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2006/03/31

ファイルメーカーな1日

今日は久々の研究室なので仕事がたまっていたのだが、全部棚上げにしてSAS2006のNotification of Acceptance(アブストラクトの受理通知)送付に取り組んだ。送るべきメールは500以上。これを手動でやるわけにはいかないので、コンピューターで自動でやらせるプログラム(ファイルメーカーのスクリプト)を組まなければならない。スクリプト自体はそう難しいものでは無かった(多謝>廣田さん@物性研)のだが、一発勝負でミスは許されないのでデータやスクリプトのチェックで非常に気を使うことになった。MK君にも助けてもらった事もあって6時過ぎには終わったが、それにしても疲れた。

帰宅してメールをチェックしたら、広大の武田先生が筆頭著者として書いてJournal of Neutron Researchに出した論文の受理通知が来ていた。武田先生は定年まであと1年。ひょっとすると、これが最後の論文になるかも?

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2006/03/30

「ニセ科学」とどう向き合っていくか?

物理学会の最終日。午前中は「科学と社会」のセッションで行われたシンポジウム「『ニセ科学』とどう向き合っていくか?」を聞きに行った。「マイナスイオン」や「水からの伝言」などに代表されるニセ科学に対して、科学の専門家である我々がどのように考え、どのように対処すべきか、等について非常に興味深い内容だった。(ココログの調子が悪いので、詳細は後日。)

このシンポジウムの終了後に研究室のメンバー数人を車に乗せて、呉松山フェリー経由で京都に戻った。

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2006/03/29

物理学会3日目

物理学会の3日目の午前中はいつも「総合講演」なので、ゆっくりしつつ松山城に行ってきた。そしたら途中で知り合いに会うこと会うこと。みんな考えることは同じらしい。

昼食後にホテルに戻ってメールチェックしたら、Chem. Phys. Lett.からレフリーコメントの一つが来ていた。どうせ厳しいことを言われるだろう、と思っていたがさにあらずで、何とほとんどそのままアクセプト、と言う内容。通常の雑誌でこんなコメントをもらったのは初めてかも。その後領域12の通常のセッションに行って、KSの発表をチェック。初めての口頭発表と言うことでかなり緊張している様子だったが、受け答えはまずまずだった。デビュー戦としては悪くなかったのではないだろうか。

その後別会場のシンポジウムに移って講演を聞く。ところがその間に研究室秘書のKさんから「科研費が余っているのでどうしましょう?」と言うメールが来たり、主任から「オープンキャンパスをどうするか物二の担当者と相談して決めよ」と言う指示が来たりして、対応に手間がかかった。夕方は食事をしながら、7月の基研での研究会の組織委員会。とは言え、メンバーも内容も昨日や一昨日の飲み会と一緒。さすがに今日はあまり飲まずに、早々に引き上げた。(少なくとも気持ちだけは。)

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膜の研究会S

昨日はインフォーマルミーティング「膜の研究会S」を行った。そもそも「膜の研究会」とは、10年ほど前にソフトマター物理分野の若手研究者が物理学会の合間に集まって行っていた勉強会で、その後佐賀や都立大で行われた国際会議や、基研で毎年行われている研究会につながって行ったもの。当時「若手」だった我々の中にあってご意見番のような立場で参加されていたのが、佐賀医大(後に佐賀大)の末崎先生だった。昨年無事に退職され、今は非常勤講師を務めながら悠々自適の生活を送っておられるが、今回は彼のこれまでの我々の分野に対する貢献に感謝の意も込めて集まって、1回限りの「膜の研究会」を行ったと言うのが今回の趣旨だった。1時間弱しか時間がとれなかったのが残念だったが、末崎先生の講演に加えて私とお茶大の今井さんが話題を提供して、「退官記念講演会」らしい雰囲気にはできたのではないだろうか。ソフトマター物理の分野は「若手」だった我々が中堅クラスとなって現在発展中、と言う感じだが、分野としてどのように今後をデザインしていくか、が問題だと思う。今回の研究会には意外にも?学生を含む多くの聴衆が来てくれたが、彼らの将来のためにも我々自身が良い研究をして行くことが重要なのではないだろうか。

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2006/03/27

物理学会1日目

今日は物理学会の1日目。昨夜は呉市内に泊って朝の5時半に起きて、阿賀港を6時半発の呉・松山フェリーで四国入り。まずは車を松山市内のホテル(シャトーテル松山)に置いて、物理学会会場の松山大&愛媛大に向かった。

私が出席するのは、物性分野の領域12。今日の午前中は膜関係の講演が、午後は高分子とゲル関係の講演が多かった。午前中は自分の専門だったので真面目に聞いていたが、午後は適当。途中で飽きて外に出て、お茶大の今井さんや東北大の川勝さんと外で話していた。

夕方、インフォーマルミーティングのプレミーティング。何でも今度物理学会で「若手奨励賞」と言うのを出すらしいので、領域12でどうするか、と言う話を東大の土井先生を中心に議論した。このところどこの学会でも色々な賞を出すのが流行りなのだが、これはひとえに「受賞歴」がポストや研究資金を取るのに役に立つから。となるとどこの学会でもやっている表彰に遅れを取らないように、と物理学会でも新たに賞を作るというわけだ。

意図は分かりやすいのですが、しかし細かいことは領域にお任せ、ということで決めるのもそう簡単ではない。それなりに権威のある表彰にするためには、やはり真面目に審査して受賞者を選ばなければならない。みんな忙しい中で何とか時間を作って申請書類を見て、その中からふさわしい人を選ぶにはどうしたらよいか。資金も何も無くボランティアベースでやっている学会の中で、いかに理想と現実の折り合いをつけるのか。それが一番の難問かも知れない。

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2006/03/24

東山花灯路

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21日まで祗園〜清水寺界隈で行われていた「東山花灯路」の写真をアップしていますので、興味のある方はFlickr!をどうぞ。


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科研費の報告書と発表の準備と

しなきゃ、しなきゃとずっと思いながら手をつけていなかった、科研費の成果報告書書きが今日の最初の仕事。金を取る、と言う目的がある申請書書きとは違って、今年1年の進捗状況を説明すれば良い報告書。あまり気合いが入らないのは事実だが、どこで誰が見ているかわからないので、それなりに頑張って書いた。

その後は物理学会期間中に行われる研究会の発表準備をする。この研究会は、かつてソフトマター物理の若手研究者を中心にインフォーマルに行われていた「膜の研究会」のリバイバル。我々にとってご意見番のような役割だった末崎先生が昨年退職されたので、その記念の意味を込めて集まることになる。この中で「サシミ」はあくまで末崎先生で、僕と今井さんはあくまでその「ツマ」。精一杯盛り上げるように頑張ろう。

昨日発表内容についてアドバイスしたKSが修正版を持ってくる。確かに僕が言ったとおりに直してあるが、本当に分かって作っているのかどうかいまいち不安だ。ただ、学生は発表して叩かれて成長するもの。修業だと思って、チャレンジして来て欲しいものだ。

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2006/03/23

さようならTH君

昼からPSPC取り付け用アダプタの仕上げをする。これでようやくSAXSの全てのパーツが光学ベンチの上に並んだ。美しい!(<自画自賛。)午後、宇宙線研究室の身内さんがこのSAXS装置を見に来る。彼はX線天文学が専門だが、その仕事の中でX線用のカウンターを開発していて小角散乱にも使えるらしい。いずれ良い共同研究ができるといいな。

午後は昨日書きかけだった京大出版会への提案書をまとめる。この企画はもともとOxford University Pressから出ている"Soft Condensed Matter"と言う教科書の翻訳の提案だったのだが、なんだかなんだで結局イチから書き下ろすことになった。さて、この提案書は理事会を通るだろうか?

夕方、月曜日に発表練習をしたKSが物理学会の相談にやってくる。あれから3日経っているのでどれほど進歩したか、と思って見たのだが、案に相違してほとんど変化がない。何をやっていたんだ君は、と問いただしたい気持ちをぐっとこらえて?アドバイスする。明日はもっとまともなのを持ってくるんだぞ。

今日は卒業式と言うことで、3年半ルームメイトだったTH君が最後の日だったのだが、残念ながらタイミングが合わずに会えなかった。彼の行き先は北陸先端大で、研究者としての道を歩むことになる。因みに僕の部屋にはもう1人TH君がいて、やはり3年半同じ部屋だった。そして彼も1ヶ月遅れで福井大に転出することになる。

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物理学会の発表練習part 2

春分の日を挟んで、今日(いや、日付が変わったからもう昨日か)は学生の物理学会の発表練習の第2弾。口頭発表、ポスター発表もひっくるめて全部で9人が発表練習した。始まったのが夕方の6時過ぎだったため全部が終わったのが10時半過ぎ。あ〜しんど。だけど、それぞれの学生の現状が良く分かって面白いし、何より教育は我々の最大の務めだ。

ところでなぜそんなに遅くから練習を始めたか、と言うとそれまでの時間がほとんど別の用事で詰まっていたから。午前中は工学部・生物工学の今中先生が教授室に来て、明後日に教授が行く「ある申請」に関するヒアリングについての打ち合わせ。午後からはJSTの本部の人たちがたくさんやって来て、ICORPの予算についてのヒアリング。これを中途対座して、3時からは21世紀COEの全体会議。(これは、来年度の経理委員長を仰せつかったので欠席するわけにはいかない。)更に5時からは教室のセミナーで、今度ご栄転される第二教室の西川先生によるニュートリノの話を聞いた。

そんなこんなで大忙しの1日だったけど、昼休みに30分ほど「工場」に籠もってPSPC用のアダプタの製作を行い、何だか調子の悪かったPowerMacのメインテナンスもやった。数日前から風邪気味で鼻水ズルズルだったんだけど、いろいろやっているうちに忘れてしまっていた。

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2006/03/20

物理学会の発表練習part 1

物理学会まであと1週間となって、いよいよ学生の発表練習シリーズ開始。教授の予定がタイトでなかなか時間がとれないので、今日は朝の10時から11時と夕方4時から6時の2部構成で、5人が発表練習した。

トップバッターはM1のKS。何とか論文を書き上げただけあってまとまりは良いが、面白さを伝えると言う点ではまだまだ。口頭発表は初めてなので、しょうがないと言えばしょうがないか。続くD1のMKは去年までやっていた内容について。最近は全然別の実験をしていて心がそちらに行っているからか、熱意を失いかけている感じ。いくら何度も喋っている内容だと言っても、ちゃんと準備をしないと上手な発表はできないぞ。

夕方の部は、YT、AY、SAの女子学生3人とD3のTN君。思いのほかに面白い実験結果が出てしまってまとめきれない人、逆に最近あんまり進んでいない人など、進み方がそれぞれで面白い。

それ以外の時間は、まずはSAS2006で担当している"Colloids, surfactants, and lipids II"のセッションの発表申し込み者全員のアブストラクトをチェックして、oralとposterに分類してデータベースに入力する作業。それから来年度から21世紀COE事業の会計担当者になるので、前任者の前野先生と打ち合わせをする。そんなこんなで時間があっという間に過ぎてしまって、「実験」らしいことはPSPCのアダプタのための「切り取り線」を書いただけだった。

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2006/03/17

「紐」の1日

午前中、理研の石本さんと言う若い理論家が来てセミナーをする。素粒子理論が専門で、ついで?にDNAの折畳み転移の理論を考えてみた、ということらしい。素粒子もString(紐)、DNAも紐状の分子と言うことで共通点があると言うことか。話はレベルが高くて半分も理解できなかったが、それでも分かったような気にさせるところがすごい。

午後は第一専攻の会議に出席。そのあとクビ大(いわゆる首都大学東京)の川端君に電話して、紐状ミセルの実験結果について議論した。この紐状ミセルとは非イオン性の界面活性剤が水の中で凝集して紐のように伸びた形をしているもので、数年前にNSEの実験をして適当な解析で論文にしたままほったらかしにしていたのだが、ようやく進歩した実感が得られた。川端君がもう少しまともな論文に仕上げてくれるであろう、と期待する。

今日もSAXSいじりを午前・午後合わせて2時間ほどやる。今日は真空パスとPSPCのの位置合わせをした。PSPCのステージは宮地研で使っていたものの流用だったが、やはり一から作った方が良さそうだ。

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2006/03/16

SAXSがほぼ立ち上がる

午前中はX線小角散乱装置(SAXS)の光学系調整。このSAXSは京大に来てからの懸案で、自分の研究を支える主力装置として何とか立ち上げたいと思っていた装置だ。X線発生装置は元恩師の宮地先生からRU-200をもらい、そこにCRESTの予算で買ったRIGAKUの共焦点ミラーのモノクロを付けたのが2年前。そして一昨年度の後半に総長裁量経費でスリット系を購入し、年度末に余った予算で真空パスを買い、更に自分の科研費等で光学ベンチを買い足してようやくパーツが揃ったのが昨年である。宮地研の古いX線発生装置を処分したり、あるいは部屋を改装したりで半年間は何もできず。部屋がきれいになってやっと立ちあげを始めたものの、冷却水系や真空系等にトラブル続出で、これを一つ一つ解決しているうちに今になってしまった、と言う次第。今週初めからビームを出してPSPC(位置敏感型一次元カウンター)を立ち上げ、毎日少しずつ作業して今日ようやくスリット系を含めて調整完了!あとはサンプルの後ろのフライトパスを調整するのと、X線発生装置をフルパワーにするだけである。

午前中はその他に、スウェーデンから来ているマグナスさんのセミナーに出席。午後は教授会と合同教室会議、そしてICORP関係の打ち合わせ。あとは広大の武田さんの論文原稿に目を通して、コメントを送る。相変わらず会議が多し!

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2006/03/15

「日誌」にしようと思います

このブログはこれまでひとまとまりの「コラム」のように書いてきましたが、テーマを考えて文章を綴るのは結構たいへんで忙しいときは滞りがちになるので、スタイルを変えてみます。当面は「研究日誌」と言う感じで行ってみようと思いますが、さて、どこまで続くでしょう?

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朝、メールチェックした後にX線室に行って、10分ほど小角X線装置のアラインメントをする。なかなかヒマが取れないけれど、毎日少しずつでも進めよう、と心に決める。因みにメールの大多数はSAS2006と基研の研究会関係のものだった。

午前中は物性研のO君のセミナー。緊張がこっちに伝わってくるぐらい初々しいものだったけど、内容はなかなか良かったと思う。これをいい経験にして頑張れ。その後O君と「ケニア」に行って定食をごちそうする。うちの学生のMKとKSも一緒に来てくれたし、大仕事を終えてリラックスできたかな。

午後はリポソームとエマルション系についてのミニセミナー。メインはM2で就職するDSの仕事を誰が引き継ぐか、と言う話かと思ったが、いろんな人がいろんな話をしたからか焦点がぼけたような気がする。内容的に面白いものは多かったんだけど、ICORPの研究計画の締切が迫っているので途中で退出して文章作りをした。今週中に科研費の今年度の報告書も作らなければ。

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2006/03/13

これが「フェアプレーの国」か?

サッカージャーナリストの後藤健生さんの著書「世界サッカー紀行」(文藝春秋社刊)に、次のような一節があります。

「強いものが正当に勝てるようにするためには、審判の誤審などということもできる限り排除しなければならない。そのためには、ビデオテープを駆使したり、ダウンボールの位置を正確に計測するために、チェーンを持ち出したりする。審判の人数も多いにこしたことはない。
 不条理が支配する旧大陸から新大陸に逃れて、合理的で正義に立脚した社会を打ち立てようとしたアメリカ建国の精神からすれば、これも当然の希求である。」

 これは、不条理なスポーツであるサッカーがなぜアメリカでは人気が出ないのか、と言うことを説明した文章です。広いピッチをボールと人が激しく動き回るスポーツなのにたった3人でジャッジする、と言うサッカー。誤審が問題になることも多いものの、それもサッカーのうち、と言う文化のもとに成り立っています。それに対してアメリカのスポーツは、だいたいにおいてなるべく審判のミスジャッジが無いように出来ています。ルールを厳密に決め、複数の審判を置いて二重、三重にチェックを行ない、時にはビデオまで使って正確にジャッジするように努力する。それがアメリカのスポーツの文化だ、と言えるのだと思います。

 後藤健生さんの文章を持ち出すまでもなく、アメリカは自分たちを「自由の国」だと称しています。一番頑張ったものが成功できる社会。その基礎には、万人に等しく機会を与えると言う「フェアプレーの精神」がある、と言うことになっています。スポーツが社会を映す鏡だとすれば、野球やバスケットボール、アメリカンフットボールなどは皆同じ。これらアメリカンスポーツの審判のあり方にこそ、その精神が現れているのだろう、と思います。

 ところが今朝行われていた「ワールド・ベースボール・クラシック」で残念な場面がありました。日本対アメリカの8回表。1アウト満塁で岩村のレフトフライでタッチアップした西岡が、離塁が早すぎたとのアピールでアウトになってしまった、と言うシーンです。一度は塁審がセーフの判定を下したのに、アメリカの監督がアピールしたのを主審が受け入れてあっさりと判定を覆してアウト、の判定。結局このジャッジが、この試合の勝敗までも左右することになってしまいました。

 日本代表の王監督が試合後に「ベースボール発祥の地がこんなことでは困る」と語っていたように、このミスジャッジ(少なくともビデオで見る限り、西岡の離塁は明らかにレフトがボールをキャッチした後だった)は、「フェアプレーの国」のスポーツの結末としては、少々お粗末だと言わざるを得ません。少なくともせっかく実現した野球の世界一を決める真剣勝負の価値を、下げることになりかねないと思うのです。

 とは言え、これがアメリカ合衆国の精神と相容れないか、と言うとそれはまた別問題だと言う気もします。なぜならアメリカにとってベースボールは国技。初めての本当の世界一を決める大会で、万が一にもアメリカが負ける事は許されません。となれば、少々のミスジャッジには目をつぶるどころか、アメリカを勝たせた審判に喝采を送る。それが正しいアメリカ人の態度、と言うものなのでしょう。

 実際後藤健生氏も、同じ著書で次のように書いています。

「アメリカ人にとっては、競争というものはすべてそうあるべきなのだ。政治や経済の分野でもそうだ。貿易競争をして、強いはずのアメリカが負けたとしたら、それは貿易相手国が不公正な手段を使ったか、あるいはルールに欠陥があるに違いない。従って、アメリカが勝てるようにルールを変えるか、相手国に制裁を加えようということになる。それは、アメリカにとっては国益であると同時に、正義なのだ。」

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2006/03/12

続・WILLCOMの端末

「電池問題」でどうしようか悩んだ末、結局買い換えすることにしました。WX300Kは安かったもののMac OSは未対応と言うこともあって、選んだのは京セラのWX310K。いわゆる「京ぽん2」です。売値が19,800円(データ定額に加入すると3,000円引き)でさすがに旧機種の電池よりは高い買い物になったのですが、それでも機種変更よりは10,000円ほど安いので、パナソニックは解約して新規加入にしました。

使い勝手ですが、標準でUSBが付いている、と言うのは何より便利。これまでのように特別なケーブルを買わなくてもパソコンに繋ぐ事ができますし、ついでに充電も出来てしまいます。これまでエッジ端末を使っていて一番の不満だった点があっさりと解決してしまいました。またMac OSに正式に対応していることから、インストールCDを使ってすぐにネット接続ができてしまいました。以前、SUNTACのケーブルで接続していたときには電話番号と後に付ける「おまじない」をいろいろ調べてやっとのことでつなぐことができたのですが、それに比べると使い勝手は雲泥の差。これはやはり純正の力、ということなのでしょうか?

それからBluetoothを使って無線で接続できる、と言うのも良いと思います。こちらはUSBとはちょっと違っていて少々テクニックが必要なのですが、一度Powerbookに端末を認識させればあとは簡単なもの。端末のBluetoothボタンを押して待機させ、PowerbookでBluetoothを選択して接続すればOKです。それぞれの起動のタイミングなど少々難しいところはあるものの、手順を覚えてしまえばそう難しいことはありません。Mac OSのBluetooth周りのバグ(たぶん)のためうまく行かない時にフリーズしてしまうことがあるのは玉に瑕(因みにUSB接続でもちゃんと認識しないことがある)、なのですが、いずれにしろケーブル接続と無線と2つの接続法を持っていると言うのは、なかなか良いと思います。一度は捨てようと思ったWILLCOMの端末ですが、今やこれまで使っていたドコモに取って代わりそうな勢いです。

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2006/03/02

WILLCOMの端末

携帯に押されて風前の灯のPHSですが、WILLCOMの通話料定額サービスが始まって少しずつ盛り返しているように思います。かく言う私も半年前にはもう契約を止めよう、と心に決めていたのですが、この「通話料定額」が始まったので良く使うようになりました。ドコモの携帯も持ってはいるのですが、最近は待ち受けとi-mode専用になっています。

と言うことで、3年間使っているエッジの端末(パナソニックのKX-HV50)を久々に使うようになったのですが、そこでふとおかしいな、と思ったのは電池の部分。何となく厚みを増していて、電池ボックスへの収まりが悪くなっています。これはいわゆる「妊娠」ってやつ(リチウムイオン電池が劣化するとこうなるらしい)か、と言うことで、とりあえず電池交換しようと思って出張のついでに量販店に立ち寄ってみました。ところがそこでは分からないとのことで、116に電話してみろ、と言われました。

で、116に電話したら「こちらでは分からないのでメーカーに聞いてくれ」との返事。教えてもらったパナソニックの電話番号の人は「ここは出張修理の受け付けなので分からない。買った店で聞け」とのこと。やむなくソフマップに行って聞いてみたら「ここでは分かりません。ウィルコムカウンターへ行ってください」と言う感じで、さんざんたらい回しされてしまいました。

そのウィルコムカウンターですが、京都市内には6か所しかなく、いずれも勤め先からは離れたところにあります。それでも仕方がないので何とか頑張って行ってみたら、「メーカーに問い合わせないと分からない」と言われて思わずキレそうになってしまいました。

これまでの事情を説明してウィルコムカウンターからメーカーに問い合わせてもらうようにして数日。パナソニックはもうウィルコムの端末を作っていないため危なかったようですが、とりあえず代替の電池が手に入ることは分かりました。が、その価格は7,000円超。これでは新規で契約し直すのとほとんど違いはありません。因みに機種変更ですが、普通の量販店では取り扱っていないらしく、やはりウィルコムカウンターに行かなければならないとのこと。何事もなく使っていた時には分からなかった「マイナーキャリアの悲哀」を感じることになってしまいました。(ドコモはこの前ただで電池をくれたのに...)

ただPHSは通話品質は良いし、通信も速いし、何より安いしで携帯よりもずっとメリットが大きい、と思います。ここで何だかんだいいつつ、結局は機種変更して使い続けることになりそうです。

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