« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008/06/29

SPring-8 BL-40B2

Bl40b2

昨日から今日にかけて、SPring-8のBL-40B2でSAXSの実験を行っている。ここの装置はJASRIの井上さんをはじめとして装置担当者が何人もいるので、調整を自分でする必要がなくconfortableに実験できる。今回も10時から調整を始めて昼頃には測定開始し、夕食後にカメラ長の変更をしたが大きなトラブルもなく順調に進んだ。ただ、やりたいと思っていたストップド・フロー装置に関しては使い方が分からず断念。次回以降に向けての課題となった。

| | コメント (0)

2008/06/27

SPring-8への移動

今日はまず京大へ。宮地研から引き継いでいたIPリーダーを前野さんが使いたいと言うことだったので、RI棟から5号館への移動を手伝った。そしてその後、クルマに実験のメンバーを乗せてSPring-8に移動した。到着後ちょっと実験の打ち合わせをして、今日が〆切だった科研費特定領域の班会議のアブストラクトの修正などをする。

| | コメント (0)

2008/06/26

九大最終日

昨日は九大での集中講義の最終日と言うことで、午前中の1コマで両親媒性分子の話をした。今回の集中講義は全体で6コマ。京大でやっていた講義ではほぼ同じ内容を7回でやっていたので、聞いていた学生は結構大変だったかも知れない。ただ、自分としては重要な部分に限定して話ができた、と思っているし、これに合わせて講義ノートの改訂もできたし、ここで講義をやらせてもらえて良かった、と思っている。

午後はセミナーで、「中性子でソフトマターを見る方法」と言うタイトルで主に中性子スピンエコー法とその研究例について紹介した。

| | コメント (0)

2008/06/24

集中講義2日目

今日は九大での集中講義の2日目。午前中は「液体とガラス」、午後は「秩序変数と相転移」「高分子」のテーマで話をした。なお出席者だが、昨日よりも増えて16名。時間に遅れる学生はほとんどいないし、途中退席者もいないし、真面目だなと思った。

| | コメント (0)

2008/06/23

集中講義@九大

今日から3日間の予定で、集中講義のために九大に来ている。内容は「ソフトマターの物理学」で、ほぼ京大でやっていた授業と同じ内容で、と思っていたのだが、準備を進めていると、あるいは実際に授業をしてみると全く同じというわけにはいかないものだ、と言うことを改めて感じた。

今日の授業は午後の2コマで、前半はソフトマター全般について。京大で使った資料を元にしてプロジェクタを使って説明したのだが、今一つまとまりが悪かった。後半は手書きの講義ノートとTeXで打った配布用のノートをアレンジして、「粘弾性とレオロジー」と言うタイトルで話をした。後半の方はまずまずスムーズに話ができたと思うのだが、学生が理解してくれたかどうかは良く分からない。

| | コメント (0)

2008/06/20

BL-15A

今日からPFのBL-15Aでの実験。いつものように北大の眞山さんや千葉大の北畑さんら、元吉川研のグループでの実験だ。今日はまずカメラ長を1.5mに設定して光学系を調整した。今まではビームがちゃんとストッパーに当たっているかどうかを確認するためにポラロイドの57番と言うフィルムを使っていたのだが、ポラロイドがフィルム事業から撤退したおかげで手に入らなくなってしまった。と言うことで今回はCCDカメラを使ってビームの調整をしたのだが、むしろそちらの方が楽に調整できて良かった。

光学系の調整は午後の早い時間に済んだので、その後は実験室でひたすら講義ノート作り。集中して取り組んだおかげで、「両親媒性分子」の部分も80%ぐらいはできたのではないだろうか。

| | コメント (0)

2008/06/18

人間ドック

午前中は人間ドック。インド以来久々にPFの加藤さんに会った。

人間ドックが終わった後KEKに戻って、主に来週の集中講義のためのノート作りをする。今日は「両親媒性分子」の部分を作ったのだが、いざ真面目に書いてみると結構ややこしいところもあってなかなか進まない。昨日の続きでミセル形成の部分を書いて、それだけで終了だった。

夕方、今度新しく「広報コーディネーター」として赴任した山中さんが物構研セミナーで話をしたので聞きに行った。テーマは「サイエンスコミュニケーション」と言うことで、科学と社会との関係や国家との関係などなかなか面白い内容だった。

| | コメント (0)

2008/06/17

集中講義の準備

来週、九州大学で集中講義を行うことになっている。内容は京大でやっていた「ソフトマターの物理」をそのままのつもりなのでそれほど準備は必要が無いのだが、ただ昨年作成した講義ノートが途中までしかできていない。せっかくの機会なので、今回話す内容はすべて網羅できるようなものにしよう、と思って、今日からノート作りを始めた。まずは「高分子」のパートなのだが、これはノートに手書きにしていたものをTeXでタイプすれば良いだけなので簡単か、と思えばさにあらず。式の入力が思った以上に面倒で、途中で嫌になってしまった。そこでそちらはペンディングにし、夕方からは「両親媒性分子」の部分に進んだのだが、こちらは自分の専門分野ということもあって(ノートにまとめていなくてもアドリブで話せるから)これまでちゃんとしたノートを作っていなかった。と言うことで、明日以降に向けての課題が結構残ってしまった。

午後はNMLの全体会議と中性子の職員会議が行われた。また夕方には物構研所長室に呼ばれて、共用法関係の打ち合わせをした。

| | コメント (0)

2008/06/16

中性子ソフトマターセミナー

今日は昼からKEKの連絡運営会議。今日は特に大きな議論もなく、1時間ほどで終了した。

その後PDの山田君、計算センターの鈴木君と一緒に物性研へ行き、柴山研と合同で行っている「中性子ソフトマターセミナー」に出席する。第2回目の今日の講師は、東大新領域の篠原さんと物性研の野口さん。篠原さんは「シンクロトロン放射光を用いた小角X線散乱の最近の展開」、野口さんは「脂質膜の生成、融合、分裂」と言うタイトルで話で、どちらも面白かった。

| | コメント (0)

2008/06/14

ORNL最終日

before the sunrise

今日(現地時間で6/13)はORNLでの実験の最終日。朝4時にホテルで長尾さんからクルマのキーを受け取ってHFIRに行き、待っていたKS君に仮眠を取ってもらって実験を継続。ビームタイムが終了する10時直前まで測定した。それから後片づけをしてYuriとPDのGong君らとともに実験経過についてのdiscussion。今回の結果がどうなったかは解析してみないと分からないものの、今後も共同で研究を続けると言うことで合意した。

その後長尾さん、KS君と3人でKnoxville空港に移動し、レンタカーを返却してホテルにチェックイン。明日(現地時間で6/14)は早朝の飛行機に乗ってワシントンDC経由で帰国する。

| | コメント (0)

2008/06/13

ORNL実験4日目

SNS entrance hall

昨日はORNLでの実験の4日目。前日同様に早朝に僕とKS君が実験室に行って夜のrunの続きをやり、午前中の途中から長尾さんが合流。昼食後にKS君がホテルに寝に行って、その間に僕と長尾さんが実験を続け、夕食後に僕がホテルに戻って早めに睡眠をとって翌朝に備える、と言うパターンでやっている。

Liquids Reflectometer and its responsible

そんな流れの中で何とかSNSを見に行きたいと思っていたのだが、昨日の午後ようやくその機会がやってきた。長尾さんと一緒に、SNSスタッフのJohn Ankner氏に案内してもらった。

その中でimpressiveだったのは、やはりAnkner氏が立ち上げた液体反射率計。装置自体は特に変哲のないものなのだが、そばにがっちりとしたロボットアームが備えてある。これは試料を交換するためのもので、ユーザーが徹夜実験をしなくて良いように設置したものなのだそうだ。こう言う装置はユーザーの利便性を考えると必須のものと言って良いものだが、日本ではそう言う予算はなかなか付かずどうしても後回しになってしまう。それがSNSでは立ち上げた最初から備えてある、と言う事実はなかなか衝撃的だった。

また、もうひとつ驚いたのは実験ハッチのすぐ外に試料準備室があることだ。ここには排水設備やドラフトチャンバー等が備えてあって、簡単な化学薬品の調整がすぐに出来るようになっている。こう言う部屋が装置のすぐ近くにあると言う事も効率的な実験のためには必要な事なのだが、日本の施設ではなかなかこうはいかない。日本とアメリカでは放射線に関わる規制のやり方が違うため日本では難しいのは確かだが、それにしてもこの環境は羨ましい。

| | コメント (0)

2008/06/12

ORNL実験3日目

HFIR from behind

昨日は午前中に試料の透過率測定を行い、測定とデータ解析のための準備完了。昼前から「定常モード」での測定に入った。

ところでこの前も書いたように、このHFIRは冷中性子源のインストールが昨年終了してSANS装置も新しく作り直された。世界最強レベルの原子炉に冷中性子源が付いたと言うことで、他所では味わえないほどの強力なビーム実験ができるかと思って楽しみにして来たのだが、今のところその「強さ」を感じることは多くない。やはりカウンター(ORDELAのPSPC)のカウントレートが律速になっていて、あまり強い中性子を当てると測定できなくなってしまうのである。ただ、そうは言ってもカメラ長16mで普通に実験できるので、例えばSANS-U等よりは強いのだろう。

因みに装置を立ち上げたばかりの時、と言うものは使い勝手の整備は後回しになる事が多いのだが、このSANSもまだまだこれから、と言う感じ。自動測定ができるのは試料交換の時だけで、温度変化もカメラ長の変化も手動で行わなければならない。特にカメラ長変更の時にはいちいちカウンターのHVを切らなければならず、その上コリメーターの変更に時間がかかるので面倒だ。この装置が本当に使いやすい装置になるためには、もう少し時間がかかりそうだ。

| | コメント (0)

2008/06/11

ORNL実験2日目

High Flux Isotope Reactor

ORNLでのSANS実験2日目の昨日はトラブルからのスタート。朝ガイドに行ってみたら、装置が全部止まっていた。どうやら夜の間にThunder Stormのための停電があったらしい。と言うことで午前中は装置の再立ち上げや調整をしなければならなかったので、その間は試料準備などで過ごした。

その再立ち上げと調整をしたところ、ダイレクトビームの形が悪くビームストッパーの近くのデータが使えないことが分かった。これだとminimum Qが測定したいところまで見れないので、波長を変更(4.8Å→6.0Å)して測定することにする。そのため午後は基礎データ取りで終わり、夕方から本格的な測定に入った。

| | コメント (0)

2008/06/10

ORNLでの実験

2 SANS machines at ORNL

昨日からORNL(オークリッジ国立研究所)での実験が始まった。ORNLの研究用原子炉HFIRには2台のSANS装置があるのだが、その一つCG-2 General Purpose SANSでの測定である。今回は京大の学生KS君とNISTの長尾さんと3人で、水/3MP系の臨界現象に着目した実験を行っている。昨日はまずVisitor Centerに行ってバッジをもらい、SNSのビルの中で放射線関係のトレーニングを受け、SANS装置を担当しているYuriと会って測定を開始した。

ところでORNLで実験をするのは14年ぶり。前回は夏休みに家族で来て、アメリカ滞在を楽しみながら実験をしていた。その後HFIRに冷中性子源を入れる改造工事があったりしてずっとご無沙汰していたのだが、昨年その冷中性子源がようやく立ち上がってSANSが使えるようになったと聞いたので、どんなもんかとにかく使ってみよう、と言うことで来たわけだ。

因みにORNLにはSNS(Spallation Neutron Source)も建設されて、昨年から運転を開始している。東海村と同様に同じキャンパス内に原子炉とパルス中性子源と両方を備えた、アメリカの中性子散乱研究の中心と言う感じになっているわけだ。今回来てみて分かったのは、ORNLがそのような大きな変更に合わせてユーザーの窓口やその対応を進化させている、と思われること。私たちのような外国人研究者が突然やってきても、スムーズに実験に入れるような仕組みを作り上げている、と言う点には感心した。日本もここと同じように東海村の原子力機構内にJRR-3MとJ-PARCを設置して今まさにスタートしようとしているわけだが、ユーザーの受け入れ態勢の構築はこれから。我々がアメリカに学ぶべき点はまだまだ多い。

| | コメント (0)

2008/06/07

アメリカ出張

昨日は、京都の家から伊丹空港を経て成田へ。ANA便でワシントンDCでアメリカに入国し、国内線でノックスビルに到着した。そして空港でレンタカーを借りて午後4時頃オークリッジのホテルにチェックイン。京都を出たのが朝の5時半だったから、ほぼ24時間かけての移動だった。

因みに昨日の夕方は入道雲がもくもくと上がっていて、遠くには稲光も見えてほぼ夏、と言う感じ。今朝も朝から強い陽射しが照りつけていて、暑くなりそうだ。

| | コメント (1)

2008/06/05

国際会議終了

科研費特定領域の国際会議"International Symposium on Non-Equilibrium Soft Matter"は今日で終了した。僕も組織委員として準備段階から関わった(ただKEKに異動してからはあまり仕事ができなかったが)ので、無事終わってほっとした。会議終了後吉川研に立ち寄って、いくつか仕事をしたから帰宅。明日からのアメリカ行きの準備をした。

| | コメント (0)

2008/06/04

国際会議3日目

Noneq_soft2008

国際会議3日目。今日は午前9時半〜午後4時40分にかけて8つの講演があり、その後group photoを撮った。また夕方はBanquetを行った。

| | コメント (0)

2008/06/03

国際会議2日目

特定領域「ソフトマター物理」の国際会議2日目。今日は午前、午後のoral sessionの後にposter sessionが行われた。

| | コメント (0)

2008/06/02

国際会議初日

Poster_2

今日から国際会議"International Symposium on Non-equilibrium Soft Matter"が始まった。もともとは科研費特定領域の活動の一つとして行っているものだが、今回は参加者をオープンにして行っているため200人以上の登録者があった。授業などの関係で今日は出席できない人も多かったようだが、それでも会場となった京大芝蘭会館の稲森ホールはそこそこ埋まって賑やかな雰囲気だった。

夕方は外国人のinvited speakerの数人を囲んで百万遍で飲んだ。

| | コメント (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »