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2006/05/31

実験終了。そして

夜中の12時過ぎに起きて実験室へ。1時からJASRIの井上さんに手伝ってもらって(むしろ全面的にやってもらって、が正しいのだが)装置の調整を行ない、次の測定を行う。最初の試料は予想とは外れた振る舞いだったが、2つめの試料が予想通りのシグナルを出してくれた。これでPhys. Rev. Eのレフリーも納得してくれるだろう。ほぼ完徹だったMH君ご苦労様。夜中までサポートしてくれたNO君@物性研とKS君どうもありがとう。おかげで予想以上に良いデータが取れた、と思う。もちろん井上さんには感謝してもし足りない。

10時過ぎに測定を終わり、それから片付けなど後処理を済ませて10時半過ぎにSPring-8を出発。運転していて途中でめちゃくちゃ眠くなった時があったが、西宮名塩SAで仮眠を取って復活。京大には2時半頃に到着した。着いてみたらいろいろな業者が4人連続でやって来るわ、SAS2006の仕事がわんさと来るわ、オープンキャンパスの打ち合わせで物二の菅沼さんがやってくるわで大忙し。また夕方には研究室の有志で、今月末で退職する教室秘書のTさんの送別会をした。

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SPring-8での実験

昨日の朝10時から、SPring-8でのX線小角散乱実験をやっている。今回はリン脂質系の実験が中心で、一つはMH君がこの前Europhysics Lettersに投稿した論文の追加実験+α。もう一つは私がPhys. Rev. Eに投稿した論文の確認実験。後者はSANSの結果について書いたのだが、それだけではレフリーを納得させることができなかったのでX線でどうなるのか確認しよう、と言うのが目的だ。SPring-8はPFとは違って担当者の井上さんがしっかりと面倒を見てくれるので非常に助かる。PFではビームタイムの1/3ぐらいを装置の調整に取られて、測定時間が減るだけでなく体力まで奪われる感じだが、ここでは自分の測定に専念できる。今は午前1時だがここまでは非常に順調で、そろそろセットアップをちょっとだけ変更してラストスパートだ。

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2006/05/29

SPring-8へ

明日からのSPring-8でのビームタイムに備えて移動の日。2時前に学生2人を乗せて車で京大を出発し、京都駅で物性研のNO君を拾ってインターチェンジに向かう。6月上旬まで「名神リフレッシュ工事」をやっていて京都南ICが使えないので、京阪道路の巨椋池ICに向かったのだがこれが大渋滞。みんな考えることは同じらしい。と言うことで24号線から宇治西ICに向かい、ここから京滋バイパスへ。その後は順調に進んで、SPring-8にはぎりぎり5時前に到着できた。早速放射線の講習を受け、明日の実験のための準備は完了。夕食を食べ、三日月町のスーパーで買い物をして明日に向けての英気を養うことになった。

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2006/05/26

ハードディスクとフィラメント

私の仕事上の「愛機」はPowerMac G5なのだが、午前中メールのチェック等をしていたら妙に反応が遅い。これはおかしい、と思ってFirst Aidをかけたら案の定エラーがいっぱい。何とかリカバーしようと複数のツールで修復を試みたが復活せず、やればやるほど悪くなる。結局これまでメインで使っていたハードディスクはお釈迦になって、これまでバックアップに使っていたハードディスクが代わりを務めることになった。

昨日ペンディングになっていたX線発生装置のフィラメントだが、旧宮地研のTさんにやり方を教えてもらって何とか交換できた。ターゲット部分のハウジングの真空をどう破るかが難関だったが、それさえ分かれば後は広大で使っていたX線発生装置とほぼ同じだった。

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2006/05/25

今年のオープンキャンパス

今年は学部の「オープンキャンパス委員」と言うのになったので、今日はその第1回の会議に出席してきた。オープンキャンパス、と言うのは受験生向けに大学の紹介をする行事で、京大全体で8月の10日前後に行う。少子化が進行する中では学生の確保は大学にとっては死活問題。天下の?京大とは言え手をこまねいているわけにはいかないのである。と言うことで、大学本部がやると決めた企画が下へ、下へと下っていって実際には学部で、あるいはそれぞれの教室(他の大学で言うと「学科」に相当する単位)で実施しなければならないわけだ。

今日の会議は学部全体で行う企画についての大雑把な打ち合わせと学部に下りてきた予算の使い道、ということだった。学部全体の企画と言うのは学部長の挨拶と模擬授業(昨年私がやったやつ)ぐらい。それ以外は各教室に任されていて、それぞれ独自にパンフレットを作ったり研究室紹介をしたりすることになっている。例えば物理教室の場合、昨年同様にオールカラーのパンフを作り学生に手伝いを頼めば、少なく見積もっても50万円はかかる。大学全体の企画なのできっと上からお金も下りてくるだろう、と思っていたのだが、しかしその期待は儚いものだった。何でもオープンキャンパス用に下りてきた予算は学部全体でわずか15万円。これを10の教室で分けるわけにもいかないので、今日の会議では記念品として学部の名前入りのボールペンを作って配布することに相成った。結局のところオープンキャンパスの経費は、自分たちの研究費から支出しなければならないことになる。

朝は「ソフトマター」の講義。今日は界面張力の話とスピノーダル分解の話をした。その後、X線室に行って小角散乱装置の調整。昨日トラブルのあったX線カウンターのガスフローの調整を行った。また、午後にはファイルメーカーのデベロッパーが来て、研究室の事務管理システムの構築について打ち合わせした。

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2006/05/24

SAXSの調整

出張から戻って久々の研究室ということで、予想通りたんまりメールがたまっていた。とは言え、500通近くのメールのうち半分以上がジャンクメール。ほとんどはメーラのスパムチェックで弾くことができるのだが、それでも受信箱に入ってくるのが沢山あって、手動で振り分けないといけない。あー、本当に鬱陶しい。

と言うことで午前中は必要・不必要のフィルタリングをかけて、午後の途中までメールのチェックと返信など。今日は特にSAS2006関係のメールが多かった。午後の途中からはMH君と一緒にSAXSを使いに実験室へ。スリットとフライトチューブの真空が引けるようになったのでもう問題ないかと思ったら、何とPSPCが全くカウントしてくれない。何が原因か色々調べたところ、どうもガスフローの出口が詰まっていて、そのせいでカウンター内のガスが置換しきっていない事が原因だ、と判明した。原因は分かってしまえば簡単だったのだが、対策は結構厄介でRIGAKUの技術の人に何度も電話する破目になった。で、結局またもや測定はお預け。残念。

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2006/05/23

NSEの調整

かつて私が装置責任者を務めていた物性研の中性子スピンエコー装置(NSE)は、その後柴山研助手の長尾さんが引き継いで運営していたのだが、約2年越しで続けていたアップグレード作業を終える目途が立ったところでNIST(アメリカの国立標準技術研究所)に転出して行った。と言うことで、4月から柴山研のメンバーに首都大の川端さんやKEKの山田君が協力する形で調整の続きを進めている。ここまで消化したビームタイムは1サイクル半。その間にかなり進んだのは確かだが、やはり専任の担当者がいなくなったと言うダメージはことのほか大きいようで、なかなか予定通りには行っていない様子だ。今日は久々に顔を出して調整を進めている様子を見て来たのだが、スパイラルコイルの調整に難儀していてデッドエンドに落ちてしまった、と言う感じだった。柴山研は今長尾さんの後任となる助手を公募していて、その人が決まり次第NSEの調整を引き継ぐはず。何とか良い人に決まってくれると良いのだが。

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2006/05/21

Photon Factory

昨日の朝からPhoton FactoryでX線小角散乱の実験。北大の眞山さんの課題で、私はMH君と一緒にそのお手伝いをしつつ自分の試料も測定させてもらう、と言う形で協力した。またKEKの鈴木次郎さんにもアラインメントを手伝ってもらった。途中小さなトラブルはあったものの全体的にはきわめて順調で、早朝には片付けまで終わってしまった。

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2006/05/19

コンパクトな中性子源

明朝からKEKのPhoton Factoryで実験なので、今日はつくばへの移動日。昼過ぎには着いて、放射線の公衆ビデオを見たら特にやることもなかったので、物構研中性子の清水さんのところに遊びに行って「コンパクト中性子源」の話を聞いてきた。因みにこのコンパクト中性子源とは、原子炉や巨大加速器が無くても散乱実験が出来るほどの中性子を発生する、と言う装置のアイディアで、数億円あれば実現できるらしい。その上設置場所は普通の実験室程度の広さがあればよく、ランニングコストも年間数百万円ぐらいだ、とのこと。本当に実現できるなら、ぜひとも物理教室にも1台欲しいところだ。

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2006/05/18

学振書類の締め切り迫る!

朝の一コマ目は例によって学部・大学院共通科目の「ソフトマター/ソフトマター基礎論」の第5回。前回は連休明けにも関わらず人数が減ってなくて驚いたのだが、今日は微減、と言うところだった。講義は平均場による相分離の取り扱いについて説明した。ただ、もともとの計画では相境界の話や表面張力のところまで行くつもりだったが時間切れ。

明日が学振書類の締切なので、M2以上の院生は大忙し、と言う風情だ。もし当たれば年間200万円(たぶん)ぐらいの生活費がもらえるのだから、必死になるのも当然と言うところだろう。私が院生の時には奨学金しか無かったので、アルバイトしなければ食べていけないのが普通だった。だからそんなのに比べれば、一生懸命に研究すれば報われる、と言うシステムは悪くない、とは思う。ただ院生の場合、本人の努力と才能以外にも、運とかタイミングとか指導教官の当たり外れ等の外的な要素が研究成果に大きく影響する。だからここでわずか10%程度の優秀な(かつ運が良い)学生にだけ生活費を与える、と言うシステムが良いのかどうか、と言うと疑問だ。少なくとも自分が院生の時にはたぶんもらえなかったし、そのおかげでもらっている人にコンプレックスを持ったかも知れないし、自分の能力に自信が持てなくなったかも知れないし、その結果研究者の道を選ぶのを止めたかも知れない。今の院生は運不運により左右される要素が増えすぎているような気がしてならない。

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2006/05/17

Yakovlevさんのセミナーなど

午前中は例によってSAS2006の仕事を少しだけした後、研究室のスタッフで集まって研究費の使途についての打ち合わせをする。

午後はセミナー。サバティカルで阪大・柳田研に来ているウィスコンシン大のYakovlevさんの話で、光の非線型性を使った分光法を用いて蛋白質等の構造を調べる、と言う話だった。原理はいまひとつ分からなかったが、雰囲気は分かった。

その後、休暇を取って来ていた海洋研のMさんを交えてKS君の実験結果についてのディスカッション。ネタ的には十分良い論文に仕上がるだけのことはある、と思うのだが... その後MH君がEurophysics Lettersに投稿した論文に関するレフリーのコメントについて議論した。

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2006/05/16

oral発表リストの作成

SAS2006関係の雑用は相変わらず多く、今日はoral sessionの発表リストの作成に2時間ぐらいかかった。それでもやらなければならないことの全部は終わらないので、たまりかねてExcelのリストとファイルメーカーのデータベースとの整合性のチェックを秘書のFさんに、Excelのファイルからのプログラム一覧の生成を院生のSW君に依頼。そうしたらどちらも仕事が早くてあっと言う間に片づいた。とても助かった。

午後はまず学振の申請書類のチェック。D1のMH君のはかなり良く書けている、と思った。昨年は面接まで行って落とされただけに、今年は何としても通って欲しいものだ。またM2のKS君のも悪くは無いのだが、全体的な統一感がいまひとつ。全体が論文の内容をまとめた部分と同じぐらいのクオリティならば、たぶん通ると思うのだが。

その後、4回生とM1の合同セミナーに出席。土井・小貫のテキストの続きで今日はゲルの話。全体的には分かりやすい話だったのだが、ある式の導出にえらく時間がかかって大変だった。

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2006/05/15

最近のココログ

最近のココログは調子が悪い。さっきもせっかく書いたのに、"Internal Server Error"とかで消えてしまいました。もう、同じのを書く気がしない...

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2006/05/13

研究室の合宿

Yoshikawalab

昨日から今日にかけて、研究室の合宿を行った。これは毎年恒例のもので、研究室に今所属しているメンバーだけでなく、過去に所属した人やその人の研究室の学生、共同研究をしている人などにも来てもらって泊まりがけでセミナーや交流会を行う。今年の参加者は全部で40人強。半分近くが外部からの参加者だった。因みに場所は京都府の南端、南山城村にある「レイクフォレスト・リゾート」と言うところ。ゴルフ場だけでなく温泉やテニスコート、体育館などいろいろな設備を持っている施設で、なかなか楽しめた。

1日目の昨日はゲストの中から、岡山光量子研の研究員の岩城さん、数理研の助手の上田さん、そして東大工学部の小穴さんに講演をしてもらった。そして2日目の今日は参加者が「膜・界面・会合コロイド系」「DNA」「非線型科学」の3つの分科会に分かれてテーマごとにセミナー。ここでは研究室内の学生を中心に、13人が講演し議論した。いつもの研究室の中でのセミナーやフォーマルな研究会ではできないようなディスカッションがじっくりとできて、良かったのではないだろうか。

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2006/05/11

二台目のCinema

朝は「ソフトマター」の講義の第4回。今日は相転移に関する基礎的な話をする。GWが終わったので聴講者が減るかと思ったが、2週間前とほとんど同じだったのには少し驚いた。

昼から研究室の秘書さん達の打ち合わせに参加する。今年から大型の研究費が当たったおかげで新しい秘書さんに来てもらうことになったのだが、増えたら増えたで気苦労も多い。彼女たちの間の関係や仕事の分担が本当にうまく行くのか、少々、いや大いに不安だ。

午後、私の部屋に23" Cinema HD Displayが届いた。今までPowerMac G5に同じのを付けていたのだが、どうしてもデュアルディスプレーにしたかったのだ。いそいそと箱を開いて本体を取り出し、2台並べてしばし悦に入り、おもむろに接続して再立ち上げしたのだが... 映らない!どうやらこれまで使っていたRadeonでは役不足らしい。考えたらこのビデオカードは、PowerMac G4が出てすぐぐらいに買ったものだったはず。DVIポートが付いているので行けるかと思ったが甘かったようだ。因みに私のG5は純正のビデオカードにポートが2つ付いているものの、1つはADCなのでCinemaを直接付けるわけにはいかない。と言うことですぐに生協に走ってアダプタを注文してきた。早く来ないかな〜♪

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2006/05/10

ゾウリムシの対流

今日の午前中は奈良女の狐崎さんのセミナー。ゾウリムシを水の中に大量に詰め込むと、ランダムに動いていたゾウリムシが集団で動き出して規則的な対流パターンを作る、と言う「生物対流」の現象の原因を探る実験の話だった。液体の上部と下部とで温度差をつけたときに見られる「ベナール対流」と似たような現象で、生物でも見られると言うのが不思議だったが、原因は酸素不足により息苦しくなって上がって来て、渋滞を解消するために順番に下に下りていく、と言う事なのだそうだ。分かってしまえば意外にシンプル、と言う話で、なかなか面白かった。

午後はこの春に物性研からNISTに移籍した長尾さんが送ってきた論文原稿を読んで意見を送る。この論文のそもそものアイディアは2000年ぐらいのもので、2002年に一度彼が論文を書いて、その後実験データは増えたもののなかなか論文としてまとまらずにここまで来たのだが、その苦労の甲斐あってかなりまとまった内容になってきた。投稿までもう一息、と言うところだろうか。

夕方、MH君がEurophysics Letterに提出した論文のレフリーコメントがようやく届いた。2月ぐらいに出した後ずっと音沙汰無しで心配していたのだが、待たされただけあると言う感じの長い長いコメントだった。1人はほぼOKと言う内容だったのに対してもう1人からは厳しいことを書かれていたが、まあ何とかなるかな。

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2006/05/09

M1と4回生を前にして

今日は課題研究(M1と4回生の合同セミナー)の場で研究内容の紹介をした。これは、新たに研究をスタートするM1の学生と、大学院入試と進路決定を控えた4回生に自分のテーマを決める上での参考にしてもらう、と言うのが目的。例年夏休み前の課題研究の時間帯に、研究室の主だったメンバーが毎週1人〜2人のペースで発表することにしている。先々週、助手の北畑さんが話したのに続いて(先週はGWのためお休み)今週は私の順番が回ってきた、と言うわけだ。

内容は昨年とほぼ同様で、「ソフトマターの物理」がメインテーマであること、ソフトマターの特徴として「階層構造」と「秩序形成要因」がキーであること、そのためには中間スケールの構造とダイナミクスを理解することが重要であることを示して、そのために主に「小角散乱」と言う手法を用いて研究している、と紹介した。そして得意の「マイクロエマルションの圧力誘起相転移」の話を一例として挙げ、さあどうですか、何か質問はありますか、と話を振ったときにおもむろに手を上げたのが一番前で聞いていた4回生のE君。「結局、その研究のどこが面白いんですか?」と来た。

こう言う質問は私も時々学生にするのだが、それはほぼ100%、その学生が自分の研究の意義を理解していない(ように見える)場合の必殺技みたいなもの。そもそも研究発表とはそのテーマと内容の面白さをいかに語るか、が重要なので、もしこう言う質問が出るならその発表は失敗した、と言うことなのだ。そんな質問をいきなり4回生から浴びせられるなんて... いっぺんに膝の力が抜けてしまった。

とは言え、そこで引き下がったのではプロとしてのプライドが許さない。と言うことでそこから必死で?いろいろと(例えばソフトマターの物理の目標の中には生命現象の本質を理解したい、と言う欲求があること、ただ今の物性物理の到達段階はまだまだ遠いところにあること等)説明した。さて、果たして僕の意図が伝わっただろうか?

昼前にSAS2006に広告を出してくれるBrukerの営業の人が挨拶に立ち寄る。山本潤さんがSAXSの装置を買うためその打ち合わせのついでだったのだが、こちらが主にRIGAKUの装置を使っていることを知ってか知らずか、RIGAKUよりもいい装置です、とアピールしていった。

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2006/05/08

SAS2006実行委員会

あと2ヶ月に迫った小角散乱国際会議(SAS2006)の実行委員会が、夕方4時から京都工繊大で行われた。この国際会議の京都開催が決まってから3年半。これまで着々と準備を進めてきたのでもう会議を待つだけ、となっていて欲しいところなのだが、残念ながらそうはいかない。やらなければならないことが山積みで、議論を効率よく進めたにも関わらず終わったのは10時過ぎ。私の担当はホームページの更新とアブストラクトとプログラム集の編集なのだが、後者はこれからが本番だ。

午前中は、主にこの実行委員会のための仕事など。午後は最初に研究室のスタッフで集まって、今後に向けての打ち合わせを行う。更にその合間を見て、明日の課題研究のセミナーで話をする準備を進める。このプレゼンはKeynoteを使って行う予定なのだが、その準備のためにこの前買ったばかりのMacBook Proを触ってみた。インテルプロセッサを初めて入れたMacと言うことで少々心配だったが、少なくともKeynoteを使っている限りは全く問題はなさそう。全体的に微妙な使い心地もアップしている感じで、悪くないと思った。私が普段使うもっとも重いソフトはCanvasなのだが、早くUniversal対応してくれないかな。

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2006/05/02

発表者一覧の作成

SAS2006の実行委員会業務の一環として昨日は"post-deadline presentation"(締切後に届いた発表申し込み)の受理通知を発送したのだが、これでほぼ国際会議で発表されるタイトルの全貌が明らかになった。次はいよいよプログラムを完成させ、アブストラクト集をまとめる作業に入ることになる。と言うことで、今日はセッションごとに発表を分類してExcelのファイルに落とすと言う作業に追われた。こうしてまとめてみると、やはりいろいろと「穴」が見えてくるもの。アブストラクトが未提出だというのはまだ良い方で、本来はoralなのにposterで受理通知が行っているものやその逆なども結構ある。またいろいろな事情でpendingとして通知を送っていて、その後音沙汰が無い発表もある。これらの問題点をこれから10日ほどで解決して、次のステップに進まなければならないわけだが、本当にできるのだろうか?

午後は4回生とM1の合同セミナー。土井・小貫のテキストの3回目で、Flory-Hugginsのモデルの話だった。またKS君のChem. Phys. Lett.の原稿の最終仕上げ。こちらは後は、出版社から最終の連絡が来るのを待つばかりだ。また山本さんが海外出張から帰ってきたので、MK君が先週測定した中性子小角散乱の結果を元に議論した。

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2006/05/01

PREとCPL

週末にPhys. Rev. Eに投稿した論文のもう1人のレフリーからのコメントが届いた。論文は中性子小角散乱(SANS)の結果をメインにしたものだが、それでは不十分だと言う。一言で言えばX線小角散乱(SAXS)もやって確認しろ、と言う内容だ。今月半ばにちょうど放射光でのビームタイムが入っているので、そこで確認してデータを追加することにしよう。

Chem. Phys. Lett.に投稿していたKS君の論文は、審査員を通りeditorのアドバイスも受けてほぼacceptとなった。editorの朽津先生からのメールによると、この論文は彼が編集部に掲載を推薦する1000本目の論文となるらしい。KS君の研究者人生の中で1本目の論文が、朽津先生の1000本目と言うのも何かの縁なのだろう。

午後は課題演習のセミナー。田崎さんの「熱力学」の第4章を学生が短時間でまとめて話したのだが、先週出張のため出れなかったのでいささか消化不良だった。また今日は教授が海外出張から戻って久々に出てきたので、スタッフが集まって1時間ほどのミーティング。今月後半にノーベル賞学者のド・ジャンが来ることになっていたのだが、先週教授がイタリアで会った時に「体調不良なのでキャンセルする」と言われたらしい。うちはほとんど準備が進んでいなかったのでダメージはさほどでもないのだが、いろいろと招聘の準備を進めていたお茶大の奥村さんたちにとっては、かなりのショックなのではあるまいか?

夕方、KEKの清水さんから電話があったので何かと思ったら物二の今井先生のところで話をしているので来てくれ、と言う。何でも実験室に入るような小型中性子源のアイディアを実現したい、と言うことらしい。高エネルギー物理が中心の物二では取り上げにくい、と言うのは理解できるが、だからと言ってこちらに振られても困るのだが。

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