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2006/04/28

工場委員会と2つのセミナー

今日は昼から物理学教室の工場委員会。うちの教室には共通施設として「工場」があって、技術職員が3人いて実験機器の製作や工作機械のメインテナンス、学生に対する講習会等を行っている。我々実験系の研究室にとっては非常に有り難い存在なのだが、しかし最近の人員削減の影響で、退職者があっても後任の補充がされない可能性が高いのだ。本来の工場委員会の役割はこの「工場」と研究室との連絡の場なのだが、数年後に予想される先細りを回避するためにはどうしたらよいか、を考える場になりつつある。日本の科学技術の根本を支えると言う意味で、非常に重要なことなのだが。

この工場委員会が長引いたおかげで、「相転移・ソフトマターフォーラム」の第2回にはかなり遅れて行くことになってしまった。今日の講師は工学部の垣内隆氏。「液液界面の電気化学的不安定性」と言うテーマで、界面活性剤の溶液が電荷分布の変動によって時間的に揺らぐ現象を調べた、と言う話だったらしい。途中からで良く分からなかったのが残念。続いて、九大理学部の市川君が研究室でセミナー。彼が吉川研在籍中に行ったDNA関係の実験の話が中心だった。

その他、KS君がChem. Phys. Lett.の原稿の修正版を持ってきたのでeditorの朽津先生に送る。採択までもう一息だ。またMH君はPhys. Rev. Eの原稿の図の修正を送ってくれた。こちらは来週、原稿の直しをすることにしよう。

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2006/04/27

ビジネスクラスは無理です

「ソフトマター」の授業の3回目。今日はガラス転移をテーマに話した。色々な物質で見られる「ガラス状態」だが、その実態は未だ不明。だから面白い、とも言えるし、だから難しい、とも言える。そのへん、果たして授業で伝わっただろうか?

SAS2006のサテライトミーティングとしてNSE2006と言う研究会を行うことにしているのだが、そのPlenaryをお願いしているMezeiからメールが来た。昨日出した問い合わせメールに対する返信と言うことで素早いのは良かったのだが、問題はその内容。何とビジネスクラスの航空券で2800ユーロくれ、と言う。そりゃぁMezeiは大物だが、こっちには1人の旅費に40万円も出す余裕は無いって。相手の気分を損なわないように「金がないのでエコノミーで頼む」と丁寧に書いたメールを用意した(僕が、じゃなくて研究室秘書のTさんが)のだが、書きながらちょっとムカついた。

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2006/04/26

模様替えとお祝いパーティー

京大に赴任してからずっと一緒の部屋だった原田君が、5月から福井大にポストを得て転出。私が出張の間に荷造りも済ませて、彼の居た机の周りはすっかり空になっていた。と言うことで、今日の最初は原田君の机の周りを模様替え。机の代わりにテーブルを入れて、ディスカッションが出来るような感じにした。そして早速北畑君や久保さんらと打ち合わせ。午後もMH君と研究に関する議論。これまで誰かと話し合わなければならない時には他の部屋に行かなければならなかったので、便利になった。

昼は銀閣寺道のNOANOAに研究室のみんなで行って、パーティーをする。昨年同級生と結婚し、1月には子供ができたM2のTA君一家を囲んでのもので、結婚と出産のお祝いを兼ねたものだ。子供がまだ小さいので非常に大変そうだったが、人は親になって子供と一緒に成長して行くもの。頑張って欲しいものだ。

研究室に戻って出張中に大量に溜まっていたメールの処理をする。重要なものが複数あってどれも大急ぎでやらなければならないものばかり。特にSAS2006関係に切羽詰まったものが多く、それらの事務仕事に追われた。

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2006/04/25

ビームタイム終了

午前中でSANS(中性子小角散乱)の実験は終了。細かいトラブルはいろいろあったが、全体的に実験は順調で良いデータが取れたと思う。付き合ってくれた2人の学生、MK君とKS君はご苦労さん。それから色々相談に乗ってくれて、食事や宿舎での飲みに付き合ってくれたNSE(中性子スピンエコー)の皆さんどうもありがとう。

と言うことで、3時前に東海駅を出る普通列車に乗って勝田へ向かい、ここからスーパーひたちで上野へ。更に新幹線で京都に戻る。昨夜は結構しっかり寝たはずなのに疲れがたまっていたのか、スーパーひたちの中では結構熟睡。新幹線の中ではいくつか仕事のメール書きをしたものの、あまり頭を使う気になれずにぼーっとして過ごす。

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2006/04/24

実験4日目

今日は特に大きなトラブルも無く、KSとMKの試料を交互に測定する。

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2006/04/23

実験の日曜

日曜日の今日も、中性子小角散乱(SANS)の実験の続き。KS君の試料の2セット目の測定に入る。初期トラブルは初日に出尽くしたので、あとは粛々と測定するだけのはず。ところがそれでもどうしてもミスは出るし、限られた測定時間を無駄にしないようにと焦りもする。今日も昼前に測定をかけようとしたらトラブル続出で、昼食のために出たときにはもう2時過ぎになっていた。

昨日、Physical Review Eに投稿した論文に関するレフリーコメントが届いた。1ページ半ぐらいびっしりと書いてあったのだが、一番最初に"This is an interesting paper..."と書いてあるところを見るとpositiveな内容だと考えて良さそうだ。もう1人のレフリーコメントが遅れているのが気になるところだが、とりあえずはこの方向で直してみることにしよう。

今日の夕食は「魚康」のバランス定食。刺身や揚げ物、焼き物などの魚と小鉢など全部で6品ぐらい入っているおまかせの定食で、しかも1食630円。ここ数年、東海村に中性子の実験に来る人の定番メニューで、毎日これでもOKと言う人が多い。僕自身も木曜日の夜に食べたので、今回の出張では2回目だ。

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2006/04/22

丼の日

昨日は結局小さなトラブルが続いて、自動測定をかけて宿舎に帰ったのは1時過ぎだった。朝は8時過ぎに目が覚めて、物性研施設の宿舎で朝食を作って食べる。今日のメニューは炊きたてのご飯と納豆、漬物、ネギと油揚げの味噌汁。やや睡眠不足だったが、ちゃんと朝食を作って食べると目が覚める。

午前中は昨夜かけた自動測定の終了を待ちながら軽くデータ解析。その後ちゃんとした解析はKS君に任せて、遠藤さんとカメラ長12mのアラインメントをする。それも昼食までにはだいたいできたので、基礎データ測定を自動で走らせつついったん施設に戻る。ずっと置きっぱなしにしていたTDR-80が埃だらけだったので掃除し、エンジンがかからなかったのでプラグを綺麗にしたら生き返ってくれた。

ところで東海村は魚の美味しいところでいつも楽しみにしつつ来るのだが、今日はいつものコース(「魚康」と「住吉」)ではなく昼はお魚センターの「勘太そば」、夜は6号線沿いの「魚住」で食べた。「勘太そば」は名前に似合わず麺類よりも刺身の定食の方が種類が多い。今日は「炙りトロの鮭親子丼」なるものを食べたのだが、脂が乗っていてめちゃ旨かった。また夜は「イカと野菜のかき揚げ丼」にした。

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2006/04/21

実験1日目

今日から東海村での実験。今回は中性子小角散乱装置SANS-UでM2のKSとD2のMKの試料を測定する。2人は昨夜高速バスで京都から移動したそうで、9時に宿泊している東大物性研中性子科学研究施設のラウンジに下りていったらもう着いていた。そこで宿泊料金を支払い2人を原子力機構(旧原研)に連れて行って色々な手続きをする。今回からアメリカに行った長尾君が置いて行ったミニカを使えるので、天気が悪くても大丈夫。前のユーザーの金谷グループが早めに終了したので、11時過ぎから実験に入った。

昼食に原子力機構の食堂で260円定食を食べて、午後から本格的に実験開始。まずMK君が山本さんから借りてきた試料を測定した。夕食は行きつけNo. 2の「住吉」でお魚を食べて、夜からKS君の試料を測定。すぐにかかれるかと思えばさにあらずで、小さなトラブル続出で時間がかかったが、なんとか日付が変わる前に自動測定に入れそうだ。

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2006/04/20

京都から東海へ

朝の一コマ目は「ソフトマター」の授業の第2回。今日は「粘性・弾性・粘弾性」と言うテーマで、流体や固体の特徴とこれらと比較したときのソフトマターの振舞いとして特徴的な粘弾性について説明した。その後午前中は研究室のお金の使い道についての相談やメール書きなどをする。

研究室内の用事がだいたい済んだので、2時ぐらいに京大を出て京都駅から東海に向かう。京都駅でたまたま乗り込んだ「のぞみ」は博多始発の500系だったが、意外に空いていたこともあってなかなか快適。ホームで買ったマロンケーキと缶コーヒーをお腹に入れたらすっかり落ち着いて、新横浜の手前まで爆睡してしまった。その後東京駅から上野駅に行ってスーパーひたちに乗車。そこまで順調だったのだが、勝田駅で下りたら事故の影響で列車が遅れていて、30分以上待つ破目になってしまった。京都はもう春も真っ盛りと言う感じでかなり暖かかったのだが、茨城はまだ風が冷たい。風邪を引かないように気をつけないと。

物性研中性子施設に着いたら、柴山研と金谷研のメンバーとNSEのグループが宴会をしていたので一緒に飲む。その中で遠藤さんが京大サイクリング部にいた、と言う話を聞いてびっくり。実は僕も学生時代に1年だけ所属していたのだ。夏合宿で転んで怪我を負い、その後練習に出なくなってクビになったのでOB名簿にも載っていないのだが。

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2006/04/19

神の領域?

今日も午後は研究室セミナーで、三重大の湊元さんが来て膜タンパクの再構成の話をした。湊元さんは吉川研のOBで、私が赴任した1か月後ぐらいに学位を取得して三重大に就職した人。学生時代に培ったベシクル作りの技術にウィルスから膜タンパクを写し取る技術を加えて、「人工細胞」を作る入り口のような仕事をしている。物理屋の私にとっては「神の領域」に踏み込もうとしているように見えて、すごいと思った。その後、研究室の学生のうちバイオ関係の研究をしている面々がショートトークとディスカッション。

その他にはSAXS用試料セルの取り付け穴をボール盤で開けたりSAS2006のためのメールを書いたり科研費の書類を書いたり。KSの論文の改訂版をeditorに送った。

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2006/04/18

いろいろ

午前中はSAS2006のための仕事を少々しつつ、KS君の論文修正版のチェック。合間にSAXSに温度コントローラのセルを取り付けるためのアダプタの製作(と言っても、今日は時間がなくて穴を開ける位置に印をつけただけ)などをする。また研究室の科研費などが出そろったので、これをどのように使うかについて主だったメンバーと相談した。

午後はまず研究室セミナー。基礎生物学研究所の望月さんが、概日リズムを説明する数理モデルの話をした。続いて行ったのは課題研究のセミナーで、土井・小貫の「高分子物理学・相転移ダイナミクス」を読み始めた。またその合間にMH君の奨学金の推薦書類を書いて、ついでにSAXSの真空系の仕上げを頼む。それらが終わった後、MKとKSと一緒に金曜からの中性子小角散乱実験の打ち合わせ。最後に科研費の交付申請書を書いて、ようやく1日の仕事が終わった。

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2006/04/17

田崎流熱力学

午前中はいろいろな国際会議の準備のためのメール書きなど。SAS2006以外にも2つのサテライトに関わっていて、かつその日程が重なっているという事態なので非常に厄介だ。

午後は課題演習の勉強会の第1回。昨年は「非平衡物理」をテキストにしてセミナーをしたのだがいまいち評判が良くなかったようなので、今年はもっと基本を、と言うことで熱力学をやることにした。選んだテキストは田崎晴明氏が書いた「熱力学」。田崎さんは私と同年代の理論家で、これまでの熱力学の常識的な書き方を一新する新しい教科書を作っている。せっかくだから新しい見方を勉強しようと言うことでこれを選んだのだが、3回生たちにはどのように受け止められるであろうか。

課題演習が終わった後、液体窒素などの寒剤の講習会。夕方は研究室の新歓コンパ。土曜日に散々飲んだ後なので、一次会だけでさっさと帰る。

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2006/04/16

久々の晴れ間

Yugata

 今週はずっと天気が悪くてほとんど太陽を見ることが無かったのですが、今日の夕方久々に太陽が顔をのぞかせて虹まで出ました。例によって写真をいくつかFlickr!に掲載しています。

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2006/04/14

会議漬けの午後

今日の午後はまずは物理学第一教室の運営委員会。続いて物理学第一専攻の委員会があって、最後に物理学第一教室の人事委員会があった。それぞれ目的が違いメンバーも微妙に違うのだが、第一教室専任の教授・助教授は基本的には全部に出席しなければならない。そんなわけで、午後はずっと会議で埋まってしまった。

その合間にパソコンの前でメール書きなどしていたら、早速KSが論文の修正案を持ってきた。編集者(≒審査員)あての手紙は舌っ足らずでかなり手を入れる必要があるが、ざっと見た感じ論文の中身は悪くなさそう。ただこう言うのは勢いで判断すると後でしまったと思うことも多いので、来週の月曜まで寝かせてみよう。

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2006/04/13

「ソフトマター」第1回

今日は1コマめから授業。学部と大学院共通の講義「ソフトマター」の第1回だ。初日の受講者は47人。例年に比べてちょっと多いような気がする。ただ出席は取らないし途中のレポートもないので、いつも回を追うごとに減って行く。昨年は最初は40人強だったのが最終的には20人ほどが残った。今年の歩留まりは果たしてどんなもんだろう?

授業を終えて部屋に戻ったら、KSと一緒に書いてChem. Phys. Lett.に提出した論文の二人目のレフリーのコメントが来ていた。内容はほぼこれでアクセプト、と言うことだったが、ただその後に続くコメントが少々厄介。特に2つ目は別の方法でデータ解析してみたらどうでしょう、と言うことで、真面目にやったらめちゃくちゃ時間がかかりそう。これは何としてもそのへんを説明して許してもらわないと。

昨日書いた「ソフトマター物理への招待」に何枚か図を貼りつけて、文章を推敲する。その他、SAS2006や基研のworkshopの組織委員としての仕事が多かった。

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2006/04/12

ソフトマター物理への招待

明日から学部4回生と大学院共通の講義「ソフトマター」が始まるので、その1回目の授業のプレゼンを作る。「作る」と言っても昨年のをベースにできるのでそれほど時間はかからないのだが、今年はそれに加えて文章による解説を書いた。出来上がったのはこれ↓

ソフトマター物理への招待

今はまだざっと書いただけで推敲はまだだし、図も張り付けていないので未完成品だが、いずれはひとまとまりの解説としてまとめたいものだ。

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2006/04/11

課題研究第1回

昨日の課題演習(3回生の学生実験)に続いて、今日は課題研究の第1回目。課題研究とは他大学で言う「卒業研究」で、今は一応卒業のために必須の科目と言うことになっている。(私が学生だった頃は取らなくても卒業できたのだが。)京大理学部物理、と言うと大学院志望が圧倒的に多く、他大学からも沢山志望者が来る。だから4回生で研究室に配属される、と言ってもしばらくはお客さん扱い。まずは大学院受験のために頑張って、合格してようやく研究室の一員とみなされる、と言う感じだ。

そんなわけで例年の課題研究第1回は「大学院合格を目指すぞ」と言う雰囲気に溢れていることが多いのだが、今年は随分と違っていた。まず定員5人のところに4人しか来なかった事自体珍しいのだが、自己紹介をさせるとほとんどが「勉強はほとんどしていませんでした」と言う学生ばかり。教授が渋い顔をしていても臆するどころか堂々としていて、ある学生などは特技のジャグリングまで披露してくれた。

とは言え、こう言う学生でも許容するのが「京大理学部」と言うところでもあるのだ。かつて私が学生だった頃は、4年間でわずか20単位しか取らなかったのに最後の1年で100単位以上取って、その上大学院入試にも合格してしまった剛の者がいた。そして今や立派な大学の先生になって単位を出す方になっているのだから恐れ入る。そう考えると、今年の4回生たちがある日突然ブレイクしない、と誰に言えよう。案外こう言う学生たちこそ、後で大きな事をしてくれるかも知れないのだ。

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2006/04/10

授業が始まる

今日から新学年の授業開始。午後、早速課題演習B8の学生を集めて(主に北畑さんが)ガイダンスを行った。その後、小貫先生が主催する「相転移・ソフトマターフォーラム」の第1回。ドイツのマックス・プランク研究所のプライナー氏を招いて、液晶にずり流動をかけたときにどのような構造変化が起きるか、と言う問題についての理論の話を聞いた。

その他、午前中は主にSAS2006関連の雑用など。夕方には研究室ホームページについての打ち合わせを行ない、研究室内の様々な情報の一元管理を目指したデータベースのテストを行ない、ICORPの予算で光散乱装置を買うための書類作りを行う。更に時間の合間を見て実験室に行って、小角散乱装置に広大時代に開発した測定ソフト"SANX"使えるかどうかのテストをしてみたが、結果はアウト。どうやらハードウェアが微妙に違うのが原因らしい。残念!!

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2006/04/09

絶好の花見日和

Kiyomizu

今日の京都はやや肌寒かったもの概ね晴れ。いずこの桜もほぼ満開で、絶好の花見日和となりました。特に御所の一般公開には多くの人が訪れたようです。因みに写真は数日前の清水寺。例によってFlickr!に写真をアップしています。

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2006/04/08

現地実行委員会

今日は京都工繊大で第13回小角散乱国際会議(SAS2006)の現地実行委員会を午後1時から9時過ぎまで行った。SAS2006を日本で開催すると決まってから4年。京都開催が決めてから3年半。これまで着々と準備を進めてきたが、残り3ヶ月となっていよいよラストスパートだ。今日はBanquetの詳細から始まって、Abstract集の制作プロセスや会議の運営などなど、細かい点にわたって打ち合わせを行った。参加登録500人以上、総予算4,000万円オーバーの会議の本番は、もうすぐだ。

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2006/04/07

国際会議の準備とセミナーなど

3/31に受理通知を送って一段落したか、と思ったSAS2006の準備だが、そうは問屋が卸さない、と言う感じか。明日の現地実行委員会の報告内容を考えていたらいろいろやらなければならないことが多いことが分かり、その準備に追われた。

その他、午前中は物理学第一教室のM1ガイダンス。今年大学院に進学した学生に対して、教室のルールや色々なことを説明する毎年恒例の集まりだ。午後は研究室のセミナー。ポルトガルのコンブラ大学のBurrowsさんと言う人が来て、ランタン系イオンのまわりに水がどれだけくっついているか、と言う話をした。内容はそこそこ面白そうだったのだが、色々な実験方法による結果を詳しい説明なしに見せるので、結局良く分からないままに終わる。ちょっと残念。

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2006/04/06

もう少しの進歩

研究室に着いて早々にKEKのNY君から電話が来る。昨日、論文原稿に対して結構面倒なコメントを送って後は電話で、とメールしたからなのだが、やはり僕の意図は伝わっていなかったらしい。電話で説明したが感情的になってしまったようでうまく伝わらない感じ。共著者が理解できない、と言うことは読者はもっと理解できないと言うことなので、冷静に考え直してみて欲しい。

昨日の続きとして、X線小角散乱装置(SAXS)の調整を行う。カウンターが働かなかった件は取り付けネジの長さを変える事で解決。分かってしまえばなんて事は無かった。ビームもちゃんと通っていたので、ビームストッパーをきっちりと合わせる。あとは真空系と試料を入れるfurnaceの調整だけだ。

夕方久保さんの発案で鴨川河川敷に花見に行く。山本さんのところを含めて20人ぐらい集まったが、とにかく寒くて参った。

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2006/04/05

小さな進歩

SAXS(X線小角散乱装置)の真空系の引口の形をみるために業者が来たので、久々にX線の実験室に入る。光学系の調整が全部済んでいなかったことを思い出してX線をONにし、ビームを通してみたのだがカウンターが全く反応しない。ビームが通ってないのかと思ってスリットを外してみたり蛍光板を入れてチェックしたり、いろいろやって見たが分からず。X線ではなくカウンターの処理系かと思ってあちこち調べてみたがやはり不明。原因を切り分けるために谷森研からX線源(55Fe)を借りてきてカウンターに当ててみたが、やはり反応しない。となるとカウンターが原因なのは明らかなので、この前に何をやったのかよくよく考えてみて、ようやく分かった!カウンターの取り付けネジが長すぎたようで、外したらちゃんとカウントしてくれた。とりあえず最大の問題が解決したので、残りは明日以降にしよう。

午前中はリン脂質膜のunbinding transitionに関する理論の論文を読んでみた。D1のMH君とやった実験に大いに関係する論文だ、と言うことは分かったのだが、どのように実験データと対応させれば良いかがさっぱり分からん。もうちょっとじっくり読んでみないと...

後は昨日の成績表渡しの続きや国際会議の準備に関するメール書きなど。NY君の論文原稿についてもうちょっと考えてみたりした。

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2006/04/04

少人数クラスの成績表渡し

今日と明日は少人数クラスへの成績表渡しの日。私は物二の中村さんとペアで新2回生10人を担当している。半期ごとに成績を学生に手渡して、単位の取り具合を見ながらもっと頑張れとか何とかアドバイスするわけだ。京大の理学部、と言うと昔から勉強をするのもしないのも学生の勝手、と言う伝統?があったのだが、さすがに今の時代で放任はまずいと言うことで、数年前にこの制度が導入された。ほとんどの学生はちゃんと単位を取って順調に進級していくのだが、やはり10人中1人か2人はドロップアウトしていく者がいる。やる気がないのを無理矢理勉強させるわけにもいかないのだが、やはりちょっとした歯止めにはなっているらしい。今日来た一人は他の学生の1/5ぐらいしか単位を取っていなかったが、一応「今年は頑張ります」と決意して帰っていった。

その他、午前中は昨日の査読の続きをして審査結果を報告する。またKEKのポスドクをしているNY君の論文原稿を読んで、感想を送ってやった。

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京都の桜

Sakura

今年はかなり遅れていた京都の桜。今日出勤途中に醍醐寺を、また昼休みに哲学の道を見て来たのですが、かなり開いていました。豊臣秀吉が花見のために取り寄せた、と言う「醍醐の桜」は木によっては満開でしたが、全体的には7割ぐらいの咲き具合。一方の哲学の道も8割ぐらいが開いていました。たぶん今週末ぐらいが一番の見頃なのではないでしょうか。因みにいつものようにFlickr!に写真をアップしていますので、興味のある方はそちらをどうぞ。

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2006/04/03

いよいよ新学期

今日から新学期、と言うことで、うちの研究室にも新しい秘書のFさんがやってきた。今年大学を出たばかりで不安が一杯、と言う感じの顔をしていたが、勤務初日はどうだっただろうか。同年代の女子学生もいるので、僕が心配するほどの事もないと思うが。

午前中はそのFさんを交えてICORP関係の打ち合わせ。ICORPはJSTのプロジェクトなのだが、大学と違うのはもちろんCRESTともだいぶ違う。本部と色々折衝しながら詰めているのだが、開始して1ヶ月経ってもまだ落ち着かない。本格的に動き出すには、まだまだ時間がかかりそうだ。

午後は工学部の松岡研の秘書さんが2人やってきた。SAS2006の仕事をしてもらっているのだが、これまでデータの処理で苦労していたらしい。データを自由に活用しようと思ったら、エクセルよりはデータベースソフト。と言うことで、ファイルメーカーの使い方についてレクチャーした。

その後久々にまとまった時間がとれたので、Physica Aから頼まれていた査読にとりかかる。考えてみたら来てから1ヶ月ぐらい過ぎていた。自分の投稿した論文はすぐにでも返事が欲しいくせに、勝手なものだ。

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2006/04/01

呉にて

Kure

先日の愛媛出張の前日に呉に泊ったのですが、その時の写真をFlickr!にアップしましたので良かったらご覧ください。

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退職記念パーティー

今日は夕方から、この春退職した水崎先生の記念パーティーに出席してきた。水崎先生は私と同じ教室の教授で、低温センターのセンター長も兼任していた。液体ヘリウムの研究では日本の第一人者だったらしくかなり「偉い」先生なのだが、専門の違う私にとってはむしろ隣のおっさん(失礼!)と言う感じ。いつもニコニコしながらやわらかな関西弁で話しかけてくれる気さくな人だった。100人以上の人の出席による盛大な会となったのは、その人柄のおかげだろうか。私が定年になるまであと20年近くはあるのだが、その時にはどんな感じになるだろう、とちょっとだけ考えてしまった。

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