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2008/01/28

大型施設供用問題特別委員会

今朝は9時までBL-15Aの小角散乱実験が続いていたのだが、そちらは北畑さんらに任せて東京に向かう。理由は、中性子科学会の「大型施設供用問題特別委員会」で発表するためだ。この委員会は中性子散乱を行っているいくつかの大型施設に関わる問題を検討するためのものなのだが、そこでJ-PARCの中性子をどうするかを議論するために各分野の主だった人が説明を求められた、と言うわけだ。僕は「ソフトマター分野」の代表という形で、10分間の発表をした。

その後、やり残した仕事を片づけるためにKEKに戻ったのだが、たまたまKEKの中の会議にオブザーバーとして参加することになった。これはJ-PARCに関する来年度予算をどのように使うか、と言うことを機構長に説明するための会議だったのだが、お金の話が絡むだけにかなり深刻、かつ滑稽なものだった。とにかく、誰もが他の分野のことなど考えずに、言いたいことを言っているだけ、と言う感じなのである。例えば加速器の人は自分たちのこれまでの失敗を棚に上げて「続出するトラブルを解決して予定通りにビームを出すには金が必要」と図々しいものだったし、ニュートリノは「国際協力・国際競争を考えればびた一文まけるわけにはいかない」と言う感じ。その上、ある人など全体予算から見れば数%要求しているに過ぎない中性子に対して、「JAEAが装置を作るのだから無くてもいいだろう」と、まるで人をバカにしているとしか思えない事を言うである。これには本当に驚いた。(てっきり素人が訳も分からずに言っているのかと思って聞いていたのだが、後でその人が素核研の所長だと聞いて二度びっくり。)何でもKEKの渋ちん具合を見かねたJAEAの人が「子供の給食費を生活費に回す親みたい」だと言っていたらしいが、全くそんなダメ親に匹敵するアホさ加減である。

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