中性子散乱実験審査委員会
今朝は6時前に起きて車で大阪空港へ。7時15分発の東京行きに乗って、10時ごろ物性研に着いた。今日は年に一度の「中性子散乱実験審査委員会」(NSPAC)。昨年に続いて委員長ということになっているので、遅れないように来なければならなかった、というわけだ。
最初、この委員会の委員長を頼まれたときには「何も私のような若造がそんなことをしなくたって」と思っていたのだが、実際に委員の顔を見渡してみると、私より年上なのは原研の加倉井さん、新潟大の三沢さんぐらい。(長谷川さんと黒木さんが欠席だったおかげもあるのだが。)他はほとんどが私と同年代かそれ以下のようだ。ちなみに物性研の所員も、吉沢さんが出張だったおかげで私よりも年上なのは柴山さんと山室さんぐらい。中性子の世界も、いつの間にか若返ったものだ。
審査のほうだが、午前中は装置ごとの説明と議論が長びいて、昼食の時間が1時になってしまった。このままで終わるのだろうか、と心配になったのだが、委員の皆さんも同じ危惧を抱いたようで昼食もそこそこに午後の議論を進め、なんと予定の1時間も前の4時半にはほぼ済んでしまった。昨年は順調に進んだはずだったのに予定の5時半に終われなかったので今日中に帰らず東京に宿泊する予定にしていたのだが、こんなことなら日帰りすることにしておけばよかった。
宿泊したホテルは、明朝の羽田からのフライトのことを考えて蒲田駅の近くの「蒲田黒湯温泉ホテル末広」というところ。名前は立派なのだが、中身は普通の(というかかなり古めの)ビジネスホテルである。1泊7000円ほど、という値段相応の外観だったが、中は改装済みなのか結構綺麗だしネットワークも使えるし、その上「黒湯温泉」というのがすごい。何でもこのへんを数百m掘ったら出てくる天然の湯だそうで、「火山性の温泉とは異なり、古生代に埋もれた草や木の葉の成分が地下水に溶け込むことによりできた冷鉱泉」で、名前のとおり本当に黒い。とろりとした感触はお肌にも良さそうな感じだ。これまで蒲田では他のホテルに泊まっていたのだが、今度からはここを贔屓にしよう。
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