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2021/04/15

BB30の分解と換装(2)

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BB30のベアリング。ハンマーで叩いて取り出す、と言う荒技もあるそうですが、フレームやベアリング自体を痛めるのは嫌なので専用工具を使います。BB2430ツールキットと言うのがあって、まともに買うと24,000円以上するらしいのですが、同じもの(塗装が違いますが)をamazonで2,999円で売っていたので購入しました。

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ツールボックスはおろか使用説明書も付いていないので、ついていた紙切れのQRコードでアクセスしたサイトで使い方を調べるしかないのですが、要はベアリングを内側から押し出せば良いので考えれば何とかなります。

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まずはこの小さなパーツを中に入れてベアリングの内側にセットします。そして細くて黒いパーツを通した長いネジ(キャップスクリュー)をドライブ側からセットして、大きなワン型のパーツにねじ込みます。

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キャップスクリューをアーレンキーで回して押し込むと、小さな銀色のパーツが後ろからベアリングを押し出して簡単に外れます。

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ドライブ側も全く同じで、これでBB30の分解完了!コンバーターは、AliExpressで3,150円で買ったGUBのセラミック球の製品です。

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これを両側から挿入してシマノBB用の工具で締め込めば良いだけなので、すぐに済むと思ったのですが...

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なんと、入口のところでつっかえて入りません。実はベアリングを外した時に後に残っているはずのサークリップが無かったのでおかしいな、と思っていたのですが、何とこのSUPERSIXのBBは真直ぐな穴ではなく、ベアリングが奥まで入って行かないように壁(写真の黒い部分)があるのです。

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最初はこれはゴムか樹脂ですぐに取れるかと思ったのですが、試しにラジペンで引っ張ってみてもびくともしない。それどころか、表面の黒い部分は単なる塗装で、その裏には金属光沢があることが分かりました。もしかしてこれは、フレームの一部?だとするとこの黒い部分の内径の32mmよりも細いコンバーターでないと使えないことになります。さて、どうしよう?

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2021/04/14

BB30の分解と換装(1)

半年ほど前にフレームから組んだCAAD9は始めからBBにネジが切ってあったのですぐにシマノのクランクを使うことができたのですが、2016年型SUPERSIX EVOに入っているのはBB30とcannondale純正のSIクランク。BB30は使い続けているうちに異音が出てくる、と言う話を聞いてましたし、またフロントの52-36Tは少々きつい、と言うことで、シマノへのコンバーターを入れてシマノクランクに換装することにしました。

まず最初にしないといけないのはクランクの取り外し。いろいろ調べたところ純正工具にkt013というのがあって、これを使えば簡単に外れるそうです。ところがこの部品、ネット上のどこを探しても無い。たまにヤフオクとかメルカリに出ているようなのですが、べらぼうな値段が付いていて手が出ません。と言うことで調べてみると単3乾電池を直列につないでスペーサーとして使えば良い、と言う情報もあるのですが、しかし力が加わった乾電池が潰れてひどい目にあった人もいるらしい。別に乾電池である必要はなくて適当なサイズ(長さ10cmぐらい、直径10mm以下)の「つっかえ棒」があれば良いので、私が用意したのはこれ。

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長さが6cmと4cmのM8のボルトです。これをナットで接続して1本の棒にします。

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これで乾電池2本の代わりになるはずです。さて、まずはクランクボルトを外すのですが、これは10mmのアーレンキーでOKです。

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クランクボルトを外した後のスピンドルの穴に、用意したボルトを挿入します。

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続いて使うのは「コッタレスクランクプラー」。この「コッタレスクランクプラー」はママチャリなどのクランク外しにも使える標準的な自転車用の工具なのですが、謎だったのが「コッタレス」の意味。いろいろ調べてみると昔はクランクを固定する「コッターピン」と言うのがあったそうです。

実用車の修理

で、このコッターピンが無いのがコッタレスクランク。今はコッターピンがあるクランクの方がレアなので、普通の自転車のクランクはだいたいここの「コッタレス抜き」と言う工具を使って外します。それがこのSUPERSIXにも使えるわけです。

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普通のコッタレスクランクはスピンドルの先端が四角(スクエア)のボルト状になっていて、このコッタレスクランクプラーの軸がそこに当たってクランクを押し出すのですが、今回の場合はM8のボルトがスクエアボルトの代わりになります。

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ドライブ側も全く同じ。ノンドライブ側のスピンドルにクランクボルトを入れるのを忘れない、と言うのがコツといえばコツ。

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別に逆ネジとかにはなってないので、コッタレスクランクプラーを時計回りに回して押し込めば外れます。
 

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続いてスピンドルを外します。引っ張るだけで抜けることもあるのですが、今回は少々堅かったのでまずはプラスチックハンマーで叩きます。

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最後はシートピラーを切った時に余ったアルミのパイプを当てて、プラスチックハンマーで叩きます。

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