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2007/09/28

ハイデルベルグ訪問

Karzer, Alte Universitaet Heidelberg

昨日からハイデルベルグ大学の田中求さんを訪問している。昨日は3時からセミナーを開いてもらって、リン脂質のanomalous swellingのNSEの結果について話をした。また今日は午後からMH君がセミナー。アクティブな日本人教授に率いられた研究室のドイツ人(及び他の国の)学生相手に話をして、鍛えられてくるのではないだろうか。

ところで田中さんは若くしてドイツの大学の正教授になった人なのだが、彼によるとドイツでアカデミックな仕事をするのは非常に大変な事なのだそうだ。かつては教授以外にもパーマネントポストがあったらしいのだが、今は教授だけで他はほとんどが臨時雇い。それも多くは自分でグラントを取って自分を雇うと言う形になるらしい。教授になるためには厳しい試験を受けて資格を取らなければならず、資格を取っても目ぼしいポストには応募者が100人以上も集まるのでその戦いをくぐり抜けなければならないのである。その上教授になっても書いた論文や取ったグラントで評価されることは無く、自分の価値を高めるためには他のポストに応募して今の職場と天秤にかけた交渉をしなければならないのだそうだ。そもそも研究活動を行うためにはグラントを取って装置を買ったりポスドクや院生を集めなければならないので、とにかくリーダーシップを発揮してアクティブに研究できる人でなければやって行けない、とのこと。道理でドイツでProfessorと呼ばれる人は偉そうに見える?わけだ。

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