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2011/08/26

Nike+ SportWatch GPS

K7IM0891

本格的に走り始めて1年半。そのきっかけとなったのはNike+ iPod Sport Kitを買ったからなのですが、それ以来Nikeのサイトに走った履歴が積算されて、総走行距離は3,400kmを越えました。iPodを持って走ると音楽が聴けて楽しい、と言う面もあるのですが、それよりも走った距離や時間、ペース等が記録されて行って、週に何回何km走ったとか、月ごとの積算とか、そう言うのが目に見えて分かるのが楽しいし、またモティベーションにもなるのです。僕がフルマラソンにまで出るようになったのは、ひとえにこのNike+のおかげだった、と言っても過言ではありません。

そんなわけで最近は出張や旅行に行く時は、必ずランニングシューズとiPod Sport Kitを持って行きます。これはトレーニングのため、と言うよりもむしろ観光が目的。ジョギングしながら行った町のあちこちを巡る、と言うのは、カメラを持って歩き回るのとはまた違った楽しみがあるのです。例えばパリに行った時は北駅から凱旋門、そしてシャンゼリゼ通りへ。スペインのグラナダに行った時は、アルバイシンの山の上まで。プラハではカレル橋からプラハ城、そしてユダヤ人街へ。まだ人々が起きだす前の時刻に石畳の感触を感じながら走るのは、何とも言えないほど楽しいものです。

ただそう言う時に残念だな、と思ったのは、走ったコースが自動的に記録されないこと。このiPod Sport KitにGPSが付いていればなー、とずっと思っていました。

#と言うことでGPS付きウォッチとか携帯とかいろいろ考えたのですが、どれも高いしNike+と関係ないと言う意味で満足できそうにない、と思いました。唯一、iPhoneだけが要求を満たすので、docomoで使うためにイギリスでSIMフリーのを買ってくる、と言う裏技を考えたりもしたのですが、さすがにそのためだけに7万円以上払うと言う気にはなりませんでした。

そんな中、発売が発表されたのがこの"Nike+ SportWatch GPS powered by TOMTOM"だったわけです。GPS付きで、Nike+にリンクできる。しかも価格は$199と、ガーミンあたりのGPSウォッチよりもかなり安い。これはぜひ欲しい!と物欲がむくむくと湧いてきたのですが、当初「6月ごろ日本でも発売」と言ってたのにいつのまにか未定となりいつ出るか分からなかった(その後、10月ごろ発売とのアナウンスがあったらしい)のです。そこで6月にアメリカ出張した際に何とか購入できないかとあちこち探し歩いたのですが、残念なことに町の中のショップではほとんど見つからないらしく、通販しか手に入れる方法が無い模様。そして、アメリカ国内で注文しようとしてもカード所有者の住所が国外だと受け付けてくれず、止むなくアメリカ在住の友人に購入を依頼したのでした。

そしてついに友人から届いたのが今週月曜日。その翌日に風邪を引いて走れなくなった、とかいろいろあったのですが、その後無事使うことができました。と言うことでようやくここで本題。"Nike+ SportWatch GPS"の使用レポートです。

1) ネットワークに接続できるパソコン(これが無いと何もできない)を用意して、nikeplus.comからソフト(Nike+ Connect)をダウンロードしてインストール。
2) ウォッチのバンドの端っこを開いて出てくるUSB端子をパソコンに刺すと、ソフトが自動的に起動してNike+のサイトへのログインを求めてくる。(Macの場合、デフォルトブラウザをFireFoxにしているとここがうまく行かない。Safariならば大丈夫。)
3) ブラウザでログインできて、初めてNike+ Connectからの設定が可能になる。ここでmile表示を選ぶかkm表示にするか、ラップを取るか等の設定をする。
4) シューズに付けるセンサーはiPodとSportWatchと共通で大丈夫。ランの後にサイトにアップロードすると、iPodの情報とSportWatchの情報が同じであることを認識してくれる。
5) 走り始める前にSportWatchの緑のボタンを長押し。するとセンサーを探しに行くのだが、シューズのセンサーだけでなくGPSも見つけるまでしばらく待つこと。途中からGPSを認識する、と言うような事はしてくれない。
6) 開けたところではGPSで位置を決め、電波の届かないところではシューズのセンサーで走りを記録するらしいが、木陰の多いルートを走ってもちゃんと位置を認識していた。
7) 走り終わってからパソコンに接続すると、自動的にNike+のサイトにログインして記録をアップロード。GPSの情報が無事入っていれば、Nike+の履歴にルートが表示されるようになる。

と言うことで、今のところ僕が求めていた通りのことができているので、とても満足しています。日本での価格が幾らになるのか知りませんが(因みに今のレートだと15,000円になる)きっと売れると思います。むしろ既にNike+ iPod Sport Kitを利用している人には、こちらを使うことをお勧めします!

#因みにAmazonからなら輸入品を購入可能です。ただ、価格は25,000円以上するそうですが。

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2011/08/01

第39回釧路湿原マラソン

休暇を取って、昨日行われた第39回釧路湿原マラソンに参加しました。走ること自体に危険が伴うこの時期の「内地」とは違って涼しい道東。特に昨日の釧路は朝方降った小雨も上がりスタート時は15℃で、風もなく最高のコンディションでした。

このマラソン大会のスタートとゴールは釧路市郊外の市民陸上競技場で、ここから新釧路川に出て堤防を北上し、釧路湿原道路を途中まで行って戻ってくると言う往復コースになっています。私が走ったのは30kmなのですが、このコースに出場した人は1000人程度だったとのこと。スタートはスムーズでコース上や給水所、トイレの渋滞もなく、更に全コースがほぼフラットで、とても走りやすいコースでした。

私は30kmの距離は初めてだったのですが、4月の「掛川新茶」の失敗による教訓を生かして、最初は極力抑え目に走りました。目安はフルで4時間のペースにあたる5分40秒/km前後。周りのペースに惑わされないように気をつけながら走り、5kmのラップが約28分、10kmで56分と予定通りの入り方でした。

ところが10kmを越えたあたりで、反対側のコースを「突風」が吹き抜けます。何と、最速の市民ランナー・川内優輝選手。世界陸上直前の調整レースとして参加していたらしいのですが、他のランナーとは質の違う走りで駆け抜けて行きました。

それに刺激された、と言うわけではなかったのですが(むしろ、後続のランナーの数を数えるのに気を取られた、と言うのが本当のところ。因みに僕の前には600人ぐらいいた)、そこからの5kmのペースが速く折り返し点でのラップが1時間21分。前半の飛ばしすぎで後半が大変だった「掛川新茶」の時よりも速いペース(15km地点で1分速い)です。30kmレースなのでフルマラソンよりは飛ばせる、とは思ったものの、やや自重して次の5kmは元のペースに戻して走りました。

20kmを越えるとコースは湿原道路から堤防へ。そのへんになるとさすがに足の痛み(特に足裏とアキレス腱)が出てきてしんどくなってきたのですが、そこでモティベーションになったのが他のランナー。特に誰、と言うことはなかったのですが、背格好やウェアなど特徴のある人に抜かれると「あの人を目標に走ろう」と言うことになります。途中で何度も挫けそうになったのですがその度に最後の力(?)を振り絞って、ラスト10kmのスプリットが52分。予定よりも大幅に早く、2時間41分25秒でゴールしました。

以下は全体的な感想です。

・フルと30kmはやはり違う。30kmなら余力を持ってゴールできたが、このペースであと12.195km走るのはムリ。
・コースがフラットだったこと、気候が良かったことが大きかった。
・事前の調整でも、この1週間は身体を休めることを優先したのが良かったかも。(「掛川新茶」の時のように自転車通勤したりテニスしたりしなかったし、ランも火曜と木曜に8km弱走っただけ。)またお酒も控えめだったのも良かったのでは?
・大会運営は、ホームページの告知が少なく、スタート地点が分かりにくい等いくつかの点で難点はあったものの問題ないレベル。むしろボランティアや途中のトイレ、給水など十分な数が用意されていて、全体としては素晴らしい運営だったと思います。もともと「ゲストランナー」としてパンフレットに紹介されていたのは、地元のアイスホッケーチーム「日本製紙クレインズ」の選手たち。有名(元)ランナーの招待はなく、手作り感あふれる大会で好感が持てました。
・その一方で、現役最高の選手の1人である川内選手が参加していた、と言うのは大きなサプライズでした。開会式では「せっかくなので挨拶を」と言われて台に上がっていましたが、彼の参加に一番驚いたのは運営側だったのでは?今朝の新聞によるとやはり大会新記録で優勝したそうですが、6月の「隠岐の島ウルトラマラソン」では熱中症で倒れたり、先月上旬の「札幌国際ハーフマラソン」では63位に沈むなど不調に苦しんでいた(たぶん)だけに、この大会が良いきっかけになれば良いと思います。

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