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2008/08/28

IUCr6日目

他に比べて開催期間の長い国際会議のIUCr。最終日の31日まではまだ数日あるのだが、私は明日つくばに戻るので、個人的には今日が最終日と言うことになる。と言うことでポスターセッションでは「ポスター賞」の候補者のものを重点的に見て、これまでの結果を総合して選考結果をLocal Program Committeeに提出した。

午後のセッションでは、コヒーレントX線を用いた実験の話を聞く。コヒーレントX線は最近流行りの実験手法でXPCSだけでなくイメージングにも使われているのだが、今日の話のほとんどはイメージングに関するものだった。位相情報を持つコヒーレントX線の散乱データから実空間の像を合成して見せよう、と言う実験手法でなかなか面白いのだが、ただ光学顕微鏡や電子顕微鏡、原子力間顕微鏡に比べてどれだけ利点があるのか。実験手法の改良とともに、何に応用するかが今後問われることになるのではないだろうか。

夕方のKeynote Lectureでは、マイクロビームを使ってX線小角散乱を行って、階層的な構造を同時に見よう、と言う実験を紹介していた。やっていることは誰でも思いつくようなシンプルなものなのだが、骨や湿度によって屈曲する枝などの生物を対象にすることによって、非常に面白い研究になっていた。

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