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2006/05/10

ゾウリムシの対流

今日の午前中は奈良女の狐崎さんのセミナー。ゾウリムシを水の中に大量に詰め込むと、ランダムに動いていたゾウリムシが集団で動き出して規則的な対流パターンを作る、と言う「生物対流」の現象の原因を探る実験の話だった。液体の上部と下部とで温度差をつけたときに見られる「ベナール対流」と似たような現象で、生物でも見られると言うのが不思議だったが、原因は酸素不足により息苦しくなって上がって来て、渋滞を解消するために順番に下に下りていく、と言う事なのだそうだ。分かってしまえば意外にシンプル、と言う話で、なかなか面白かった。

午後はこの春に物性研からNISTに移籍した長尾さんが送ってきた論文原稿を読んで意見を送る。この論文のそもそものアイディアは2000年ぐらいのもので、2002年に一度彼が論文を書いて、その後実験データは増えたもののなかなか論文としてまとまらずにここまで来たのだが、その苦労の甲斐あってかなりまとまった内容になってきた。投稿までもう一息、と言うところだろうか。

夕方、MH君がEurophysics Letterに提出した論文のレフリーコメントがようやく届いた。2月ぐらいに出した後ずっと音沙汰無しで心配していたのだが、待たされただけあると言う感じの長い長いコメントだった。1人はほぼOKと言う内容だったのに対してもう1人からは厳しいことを書かれていたが、まあ何とかなるかな。

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