2008/12/04

第3回日台中性子散乱研究会

今日から「日台中性子散乱研究会」が始まった。一昨年の水戸、昨年の烏来に続いて3回目の今回は京大化研の金谷さんがホスト。これまでは日本と台湾の限られた研究者が集まった、という感じだったのだが、今回は両国の学生やインド人も加わって賑やかな研究会になった。

ところでインド人、と言えば3月にSaha Instituteで会ったSarathiさんが一昨日来日し、昨日KEKで手続きをしてから京都に来た。朝、研究会に来るかと思って待っていたのだがなかなか来ないので心配していたら、なんと一人で京大に行っていた。と言うことで昨日知りあったManabendraさん(彼もSahaの人で、金谷さんのゲスト)を連れて京大へ行き、吉川さんやDattaさんを交えていろいろとdiscussionをした。

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2008/12/03

小角散乱サテライト

今日は中性子科学会年会のサテライトミーティングとして小角散乱サテライトが行われた。これは2006年に行われた小角散乱国際会議の流れを繋いでいこう、ということで昨年度から始めたもので、今回が2回目。物性研の柴山さんと名大の高野さんを世話人として、名大構内で行った。今回は年会の翌日だったということと放射光関係の国際会議と重なってしまったということがあって参加者は少なめだったが、その分密な議論ができた。

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2008/12/02

中性子科学会2日目

中性子科学会2日目の今日の前半は、学会賞、奨励賞、技術賞、功績賞の受賞者による記念講演があった。功績賞は元阪大の国富先生で、僕の師匠である山田先生の先生だったわけだから僕の「祖父」ということになる。日本の中性子散乱の黎明期からやっていた人の話は、なかなか興味深かった。

午後はポスターセッション。今回は「ポスター賞」の選考委員だったのだが、大量のポスターを少ない時間内に聞いて回らなければならなかったので大変だった。

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2008/12/01

中性子科学会初日

今日から名古屋大で中性子科学会年会が行われた。僕はポスターセッションを含めほぼ全てのプログラムを真面目に聞いたのだが、それ以外にもいろいろな人といろいろな打ち合わせをしなければならなず、とっても忙しかった。

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2008/11/28

ICORP中間評価

今日は吉川研で進めているICORPプロジェクト「時空間秩序」の中間評価が行われ、僕も「研究推進委員」として参加した。朝の10時から昼食を挟んで夕方5時まで、研究総括の吉川さんがここまでの研究成果について報告して、評価委員の人に聞いてもらった。結果は良好だったようで、まずは良かった。

夕方、KS君と一緒に小貫さんのところに行って、今書いている論文の内容について議論をした

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2008/11/27

Arisa積み出し

今日はKENSで使っていた反射率計のArisaの積み出しとJ-PARCへの搬入を行った。J-PARCの装置としては少々力不足の分光器ではあるのだが、予算が付くまで待っている、というわけにもいかないのでとりあえず使えるものを持っていって設置してデータを出そう、というわけだ。僕は今日から出張なので午前中の前半だけ手伝ったのだが、その後J-PARCへの搬入まで済ませているはずである。

午後は京都へ移動。夕方ちょっとだけ吉川研に顔を出して、何人かと打ち合わせをした。

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2008/11/26

北大にて

Hokkaido Univ. Museum (北大総合博物館)

今日は北大でセミナー。「謝金を伴う講演会」とか言う仰々しいタイトルなのだが、聴衆は工学部で中性子をやっている鬼柳研、古坂研のスタッフと学生がほとんどで、研究室セミナーに呼んでもらった、と言う雰囲気だった。話のタイトルは「中性子小角散乱によるソフトマターの物性研究」と言うもので、ソフトマターの研究にSANSがどのように役に立つのかをざっと説明した後で、長尾君と一緒にやっている「相対形状因子」の話とKEKがJ-PARCに作っている中性子反射率計の紹介をした。

ところで午前中、配布資料のプリントアウトを頼みに行ったついでにカメラを片手に北大キャンパス内を散歩してきた。気温が低かったのは確かだが寒い、と言うほどではなく、天気も上々で気持ちが良かった。

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2008/11/25

札幌出張

今日から札幌出張。明日は北大で中性子小角散乱についての講演をする予定である。今日は飛行機で札幌に移動して、午後からの大学連携についての打ち合わせに参加した。

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2008/11/21

CMRCリーダー会議

今日は夕方からCMRCリーダー会議に出た。CMRCと言うのは物構研内に発足するセンターで、放射光、ミュオン、中性子を縦横に使って物質の構造を調べる研究をしよう、と言うところである。東北大の村上さんをセンター長としてスタートするのだが、僕も「ソフトマターグループ」のリーダーになる、と言うことになっている。今日は村上さんとその「リーダー会議」の予備的な打ち合わせ、と言う感じの話し合いをした。

午前中はそのCMRCに関する資料作り。午後はKEK運営連絡会議に出た。

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2008/11/20

会議、実験、建設、打ち合わせ

昨日も今日も東海へ。一番の理由はNSEの実験中だからなのだが、それ以外にも会議や打ち合わせが連続である。昨日はSANSに関する打ち合わせがあり、今日はMLFとKENSの会議の連チャン。その他にJ-PARCで建設中の反射率計を見に行ったりした。また昨日はつくばに戻ってきてからも、反射率計に関する打ち合わせがあった。

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2008/11/18

MLFパンフレット

午前中は人事関係の会議の後、物構研広報コーディネーターの山中さんを囲んでMLFパンフレットについての打ち合わせをした。MLFとはJ-PARCの中の「物質生命科学研究施設」の事で、中性子とミュオンを使って物質科学と生命科学の研究を行うところだ。一般公開や見学などこれまで色々な人が来ているのだが、そういう人に渡して説明するパンフレットが無かったので作ろう、としているのである。これまではJAEAの鈴谷さんを中心に案作りをしていたのだが、少々行き詰まっていたので山中さんのアドバイスを受けた、と言うことだ。やはり広報関係の仕事を中心にやっておられる方なので、我々が持っていないアイディアが続々と出てきてとても良かった。

打ち合わせ終了後東海へ。iNSEで実験しているKS君とNIさんと会って、実験についての相談や論文に関する議論をしてきた。

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2008/11/16

iNSE

今日からiNSEのビームタイムなので、昼から東海へ。前のユーザの眞山さんと昼食を食べていたらKS君が来た(ドイツでの国際会議から直行した)ので、早速試料を準備してもらって測定をスタートさせた。

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2008/11/14

中性子PAC

今日はJ-PARCの課題採択委員会があり、その後中性子PACが短時間で行われた。J-PARCはKEKとJAEAが共同で作っているので課題審査なども一緒にやる、と言うことになっているのだが、旅費などお金の出所は一緒じゃないのでそれぞれでやらなければならない部分もある。と言うことで、J-PARCでの課題採択を追認する、と言う形で中性子PACが行われたわけだ。

午後は「物構研所長談話会」なるものに出たが、それ以外の時間はNIさんの論文原稿の修正などをした。

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2008/11/13

SPYSEE

午前中は東海へ。KEKは原子力機構の敷地内に「東海キャンパス」と称する小さな建物を持っているのだが、その中にある中性子の部屋の整理を(何人かスタッフと一緒に)した。午後は大友さんと打ち合わせ。共用法に関する文章を作って所長に送った。

ところで昨日、ネットで調べものをしていたらSPYSEEに行き当たったので、試しに自分を検索してみた。そしたら出てこなかったので「調査・分析を依頼」してみたら、3時間後に作られたのがこれ。少々おかしなところがあったのだがエディットしたらかなりまともになった。たぶん、ネットの検索を使って自動的に作成しているのだろうが、ここまで作れるのは素直に凄いと思う。

ただ問題は、同姓同名の別人を判別できていないらしい、ということ。僕に繋がっている人の中にも何人か別人がいるのだが、知り合いの誰かに繋がっていた山本潤(京大理学部の教授♂)さんが女子アナだったのには驚いた。

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2008/11/12

KEK芸術祭

Shinnyodo Temple (真如堂)Koetsuji temple (光悦寺)
Shinnyodo Temple (真如堂)Konchiin Temple (金地院)

今週初めから「KEK芸術祭」と言うのをやっている。KEKの構成員とその家族が絵や写真、彫刻、書、音楽など自分が得意とする「芸術」を持ち寄って披露する、と言う催しである。せっかくなので僕も去年撮った写真から4枚ピックアップし、四切に焼いて飾ってもらった。初日の一昨日は搬入を事務の人にお願いし、昨日も忙しくて行ってなかったのだが、今日になって「額に入れた写真がずれている」と言う指摘を受けたので、直すついでに見に行ってきた。写真を焼いたばかりの時は「四切は大きすぎるかな」と思ったのだが、広いところに展示してみるとそうでもなかった。

今日は久々にまとまった時間が取れたので、特定領域「ソフトマター物理」のニュースレターを作った。これは半年ぐらい前から頼まれていたのだが、いつでもいい、と言う言葉に甘えて伸ばしに伸ばしてきたもの。集中して一気に書き上げたおかげで、すっきりした。

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2008/11/11

S1型課題

今日の午前中は物構研の中のPF、ミュオン、中性子の三者で共同利用のカテゴリーについての意見交換を行った。その結果、中性子がJ-PARCで行おうとしているプロジェクト型課題はPFの「S1型」とほぼ同じであることがはっきりしたので、今後は中性子でも「S型」の名称を使うことにした。

午後はまず、懸案だったNIさんの論文原稿をチェックして図の修正を頼むメールを送った。続いて昨日物構研所長から預かった宿題の、共用法に関する文章作りをした。

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2008/11/10

MLF運営連絡会議

午前中は中性子PACの規程の改正案やプロジェクト課題の公募文書の案等を作った。昼から東海に行き、J-PARCのMLF(物質生命科学実験施設)の運営連絡会議にオブザーバー参加する。この会議はJ-PARCの中で中性子とミュオンの施設を持っているJAEAとKEKが共同運営のために調整をする、と言うもの。J-PARCセンター長の永宮先生を中心に、当面の課題についていろいろと意見交換をした。

その後物性研中性子へ行って、NSE/SANS実験用の湿度制御セルの設計について業者との打ち合わせ。

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2008/11/07

昼から東海

午前中はレフリーを頼まれていた論文を読んでコメントを送る。やや分野が違う論文で読み解くのに苦労したのだが、その分勉強にもなった。

昼から東海に行き、中性子利用セクション会議に出席する。そしてNSEを見に行こうと思って学生に連絡したのだが、測定は夜までかけっぱなしだとの事だったので会わずにそのままつくばに戻った。

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2008/11/06

査読

今日は査読が回ってきていた論文読み。〆切はとっくに過ぎていて、先週editorからの問い合わせに対して「来週早々には返事する」と回答していたのである。いろいろ忙しくて送ることができないうちに今日になってしまい、ようやく必死で読んだ、と言う次第。論文のストーリーは分かったのだが、コメントを考えているうちにまたもや催促メールが来た。明日には査読の結果を送らなければ。

午後から東海へ。NSEで実験を進めているMH君らと会って、実験の経過を見ながら議論した。

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2008/11/05

東海

今日は朝から東海へ。反射率計の作業の監督のためだったのだが、業者はBL16だけでなくBL12、BL21も一緒にやっているので、他の方が忙しかったようであまり進まなかった。

昼過ぎに京大から来ている2人の学生をJ-PARCの見学に連れて行った。またこれらの間にいくつかの論文読みをした。

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2008/11/04

京大生来る

今日は昼前に京大の院生のMH君とNS君が来た。昨日から3号炉でNSEの実験をしているのだが、今日は打ち合わせである。山田君も交えて話をして昼食を食べて、午後に東海へ。NSEの次の測定をかけたのを見てつくばに戻った。

午前中は共同利用体制についてPFやミュオンを含めた打ち合わせの会議があった。また今日が科研費の「本当の〆切」だったので、先週コメントが付いた基盤Sの申請書を書き直して夕方に提出を済ませた。

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2008/11/03

マイクロビーム&NSE

午前中はPFでマイクロビームSAXSをする。これまで興味はあったもののやったことがなかったのだが、東大新領域の篠原さんにお願いしてちょっとだけテストさせてもらったのである。試料の作り方やセットの仕方、測定の仕方などにコツがあってちゃんと準備しないといけない事が分かったのだが、それでもちゃんと短時間でシグナルが出ることが分かって面白かった。

午後からは東海に行く。京大のMH君がNSEの実験をするので見に行ったのだが、既に測定がかかっていてやることがなかった。そこでMH君と論文の内容などについて議論して戻ってきた。

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2008/10/31

レフリー

論文のレフリーを2つ抱えているのだが、そのうちの1つから「早く送れ」と言う催促が来た。と言うことで今日はその論文を読んでコメント作り。昔やっていた研究のど真ん中の内容だったので読んでしまえば後は簡単。実質1日弱でレフリーコメントを作ったなんて、速い方の記録かも。因みに残っているもう一つの論文は少々ややこしいので、もう少し時間がかかりそうだ。

昼過ぎに吉川研のNさんがやってきて、来週の実験のための準備に付き合った。また京大の学生から2本、論文原稿を送ってきた。その前に1本原稿を送ってもらっていたので、一気に3本を抱えたことになる。科研費の申請書もまだ終わってないのに時間のやりくりが大変になったなー、と言う思いはあるのだが、しかしこういう仕事は「ロードマップ」だの「共同利用体制」だの「補正予算」だのに比べれば、ずっとずっと楽しいのである。

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2008/10/30

高圧学会誌

10/20〆切で依頼されていた高圧学会誌の原稿を、今日ようやく完成させることができた。高圧学会誌には昨年解説を書いたばかりで、その上その続きを長尾さんが書くことになっている。従って僕の仕事の中で重要な部分に関してはもう書くことがないので一度は無理だ、と言ったのだが、せっかくの「中性子特集」である。ソフトマターに関するものも載せたいところだが、もともと高圧でソフトマターをやっている人が少ない上に中性子を使っている人は非常に少ない。と言うことで無理を承知で引き受けた原稿だったわけだ。原稿〆切がちょうど科研費の申請書の時期と重なっていたので待ってもらっていたのだが、さすがにこれ以上遅らせるわけにはいかない。と言うことで原稿は苦心の作となったのだが、ただ昨年JPSJからpublishしたリン脂質系の話を中心に書いたら時間的にはそれほどかからなかった。

午後は科研費の意見交換会。基盤Sの申請書の内容について色々とアドバイスをもらったのだが、もしかしたら全面的に書き直した方がいいかも、と言う事態になった。

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2008/10/29

来客あり

夕方は物構研教授会。J-PARCのKEK装置に関わる「R型課題」について説明した。またその前の時間には今後どのような装置を建設して行くべきか、などについて中性子のスタッフ数人で打ち合わせをした。

昼前に千葉大の北畑さんが来て、PFの申請に向けての打ち合わせ等をした。またPFに九大の木村さんが来ていたので、一緒に夕食を食べた。

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2008/10/28

高圧学会誌の原稿

今日の午前中は、中性子のスタッフでミーティングがあった。人事関係や今後の方向性など、色々と込み入った事も話した。

午後は高圧学会誌の原稿を書き始める。〆切をとっくに過ぎているのだが、科研費の申請優先と言うことで待ってもらっていたのである。とにかく書かなければならない分量を埋める、と言う方針で頑張ったのだが、やはり半日で全部書くのは無理だった。明日は色々と予定があるのだが、頑張って形にしなければ。

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2008/10/27

量子ビーム基盤技術

今日は「量子ビーム基盤技術開発プログラム」のキックオフミーティングのためJAEAへ行ってきた。このプロジェクトはJAEAの加倉井さんが中心になってJSTに申請して認められたもので、偏極中性子やビーム集光等の中性子散乱装置の高度化技術開発のためのものである。JAEAとKEK、東北大、北大が協力して進めるプロジェクトだと言うことで、30人以上集まって活発な議論が行われた。

東海へはKEKの連絡バスで行ったのだが、そのバスの中で長尾さんの原稿に目を通してコメントを送った。

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2008/10/24

反射率計の作業

今日は朝からJ-PARCへ行って、反射率計の作業に立ち合う。ただ、作業の内容としてはモルタルによる遮蔽のすき間の穴埋めや電気配線のラック作成の準備と言うことで、なかなか地味な仕事だった。また午後は中性子利用セクション会議に出席した。

ところで科研費は今日がKEK内の〆切だったが、昼間は相変わらずアクセスしにくい状態で、アップロードしたものの確認はできず。やむなく事務に連絡を入れて、ちょっとだけ待ってもらうことにした。

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2008/10/23

アホか?>学振

昨日も書いたように夜になると科研費の電子申請のページがスムーズに働くようになるので、自宅で夜の1時頃までかかって1つの申請書を(ほぼ)仕上げた。そして昼間はもうひとつの申請書に取り掛かったのだが、案の定電子申請のページは全く言うことを聞いてくれない。と言うことで夜になって自宅でアップロードをしてみたのだが、今度は「PDFファイルが不正」とか何とか、またまた訳の分からんエラーメッセージを出して止まってしまう。今度の申請はTeXにしただけで、ちゃんと中身のあるファイルを作ってアップロードしているのだが。数日前には同じように作ったファイルをちゃんと受け付けてくれたくせに、いったい何が悪いのか。本当に困ってしまった。

ところで学振の科研費ホームページに、今日になって次のような注意書きが出ていた。

-----------------------------------
重要なお知らせ!! 必ずお読みください!!

 科学研究費補助金のWeb入力のアクセスが集中していることにより、現在、電子申請システムにつながりにくい状況が見られ、ご迷惑をおかけしております。
 これに対応するため、ログイン後のタイムアウトの時間を30分から15分に短縮する措置を取っております。データを入力中であっても、15分間サーバにアクセスしない状況が続くと自動的にログアウトしてしまうことになりますので、15分に一度以上の頻度で、必ずこまめにデータを一時保存していただくようお願いします。(画面上部及び下部にある「一時保存」もしくは「次へ進む」のボタンをクリックしてください。)
 また、ログインの時間が長くなりますと、他の方がなかなかログインできなくなりますので、ログイン前にあらかじめ入力事項等について準備していただき、効率的に入力を行い、ログインの時間を短くしていただくようお願いします
 なお、それでもつながりにくい場合には、しばらく時間をおいてから再度ログインしていただくなどの措置をお願いいたします。(9時以前もしくは19時以降は比較的つながりやすい時間帯となっております。) 皆様のご協力をお願いいたします。
-----------------------------------

あのねー。そもそも「データの一時保存」ってのができないんですけど。「次に進む」のボタンをクリックしてもエラーが出たり、タイムアウトでログアウトしてしまったりするんですけど。で、しばらく時間を置いてからログインしても、何も変わらないんですけど。だから結局通常の勤務時間中には何もできずに、こうやって夜に残業代も付かない仕事をしているわけだ。

まあ、残業代云々と言うのはどうでも良い話で、我々研究者は意味のある仕事だったら夜中でもただ働きを厭わないのである。今回腹が立つのは、こう言うつまらんことで時間と精力を使わされる事なのだ。我々は研究費が欲しいからしょうがなくて従っているわけだが、研究に使うべき時間を削って余計な苦労をしている、と言うことを自覚して欲しいものだ。こうなったら〆切を延ばすとか書類での提出を認めるとか、何らかの処置をしないとダメだと思うのだが。

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2008/10/22

ひどいぞ学振ホームページ

昼間は学振ホームページが混んでいてアップロードから先がうまく行かないので、今日は8時前に出勤して作業をした。ただ案の定9時前には繋がりにくくなり、その後は夜の8時半頃までずっとダメ。KEKはまだ〆切まで間があるのでそれほど切羽詰まってはいないのだが、今日明日ぐらいが〆切の大学の人は大変なんじゃないだろうか。それにしてもこんなことになった責任は、アクセス数の見積りが甘かった学術振興会にある、と言うのは明らかだ。ちゃんと責任を取って欲しいものだ。

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2008/10/21

科研費もうひとつ

今日は科研費のもう一つの申請書を一気に書き上げた。ただ、昨年申請して落とされた内容をベースにしているので、このままで行けるかどうかは微妙。特に、書きたいことが沢山あるのでどう整理するかが難しい。

ところで昨日から科研費申請書を登録しようと学術振興会のページにアクセスしているのだが、すごく混んでいるようでなかなかうまく繋がらない。KEKは〆切が今週末なのでまだ余裕はあるのだが、京大は明日が〆切だとか。みんなかなり困っているんじゃないだろうか。

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2008/10/20

科研費申請書

今日から本格的に科研費申請書を書き始める。今年は大きいのを2つ出すつもりなので結構前から準備は始めていたのだが、他の用事が目白押しでここまでほとんど準備できていなかった。今日はとにかく1つは形にしようと頑張って、とにかく全部の書くべき場所を埋めた。

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2008/10/17

物構研シンポ2日目

物構研シンポ2日目の今日は、話を聞くことに専念する。とは言え固体物理関係のため聞いていても良く分からない話が多く、聞きながら今日が〆切の財団への助成の申請書類を作ったりしていた。

ところで発表の中で酸化物超伝導体のflux line latticeの話が出てきたのだが、これに関する実験にはちょっとだけ関わった事がある。広大に行ったばかりの頃に武田さんが取り組んでいて、Juelichに行って実験をしてみたものの試料が良くなくてデータが出なかった、と言う話を聞いた。(確か実験準備もちょっとだけ手伝った記憶あり。)それから20年近くが過ぎて試料も装置も良くなりもう解決した話なのか、と思えばさにあらずで、まだまだやることがあるらしい。因みに今年は「鉄系高温超伝導」が発見されたと言うことでまたまたフィーバーが起きていて、ERATOではこれに関する研究公募で57件の応募に対して24件も採択すると言う大盤振る舞いをしている、とのこと。「ソフトマターの物理」も昔に比べると人に知られるようにはなってきているのだが、こう言うところに来るとまだまだマイナーだなー、と痛感させられるのである。

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2008/10/16

物構研シンポ

今日から物構研シンポ2008が始まった。午前中はKEKで発表に向けての準備。午後は会場に行ってずっと会議を聞いていた。因みに僕の発表だが、時間が延び延びになってスケジュールがタイトだったため大急ぎで話した。会場での質問は少なかったのだが後の懇親会でいくつか話しかけられたので、少なくとも失敗ではなかったのではないだろうか。

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2008/10/15

KEK運営連絡会議

今日の昼からは運営連絡会議。久々の出席だったのだが特に大きな問題もなく、30分ちょっとで終わってしまった。

それ以外の時間は、明日の物構研シンポジウムの講演のための準備をする。また昼休みにはKEKミニサッカー大会の決勝に出場したのだが、途中で右足首をスパイクされた上に太ももを肉離れした感じで動けなくなってしまった。でも僕が行ったためにキックオフ時の人数が5人になって棄権を免れたので、貢献はできたといえるかな。

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2008/10/14

KENSライセンス

午前中は「KENSライセンス」についての会議をする。KENSの技術職員のSさんが凄い回路技術を持っていて、彼が開発した測定回路をあちこちの中性子測定装置で使っているのだが、どうしても個人でやっていることによる限界がある。と言うことでその技術を民間企業にライセンスして、製作とサポートをやってもらおう、と言う話だ。企業にとっては技術がもらえて仕事も取れてでいいことずくめのような話なのだが、しかし実際のところ市場はごくごく小さいので、それで儲けを出せるものでもないらしい。と言うことでそこを何とかうまくやろう、と言う事での話し合いだったのだが、結局ちゃんとした結論の出ないまま時間切れとなった。

その他の時間は長尾君から来ていた原稿のチェックをしてコメントを送り、今日が〆切の論文の査読をした。因みにもっとややこしい審査の依頼も来ていたのだが、連休中に済ませてしまったので気分的にずいぶん楽だった。

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2008/10/10

仕事いろいろ

朝イチで池田さんの部屋で伊藤さんとともに打ち合わせ。その後、昨日の中性子PACの後始末をした。午後は京大吉川研のICORPプロジェクトに関する書類作りや、来週〆切の論文査読などをした。

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2008/10/09

中性子PAC

今日の午後は中性子散乱実験審査委員会(中性子PAC)が行われた。今回の議題は、J-PARCで行われる実験課題のうちKEKが主導する「プロジェクト研究」をどう選ぶか、と言う枠組みについて。基本的には3年前まで動いていたKENSのやり方を踏襲するのだが、それを新しい時代に向けてどのように構築して行くか、と言う点が問題である。案を作るに当たって内部的にはかなり議論していたのだが、やはり外部の委員を含めると色々と意見が出てくるもので、結局2時間近くも激論を戦わせることになった。

午前中はその中性子PACに向けての準備。今月は作らなければならない書類や審査しなければならない論文・書類が山ほどあるのだが、とてもやっている暇が無い。と言うことで、とりあえず申請書一つを山田君に依頼し、高圧学会誌の原稿は〆切を延ばしてもらった。

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2008/10/08

ノーベル賞祝賀会

Keknobelprize

今日の夕方、KEKで「ノーベル賞受賞祝賀会」が行われた。祝賀会、と言っても小林さんが来たわけではなく内輪だけの集まり。素核研の所長の司会の元に益川・小林理論や南部さんの業績などの紹介があったほか、そして何人かが3人に因んだ話をした。集まりとしては非常にインフォーマルな感じだったが、夕方のNHKの地域ニュースで映像を流していた。

午前中は東海村へ行って、JAEAとの打ち合わせ。明日の中性子PACに提案するプロジェクト課題案について相談した。

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2008/10/07

ノーベル物理学賞

ついに取ったか、と言う感じですね、今年のノーベル物理学賞。南部陽一郎氏と小林・益川の両名が取りました。私の研究には直接関係ないのですが、元京大理学部の益川さんと、元KEK素核研所長の小林さんが取ったと言う事で、縁がないことはない、って感じですか。何れにせよめでたいことです。

因みに小林・益川の「CP対称性の破れ」に関する論文は1973年にProgress of Theoretical Physicsから出ています。長さは6ページ。引用文献はたったの4報。28歳と33歳の2人が書いた論文ですから、今だったらほとんど誰にも評価されない、と言う論文になってしまうかも知れません。昨今はNatureやScienceに出た論文が価値があると言う風潮、数年で成果が出るのが当たり前、みたいな風潮がありますが、それに対するアンチテーゼみたいなものになってくれると良いのですが。

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打ち合わせと会議と

午前中は京大吉川研のICORP関係の書類を作っていたら、池田さんから呼び出されて明後日の中性子PACに関連した打ち合わせをした。

午後はある会議でずっと缶詰め。

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2008/10/06

中性子PACに向けて

今日の午前中はNML(中性子ミュオン施設)の会議と中性子職員会議があった。後者では物構研所長にも来て頂いて、中性子PACに提案する予定のプロジェクト課題募集案について議論した。またそこで出てきた意見を元に、提案書の修正をした。

午後は科研費の申請書について考えたりして過ごす。書くべきことははっきりしているのだが、やはり申請書と言う形でまとめるのには時間がかかる。

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2008/10/03

科研費申請

〆切まで1ヶ月を切ったので、今日から科研費の申請書の作成をスタートさせた。今年度当初に「新学術領域」に領域代表として申請して落ちたのだが、そう言う人が次に小さな科研費しか出さないと奇異な目で見られると言う噂がある。大きなお金が欲しくて申請したはずなのになぜだ、と言うことなのだろうが、しかし本当なのだろうか?できれば大きくなくても良いから着実に取りたいところなのだが、しかし申請額が少ないからと言って当たりやすいとも限らないのがこの世界、である。やっぱり大きな科研費にチャレンジしないといけないのかなー、と考えただけで、申請書の具体的な内容には踏み込むことなく今日は終わってしまった。

KEKが募集する中性子の「プロジェクト研究」の案について、先週に引き続いて検討を進めた。その結果KENS内部ではほぼ納得できる形にできた(と思う)のだが、ただJAEAや外部のユーザーとの意見交換はこれからなのでまだ一山も二山もありそうだ。

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2008/10/02

反射率計建設作業

P1010546re

今日は朝から東海村に行って、中性子反射率計の建設作業に立ち合う。先週までの作業でかなり遮蔽体が組み上がって来ていたので、今日は天井を乗せて全体の形ができることを期待していたのだが、鉄コリメーターの挿入や入り口ドアの搬入と仮置き等していたら時間が過ぎてしまい、あまり進まずに終わってしまった。

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2008/10/01

秋山さんのセミナー

午前中は名大の秋山さんのセミナー。彼がSPring-8にいた時にやった時計タンパクの凝集に関するSAXS実験の結果の話で、なかなか面白かった。

セミナー終了後に武仲さんの論文に関してコメントして、京大での仕事は終了。つくばへの帰途についた。

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2008/09/30

京大2日目

今日の午前中は吉川研でKS君の論文に関する打ち合わせ等をしたり、KEKの仕事をしたりする。午後はDatta氏との民間財団の申請についての打ち合わせやMH君の研究についての議論、ICORPについての打ち合わせやSAXS装置を見に行ったりと、次々と用事が舞い込んだ。前回京大に来たのはIUCrの時だったのだが、それから1ヶ月過ぎていたためかやるべきことが色々あって結構忙しかった。

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2008/09/29

京大の一日

今日から3日間は京大出張。課題演習の発表会に出たり、学生との打ち合わせをしたりした。ただその一方でKEKの仕事があって、そちらで結構時間を使った。

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2008/09/26

忌引

Chusonji temple (中尊寺)

親戚に不幸があったため、午後からお休み。午前中のみKEKに行って仕事をした。

(なお、写真は物理学会の帰りに寄ってきた中尊寺です。)

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2008/09/25

シフトリーダー

午前中はいつもの雑用。午後から高分解能チョッパーの研究会があったので最初に共同利用体制についての案を説明し、その後東海に移動する。J-PARCは9月19日からビームが出ているのだが、その間JAEA、KEK、茨城大などのスタッフが交代で「シフトリーダー」として詰めていなければならない。私は今日の16時から22時までの担当ということで、ビーム供給側と利用側の連絡係として働いた。

ちなみにこれを書いているのは22時過ぎ。実験をしている人がみんな上がってきたら、つくばまで1時間半かけて帰ることになる。

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2008/09/24

referee

relief of a dragon

学会帰りと言うことで仕事がたまっていたので、今日はメールの返事書き等の「雑用」に専念。その中で最も重要だったのはPREのレフリーで、何とか返事を書くことができた。

因みに掲載の写真は盛岡市内の報恩寺で撮ったものから。(特に意味はありません。)

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2008/09/23

物理学会最終日

物理学会秋季大会は今日が最終日。午前中領域11のポスターセッションに顔を出して、その後帰途についた。

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2008/09/22

物理学会2日目、3日目

Hachimantai (八幡平)

物理学会2日目の昨日は、午前中は領域12の「液体液体転移」と「複雑液体/界面etc」のセッションへ、午後は領域9、領域12合同シンポジウム「ソフトコンデンストマターの結晶成長」を聞きに行った。シンポの最初は東大の加藤さんがバイオミネラリゼーションの話をしたのだが、このような有機・無機複合膜の話はscientificに面白く応用の可能性もある。今後中性子反射率計が立ち上がったら、大いに取り組むべき課題となるかもしれない。

今朝は早起きして、学会が始まる前に八幡平に行ってきた。昨日まであまり天気が良くなかったのだが今日は予報が良かったので、運が良ければ「雲海の上に昇る朝日」のようなシーンが見れるかと期待して行ったのだが、残念ながらなかなか雲が切れずにあまり良い写真は撮れなかった。

物理学会3日目は領域12の一般講演やシンポジウムを会場を移りながらつまみ食い的に聞いた。

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2008/09/20

物理学会初日

今日から物理学会秋季大会。99年?以来久々に岩手大での開催である。午前中は領域12のポスターセッションで、吉川研や元吉川研の人の発表を中心に聞いた。また午後はずっと高分子のセッションにいて話を聞いた。

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2008/09/19

反射率計研究会

今日は中性子反射率計の研究会。J-PARC BL-16に建設中の反射率計をどのように利用して行くのか、等の点について20人ほどの参加者で議論した。そして会議終了後、明日からの物理学会にそなえて盛岡に移動した。

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2008/09/18

PF研究会

今日は朝からPF研究会「ナノ構造解析・センシングにおける小角散乱の利用高度化の将来展望」が行われた。招待講演2件と一般講演13件、そしてポスター発表11件。一般講演の時間が短かったのが残念だったが、それでもいろいろな発表が聞けて面白かった。

ところでPFには小角散乱装置が2.5台(1台はXAFSとの共有ライン)あって多くのユーザが使っているのだが、PF内にSAXSを専門とする担当者が不在だということ、装置をアップグレードする予算もほとんど無いこと、などの理由で30年前?に作ったほとんどそのままで運用している。これらの装置を今後どのように使って行くのか。あるいはどのような方法・方向性で改良して行くのか。そのへんも含めた議論をしたかったのだが、時間切れであまり話が進まなかったのは残念だった。

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2008/09/17

ナノ構造サブグループ会議

今日の夕方は、J-PARCの「ナノ構造サブグループ会議」に出席した。これは、J-PARCの装置のうちナノスケールの構造を見る小角散乱装置、反射率計、全散乱装置の間で情報交換を行う、と言うのが目的。私は初めての出席だったのだが、JAEAの鈴木さんや鈴谷さん、KEKの大友さん、鳥飼さんと知っている人が大半だったので、すぐに馴染むことができた。またその後続けて行われた小角散乱装置HI-SANSの検討会にも出席した。

ところで今日は反射率計の作業があると言うことで朝からJ-PARCに行っていたのだが、業者が他の作業を優先してやっていたためほとんど何もしないままに終わった。と言うことで、空いた時間は共著者から届いていた論文2本のチェックと、明後日に予定されている反射率計研究会の準備をしていた。

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2008/09/16

書類作りいろいろ

in the dusk of the evening

連休明けの今日も、金曜日に引き続いていろいろな書類作り。「短期外国人招聘」の申請書や科研費申請書の下書き、京大の学生の推薦書等を作る。そして「物構研シンポジウム」のアブストラクトもようやく提出できた。

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2008/09/12

つくばの一日

今日も行けたら東海に行く、と言って昨日つくばに戻ったのだが、予定していた会議がキャンセルになったのをいいことに?つくばで仕事することにする。今週は3日間東海に行っていたおかげで、すぐに処理しなければならないことがたまっていた。そこで「日台セミナー」の書類や「短期外国人招聘」の書類等を作り、山田論文を読んでコメントを書くなどデスクワークに専念。かなり進んだのだが、しかしとっくに〆切が過ぎている「物構研セミナー」のアブストラクトは完成させることができなかったのには困ったものだ>自分。

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2008/09/11

東海村の一日

昨日と一昨日は昼からになってしまったので、今日は朝一で東海へ。J-PARCでの反射率計建設に立ち会った。今日は遮蔽体ブロック積みの準備作業として、「レーザー墨出し機」を使って遮蔽体を置く位置を決めるのがメイン。そして午後になってクレーンが空いていることが分かったので、一部のパーツ(ブロック積みのための支柱)の位置決めをして設置までした。(もっとも、そう言う作業は全て業者がやるので私はただ見ているだけだったのだが。)

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2008/09/10

教授会と遮蔽体

blue triangle

午前中は物構研教授会。人事や予算の話が中心で内容は大学の教授会とそれほど変わらないのだが、数ヶ月に一度しか開催されない、と言うのが長年大学にいた僕にとっては何とも不思議だ。

教授会終了後、弁当を買ってKEK連絡バスに乗って東海キャンパスへ。昨日に引き続いて、反射率計の遮蔽体搬入の立ち会いである。昨日は大きな遮蔽体ブロックが中心だったのだが、今日は小さいのが多いので楽かと思えばさにあらず。クレーンで吊りにくい形のものが多くて、結構苦労した。(もちろん、業者が、だけど。)

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2008/09/09

遮蔽体搬入

P1010022


朝、病院に寄って血液検査してから出勤する。1ヶ月前に「尿酸値が高い」と言われていたため、その対策として飲んでいた薬の効果を確かめるのが目的だ。検査の結果、値は正常値まで下がっていたのだが、それでも正常の範囲内では高め。と言うことで、薬は継続して飲むことになった。

KEKで池田副所長と打ち合わせをして、東海村のJ-PARCに移動する。今日から中性子反射率計の遮蔽体が搬入されるのだが、その立ち会いのためである。大型トラックから10t以上の重さのコンクリートブロックが下ろされて、ビームラインの周囲に積まれて行く様子はなかなかの壮観である。作業は業者がやるのでこちらはただ見ているだけなのだが、しかし万一事故が起きればこちらが責任を取らなければならないわけで、それなりに緊張して見ていた。

作業終了後、JAEAの鈴谷さんとMLF(物質生命科学研究施設)を紹介するパンフレットの内容について議論する。そしてKEKに戻り、今日の作業の様子を中性子反射率計建設日誌ブログ(因みに、昨日作ったものから早速移転した)にアップした。

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2008/09/08

中性子職員会議

今日は中性子職員会議。毎週月曜日午前中に行われているのだが、私はここ数週間国際会議などでの出張が続いていたので1ヶ月ぶりの出席である。今日はJ-PARCセンターの中での人員配置やその中での仕事について話し合われた。

午後は反射率計の建設と9/19に予定されている研究会のプログラムについて、鳥飼さんと相談する。また反射率計建設に関するブログのプロトタイプを作ってみた。更に共著者から来ていた論文原稿2本に目を通して、それぞれコメントを送った。

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2008/09/05

PNCMI & 中性子利用セクション会議

昨日の午前中は長尾さんをJ-PARCに案内する。そして午後はPNCMIの4日目に参加した。

今日の午前中はPNCMIの最後のセッションに参加し、午後はJ-PARCの中性子利用セクション会議に出てからKEKに戻った。

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2008/09/03

NSE戦略会議

今日は朝から東海村へ。PNCMIの3日目に参加した。午前中の前半のセッションはNSE(Neutron Spin Echo)がテーマ。3つの講演のうち特に固体の磁性に関する話が面白かった。また後半はNSEの考案者であるMezeiが登場し、プロジェクタのトラブルにもめげずにESS(European Spallation Source)の話をした。

午後は有志10人ほどで集まって、日本の今後のNSEをどう作って行くか、と言うことで議論をした。これは先月半ばにKURで行われた研究会の続きで、その時にし足りなかった話を更に進めた、というもの。全体的にポジティブな話し合いで、非常に有益だった。

続きを読む "NSE戦略会議"

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2008/09/02

総研大入試

今日は総研大(総合研究大学院大学)の入試の日、と言うことで、KEK4号館には朝から受験生が来ていた。(因みにKEKは人里離れたところにあるので、最寄りの電車の駅からキャンパスまで無料の連絡バスが出ているのである。) 私は今年はちょっとした役に当たっていたので、朝から控室に詰めて仕事をしていた。またその合間を見て、明日東海村で主催する予定の会議の準備などをした。

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2008/09/01

PNCMI

今日から国際会議PNCMI(The 7th International Workshop on Polarized Neutrons in Condensed Matter Investigations)が始まる、と言うことで朝から東海村に行く。この会議は中性子散乱の特に偏極中性子の利用にテーマを絞ったもので、とてもマニアックなもの。だから参加者も少ないかと思えばそうでもなくて、結構多くの参加者、特に外国人が多いのには驚いた。午前中はイントロ的な話がいくつかと偏極中性子の装置の話。午後の前半のセッションは偏極中性子を用いた反射率計の話で、それが終わった後KEKに戻る。そして物構研のスタッフ数人と今度発足予定の「構造物性研究センター」についての打ち合わせをした。

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2008/08/31

KEK一般公開

今日はKEKの一般公開だったので、一般の人の入場のために車の通行が制限される8時半より前に入構できるように出勤。9時からの開会に備えた。中性子は装置が全て東海にあるため、「公開」と言っても見せるものが無くポスター展示のみ。どう見ても面白い、と言うものではなく、案の定お客さんは数える程しか来なかった。来年も担当することになるかどうかは分からないが、やるならばもうちょっと考えて準備したほうがいいかも知れない。

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2008/08/28

IUCr6日目

他に比べて開催期間の長い国際会議のIUCr。最終日の31日まではまだ数日あるのだが、私は明日つくばに戻るので、個人的には今日が最終日と言うことになる。と言うことでポスターセッションでは「ポスター賞」の候補者のものを重点的に見て、これまでの結果を総合して選考結果をLocal Program Committeeに提出した。

午後のセッションでは、コヒーレントX線を用いた実験の話を聞く。コヒーレントX線は最近流行りの実験手法でXPCSだけでなくイメージングにも使われているのだが、今日の話のほとんどはイメージングに関するものだった。位相情報を持つコヒーレントX線の散乱データから実空間の像を合成して見せよう、と言う実験手法でなかなか面白いのだが、ただ光学顕微鏡や電子顕微鏡、原子力間顕微鏡に比べてどれだけ利点があるのか。実験手法の改良とともに、何に応用するかが今後問われることになるのではないだろうか。

夕方のKeynote Lectureでは、マイクロビームを使ってX線小角散乱を行って、階層的な構造を同時に見よう、と言う実験を紹介していた。やっていることは誰でも思いつくようなシンプルなものなのだが、骨や湿度によって屈曲する枝などの生物を対象にすることによって、非常に面白い研究になっていた。

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2008/08/27

IUCr5日目

IUCr5日目。朝、Local Program Committeeの部屋に顔を出したら、「座長が来ていなかった」とか「講演のドタキャンがあった」とかで大忙しだった。またポスター賞の選出方法に変更があったらしく、その点についての説明を受けた。

昼はPanalyticalのLuncheon seminarを聞いてからポスターセッションの会場へ。とにかく数が多いのでどこに何があるかを把握するのも大変で、一回りしただけでくたびれた。因みに僕のポスターはKS君とNIさんの実験結果をまとめたものなのだが、一番面白いところはまだ論文としてpublishしていないので、あまり目立たないようにして数人の日本人に説明しただけに終わった。

午後のセッションは主にタンパク質の小角散乱の話。思っていた以上にこの分野が進んできているのだな、と言うことを実感。中性子はタンパク質の結晶構造解析よりも、溶液中での小角散乱に力を注ぐべきかも知れない、と思った。

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2008/08/26

京大へ

今日は朝から京大へ行って、夕方まで学生らとディスカッションをする。そして夕方大阪に戻ってIUCrの会場へ行って、Evening Sessoinを聞いてきた。

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2008/08/25

IUCr3日目

IUCr3日目の今日は、朝イチのKeynote Lectureから出席する。聞いたのはESRFの人によるタンパク質の構造解析の話で、この分野の現状が良く分かる発表だった。続いて午後のセッションは時分割X線とコヒーレントX線の話。午後はソフトマター関係の物質への高圧の効果の話を聞いた。また昼のポスターセッションでは、昨日に引き続いてポスター賞候補者の話を重点的に聞いた。

ところで昼は昨日に引き続いてリガク提供による「ランチョンセミナー」でタダ飯を食べさせてもらったのだが、そこで聞いた話はなかなか印象深かった。昨日はX線構造解析装置、今日は結晶作りの装置の話だったのだが、どちらもタンパク質結晶関連で、いかに効率良く結晶を作りその構造を解析するか、と言うことだった。これらのプロセスの自動化によってタンパク質の構造解析は飛躍的に進むと言うのは分かったのだが、それが商品化されるとどうなるか。こうなってしまうともはやタンパク質は「研究」ではなく、「工業」の領域に入ったのだな、と実感できた。

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2008/08/24

IUCr2日目

今日は国際会議IUCr2008 (XXI Congress of the International Union of Crystallography)の第2日。第1日の昨日は開会式などのセレモニーだけだったので、本格的な開会は今日からと言うことになる。この会議は散乱関係の学会の連合体であるInternational Union of Crystallography (国際結晶学連合)の全体会議と言うべきもので、非常に参加者が多く数千人に上る。PlenaryとKeynoteだけでも40講演ぐらいあるし口頭発表のセッションは100近くあるしで、いつどこで何をやっているかを把握するだけでも大変だ。今日は午前中は反射率計とGI-SASのセッションを、午後は液晶のセッションを聞いていた。またポスター賞の選考委員になっているので、候補となるポスターを中心に聞いた。

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2008/08/23

サテライトからIUCrへ

午前中は小角散乱サテライトの3日目。終わった後、SPring-8に今度できる産学連携の小角散乱装置の打ち合わせがあって知り合いが何人か来ていた。

サテライト終了後、IUCrにも出席する人たちと一緒にバスで大阪に移動した。

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2008/08/22

サテライト2日目

今日はサテライトミーティングの2日目。以前からやっていた審査の締切が今日だったので、午前中の途中まではそちらに専念して出席せず。午前の後半はタンパク質からの小角散乱の話、午後はXPCS(X-ray Photon Correlation Spectroscopy)の話が多かった。またポスターセッションでは、SPring-8から名大に移った秋山さんから「時計タンパク」の話を聞いた。

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2008/08/21

IUCrのサテライト

今日からIUCr2008のサテライトミーティングの"Satellite Meeting on X-ray and Neutron Techniques for Nano-Structural Research"のためにSPring-8に来ている。今日はSvergunの司会のもとで、ANLのThyyagarajan、JAEAの小泉さん、RASのShtykova、そして北九州工大の櫻井さんが話をした。またSPring-8に来る前に京大に寄って、何人かと議論してきた。

ところで先日PREからpublishされたNagao and Setoの論文が、"Virtual Journal of Biological Physics Research"に紹介された、との連絡が来た。先日の"Nanoscale Science and Technology"に次いで2つ目である。なんか、自分たちで思っていた以上にすごいことなのかも?と思えてきた。

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2008/08/19

午前中のみ

今日は休暇を取っていたのだが、急ぎの仕事がいくつかあったため午前中のみ出勤。KEKでしかできないこと、今日中に済ませなければならないことだけやった。ただ、まだやるべきことがいくつか残ったのだが、この後の休暇と出張中にやらなければ。

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2008/08/18

中性子利用セクション

今日はKEKは停電のためお休みだったのだが、J-PARC関係の打ち合わせがあるとのことだったので東海に行ってきた。そして太田さんから頼まれていた科研費特定領域の中間ヒアリングに向けての資料を作ったり、IUCrのポスターを作ったりする。そして夕方J-PARC関係の打ち合わせをしてつくばに戻る。

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2008/08/12

KUR研究会2日目

KURでの研究会2日目は、"Anomalous swelling"に関しての発表をした。単にlipidの話をするだけでは面白くないので、NISTのデータをiNSEのデータを比較して測定の問題点などについての話もした。