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2009/02/28

一切経山の噴煙

Smoke of volcano

昨日から福島の実家に来ています。昨年11月11日に噴気し始めた吾妻連峰の一切経山からは、今日ももくもくと煙が上がっていました。

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2009/02/27

MLFパンフレット

今日は午後からJ-PARCへ行って、MLFのパンフレットについての打ち合わせを行った。これまではMLFの研究者が中心になって準備してきたのだがなかなかまとまらず、行き詰まった状態になっていた。そこで昨年の秋に物構研の広報コーディネーターと相談して、案を作ってもらったのである。昨日はその案を元にして話しあったのだが、さすがにプロの作品だけあって原案自体素晴らしく、完成に向けて大きく前進した、と言える。パンフレットは7月には完成していなければならないのでかなりスケジュールが厳しいのだが、何とかなりそうだ。

昨日作成したICNSのアブストラクトを修正して、締め切りに間に合うように提出。またKS君ともアブストラクトについて話し合った。

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2009/02/26

拡大J-PARCセンター会議

午前中、次のようなメールが来た。

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各位

本日開催ですのでご留意下さい。

<拡大センター会議の開催について>

日 時 : 2月26日(木) 
        13:30〜J−PARCセンター安全衛生講習会 
        14:45〜センター会議
場 所 : 講堂
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この会議の案内を受けた記憶がないので「なんじゃこりゃ」と思ったのだが、案内が来たということは出た方が良いと言うことかと思って、午後から東海に行った。だが出席者はわずかに40人弱。知っている顔は数人しかいなかった。話の内容はJ-PARCの全体の動きについてで、他分野の動向が分かって聞いた意味はあったのだが、わざわざ時間を使って出席する価値があったのか、今一つ釈然としなかった。

この会議が終わった後SANS-Uへ行って、KS君と相談しつつICNSのアブストラクトを書く。その後KEKに取って返して、今日が日本滞在最終日のSarathiと今後について打ち合わせした。

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2009/02/24

溶媒和ミニ研究会

午前中は「つくばソフトマター」の2日目。最初は招待講演の小貫さんだったのだが、プロジェクタの調子が悪く2度にわたって中断してしまい、おかげで全体のスケジュールも30分程度遅れてしまった。プロジェクタのトラブルは、先日の「日韓中性子」に続いて今月2度目。珍しいことが続くものである、と思ったのだが、しかしプロジェクタは強烈なライトでパソコンの画面を映し出しているわけで、トラブル無しで動き続けるものだ、と考える方がおかしいとも言える。思い返してみればプロジェクタの前に使っていたOHPはすぐにランプが切れるのが普通で、講演中に交換する、と言う事もしょっちゅうだった。学会や研究会でプロジェクタが普通に使われるようになって10年ぐらい経つが、今はちょうどそれらが壊れ始める時期なのかも知れない。

午後は筑波大の学内で場所を移して「溶媒和の物理と化学」と言うタイトルのミニ研究会を行った。この研究会は塩やタンパク質等が水や有機溶媒に溶ける時にどんなことが起きるのか、と言う事をテーマにしたもので、物理と化学をバックグラウンドに持つ研究者がいろいろな実験例を発表し、それに基づいて議論した。当初は関係者だけの内々の研究会にする予定だったのだが、「つくばソフトマター」から残って参加した人が結構多く、予定時間を超過して熱い議論を戦わせる事になった。

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2009/02/23

つくばソフトマター研究会

今日からつくばソフトマター研究会2009が始まった。

この研究会は、昨年つくば在住のソフトマター研究者が集まって飲み会をしたことがきっかけ。最初はただ集まるだけだったのだが、せっかくだから研究の交流もしようと言う話になり、物性研の柴山さんたちと一緒にやっていた「中性子ソフトマターセミナー」と合流してスタートしたのである。今回は最初の集まりと言うことで京大の太田さん、小貫さんらを招待し、福岡大や千葉大の人も来て30人以上の参加で盛大に行った。発表は招待講演以外はほとんどがTX沿線の若手研究者で面白かった。特に懇親会には予想を上回る人が集まった。

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2009/02/20

シフト

朝から東海に行って、J-PARC/MLFのシフトに入った。久々のシフトだったのだが、J-PARCが順調に動いていたからか、あるいはほとんどの装置が立ち上がって利用が始まっているからかやることはほとんどなし。暇つぶし(?)にメールに対応したり論文を読んだりしていた。

因みに読んでいた論文は、Visak et al.による"The Hidden Phase Diagram of Water + 3-Methylpyridine at Large Absolute Negative Pressures" (J. Phys. Chem. B, 107, 9873 (2003))というもの。重水/軽水と3MPの混合系の相図を、圧力との関係に着目して明らかにしよう、としたものだ。重水と3MPの混合系と言うのはKS君が実験を行っている試料で、塩を入れると周期構造が現れる、と言う面白い現象が見られているのだが、それ以前に無塩系でも妙な振る舞いをすることが知られているのである。その一つが相図で、重水ならば温度変化により相分離が見られるのに、軽水だと相分離しなくなり全組成で一様に混じり合うのである。Visak et al.はこの問題に取り組もうとしていて、なかなか示唆的だった。

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2009/02/19

中性子科学研究系主幹

今日、物構研の運営会議が開かれ、僕が来年度からの中性子科学研究系主幹になることが決まったらしい。「らしい」と言うのは僕が運営会議のメンバーではないから。今年から主幹は所長が推薦して運営会議で承認する、と言う手続きで決まることになったのだが、所長が僕を推薦する、と言う話は聞いていたので、特に反対意見もなく決まった、と言うことになるわけだ。

因みにこの「主幹」と言うのは物構研の中にある5つの研究系のそれぞれのヘッド、と言う立場で、研究所の中の順番では所長と副所長に次ぐものと言うことになる。大学だと学部長(研究科長)の下に副学部長や評議員がいて、その下に教室や学科が並んでいてそれぞれに「主任」がいるのだが、「主幹」と言うのは「主任」に比べると重みのある職なのだそうだ。主任は年度ごとに回り持ちで務めるのが普通だが、主幹は所長の任期中の3年間は逃げられない、とのこと。執行部の一人、と言うような位置づけで、物構研中性子のマネージメントをしなければならないのである。

KEKに来たのはちょうど1年前。教授としての赴任なのでいずれはそう言う立場にも立たなければならないだろう、と覚悟はしていたのだが、まさかこんなに早く巡ってくるとは思わなかった。自分にそう言うことをする能力がない、とは思わないし、任されたからには責任を果たすつもりもあるのだが、しかし今までのように研究を進めるのは難しいであろう。とすればどのように他の責任(例えば科研費特定領域のメンバーとして、とか京大の非常勤として、とか)を果たし、自分を失わないようにするのか、など良く考えなければならない。少なくとも研究仲間や学生に、迷惑をかけないようにしなければ...

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2009/02/18

裁量労働制

午後はKEKの運営連絡会議があった。課題はいろいろあったのだが、中でも裁量労働制の問題が議論になった。裁量労働制とは「労働時間の制約を受けず、業績に応じて給与が算定され支払われる形態の労働形態をとる職種に対して適用される制度」のこと。労働時間に縛られない代わりに残業手当が支払われないことになる。何が裁量労働制にできるか、は労働基準法と厚生労働大臣の指定で決まっていて、「人文科学若しくは自然科学に関する研究の業務」はその中に含まれる。しかしKEKは加速器の運転業務やシフトなど時間に縛られる業務に就いている人も多いと言うことで、これまでは導入されていなかったのだそうだ。KEKは来年度から全部または一部の職種に裁量労働制を導入しようとしていて、全体での議論や組合との折衝を始めている。ただ、労働条件の改定と言うことで重要な変更であるにも関わらず、まだまだ知らない人も多いようだ。因みに僕は京大では裁量労働制、KEKではそれ以外のやりかた(勤務時間が決められている労働制。名前はなんて言うんだろう?)を経験しているが、やはり研究者には裁量労働制の方が馴染む、と思う。会議や業務で時間に縛られる事があるのは確かだが、それ以外は労働時間を自由に決めれる方がありがたい。特に、ちょっとした出張の度に手続きをしなければならなかったり、謝金の出る講演などを勤務時間中に行うことができない、等の制限があるのはやりにくいのである。

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2009/02/17

Skypeを使った会議

今日の午後は人事関係の会議があった。外国にいる人と話す必要があったのでSkypeを活用しての会議となったのだが、思った以上にはっきりと会話も映像も伝わって良かった。一方、もう一人の外国人は都合で電話での話し合いとなったのだが、こちらはやや消化不良。人間、顔を見て話した方が話が伝わりやすい、と言う(当然の)ことが改めて分かった。

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2009/02/16

ASCと教授会

午前中はASC (Asia Science Camp) の組織委員会。とは言え主な内容は小柴さんの意向で決められているので、組織委員会の主な仕事は事務方との打ち合わせである。今日は研究者側の出席者も少なく、いまいちぱっとしない会議だった。

午後は物構研の教授会。主に人事関係の議題が取り上げられた。その他の時間は、論文の査読や実験データの解析など。会議が2つあった割には、研究に時間を使うことができた。

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2009/02/13

ゲラ刷りと会議2つ(か3つ)

午前中は高圧学会誌原稿のゲラ刷りのチェックをする。僕が一人で書いたやつだけでなく、長尾君が書いたものも入っていたのでついでにチェックした。

昼からは総研大の専攻会議。その後物構研所長と打ち合わせをし、続いて中性子の教授で集まっていろいろと議論した。

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2009/02/12

原子力イニシアティブ

今日は午後から東海で「原子力イニシアティブ」のミーティングがあった。これはJSTのプロジェクトの一つで、物性研の柴山さんが研究代表者になって今年度からスタートしたもの。原子炉にある小角散乱装置群(SANS-U, NSE, mf-SANS)をアップグレードして成果を出そう、と言う狙いだ。今日は主なメンバーが集まって、今後の進め方などについて議論した。

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2009/02/11

移動日

今日は朝の7時半にホテルを出て、福岡経由の便で帰ってきた。ANAのホームページから釜山行きの便を検索したところ福岡経由が最初に出てきたので何の疑問もなしにこの便にしたのだが、いろいろな人から珍しい、と言われた。報道によると茨城空港にアシアナ航空が釜山便を就航させるつもりだとか。そうなると、この経路を使う必要もなくなるわけだ。

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2009/02/10

J-K Meeting/the 2nd day

9jk

今日はJ-K Meetingの2日目。主に装置とハードマターの話だったので、ずっと聞き役に徹していた。

ところでこのミーティングは今回が9回目。僕が出席するのは昨年の京都の会議以来で、たぶん4回目ぐらいだと思う。韓国で開催されたものとしては2005年にデジョンで行われたものに続いて2回目なのだが、前回に続いてホスト側の歓待ぶりには感銘を受けた。到着した日にWecome Party、1日目の夜にBanquetと言うのはいつも通りなのだが、Banquetの後の2次会や予定に無かった2日目の夜(今日)のパーティーまでしてもらった。それも少人数がお義理で付き合ってくれる、と言う感じではなく、日本人ゲストよりも沢山の韓国人が参加してお相手してくれるのである。正直言ってもう少し自由にさせてくれてもいいのではないか、と思わないでも無いのだが、それでもここまで親切にする言うのはなかなかできないことである。韓国人と言うと、アグレッシブで日本に対抗意識を燃やしていて...と言うイメージで見られることが多いが、やはり「アジア人」として日本人と相通じるところが大きいように思う。むしろ、日本人が失いつつあるものをしっかり保持している、と言っても良いかも。我々も見習わなければならない、と思った。

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2009/02/09

The 9th JAPAN-KOREA Meeting

IMGP2584

今日からThe 9th JAPAN-KOREA Meeting on Neutron Scienceのために釜山に来ている。釜山に来るのは2002年に続いて2回目。ただ前回は遊びだったので、仕事で来たのは初めてである。市内北部にある釜山国立大学を会場に、日韓から合わせて40人ぐらいが参加した。

今回の「日韓中性子」は当初出席の予定はなかったのだが、アジアとの交流を目的としたお金があると言うことで急きょ参加することになったのである。と言うことでポスター発表になったのは当然の事ながら、そのポスターも自宅に忘れてくる、と言う体たらくだった。ただ、その「やる気の無さ」とは裏腹に得るものは大きかった。一つはKAISTのSung-Min Choiの話で、リン脂質ベシクルにペプチドを入れて穴を開け、その時の曲げ弾性の変化をNSEで測定した、と言うもの。山田君がやっている仕事(因みに昨日論文がPREにacceptされた)に関係が深く面白かった。もう一つはポスター発表で、長尾君と共著で書いた論文の話(R(Q)とR(Q,t))を出していたらM. W. Kimが食いついてきた。また彼にはKS君の結果も示したのだが、どちらも面白いと言っていた。

IMGP2586

夕方はBanquet。その後ChoiやSungil Park、Kwanwoo Shinら韓国人に連れられて韓国国内でも指折りのリゾート地である海雲台まで行ってきた。今日は旧暦で初めて満月になる日なので海雲台でお祭りをやっている、と言う話だったのだが、時間が遅かったためイベントらしきものは何もやっていなかったのが残念。しかしそこで食べた韓国料理は、海産物主体で美味しかった。

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2009/02/06

S型課題の審査

今日の午後はKEKの「中性子PAC」が開催された。

もともとこの中性子PAC(Program Advisory Committee)はKEKの中性子散乱実験の課題を審査するのが目的だったが、数年前にKENSが止まったため海外での中性子散乱研究の審査を行ってきた。そして今年度からはJ-PARCが始まったため「海外中性子」と言う目的が消え、新たにKEKの中性子散乱装置を用いたプロジェクト型研究課題を審査するため、と言うことで再スタートを切ったのである。そのプロジェクト型課題として公募したのが「S型」で、締め切りまでに提出された8つの課題について審議した。申請も審査も短い期間の中で進められたため果たしてうまく審議できるか不安だったのだが、委員の方々の協力もあってなんとか予定時間内に終わることができた。

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2009/02/05

高エネルギー加速器科学III

今日は「高エネルギー加速器科学III」と言う授業で講義した。これは総研大の集中講義みたいなもので、2日間東海村で寝泊りしながら施設の見学をしたり講義を聞いたり、というものだ。講義は「加速器」「素粒子原子核」「物質生命科学」の3本あったのだが僕が話したのは当然最後の話題。中性子散乱とはどういうものか、ということについて、1時間あまり話をした。

ところでこの内容はほぼ「記者勉強会」と同じものだったのだが、一昨日突然英語でやれ、と言われて急遽作り直したのである。その資料を見ながらの話だったので一応英語で通すことはできたのだが、しかし準備が不十分だったせいかあまりスムーズではなかった上に話のふくらみも少なかったような気がする。目を輝かせて聞いていた学生もいたのだが、明らかにずっと寝ている人も何人か。英語が苦手、ということだったのかも知れないが、ちょっと残念だった。

午後はそのまま東海キャンパスにいて、主に論文について考えたり原稿の修正をしたりした。

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2009/02/04

MLF共用検討WG

午前中は東海に行って「MLF共用検討WG」に出席した。この会議はJ-PARCのMLF(物質生命科学実験施設)での共用のあり方を検討する?ためのものらしく、正副ディビジョン長や中性子・ミュオンの利用の長など重要なポジションにある人が集まっていた。議論する内容は中性子とミュオンの利用を進めるために重要な事柄ばかりだ、と言うのは分かるのだが、ただこれまでの経緯(特にKEKとJAEAとの関係)等良く分からない事が多かった。

この会議の終了後にKEKに戻って、放射線の再教育訓練を受ける。その後の時間は主に明日の総研大の講義の準備などをした。

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2009/02/03

部屋に籠もる

今日は主にNIさんが書いた論文原稿の修正をした。最初にざっと見た感じでは良く書けている、と思ったのだが直し始めるといろいろと出てきて、思ったより時間がかかって最後まで行かずに終わった。因みに今日は途中で邪魔が入らないように、ドアを閉め電気を消して部屋に籠っていたのだが結構良かった。

ところで帰宅後メールをチェックしたら大学院掛からの連絡が入っていた。明後日総研大の学生に講義をすることになっているのだが、何でも英語でしなければならないらしい。英語で話すのはともかく、資料を日本語で作っていたので直さなければならない。明日は東海に行って会議2つに出る予定なのに、修正している暇はあるのだろうか?

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2009/02/02

技師採用試験

午前中は技師採用試験があった。これは昨年、中性子科学研究系の技師が退職したことによって空いたポストを埋めるためのもの。昨年末に公募したのだが、不況を反映してか結構多くの人の応募があった。今日は一次選考を通った数人に来てもらって、筆記試験と面接試験を行った。私は午前中、試験監督や採点などをした。

昼前に物性研の柴山さんが来たので、韓国出張の件やその他もろもろについて相談した。また夕方は中性子の教授5人が久々に集合。懸案となっていた様々な事項について、延々4時間半ぐらいノンストップで議論した。

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