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2009/04/30

どうなるアメリカ出張

午後から物構研責任者会議。続いて構造物性センターの会議があって、終わったのは8時半過ぎだった。

今日から本格的にICNSの発表の準備を始めたのだが、やり始めると結構いろいろと考えなければならないことがある。と言うことで論文を読んだりデータを見直したりしていたら、完成まではほど遠い状態で終わった。

ところで朝、物性研の吉澤さんに電話して「US-Japan」の委員会が予定通り開催されるのかどうか聞いてみた。それによると、今のところ中止する予定はないとのこと。と言うことで個人的には「行く」と言うことで最終決断したつもりなのだが、しかし周りの状況はどんどん変化する。とうとう日本人にも感染の疑いのある人が出たらしいし、KEKからもキャンセルする人が出てきた。さて、困ったな。

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2009/04/28

東海版歓迎会

今日は書類上は振替休日。出張日程が日曜日にかかっているので、その代わりに休みを取ることになっている。会議など公的な仕事がある日に振替えるわけにはいかないので、特に予定がない日に入れたというわけだ。ただ、残念なことに休んでいる間に他の人が仕事を進めてくれているわけではないので、普通に出勤してICNSの発表用ポスターを作ったりした。

午後から東海キャンパスへ。夕方、中性子科学研究系の東海キャンパス版歓迎会を行った。

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2009/04/27

豚インフルエンザ

今日は昼から「MLF実験装置運転計画会議」と言うのがあったので、J-PARCへ行ってきた。そこで話題になったのは豚インフルエンザ。メキシコでの感染がアメリカにも拡大して来たということで、JAEAの人たちはICNSへの出席をキャンセルしたらしい。僕もできればキャンセルしたいところだが、今回の出張は"US-Japan Steering Committee"への出席が主目的なのでそう簡単に止めるわけにはいかないし、航空券とICNSの登録費だって払ってしまったし... ともかくこの件に関してはしばらく様子見するしか無さそうだ。

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2009/04/25

来訪者対応

今日は10時から「来訪者対応」に行った。(この言葉が正式なものなのかどうか知らないのだが、KEK国際企画課からの連絡メールにはそう書いてあった。)この来訪者、と言うのはスウェーデン政府からの人たちで、文部省にあたるところの科学政策担当者やResearch Council(学術振興会みたいなものか)の一番偉い人、大使館の科学技術担当者など、そうそうたる面々がKEKの見学に来たのである。あちらが偉い人たちなのでこちらも当然それに対応する人ということで、鈴木機構長と高崎理事、それに永宮J-PARCセンター長が来ていた。で私はと言うと、いわば代理の代理の代理あたり。本来なら下村所長が来るところだったのだが都合が悪く、副所長以下も予定が合わず私にお鉢が回ってきた、と言うわけだ。午前中は機構長とセンター長がKEKとJ-PARCについて紹介し、あちらの話を30分聞いて昼食を食べて、ようやくお役ごめんとなった。

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2009/04/24

NTT11号館

今日は午後から中性子・ミュオンの教授会議。初めて旧NTT11号館(現いばらき量子ビーム研究センター)の部屋の中に入った。その後J-PARCで開かれていた中性子利用セクション会議に出席した。

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2009/04/23

参考和訳

昨日は「日本語2000字」を追加で書かなければ、と思いながら帰ったのだが、今朝改めて申請の手引きを見るとそんなもんではない事が判明した。何と、英語で書いた「研究構想」の部分を和訳したものを付けてCD-Rに焼いて送れ、とのこと。それ自体は「参考和訳」と言うことで申請書そのものでは無いのだが、しかしだからと言っていい加減に書いていい、と言うわけではない。自分で書いた文章なので別に内容を理解する必要は無いのだが、しかし全部で8ページある英語を和訳するのはそう簡単なことではないと言うことを思い知ることになった。

それでも何とか午前中には和訳を終了し、図の配置やフォーマットなどの微妙な調整をして提出書類は昼過ぎには揃った。早速これらをCD-Rに焼き、発送を事務室にお願いして第一段階終了。午後はe-Rad経由の提出で記述する「日本語2000字」を用意し、何度かアップロードと確認、修正を繰り返して4時45分頃全てが終わった。応募を決めてから1ヶ月。いろいろ調べ、考え、何人かに相談もしながら申請書作りを進めてきたのだが、それが何とか期限内に終わってほっとした。

その後「構造物性センター」の会議をして、今日の仕事は終了。

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2009/04/22

editage

明日が外部資金の申請締め切りなので、今日は朝から申請書作りに専念した。申請書全体が一通り書けたので「e-Rad」を使ってアップロードしてみたのだが、そこで初めて「申請書」以外にも日本語の文章を2000字ほど書かなければならないことに気づいた。その上明日は、郵便局が開いている時間に申請書と論文のPDFファイルなどをCD-Rに焼いて送らなければならないのだが...明日は早い時間から集中して頑張らなければ。

ところで今回は英文の申請書なので、一昨日業者に英文校正を頼んだ。京大にいる時にはPHOEBUSを使うことが多かったのだが、急ぎで頼むと結構高いので今回はeditageにした。ここはインドに本拠がある会社らしいのだが、日本語でのやり取りが可能で校正の結果も日本語で説明が来る。その上仕事も早くて、申し込んで1日ちょっとで結果が届いた。出来上がった英文には少々癖があるような気がしたのだがまあ納得できる、というレベルで、役に立った。

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2009/04/21

中性子グループリーダー会議

午前中は、中性子グループリーダー会議を行った。これまで中性子科学研究系には「教授会」とほぼ毎週開催される「職員会議」があって、その中で方針などが話し合われてきたのだが、前者は内容を絞った不定期なもの、後者は出席してもしなくてもいいと言う感じのはっきりしないものだった。これまで1年間ここにいて、これではうまく情報も伝わらないし積み上げの話もできない、と言う問題意識を持っていたので、主幹としての仕事の最初としてこの会議の定期開催を決めたのである。今日は物構研やJ-PARC全体の流れや予算の話など内容がたくさんあり、時間もかかったのだが意義のある話し合いができた。ただ、メンバーの一人が直前になって出席をキャンセルし、代理も出さなかったのは残念。しかもその後、話し合って決めたことに対していちゃもんを付けてきたのには参った。

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2009/04/20

会議と会議準備

午前中は人事関係の会議があり、1時過ぎまでかかった。午後は明日の会議の準備と申請書書きの続きなど。先週海外出張していたお陰で溜まっていた雑用をこなすだけで、結構時間を食った。

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2009/04/17

ソウルの一日

今日は韓国化学会の2日目。午前中は韓国語のセッションしか無さそうだったので、ホテルやその周辺で申請書書きをする。午後は昨日の続きの「高分子とシンクロトロン」セッション。韓国ではどんな研究が流行っているのか、がある程度分かった。また早朝にホテルの周りを1時間以上散歩したり、夜には「JUMP」というパフォーマンスを見に行ったりとソウルでの1日を堪能した。

ところで今回、韓国化学会が私のような外国人を招待して特別にセッションをやったのは、政府関係をはじめいろいろな方面へのアピールという意味があったらしい。浦項のシンクロトロン(PAL)はPFなどに比べればずっと立派で恵まれているような気がしたのだが、実際には企業からの援助をもとにしていて政府からのサポートはほとんどないとのこと。今後のリング増強計画や自由電子レーザー計画の実現のためには、合わせて500億円ほどのお金を引っ張ってこないといけないのだそうだ。Reeさんは個人レベルでの研究費はたくさん持っているものの100億を越えるお金が自由になるはずもなく、いろいろと苦労しているようだ。韓国は科学の面では日本をライバル視すると言うよりもなんとか学ぼうとしている、というようにも見えるのだが、時折焦りのようなものも見えて少々痛々しい。ただ、だからと言って日本があらゆる面で凌駕しているかというとそんなことはなくて、韓国が上を行っている分野もいくつかはある。中でも小角散乱と反射率計に関しては、日本ではまだ持っていないような装置も既に稼働していて、しかも専任の研究者を付けて本格的に進めていたりする。かつて半導体や液晶は日本をリードする産業だったのに今や韓国の後塵を拝していたりするわけで、同じようなことが基礎科学の分野で起きない、とも限らない。韓国人がよく言うように「Dynamic Koreaの精神を発揮して」「ノーベル賞を取る」事がたやすくできるとは思わないが、少なくとも彼らのパワーと物事の進め方から見習わなければならないものはあるのではないだろうか。

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2009/04/16

Korean Chemical Society

今日からKorean Chemical Society (韓国化学会)の第103回大会である。僕は午後からの出席で良いので、午前中はホテルの部屋でずっと仕事をしていた。

昼前に学会会場のCOEXへ。このCOEXと言うのが何の略だったか忘れてしまったのだが、とにかく巨大な施設でおしゃれなお店やアミューズメント施設、会議場、展示場等が一体となったところである。学会には沢山の人が参加しているから行けばどこか分かるだろう、と思えばさにあらず。表示はハングルばかりでさっぱり分からず、学会参加者じゃなさそうな人もいっぱいで、その上受付で聞いても今一つ要領を得ない。困ったな、と思いつつ歩いていたら組織委員の服装をした人がいたので教えてもらって受付は分かったのだが、今度は受付に行ってもどうしたらいいか分からず「VIPルーム」と名付けられた待合室の場所を教えられただけ。そこで待っていても埒が明かない感じだったので、教えてもらっていた講演会場の番号を頼りに、その場に行って事無きを得た。

因みに講演はそんなに大きな破綻はなかったと思う。また同様に招待講演をしたオーストラリア人のLambさんからは「英語が上手だった」と褒められた。ところが、聴衆からはあまり本質的な質問はなく、質疑も低調だった。KS君の実験結果を話したので内容には自信があったのだが、話の組み立てが悪かったのだろうか?

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2009/04/15

POSTEC

今日は朝からPOSTECのMoonhor Reeのところを訪問。午前中はPALについての説明を聞き、ビームホールを案内してもらった。またPOSTECのReeの研究室を見せてもらった。

午後はセミナーで、最初に松岡さんが話し、次に僕が話した。1時間弱の持ち時間で「巨大ベシクル形成」の話と「相対形状因子」の話を両方入れると言うことで時間的にタイトだったのだが、NSEの話をほぼ全部スキップすることで上手く話せたように思う。が、残念ながら聴衆の反応はいまひとつ。化学の人ばかりだったので、あまり面白みが伝わらなかったかも。

終了後、松岡さんと一緒にソウルに移動してホテルにチェックインした。因みに与えられたホテルはグランドインターコンチネンタルホテルソウルと言う超高級ホテルで、昨日に引き続いて吃驚であった。

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2009/04/14

浦項へ

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今日から土曜日まで韓国への出張。早くも今年2度目だが、今回は韓国側からのご招待である。羽田発のアシアナ航空便で金浦空港へ行き、そこで大韓航空に乗り継いで浦項に到着。金浦空港では同じく招待された京大の松岡さんと一緒になった。空港からホテルまで行けるか心配だったのだが、空港にはちゃんと迎えが来ていた。どうやらPOSTEC(浦項工科大学)PAL(浦項加速器研究所)の公用車で、Moonhor Reeの指示で来たらしい。立派な車なので驚いたのだが、Ree氏はPALのDirectorをしているのでこのようなものを送ることができるのだろう。因みにチェックインしたホテルは"POSTEC International Center"と言うところ(写真)なのだが、これまた立派な建物だったので驚いた。

ところで朝メールをチェックしていたら、CPMLのセミナー案内が目に留まった。鳥取大の小谷岳生氏の講演、と言うことだったのだが、見た名前だなと思ったら案の定で学生時代の同級生だった。アメリカに行ったりして苦労している、と言う噂は聞いていたのだが、いつの間にか帰国して教授になっていたわけだ。

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2009/04/13

会議×2

午前中は物構研執行部の会議。午後は構造物性センターの会議。合間にKS君に対応したり「中性子メルマガ」を書いたりしてたら1日が終わった。

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2009/04/12

国土地理院

Geographical Survey Institute (国土地理院)

昨日、たまたま西大通を車で走っていたらパラボラアンテナが気になったので、国土地理院の敷地内に入ってみました。ここには「地図・測量の科学館」があって、一般に無料公開しています。時間がなくて中をじっくり見ることはできなかったのですが、外の展示物と桜の花も一見の価値がありました。

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2009/04/10

お花見

今日の午前中は、昨日に引き続いて「学術創成」の研究会。午後はいくつかの仕事を平行して進めつつ、外部資金獲得のための新しい申請書について「一人ブレインストーミング」をしていた。

夕方から中性子・ミュオンで新人歓迎会を兼ねたお花見をした。KEKの中には桜の木が何本もあるのだが、今日はこれらがほぼ満開。気温も5月中旬並の高さだった上に月もほぼ満月で、最高のお花見となった。

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2009/04/09

学術創成研究会

昨日に引き続いて、今日は池田さんの科研費「学術創成」の研究会があった。午前中のセッションで座長をして一応dutyは果たして、あとは出たり入ったりしながら主幹としての仕事をしたり、共著者から届いた論文の修正をしたりした。

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2009/04/08

海外中性子散乱事業

今日は終日「海外中性子散乱事業」の研究会が行われた。これはKENSが停止後J-PARCがスタートするまでの3年間、ユーザに海外のパルス中性子源で実験してもらうためのプログラムだった。これが昨年限りで終わったので、それをまとめるための研究会、と言うことになる。いろいろと「主幹」としての仕事があったため全部は参加できなかったが、特にソフトマター関係の発表は真面目に聞いて議論にも参加した。

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2009/04/07

NML全体会議

今日は朝9時からNML(中性子ミュオン施設)の全体会議があった。主幹交代など人事上の変更はあったものの、池田さんが全体をまとめると言う意味ではほぼ同じ。この中でどのように役割を分担し、うまく中性子をまとめていくか、が僕の役割と言うことになる。

午前中はその後所長室で「物構研シンポ」の打ち合わせ。午後は新技術職員のSさんに「中性子散乱とは何か」と言うことについて講義した。また京大院生のKS君と実験結果などについて議論した。

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2009/04/06

論文の議論

Philosopher's street (哲学の道)

今日の午前中は京大で菱田君と新しい論文の内容についての議論をした。「リン脂質乾燥膜シリーズ」の続編で、乾燥過程の違いによってスピノーダル的に見えたり核生成成長的に見えたりする、と言う話である。こんな実験の結果は聞いたことが無いし結果も物理屋的には分かりやすいものなので、面白い論文になりそうな結果となっている。ただ、スピノーダルになる条件と核生成成長になる条件が普通に相分離で見られるものとは逆なので、どう解釈するかが難しい。菱田君は納得しているようで僕も一応は分かったのだが、ただ完全に理解したとは言い難いところがある。2人で話していたらだんだん煮詰まってきて、ちゃんとした結論が出ないままに終わってしまった。

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2009/04/03

KEK財務部長

今日の午後はKEKの財務部長がJ-PARCの視察に来るということで、池田副所長とミュオンの三宅さんと一緒にMLFの案内をした。広い施設で移動に時間がかかる上にミュオンと合わせて20分しかなく、本当に駆け足での紹介に終わった。

その他の時間は、SANS-Uでの実験のためガイドにいた。1月にオークリッジでとったデータの確認の実験だったのだが、なぜか再現しなかった。残念。

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2009/04/02

主幹の日

昨夜は東海に泊まったので、今日は朝からヘンデル棟に行った。まずは昨日採用された技術職員のSさんとの面談。またヘンデル棟の中性子の部屋の机の配置について相談したり、NTT11号館に部屋を見に行ったり事務職員と相談したり、中性子利用セクションの顔合わせに出て新しい地位について自己紹介したり、と「主幹」らしい仕事をした。またその間にもなるべくヘンデル棟の部屋の中にいるようにしつつ、4/16,17にソウルで行われる韓国化学会の発表資料作りをしていた。

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2009/04/01

辞令授与式

今日は午前中に管理棟で「辞令授与式」が行われた。副所長から主幹まで関係者全員(欠席者を除く)が並ばされ、機構長不在のため神谷理事から一人一人「××を命ずる」と言う言葉とともに辞令を受け取った。私の「中性子科学研究系主幹」としての任期は3年。正直言ってかなり荷が重い仕事なのだが、その重みに潰されないよう何とかやって行かなければ。

午後から東海キャンパスに行って、まずはMLFパンフレットについての打ち合わせ。物構研広報コーディネーターの山中さんのおかげでかなりでき上がってきた。その後物性研に行って、年度初めの放射線の講習を受けてガラスバッジを受け取る。そしてその足で物性研中性子施設の宿舎に行ってチェックインし、再びMLFに戻って「HI-SANS検討会」に出席した。更にヘンデル棟のKEK中性子の部屋へ行って少々話し合いをして、ようやく3号炉のガイドホールに行けた。本来なら「やっと実験ができる」とウキウキなビームタイムなのだが、今回はある事情があって全く楽しくないガイドホール入りとなった。

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