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2007/04/27

年次報告

午前中は今年からポスドクとして研究室に来た有賀さんのセミナー。モータータンパクが回転する様子を1分子計測で調べた、と言う話でなかなか面白かった。因みに今年の研究室セミナーはこれまで毎回外国人がスピーカーだったので英語だったのだが、今日はその流れから?スピーカーが日本人なのにも関わらず英語だった。若い学生にとっては少々ハードかも知れないが、しかし勉強にはなるはずだ。

他の時間は、まずは今日が締め切りの「年次報告」の原稿作りをする。第一教室で毎年出している(と言ってもここ数年だが)もので、研究室のアクティビティをまとめたものだ。書く事はもちろんたくさんあるのだが、逆にありすぎてまとめるのが大変。北畑さんにほとんどの部分をまとめてもらっていたのだが、最後は秘書さんにも手伝ってもらって何とか仕上がった。

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2007/04/26

ガラスと液体

今日の1コマ目は「ソフトマター」の授業第3回。今日は「ガラスと液体」と言うタイトルで、Arrhenius則やVogel-Fulcher則、自由体積理論、Adam-Gibbsの理論などを説明した。昨年までなら2回に分けて話した内容なのだが、今年は全体の半分だけの受け持ちで時間が短いので、1回に話さなければならない内容が多い。今年は講義ノートを作って配付しているため自分で勉強できるようにはなっているのだが、果たして学生が消化できているのだろうか。

講義が終って研究室に戻り、ちょっとしてから人事関係の会議。候補者は既に決まっていてその人に問題が無いかどうかだけをチェックするのが目的なので、すぐに終るかと思えばさにあらず。委員長を務める地鉱の教授が真面目な人で書類を細かくチェックしていたので、1時間以上かかった。

午後は3時から太田さんの部屋で打ち合わせ。続いて4時半からローレンツ祭の実行委員会。授業と会議の合間に第一教室の「年次報告」の原稿作りをしたのだが、時間が細切れだったこともあって仕上げることが出来なかった。

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2007/04/25

増渕さん歓迎会

朝はまず、明日の「ソフトマター」の授業の配布用講義ノートを作った。将来の教科書作りを想定してTeXで書いていたものをプリントアウトしてコピーする、と言う作業だったのだが、教室においてあるコピー機の性能の高さにまず驚く。なんせ両面コピーしたものをコピー機に投入すると、雑誌のような平綴になって出てくるのだ。これを手作業でやればどのページがどこに来るのかを事前に考え、間違えないようにコピーして最後はホチキス止めをしなければならないわけだが、このコピー機はそのへんを全部自動でやってくれる。おかげで普通の講義ノートにしてはえらく立派なものができてしまった。またその合間を縫って、昨年もらっていた科研費基盤(C)の成果報告書を作った。

12時から、昼食を摂りながら研究室のスタッフミーティング。2時からは太田さんの部屋で増渕さんとともに、来年予定されているソフトマターの国際会議に関する打ち合わせをした。更にその後、メンバーを入れ替えて秋の物理学会でのシンポジウム企画提案に向けてのブレインストーミングをした。

4時半からは、増渕さんのセミナー。増渕さんは名大土井研の出身で、ついこの前まで東京農工大で助教授をしていたのだが、この4月から京大化研の渡辺さんのところの准教授になった。高分子レオロジーの専門家で、今日の話もそれに関するものだった。僕は元々はこの分野の門外漢なのだが、たまたま授業の準備で粘弾性関係の教科書を勉強した後だったので、話の内容が頭にすっと入った感じだった。

セミナー終了後ちょっとだけ研究室で仕事をして、増渕さんの歓迎会に行く。太田、小貫、吉川、山本と物一のソフトマター関係の教授が全員集合して、なかなか盛大な会だった。

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2007/04/24

実験できず

昨日の続きの光散乱の測定をしよう、と朝から準備をしつつあったのだが、まずはローレンツ祭のパンフレット作成のために業者が来たのでその対応をし、午後からは課題研究のセミナーに参加する。その合間の時間には木曜日の「ソフトマター」の授業のための講義ノート作りをしていて結構時間を取られたので、結局光散乱の実験は準備をしただけで終ってしまった。

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2007/04/23

静的・動的光散乱

そろそろ課題演習で光散乱の実験をやらなければならないので、今日は久々にDLSの装置を触りに行った。標準試料を使って行った動的光散乱のテストは何の問題もなくできて、静的光散乱もきれいなデータになったのだが、データを保存すると角度ごとのファイルになってしまって波数Qに対する散乱プロファイルにならない。マニュアルを見ると、バイナリファイルとして保存すると解析ソフトを使ってZimmやGuinierなどのプロットを作って解析できることになっているのだが、そもそもアスキーファイルとしての保存しかできない。なぜだろう?

午後はRIセンターで行われた「実務者連絡会」に出席。その足で工学部RI棟に寄ってSAXS用高圧セルを持って行って部品のチェックをしたり、フライトチューブ用の真空ポンプを交換したりしてきた。またこれらの作業の合間に「ソフトマター」第3回のための講義ノート作りをした。

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2007/04/20

セミナーと打ち合わせと講習会

午前中の研究室セミナーは、エコール・ノルマルのダミアン・ベイグル。うちの研究室がやっているICORPプロジェクトのフランス側カウンターパートだ。今日は彼の研究室が中心にやっているプロジェクトのオーバービューを説明し、少し議論した。

昼休みを挟んで、2時からローレンツ祭のパンフレットに関する打ち合わせ。続いて研究室の運営についての打ち合わせをして、4時から人事委員会。これは途中で退席して、時計台ホールで行われた寒剤講習会に出席してきた。合間を見て自分の仕事をしようと思っていたのだが、いくつかメールを書くのが精一杯だった。

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2007/04/19

粘弾性とレオロジー

今日は「ソフトマター」の授業の第2回。今回からしばらくは、僕が担当することになる。今日は「粘弾性とレオロジー」と言うタイトルで、外力に対する固体、液体、ソフトマターの応答についてと、粘弾性を調べる方法であるレオロジーについて説明した。

授業のあとしばらくは、今日の講義ノートを修正して一応の完成版にする作業をした。このノートは来週受講者に配布する予定。昼からは21世紀COEの委員長会議。続いて教授会。さらに夕方はローレンツ祭の実行委員会。終わった後、慌てて今日が締切の論文の著者校正を送り、物理工場の新人歓迎会に遅れて駆けつけた。

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2007/04/18

ローレンツ祭の準備など

久々の大学ということで、午前中は溜まっていた仕事を片付ける。特に来月行われる「ローレンツ祭」の実行委員会が明日予定されていて、副委員長としてそのための準備をしなければならない。

昼休みは研究室のスタッフミーティング。その後、研究室のゲストでもあるミハイロフ教授の集中講義を聞きに行った。合間を見て、明日の「ソフトマター」の授業の講義ノートの仕上げをする。昨日悩んでいた問題は、"jsbook"クラスではなく"jbook"クラスを使うことで解決した。

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2007/04/17

SANS実験終了

今日でSANS-Uでの実験も終わり。KS君のテーマである2成分混合系の臨界点近傍における溶媒和効果、と言う実験をしたのだが、これまでになくインパクトのある(と思われる)結果が得られた。理論的予想を元に実験して、ある意味その予想の通りの結果なのだが、しかし実験結果の詳細は理論では説明できないところが多い。今後の展開が楽しみだ。

昼すぎに東海を出て帰ってきたのだが、電車の中で「ソフトマター」の講義ノート作りをした。昨日までTeXの"jarticle"クラスを使って書いていた原稿を"jsbook"クラスに変えたのだが、細かいところが違っていてちょっと時間がかかった。

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2007/04/16

SANS-Uの実験(続き)

昨日から今日もSANS-Uの実験の続き。KS、NIに学生2人と遠藤さんとで続けている。臨界点近傍での振る舞いを見たいのでカメラ長2mと12mとで測定しているのだが、散乱強度が強いため12mの測定でも数十分で測定が終わってしまう。温度変化と試料の交換を自動でやっているのである程度は装置に任せることはできるのだが、それでも結構忙しい実験になっている。今回はKSのテーマに集中してやっているのでほぼ彼が1人で進めている。

昨夜はご苦労さんの意味も兼ねて、日立のお魚センターでいろいろ買ってきて遠藤家の家族も含めて食事会をした。

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2007/04/14

SANS実験

今日から中性子小角散乱(SANS)の実験に合流した。主にKSの試料を測定しているのだが、なかなか興味深いデータが出ている。うまくいけば、良い論文が書けそうだ。

実験の立ちあげと細かいケアは物性研の遠藤さんがしてくれていたので、僕のやるべきことは時々アドバイスするぐらい。と言うことで、実験しているそばで主に科研費の成果報告書を作ったり、アメリカ出張のための色々な手続きをしたりしていた。

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2007/04/13

セミナー〜会議〜出張

午前中は研究室セミナー。半年間滞在していたKrinskiとAgradzeが今週いっぱいなので、彼らを中心に心臓に現れるスパイラルパターンについての話だった。

午後は第一専攻と第一運営。第一専攻では院生の1人を委託学生として送るための承認を得ることが必要で、第一運営では自分が海外出張することに関しての説明をしなければならなかったので、どちらもサボるわけにはいかなかった。それらの会議の終了後、バス、地下鉄、新幹線、特急を乗り継いで東海へ。KS、NIの2人が今日から開始しているSANSの実験に合流するためだ。ただ、今回は物性研の遠藤さんが丁寧に見てくれているため、あまり心配する必要は無さそうだ。

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2007/04/12

「ソフトマター」の授業

今日は学部と大学院共通授業の「ソフトマター」の授業の第1回。昨年までは私がメインでやっていたこの授業だったが、今年は山本潤さんに半分以上お任せすることになっている。と言うことで、今日は山本さんが「ソフトマターとは何か」について語り、僕はちょっとだけ自分に関係するところを説明しただけで終った。

因みに今年は2人で分けるため、内容が豊富になってあまりじっくり説明できないと思われる。と言うことで、来週話す予定の「粘弾性」についての補足になるように、今日は「テキスト」(もどき)作りに専念した。

夕方はローレンツ祭の実行委員会。今日はオープンキャンパスの詳細とポスターのデザインを決めた。夕方は近々研究室を離れるゲスト(クリンスキーとアグラゼ)と最近来た人(ミハイロフとPD数人、4回生2人)の歓送会・歓迎会を行った。

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2007/04/11

打ち合わせと見学など

午前中は研究室の教員の打ち合わせ。またKS君の次の論文の内容についてのディスカッションをした。昼はお弁当を食べながらのスタッフミーティング。終了後にPDと学生を連れてRI棟のSAXSの見学会をする。そしてその足で発明センターへ行き、耐震改修中の退避先の下見をしてきた。

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2007/04/10

学問の展望

今日は4回生向け課題研究の初日。もともと教授が「学問の展望についてレクチャーする」と言う予定になっていたのだが、突然所用で東京に行くことになったので私にお鉢が回ってきた。突然のことだったので十分な準備はできなかったのだが、一応「物質から生命に至る道」と言うテーマでソフトマターを研究することの意義やどう言うことが分かるのか、更に今後はどのような課題が重要になってくるか、などについて自分なりの考えを説明した。

その後、MH君と一緒に工学部RI棟に行ってSAXSの実験をする。今までずっと立ち上げしてきたのだが、今日からいよいよ本格的な使用が始まった事になる。

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2007/04/09

授業開始

今日から授業開始と言うことで、学内は学生がいっぱい。昼前に一度装置を運搬にRI棟まで行ったのだが、時計台周辺から総合人間学部のあたりは本当に人が多かった。

午後は課題演習B8の顔合わせ。今年の学生は4人で、「生物と物理の境界領域に興味がある」と言う人が多かった。その後は長尾論文の最終版に目を通してコメントを送った。

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2007/04/08

宇治の桜

Uji river

昨日降った雨も上がって今日は花曇り。まずまずのお花見日和ということで、今日の京都には多くの観光客が訪れました。(と思います。)私は今日は近所の宇治橋の近くまで車で行って(渋滞していたので「しまった」と思ったのですが)橋姫神社、宇治上神社、宇治神社を巡ってきました。今日は灌仏会(いわゆる花祭り~お釈迦様の誕生日)だということで、橋姫神社では小さな仏像に甘茶をかける儀式をさせてくれて、ついでに甘茶を振舞ったり花の種を配ったりしていました。宇治川周辺は人出も多かったのですが、その中に強引に入ってくる車も多く大変でした。

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2007/04/06

M1ガイダンス

Chionji temple (知恩寺)

午前中は物理学第一教室のM1ガイダンス。私は山本潤さんと一緒にやる「ソフトマター」の授業の説明と、RIの登録について説明した。

午後はまた工学部RI実験棟へ行って、SAXSの立ち上げの続きをする。今日は長い真空パスを入れてビームストッパーなどの調整をしてみた。X線のビームと光学ベンチを平行にセットしたつもりだったのだが、遠くまで飛ばしてビームストッパーを調整してみて初めて微妙に下向きに出ていることが分かった。が、今からここを直すとなると1からやり直しとなって大変なので、このまま使うことにしよう。

ところで今週半ばぐらいから桜が良い具合に咲いてきて、今週末が花見のピークと言う感じになってきた。写真は私がいつも通勤途上で通る百万遍の知恩寺。本堂の裏側の桜は本数も多く、結構見ごたえがある。哲学の道などに比べると人が圧倒的に少ないので、落ち着いて見ることが出来てお勧めです。

a pair

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2007/04/05

花見

午前中、ちょっと机の上の配置替えをして、RI棟へSAXSの立ち上げに行く。今日は標準試料(ベヘン酸銀)を入れてちゃんと測定するかどうかと、カメラ長がいくらになっているかのチェック。ついでに生データをこの前PFのBL-15Aで測ったものと比較したのだが、さすがに強度は弱い(だいたい1/50ぐらい)もののresolutionやS/N比は遜色ない感じだった。もっとも強度が弱いと言っても放射光に比べての話で、これまでのローターに比べれば遥かに強いのだが。

午後3時からは研究室全体の年度初めのミーティング。今年はポスドクが多いので、外国人のゲストも加えると40人もいた。夕方は研究室の何人かで鴨川の河原へ行って花見をした。昨年よりはマシだったが、それでもかなり寒かった。

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2007/04/04

耐震改修ヒアリング

昨日から本部と理学部の施設係の人が来て、耐震改修のヒアリングを行っている。先月半ばに提出した書類を基にして、新しい建物の中の部屋の仕様について詳しく聞き取りをする、というイベントだ。昨日はBFの端の部屋から順に1部屋ずつ進めてきたのだが、特殊な使い方をする実験室が多いため説明に時間がかかる。結局朝9時半から夜の7時までかかってBF、1Fの2フロア(と言ってもBFはもともと部屋数が少なく、1Fは全部はできなかったので実質は1フロア強)をやっただけで終わってしまった。

と言うことでいったいどうなるんだろう、と心配されて始まった今日のヒアリングだったが、居室仕様が多い5F、4Fは比較的簡単で午前中でほぼ終了。午後はその続きで1Fの残りと2Fを終えることができた。うちの研究室はBFと2Fに部屋をアサインされているので、昨日の午後と今日の午後に説明して無事終了。

昨日はこのヒアリングの他に、スタッフミーティングと「近畿地方発明センター」の見学、更にローレンツ祭の実行委員会があって、会議以外のことは何もできなかった。今日はヒアリングだけだったので、途中の時間を使って工学部RI棟へ。ダイレクトビームを見ながらPSPCを動かして、1chあたり何cmに相当するかチェックしたり、ローターの周辺を整理したりした。

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2007/04/02

今日から新学期

今日から新学期。と言うことで、今日から吉川研にPDが4人、外国人の学生が2人、そしてM1の学生が1人増えた。3月末でD3が5人、M2が4人研究室を去ったので差し引きで2人減っているはずなのだが、研究生で残っているのがいたりしてそう簡単ではない。来週以降も外国人研究者が増えたり減ったりする予定なので、落ち着くまでしばらくはかかりそうだ。

午後はRI棟にMH君を連れて行ってローターを見せて、ついでにIPカセット(ラウエカメラの流用)の取り付けのための寸法取りをしてきた。また教授室にスタッフが集まって、今後の研究室運営についての相談をした。更に学生と実験の進め方や論文についての打ち合わせをした。

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