買ったMacBook Airがようやく届いた。AirMac経由でネットに接続しないとほとんど何もできないマシンだと言うことは分かっていたのだが、実際に使ってみるとこれがなかなか大変。インターネットに接続すること自体は何とかなった(と言っても、KEKのネットに登録するのに時間がかかった)のだが、同一ネットワークにある他のMac(やWindowsマシン)のDVD/CDドライブの共有がどうしてもできない。ベースステーション(Time Capsule)の設定が悪いのか、あるいはネットワークの何らかの制限に引っかかっているからなのか、が良く分からず、このままではソフトのインストールができないので結局はUSB接続のスーパードライブを購入する羽目になった。ベースステーションの設定も説明の文章が非常に分かりにくいし、さすがのAppleもネット経由のソフトの使い勝手についてはまだまだこなれてない、と言う印象を受けた。

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2008/07/08

RI健診

今日の午後には放射線取扱者の健康診断があった。KEKの健康診断は5日間ほどあって今日がその最終日。「予備日」ということだったので人が少ないかと思って行ったらさにあらず。最後だと思って慌てて?来た人が多かったみたいだ。ここの健康診断は放射線取扱者だけでなく通常の健康診断も同じ列で受付をして、人間ドックを受診した人は血液検査と問診だけを受け、その他の人は胸部X線撮影や尿検査、身長体重視力聴力など一通りの健康診断を受けることになっている。人間ドックを受診済みの私の検査は簡単に済んだのだが、受付してもらうためにえらく待たされることになった。

その他の時間は、明日の総研大関係の会議のための準備と、身の回りや溜まっていたメールの整理などをした。

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2008/07/07

軟X線反射率計

午前中は中性子の職員会議。J-PARCに建設中の装置の進捗状況を中心に、必要事項を打ち合わせした。

午後は鳥飼さん、山田君とともにPFの久保田さんの「軟X線反射率計」の話を聞いて色々と意見交換をした。エネルギーの低い軟X線(硬X線の1/10程度のエネルギー)は物質への透過度が低いため、物質の構造解析に使われることは稀で分光などに用いられることが多い。しかし表面だけを見るつもりならそのデメリットはあまり目立たず、むしろ小角散乱領域の構造を効率的に測定できる、と言うメリットがある。その上窒素や酸素などの軽元素の吸収端を利用できるため、特別な試料を用意することなしにコントラスト変化の測定ができる。今日はその辺の話を聞いて、どのような応用の可能性があるか、について議論した。

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2008/07/04

会議と駅伝

午前中は一般公開の企画委員会。今年の一般公開は8/31に予定されているのだが、その準備の進み具合をチェックした。

午後は総研大の委員会。今日が第2回目だったのだが、総研大についてほとんど知らないことと第1回の委員会に出席できなかったこととで、話に付いていくのが大変だった。また昨日これに向けて準備していたことが内容的にマッチしていなかったようで、またやり直しとなった。

夕方からKEK全体の駅伝大会があったので、物構研チームの一員として参加した。各チーム5〜6人ずつ11チーム、全部で60人ぐらいの人が走ったのだが、この大会に毎年のように参加しているという人も多く皆さん走り慣れている、という感じ。僕はこの1ヶ月は出張続きだったこともあってほとんど何も身体を動かしていなかったので、他の人から大きく遅れないように走るのがやっとだった。

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2008/07/03

6月の後片付け

午前中は主に総研大に関する業務。ちなみに内容は秘密なので、この場で書く訳にはいかない。

午後は出張やらなんやらで溜まりに溜まった書類やメールの整理をする。なんだかんだで6月は数日しかKEKに来ていなかったので、とても全部はやりきれなかった。

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2008/07/02

久々のKEK

6月は国際会議からアメリカ出張、PF実験、九大出張、SPring-8実験、そして自宅の引っ越しと日程満載でなかなかKEKに来れなかった。今日はほぼ2週間ぶりのKEK出勤だったので、いろいろとややこしいことがあったのだが、ただ7月はあまり出張もないので徐々に改善するであろう。

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2008/06/29

SPring-8 BL-40B2

Bl40b2

昨日から今日にかけて、SPring-8のBL-40B2でSAXSの実験を行っている。ここの装置はJASRIの井上さんをはじめとして装置担当者が何人もいるので、調整を自分でする必要がなくconfortableに実験できる。今回も10時から調整を始めて昼頃には測定開始し、夕食後にカメラ長の変更をしたが大きなトラブルもなく順調に進んだ。ただ、やりたいと思っていたストップド・フロー装置に関しては使い方が分からず断念。次回以降に向けての課題となった。

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2008/06/27

SPring-8への移動

今日はまず京大へ。宮地研から引き継いでいたIPリーダーを前野さんが使いたいと言うことだったので、RI棟から5号館への移動を手伝った。そしてその後、クルマに実験のメンバーを乗せてSPring-8に移動した。到着後ちょっと実験の打ち合わせをして、今日が〆切だった科研費特定領域の班会議のアブストラクトの修正などをする。

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2008/06/26

九大最終日

昨日は九大での集中講義の最終日と言うことで、午前中の1コマで両親媒性分子の話をした。今回の集中講義は全体で6コマ。京大でやっていた講義ではほぼ同じ内容を7回でやっていたので、聞いていた学生は結構大変だったかも知れない。ただ、自分としては重要な部分に限定して話ができた、と思っているし、これに合わせて講義ノートの改訂もできたし、ここで講義をやらせてもらえて良かった、と思っている。

午後はセミナーで、「中性子でソフトマターを見る方法」と言うタイトルで主に中性子スピンエコー法とその研究例について紹介した。

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2008/06/24

集中講義2日目

今日は九大での集中講義の2日目。午前中は「液体とガラス」、午後は「秩序変数と相転移」「高分子」のテーマで話をした。なお出席者だが、昨日よりも増えて16名。時間に遅れる学生はほとんどいないし、途中退席者もいないし、真面目だなと思った。

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2008/06/23

集中講義@九大

今日から3日間の予定で、集中講義のために九大に来ている。内容は「ソフトマターの物理学」で、ほぼ京大でやっていた授業と同じ内容で、と思っていたのだが、準備を進めていると、あるいは実際に授業をしてみると全く同じというわけにはいかないものだ、と言うことを改めて感じた。

今日の授業は午後の2コマで、前半はソフトマター全般について。京大で使った資料を元にしてプロジェクタを使って説明したのだが、今一つまとまりが悪かった。後半は手書きの講義ノートとTeXで打った配布用のノートをアレンジして、「粘弾性とレオロジー」と言うタイトルで話をした。後半の方はまずまずスムーズに話ができたと思うのだが、学生が理解してくれたかどうかは良く分からない。

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2008/06/20

BL-15A

今日からPFのBL-15Aでの実験。いつものように北大の眞山さんや千葉大の北畑さんら、元吉川研のグループでの実験だ。今日はまずカメラ長を1.5mに設定して光学系を調整した。今まではビームがちゃんとストッパーに当たっているかどうかを確認するためにポラロイドの57番と言うフィルムを使っていたのだが、ポラロイドがフィルム事業から撤退したおかげで手に入らなくなってしまった。と言うことで今回はCCDカメラを使ってビームの調整をしたのだが、むしろそちらの方が楽に調整できて良かった。

光学系の調整は午後の早い時間に済んだので、その後は実験室でひたすら講義ノート作り。集中して取り組んだおかげで、「両親媒性分子」の部分も80%ぐらいはできたのではないだろうか。

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2008/06/18

人間ドック

午前中は人間ドック。インド以来久々にPFの加藤さんに会った。

人間ドックが終わった後KEKに戻って、主に来週の集中講義のためのノート作りをする。今日は「両親媒性分子」の部分を作ったのだが、いざ真面目に書いてみると結構ややこしいところもあってなかなか進まない。昨日の続きでミセル形成の部分を書いて、それだけで終了だった。

夕方、今度新しく「広報コーディネーター」として赴任した山中さんが物構研セミナーで話をしたので聞きに行った。テーマは「サイエンスコミュニケーション」と言うことで、科学と社会との関係や国家との関係などなかなか面白い内容だった。

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2008/06/17

集中講義の準備

来週、九州大学で集中講義を行うことになっている。内容は京大でやっていた「ソフトマターの物理」をそのままのつもりなのでそれほど準備は必要が無いのだが、ただ昨年作成した講義ノートが途中までしかできていない。せっかくの機会なので、今回話す内容はすべて網羅できるようなものにしよう、と思って、今日からノート作りを始めた。まずは「高分子」のパートなのだが、これはノートに手書きにしていたものをTeXでタイプすれば良いだけなので簡単か、と思えばさにあらず。式の入力が思った以上に面倒で、途中で嫌になってしまった。そこでそちらはペンディングにし、夕方からは「両親媒性分子」の部分に進んだのだが、こちらは自分の専門分野ということもあって(ノートにまとめていなくてもアドリブで話せるから)これまでちゃんとしたノートを作っていなかった。と言うことで、明日以降に向けての課題が結構残ってしまった。

午後はNMLの全体会議と中性子の職員会議が行われた。また夕方には物構研所長室に呼ばれて、共用法関係の打ち合わせをした。

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2008/06/16

中性子ソフトマターセミナー

今日は昼からKEKの連絡運営会議。今日は特に大きな議論もなく、1時間ほどで終了した。

その後PDの山田君、計算センターの鈴木君と一緒に物性研へ行き、柴山研と合同で行っている「中性子ソフトマターセミナー」に出席する。第2回目の今日の講師は、東大新領域の篠原さんと物性研の野口さん。篠原さんは「シンクロトロン放射光を用いた小角X線散乱の最近の展開」、野口さんは「脂質膜の生成、融合、分裂」と言うタイトルで話で、どちらも面白かった。

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2008/06/14

ORNL最終日

before the sunrise

今日(現地時間で6/13)はORNLでの実験の最終日。朝4時にホテルで長尾さんからクルマのキーを受け取ってHFIRに行き、待っていたKS君に仮眠を取ってもらって実験を継続。ビームタイムが終了する10時直前まで測定した。それから後片づけをしてYuriとPDのGong君らとともに実験経過についてのdiscussion。今回の結果がどうなったかは解析してみないと分からないものの、今後も共同で研究を続けると言うことで合意した。

その後長尾さん、KS君と3人でKnoxville空港に移動し、レンタカーを返却してホテルにチェックイン。明日(現地時間で6/14)は早朝の飛行機に乗ってワシントンDC経由で帰国する。

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2008/06/13

ORNL実験4日目

SNS entrance hall

昨日はORNLでの実験の4日目。前日同様に早朝に僕とKS君が実験室に行って夜のrunの続きをやり、午前中の途中から長尾さんが合流。昼食後にKS君がホテルに寝に行って、その間に僕と長尾さんが実験を続け、夕食後に僕がホテルに戻って早めに睡眠をとって翌朝に備える、と言うパターンでやっている。

Liquids Reflectometer and its responsible

そんな流れの中で何とかSNSを見に行きたいと思っていたのだが、昨日の午後ようやくその機会がやってきた。長尾さんと一緒に、SNSスタッフのJohn Ankner氏に案内してもらった。

その中でimpressiveだったのは、やはりAnkner氏が立ち上げた液体反射率計。装置自体は特に変哲のないものなのだが、そばにがっちりとしたロボットアームが備えてある。これは試料を交換するためのもので、ユーザーが徹夜実験をしなくて良いように設置したものなのだそうだ。こう言う装置はユーザーの利便性を考えると必須のものと言って良いものだが、日本ではそう言う予算はなかなか付かずどうしても後回しになってしまう。それがSNSでは立ち上げた最初から備えてある、と言う事実はなかなか衝撃的だった。

また、もうひとつ驚いたのは実験ハッチのすぐ外に試料準備室があることだ。ここには排水設備やドラフトチャンバー等が備えてあって、簡単な化学薬品の調整がすぐに出来るようになっている。こう言う部屋が装置のすぐ近くにあると言う事も効率的な実験のためには必要な事なのだが、日本の施設ではなかなかこうはいかない。日本とアメリカでは放射線に関わる規制のやり方が違うため日本では難しいのは確かだが、それにしてもこの環境は羨ましい。

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2008/06/12

ORNL実験3日目

HFIR from behind

昨日は午前中に試料の透過率測定を行い、測定とデータ解析のための準備完了。昼前から「定常モード」での測定に入った。

ところでこの前も書いたように、このHFIRは冷中性子源のインストールが昨年終了してSANS装置も新しく作り直された。世界最強レベルの原子炉に冷中性子源が付いたと言うことで、他所では味わえないほどの強力なビーム実験ができるかと思って楽しみにして来たのだが、今のところその「強さ」を感じることは多くない。やはりカウンター(ORDELAのPSPC)のカウントレートが律速になっていて、あまり強い中性子を当てると測定できなくなってしまうのである。ただ、そうは言ってもカメラ長16mで普通に実験できるので、例えばSANS-U等よりは強いのだろう。

因みに装置を立ち上げたばかりの時、と言うものは使い勝手の整備は後回しになる事が多いのだが、このSANSもまだまだこれから、と言う感じ。自動測定ができるのは試料交換の時だけで、温度変化もカメラ長の変化も手動で行わなければならない。特にカメラ長変更の時にはいちいちカウンターのHVを切らなければならず、その上コリメーターの変更に時間がかかるので面倒だ。この装置が本当に使いやすい装置になるためには、もう少し時間がかかりそうだ。

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2008/06/11

ORNL実験2日目

High Flux Isotope Reactor

ORNLでのSANS実験2日目の昨日はトラブルからのスタート。朝ガイドに行ってみたら、装置が全部止まっていた。どうやら夜の間にThunder Stormのための停電があったらしい。と言うことで午前中は装置の再立ち上げや調整をしなければならなかったので、その間は試料準備などで過ごした。

その再立ち上げと調整をしたところ、ダイレクトビームの形が悪くビームストッパーの近くのデータが使えないことが分かった。これだとminimum Qが測定したいところまで見れないので、波長を変更(4.8Å→6.0Å)して測定することにする。そのため午後は基礎データ取りで終わり、夕方から本格的な測定に入った。

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2008/06/10

ORNLでの実験

2 SANS machines at ORNL

昨日からORNL(オークリッジ国立研究所)での実験が始まった。ORNLの研究用原子炉HFIRには2台のSANS装置があるのだが、その一つCG-2 General Purpose SANSでの測定である。今回は京大の学生KS君とNISTの長尾さんと3人で、水/3MP系の臨界現象に着目した実験を行っている。昨日はまずVisitor Centerに行ってバッジをもらい、SNSのビルの中で放射線関係のトレーニングを受け、SANS装置を担当しているYuriと会って測定を開始した。

ところでORNLで実験をするのは14年ぶり。前回は夏休みに家族で来て、アメリカ滞在を楽しみながら実験をしていた。その後HFIRに冷中性子源を入れる改造工事があったりしてずっとご無沙汰していたのだが、昨年その冷中性子源がようやく立ち上がってSANSが使えるようになったと聞いたので、どんなもんかとにかく使ってみよう、と言うことで来たわけだ。

因みにORNLにはSNS(Spallation Neutron Source)も建設されて、昨年から運転を開始している。東海村と同様に同じキャンパス内に原子炉とパルス中性子源と両方を備えた、アメリカの中性子散乱研究の中心と言う感じになっているわけだ。今回来てみて分かったのは、ORNLがそのような大きな変更に合わせてユーザーの窓口やその対応を進化させている、と思われること。私たちのような外国人研究者が突然やってきても、スムーズに実験に入れるような仕組みを作り上げている、と言う点には感心した。日本もここと同じように東海村の原子力機構内にJRR-3MとJ-PARCを設置して今まさにスタートしようとしているわけだが、ユーザーの受け入れ態勢の構築はこれから。我々がアメリカに学ぶべき点はまだまだ多い。

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2008/06/07

アメリカ出張

昨日は、京都の家から伊丹空港を経て成田へ。ANA便でワシントンDCでアメリカに入国し、国内線でノックスビルに到着した。そして空港でレンタカーを借りて午後4時頃オークリッジのホテルにチェックイン。京都を出たのが朝の5時半だったから、ほぼ24時間かけての移動だった。

因みに昨日の夕方は入道雲がもくもくと上がっていて、遠くには稲光も見えてほぼ夏、と言う感じ。今朝も朝から強い陽射しが照りつけていて、暑くなりそうだ。

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2008/06/05

国際会議終了

科研費特定領域の国際会議"International Symposium on Non-Equilibrium Soft Matter"は今日で終了した。僕も組織委員として準備段階から関わった(ただKEKに異動してからはあまり仕事ができなかったが)ので、無事終わってほっとした。会議終了後吉川研に立ち寄って、いくつか仕事をしたから帰宅。明日からのアメリカ行きの準備をした。

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2008/06/04

国際会議3日目

Noneq_soft2008

国際会議3日目。今日は午前9時半〜午後4時40分にかけて8つの講演があり、その後group photoを撮った。また夕方はBanquetを行った。

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2008/06/03

国際会議2日目

特定領域「ソフトマター物理」の国際会議2日目。今日は午前、午後のoral sessionの後にposter sessionが行われた。

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2008/06/02

国際会議初日

Poster_2

今日から国際会議"International Symposium on Non-equilibrium Soft Matter"が始まった。もともとは科研費特定領域の活動の一つとして行っているものだが、今回は参加者をオープンにして行っているため200人以上の登録者があった。授業などの関係で今日は出席できない人も多かったようだが、それでも会場となった京大芝蘭会館の稲森ホールはそこそこ埋まって賑やかな雰囲気だった。

夕方は外国人のinvited speakerの数人を囲んで百万遍で飲んだ。

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2008/05/30

J-PARCの初めての中性子

Jparc_1st_n


東海村で建設中の世界最大級の陽子加速器J-PARC。ここで大きなマイルストーンとなる、初めての中性子ビームの発生が今日の午後にあった。これで我々中性子散乱の研究者は、ようやく自分たちの装置の立ち上げに入ることができるようになった、と言うことになる。

J-PARCでは線形加速器から入射した陽子ビームを3GeVシンクロトロンで更に加速し、そこから水銀ターゲットにぶつけて中性子を発生させる。この「出来たて」の中性子はエネルギーが大きすぎるので、液体水素の減速材で冷やしてから散乱実験に使うことになる。ここまでの建設で線形加速器から3GeVシンクロトロンのところまではだいたい順調に進んできていて、今日初めて水銀ターゲットに陽子ビームを当てて中性子を発生させると言う段階になった。

当初、午後の遅い時間になるのではないか、と言われていた中性子の初発生イベントだが、今日の立ち上げは非常に順調だったらしく午前10時にはターゲットの1歩手前まで陽子が届き、そこから徐々に調整して行って2時過ぎにはいよいよ陽子をターゲットへ。発生した中性子を分光器で確認して、「2008年5月30日午後2時25分」がJ-PARCの中性子の誕生日となった。

私は特にJ-PARCでの仕事があったわけではなかったのだが、J-PARC建設に責任を持つKEKのスタッフの一人として、この歴史的なイベントに立ち会うことが出来たのはよかったと思う。

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2008/05/29

ORNLのトレーニング

午前中はまずIUCrのアブストラクトのチェックをする。IUCrというのは「国際結晶学連合」のことで、今年8月にその総会が大阪で開催される。総会、と言っても学術的な国際会議ではあるのだが、普通の会議とは違うのはその規模で、今回は2500人ぐらい集まるらしい。私は組織委員の端くれ、と言う立場なので、自分に関係する分野のアブストラクトを見てチェックし、関係の深そうな演題が並ぶように番号を付ける、と言う仕事が回ってきたわけだ。全体の発表申し込みは多いのだが、私の担当する件数はそれほど多くは無かったので、朝の時間に手早く片付けることができた。

その後の時間は、来月実験に行くORNLの「事前トレーニング」をする。中性子散乱実験を行う原子炉などの施設は安全に関する管理が厳しく、どこでも事前にトレーニングを受けなければならないのだが、その内容ややり方は施設や国ごとに違っていて、簡単なところもあれば面倒なところもある。昨年行ったフランスのILLは簡単なほうで、行く前にWeb上でアクセスできるトレーニングを30分ほどやってテストの問題を解けばOK、と言う感じなのだが、アメリカのNISTの場合は現地に行って特別な部屋に設置されたコンピューターを使って半日~1日かけて受講し、さらに面倒なテストもクリアしなければならなくて大変だった。

今回行くORNLのトレーニングは、ちょうどILLとNISTの中間と言う感じ。事前にWeb上で受講できるのはILL並みなのだが、内容の豊富さとテストの難しさはNISTに匹敵するかもしれない。とにかく大量の英語の文章を読んだ後にテストを受けなければならず、しかも80点以上取って合格しなければ現地に行って対面で講習を受けなければならないことになる。と言うことでまじめにテキストを読んでテストを受けたら半日ほどかかってしまった。ただ、そのおかげで一発合格できたので一安心、である。

ORNLのトレーニングを受講した後、吉川研のNさんの実験に関係する論文を読んだ。これはリン脂質にペプチドを入れたらどうなるか、と言うことに関する論文なのだが、その中でリン脂質に糖脂質を加えたときのラメラ構造の変化を調べた結果が出てくる。これが今Nさんが取り組んでいる実験の結果に関係するかもしれない、と言うことで、まじめに読んでみた、と言うわけだ。

夕方は昨日と同じように、広大の上野さんのグループと一緒に食事に行った。

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2008/05/28

準備

今日はまずは、来週京都で行われる国際会議の発表準備をする。準備、と言っても以前口頭発表した内容をプリントアウトしてポスターとして貼るようにしただけなので、至って簡単である。

それが終わった後、今度は来月九州大学で行う予定の「大学院特別講義」及び「教室談話会」(セミナー)のアブストラクト書きをした。講義は京大でやっていた「ソフトマター」の内容をほぼ踏襲する予定だし、セミナーは得意の中性子散乱の話を中心にするつもりなので簡単か、と思えばさにあらず。それぞれ半ページ程度で必要な事を書く、と言うのは案外難しい。特にセミナーの方は一度書いたものの自分で読んでも下手だなー、と言う出来だったので、明日もう一度書き直すことにした。

昼休みにKEK食堂に行ったら、広大の上野さんのグループと会った。PFのビームタイムのために来ているとのことだったので、午後1度実験室に見に行って、夜も一緒に食事をした。

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2008/05/27

e-mobile

KEKに赴任してからほぼ3ヶ月。今のところ家族はまだ京都に住んでいて、つくばに単身赴任している。広島から京都に移ったときの単身赴任(1年半)に比べると今回はずっと短いので、単身赴任先の宿舎には最低限の生活用品しか持ち込んでいなかった。だから電気と水道は使うもののガスは元栓も開けておらず、当然ながら電話も引いていないのだが、さすがにネットワークが無いと不便で仕方がないので4月の頭にNTTの「フレッツ光」の申し込みをした。私の住む宿舎には回線が来ている、と宣伝ビラが入っていたので、当然すぐに開通してくれるもの、と思って申し込んだのである。

ところが建物から各部屋に回線を分岐するVDSLがいっぱいになっていた、ということで、申し込みから1ヶ月経っても開通せず。プロバイダのキャンペーンに間に合わなかったこともあってADSLに切り替えたのだが、こちらも電話回線が無いということで最低4週間待ち、と言われて愕然としたものである。

そこで次の策として考えたのはe-mobile。携帯電話回線を使うためアクセス可能なエリアが広い上に、回線の速さが最大7Mbps(もちろんベストエフォートだが)ということでAir Edgeよりはずっと速い。つなぎ放題で月6千円弱、という値段はやや割高なのだが、価格.comで調べたら開通月から2ヶ月間無料で3ヵ月後からは解約可能(つまり3ヶ月だけ使うならば2千円/月で済む)、というプロバイダがあることが判明したので、さっそくそこに申し込みした。

IDと端末は申し込みから数日で届き、最初接続に苦労したもののいったん繋がってしまえばほぼストレスなし。新幹線の中などでも使えるので、便利なことこの上ない。混雑した場所で繋ぐとすぐに切れるとか遅いとかの問題はあるにしろ、今のところは導入は成功、というところだ。最初は家族と一緒に電話回線が引越しするまでだけ使おう、と思っていたのだが、もしかしたらこのまま使い続けることになるかも知れない。

ちなみに今日の仕事は、主に先週以降たまっていた雑用。夕方は物構研所長室へ行き、「共用法」に関連する議論をした。

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2008/05/26

大型施設供用委員会

今日の午後は、中性子科学会の「大型施設供用委員会」にオブザーバー参加するため上野に行ってきた。これまで数回はJ-PARCへの共用促進法適用問題がメインだったのだが、今回はその点に関する身のある話はあまり多くなく、むしろ学会の提案する「グランドデザイン」や「3号炉の今後」についての議論が行われた。

午前中は9時から中性子職員会議。単身赴任者としては、月曜朝イチの会議は非常に辛い。

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2008/05/23

京大出張2日目

今日も京大へ。午前中は研究室セミナーに出席する。インドのSaha研究所から学振で来ているDatta氏が講師で、X線反射率計とGIXDの原理からの話と、Langmuir膜に関する2つの研究例を紹介した。

午後はまずNIさんと来月の国際会議での発表についての打ち合わせ。続いて福井センターの坂上さんを交えてNさんの実験データについて議論をした。またNS君のごく最近の実験結果について、吉川さんと一緒に議論した。

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2008/05/22

京大出張

今日と明日は京大への出張。今日は主にNさんと今後の実験の計画について議論した。

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2008/05/21

連絡運営会議

今日の午後は定例の連絡運営会議。2回目ということで、前回よりも盛り上がった。特に盛り上がったのが、科研費や通勤手当などの問題。どちらも「お金」に関わる話で研究と生活に直接影響するので、真剣になるのも当然と言えば当然。助教や技師など若手の委員でも機構長や所長クラスの偉い人に食ってかかる、と言う感じで、なかなか面白かった。その人の地位や年齢に関わらず言うべきことを言う、と言う雰囲気は、さすが高エネルギー物理が中心の研究所らしい。

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2008/05/20

レフリーコメント書きなど

今日は論文のレフリーの〆切が2件あったので、読んでコメントを送った。これはある国際会議のconference paperで、分量と内容はそれほどたいしたことはないのだが、その分頼まれていた件数が多かった。他の論文は先週までに返事を送っていたのだが、いろいろな理由でこの2本だけが今日まで残っていた、と言うわけだ。

ペンディングになっていた6月のアメリカ出張の飛行機の便を確定し、ホテルの予約もする。またこれを含めた5〜6月の出張の手続きを進めた。

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2008/05/16

中性子ソフトマターセミナー

今日は物性研の柏キャンパスで「中性子ソフトマターセミナー」があった。これは物性研とKEKの中性子を使っているグループの中で、ソフトマター系を中心にやっている人が集まって定期的にセミナーをやろう、と言うもの。今回は第1回ということで、僕と柴山研の学生のS君が話をした。

僕の今回のタイトルは「非平衡状態におけるソフトマターの様々な振る舞い」と言うことで、吉川研で共同研究でやっていた3つの研究について紹介した。どれも中性子とは関係ない話なのだが、これまで僕がやってきた中性子関連の話はどこかで聞いてもらっていた可能性があるので、敢えて違う話をしてみた、と言うわけだ。どれも自分が実験をやったわけではないので説明できない点もあったのだが、喜んでもらえたようだ。

セミナー終了後、物性研で行われていた「フライホイール大型直流電源運転開始記念式典」と言うのに顔を出した。これは、超強磁場を発生するための巨大な電源を今日から運転開始する、と言うもの。もともとこの電源は原研で核融合の研究をするために作ったもので、それを物性研に移設して再利用することにしたのだそうだ。これを使うことによって、これまでに得られたものよりもずっと強い磁場を発生して実験ができるようになる、とのこと。物性研のスタッフ、学生だけでなく各方面からのゲストも呼んで、盛大な式典を行っていた。

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2008/05/15

東海日帰り

今日は朝イチの連絡バスに乗って東海へ。物性研中性子施設へ行って遠藤さんと一緒に日立電機へ。NSE用のhumidity chamberの製作についての打ち合わせをしてきた。

「魚康」で昼食を食べて12時半東海発の連絡バスでつくばに戻る。午後は共著者から来ていた論文原稿のチェックなどをした。

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2008/05/14

PowerPoint

今日の午後、半時間ほど物構研所長室で「共用法」に関する打ち合わせをしたが、それ以外の時間は金曜日のセミナーの準備に使った。

金曜日のセミナーというのは物性研の柴山研と合同で行うことになった「中性子・ソフトマターセミナー」で、言い出しっぺの責任?と言うことで最初に話すことになったわけだ。ただ、素直に中性子の話をするのは面白くない?ので、敢えて中性子以外の実験結果をダイジェスト風に紹介する、と言うことにしている。3つとも僕が共著者に入っている話なのだが1st authorではないので、それぞれ中心になって仕事した人からもらった資料をつなぎ合わせて、一つの話を構成する、と言う作業をした。それぞれの人からもらったファイルが全部PowerPointなので、これまでのようにわざわざKeynoteに変換せずにPowerPointの上でつなぎ合わせれば簡単か、と思えばさにあらず。やってみるといろいろとややこしい問題が出てきて、結構大変だった。

最初はMac用最新版のPowerPoint2008を使ってみたのだが、これがなかなかの難物。古いバージョンで作ったファイルだからなのか知らないが、開くのに失敗したり開いても動作がやけに遅かったり、ととても使い物にならない。と言うことでこれを使うことはすっぱりと諦めて、古いバージョン(PowerPoint2004)でやることにした。

こちらは動作的には特に問題はなかったのだが、久々のPowerPointと言うことで使い方がよく分からないのには参った。特に困ったのは、他のプレゼンファイルから読み込むと今のプレゼン全体のマスターファイルが使われてしまうこと。これでレイアウトが崩れたり、文字の色がバックと重なって見にくくなったりするので、いろいろな修正が必要になってしまうのである。特定のスライドだけ別のマスターを指定する、と言うこともできるらしいのだが、元のプレゼンファイルのマスターが何なのかよく分からなかったりして、結局一つ一つ手作業で修正する羽目になった。

因みにこれまで愛用していたKeynoteだが、こちらも08になってから困ったことが一つある。オブジェクトをグループ化しているものがあると、ファイルをいったん閉じて開いたときにオブジェクトの間隔がめちゃくちゃになってしまうのである。甚だしい場合には一部のオブジェクトがスライドの範囲から遠く離れたところに飛んでしまって、修正することもできないようになってしまう。AppleのDiscussion Boardを見てもそんな症状は載っていないのだが、僕だけの問題なのだろうか?

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2008/05/13

住所変更とレフリー

所属している学会等に異動の連絡をしていなかったことを思い出したので、午前中はその手続きをした。これまでの経緯から所属している学会が5つもある上に、PF懇談会とSPring-8懇談会もある。それぞれの組織ごとに住所変更の届けの出し方も違うので、なんだかんだで結構時間がかかった。

午後は昨日やりかけだった科研費の報告書を仕上げ、論文のレフリーレポートを作成した。

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2008/05/12

NML会議

今日の午前中はNML(中性子・ミュオン施設)の会議。10時からの会議は12時頃には終わったのだが、その後「共用法」絡みの打ち合わせがあって全部終わったのが1時過ぎ。それから大友さんと昼食を食べに行ったら、KEK食堂はもうほとんど終わっていて目ぼしい食べ物はカレーぐらいしかなかった。

午後はいくつか仕事のメール書きなどをして、科研費の報告書作りをする。昨年度で終了した「基盤研究」のもので、先月冊子体を印刷したのでそれで終了、と思っていたら、それ以外にも日本語と英語の報告書を裏表1枚ずつ提出しなければならなかったらしい。中身はたいしたことはないのだが、書式に合わせてまとめるのが結構面倒で、全部終わらずに本日の業務は終了、となった。

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2008/05/09

会議と講習会

今日は昼から東海に行って、「中性子利用セクション拡大会議」に出席した。この「中性子利用セクション」とはJ-PARCの中の中性子を利用する人たちの集まりで、JAEAのスタッフとKEKのスタッフを合わせて40人ぐらいいる。J-PARCは着々と建設が進み今月の下旬には1st beamが出ることになっているのだが、「その日」に向けての具体的な準備を進めなければならないと言うことで、結構内容豊富な会議だった。

これが終わった後、「物質生命科学施設」(MLF)に移って放射線の講習会を受けた。これはMLFが来週から放射線管理区域に設定されるため、そこに入る人は予め講習を受けなければならないという法律的な制限から来たものである。この種の講習会は大学やKEK、SPring-8等でも毎年受けなければならないものなので慣れているのだが、今回のものは実際には立ち入らない場所に関する話ばかりで、少々退屈だった。

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2008/05/08

一般公開企画委員会

今日の午前中はKEKの「一般公開企画委員会」と言うのに出席した。一般公開と言うのは大学でやっているオープンキャンパスよりももっと大々的なもので、小中学生やその親など3,000人以上が来るらしい。当然お休みの日にやるのだが、職員の半分ぐらいが出勤してお客様のお相手をするのだそうだ。私は新任ということもあって中性子を代表して実行委員になったのだが、その中で「企画委員会」と言うものを担当することになった。今日はその企画委員会の第1回ということで、どういう企画を行うか、と言うことでいろいろと議論した。内容としては「サブテーマをどうするか」「講演会を誰にどのような内容でしてもらうか」「『おもしろ物理教室』で何をやるか」「パンフレットをどう改善するか」等々だったのだが、それぞれの議題で結構白熱した議論となって、予定時間を大幅に超過して2時間以上話し合った。

その他の時間は、6月に予定しているORNLへの出張の準備と山田君の学振の申請書のチェック。またレフリーを依頼されていた論文を読んでコメントを書いた。

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2008/05/07

論文投稿

今日は午前中京大に行って、KS君のアメリカでの実験についての打ち合わせをする。また北畑さんも来たので、吉川さんと4人で論文原稿についての最後の打ち合わせ。僕はその後KEKに戻ったのだが、夜になって無事投稿が完了した、との連絡をもらった。最初の実験結果が出てから2年ほどが過ぎ、論文執筆に取り掛かってからも1年以上かかった論文だが、無事投稿までたどり着いて何より、である。

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2008/05/02

申請書修正&論文読み

昨日の「意見交換会」で指摘された点を考慮して、今日はまず「新学術領域」の申請書の修正をした。水曜日に最終稿を「確定」した時にはもう大きく直すこともあるまい、と思っていたのだが、第三者の意見をもらったというのは今から思うと貴重なことだった、と思える。

ORNL(オークリッジ国立研究所)から「6月に特別にビームタイムをあげる」と言う連絡が来たので、早速日程調整などをした。時期的には「特定領域」の国際会議の直後で、今のところ空いている週のビームタイムなので、喜んで行くことにして、早速飛行機の予約を入れた。

午後は長尾君の論文原稿を読んでコメントを送る。実は2週間前に受け取っていたのだが、ちょうど科研費申請で切羽詰まっていて後回しにしていたもの。「来週コメントを送る」と約束しておきながら、1週間以上も遅れてしまった。実はその他にも京大から論文原稿が送られて来ているのだが、なかなか見てコメントする余裕がない。こんなことではいかんなー。

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2008/05/01

科研費申請意見交換会

今日は科研費「新学術領域」の申請に関して、KEK内での「意見交換会」が行われた。これは申請書の内容に関して第3者の立場からいろいろと意見を言ってもらう、というもの。科研費の審査委員の経験者などから、申請書の内容についてのアドバイスを受けた。

もらった意見のうちで特に参考になったのは、PFの生物関係の人からの意見。全体に良い出来だ、とした上で、的確な指摘を受けた。この点に関しては実は自分自身でも修正した方がいいかな、と思っていたので、早速直すことにしようと思った。

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2008/04/30

MLF全体会議

今日は東海村でMLFの全体会議があったので出席した。MLFと言うのは"Material and Life Science Facility"の略で、J-PARCの中で中性子とミュオンをやる施設のこと。J-PARCは来月下旬には陽子ビームをこのMLFに導いて初めての中性子を発生させる予定になっているのだが、それに向けての意思統一のための会議、と言う位置づけだった。1時から始まった会議は、予定時刻を1時間ほどオーバーして6時過ぎに終了。それぞれの報告は簡潔に行われていたのだが、さすがに「始動前夜」と言うことで確認しておくべきことが山のようにあった、と言う感じだった。

ところで東海駅で原研(現JAEA)に行くためのバスに乗ろうとして乗り場に行ったら、何と朝と夕方の時間帯以外の便が無くなっていた。今後J-PARCが立ち上がると、原研を訪れる人は多くなるはず。なのに公共の交通機関がこんなことでは、困ると思うのだが。

会議終了後につくばに戻り、KEKのオフィスに出て行って「新学術領域」の申請書を提出した。

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2008/04/28

有休だったけど

今日はKEKでの手続き上は有給休暇を取っていたのだが、色々とやるべきこともあったので京大に顔を出した。そしてNさんやKS君等と打ち合わせをしつつ、「新学術領域」の申請書の修正などをした。

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2008/04/25

申請書〆切

今日は「外国人特別研究員」の申請の〆切。水曜日に届くはずだった本人のサイン入りの書類と推薦書が届かなくて少々焦ったのだが、今日の午後になってやっと来たので無事提出できた。

この他には「新学術領域」の申請書関係の仕事。各研究代表者が提出した応募情報をまとめ、申請の金額を計算し、申請書に反映させたり、あるいは申請書の内容を修正したり、と言う作業を進めた。またEPJEに出した論文のゲラが来ていたのでそのチェックもした。

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2008/04/24