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2005/11/30

オーストラリア旅行記(1)〜意外に寒いシドニーの夏

operahouse

この日曜日から国際会議"International Conference on Neutron Scattering"(中性子散乱国際会議)のためオーストラリアのシドニーに来ています。シドニーに来るのは1989年以来実に16年ぶり。2度目の南半球への出張と言う事で、いろいろと楽しんでいます。

今日は時間がないので詳しくはおいおい書いていこうと思いますが、一番感じているのは意外に寒い、と言うことです。こちらは北半球とは季節が逆なので、11月末は日本の5月末にあたるはず。初夏から夏に向かう時期で、どんどん蒸し暑さが増す頃です。ところがこちらは、と言うと全然そんなことはなくて、朝晩は肌寒いぐらい。日本から着ていった晩秋の服装は、ほとんどそのままで役に立っています。また雨、それも結構強いのが時々降ってきます。その割に湿度が高い、と言う感じがしないのは、やはり大陸性だからでしょうか。決して過ごしにくいと言うことは無いのですが、事前の想像とはかなり食い違っていました。

これまでなかなかネット接続の方法が見つからずブログの更新も出来なかったのですが、ある程度の目途が立ったのでちょっとずつオーストラリアの様子などを書いていきたいと思います。

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2005/11/26

京都の紅葉2005〜金福寺

kinpukuji051125

一乗寺下リ松町のバス停から東山の方に上がっていく、と言うとたいていは詩仙堂や曼殊院等に行くのだと思いますが、その詩仙堂から南に歩いて5分ぐらい歩いたところにあるのがこの金福寺。私は今日から12月上旬まで海外出張なので、「京都の紅葉」も今年はこれが最後かも、と言うことで昨日の朝、ここに紅葉を見に行ってきました。

このお寺は芭蕉や与謝蕪村に縁のあるところだそうで、境内には俳諧に関連する見どころが沢山あります。また庭もそれほど大きくはないものの東山に連なる高低差を生かしている感じで、紅葉が映えます。そして何より拝観料が安く人が少ない、と言うのが良いですね。紅葉の盛りの今がお勧めです。

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2005/11/24

京都の紅葉2005〜永観堂

eikando
南禅寺の北側にある永観堂禅林寺。境内は3,000本ものイロハモミジ、ヤマモミジに埋め尽くされていて、別名「モミジの永観堂」と呼ばれているそうです。と言うことでこの時期は多くの観光客が訪れるのですが、ただ駐車場が小さいのが幸いしてか天龍寺ほどでは無い模様。今日、仕事の帰りに寄って来たのですが、そこそこの人出で割とゆっくりと夜の紅葉を楽しむことができました。

写真ですが、やはり夜の紅葉をきれいに撮るのは非常に難しい。特にこの永観堂はあちこちに「写真撮影のための三脚・脚立の使用は禁止します」の札が立っているので、手持ちで撮るしかありません。今日は50mmF1.4とF4のズームを持参したのですが、ズームの方はほとんど全滅。50mmF1.4も、それなりに見れる写真は半分以下でした。

因みに永観堂の昼間の拝観料は大人1,000円なのに対して、夜は老若を問わず600円。昼間に比べて夜の方が経費はかかっているのに安いのは、光の当たっているところしか見えないからということなのでしょうか?これは結構、良心的なのかも知れません。

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2005/11/23

京都の紅葉2005〜天龍寺

tenryuji051123

世界的な観光地である京都の中でも、特に景勝の地として知られているのが嵯峨野・嵐山。最も有名な渡月橋以外にも、常寂光寺や祗王寺、宝蔵院、大河内山荘など多くの寺社が観光客を待っています。私はどちらかと言うと人ごみは苦手なのでこれまでは「穴場狙い」だったのですが、一度ぐらいはみんなが行くところに行ってみよう、と思って今日は嵐山方面に行ってみました。

やや出遅れたおかげで、京都駅からの嵯峨野線の電車はホームから人がいっぱい。電車の中はもちろんのこと、嵯峨野・嵐山駅に着いてからも、改札を出てからも人、人、また人で前途多難を予感させました。

そしてその人ごみは観光地に近づけば近づくほど密度を増して行きます。その上狭い道には乗用車ばかりか大型バスまで入って来て、人も車も大渋滞。いやまったく、ここまでひどいとは思いませんでした。

と言うことで今回はJRの駅から一番近い?天龍寺だけ行ってみました。今日まで知らなかったのですがこのお寺はなかなか凄いところで、かつては「京都五山の第一位として広大な寺領を持ち勢力を振るっていた」というだけあって広大な敷地に多くのお堂や伽藍が立ち並んでいます。そして、その中でも特に凄いのは史跡・特別名勝に指定されていると言う曹源池庭園。夢窓国師の作と言われるこの庭は、とにかくその広さに圧倒されます。とりわけ嵐山を借景にしていることによる雄大さは絶品。この池に紅葉が影を落とす様はまさに一幅の絵のようで、多くの観光客が訪れるのも納得できます。

ところでこの庭を見るには拝観券を買わなければならないのですが、そのための方法は2つあります。一つは本堂の左側、庭の入り口で1人500円の券を直接買う方法で、もう一つは本堂の入り口で「共通拝観券」600円を買う方法です。「時間のある人は本堂に行って共通券を買ってください。お急ぎの方は庭の拝観券をどうぞ」と説明されるのですが、これってどうなんでしょう?むしろ時間の限られている人こそ、本堂との共通券を買うべきだと思うのです。なぜならこの券を買って本堂に入ると、すぐに裏に抜けて濡れ縁から、あるいは本堂の畳の上からこの庭を観覧することができるからです。

もともと回遊式庭園とは「庭園の中を回遊して鑑賞する庭」なので、下に下りてそぞろ歩きつつ楽しむのが本当なのかも知れませんが、この時期の観光客の多さを考えれば、のんびり庭を歩くと言うわけにもいきません。となれば、一番落ち着いて見れるのは本堂から。両足を投げ出し後に手をついてこの庭を眺めれば、日々の雑事も忘れることができると言うもの。その一瞬だけは周囲のざわめきが遮断されて、のんびりした気分を味わうことが出来ました。

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京都の紅葉2005〜法然院

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銀閣寺から南に歩いて10分ほど。哲学の道から一筋東に入ったところにあるのがこの法然院です。ここは境内でコンサートやシンポジウム、環境学習活動等多彩な催しを行う「法然院サンガ」を行うことで知られているそうで、その静寂に満ちた境内の雰囲気とは一味違った活発さを持ち合わせたお寺さんです。

この写真は昨日の法然院で、下の方には「白砂壇」と呼ばれる白砂の盛り土が写っています。ここはカエデの木の数はさほど多くはないのですが、要所要所で素晴らしい情景を形作っていてその静けさと非常に良くマッチしている、と思います。静と動、過去と現在が良く調和している場所。私はここを訪れて、そんな印象を持ちました。

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2005/11/22

京都の紅葉2005〜南禅寺(その3)

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今朝の南禅寺は、午前中の早めの時間帯に行ったにも関わらず大型バスが何台も駐車場を埋めて、もう観光客でいっぱいでした。肝心の紅葉ですが、きれいに色づいた木は案外少なめ。早い木はもう落葉してしまっている一方でまだまだ緑色のものもありますし、紅葉した葉でも色がくすんでいたりして、全体的にいまいちと言う感じでした。ひょっとすると今年の南禅寺は「外れ」なんでしょうか?

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京都の紅葉2005〜毘沙門堂門跡

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山科駅から徒歩で15分ぐらい。そのまま奥に進むと大文字山まで縦走できるハイキングコースの入り口にあるのがこの毘沙門堂です。何でもそもそもは飛鳥時代に行基が立てたとか、最澄が作った毘沙門天像を本尊としているとか、古いものには事欠かない京都の地に置いても群を抜いて歴史のあるお寺です。京都市内からは離れているからか、あるいは参道が狭く大型バスが入れないからか人は少なめ。落ち着いてじっくり見たい、と言う人に向いていると思います。

ものの本によると最盛期には参道に「モミジのアーチが出来る」と言うほどだそうですが、今朝の段階ではまだまだ緑の葉が多くこれから、と言う感じ。見頃になるには、もう少々時間がかかりそうです。

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2005/11/21

京都の紅葉2005〜知恩院

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 こちらは祗園にある知恩院です。「境内全体がライトアップされる洛東屈指の巨刹」と言うことで、夜でも多くの観光バスから、あるいは路線バスやタクシーから吐き出された人々が訪れています。私は、と言うと800円と言うこのへんでは一番高い夜間拝観料におそれをなして、たどり着くのは入り口まで。一度中に入ってみたいと思っているのですが、いつも「今日は時間がないから今度にしよう」と思って引き返しています。

 しかし引き返して宇治に帰ろうと思ってバイクで走っていて、改めてこの季節の京都の凄さを実感してしまいました。知恩院がある東山四条から五条にかけての地帯には「青蓮院門跡」「長楽寺」「高台寺」「圓徳院」「清水寺」等が夜間特別拝観を行っていて、ライトアップ銀座とでも言うべきところです。だからこのへんの夕刻から9時半頃までの時間帯は人でいっぱい。バス停には長蛇の列ができ、タクシーを探す人も多く、そして道路は大渋滞です。渋滞にはまってから「しまった」と思っても時既に遅し。このへんの道はどこも細いので脇道に逃げるわけにも行かず、ひたすら前の車が動くのを待つだけです。今年京都では「車では来ないでください」キャンペーンをしていますが、本当にこれだけは何とかして欲しい、と改めて思いました。

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京都の紅葉2005〜知恩寺(その2)

chionji051121

 今朝の百万遍・知恩寺です。境内の裏の方にあるカエデの木なのですが、ご覧のように8割方紅葉していました。京都の紅葉は、今週あたりから本番になりそうです。

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2005/11/20

京都の紅葉2005〜醍醐寺

daigoji
 京都のお寺の多くは歴史と格式があるのですが、この醍醐寺もその一つ。西暦874年に創建されて以来1130年の長きに渡って存続してきて、醍醐天皇や後醍醐天皇ら政治とも密接に関わってきました。現在でもこのお寺は真言宗醍醐派の総本山として、多くのお坊さんが修行に訪れています。(と、思います。)

 醍醐、と言うと有名なのは醍醐の花見。1598年の春に豊臣秀吉が一族郎党1,300名を従えて催したものだそうで、今でも醍醐寺は花見の名所として知られています。しかし紅葉もなかなかのもので、仁王門を抜けた参道のカエデや五重の塔の奥の弁天堂の周囲のなど、見どころは沢山あります。特に三宝院の庭園の紅葉の見事さは、思わず素晴らしい、と言う声が出るほどのもの?です。

 と言うことで、今日の醍醐寺。駐車場付近に多い桜の木は、紅葉からかなり「落葉」に近くなっていました。一方のカエデですが、仁王門を入った参道のものはまだ緑色で、弁天堂の周辺もようやく色づいてきたところ、と言う感じ。ただ木によっては今が盛りのものも多く、アングル次第では絵になる場所も多々ありました。それから「醍醐の花見」にゆかりの三宝院も結構紅葉が進んでいて見頃なのですが、しかし残念なのはここは写真撮影を禁止されている、ということ。要所要所に係員が立っていてしっかり監視していますので、こっそり撮ろう、なんて思わない方が良さそうです。

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2005/11/19

故郷・須賀川

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福島県須賀川市。中通り地方の中心、郡山市の南に隣接する地方都市で、ウルトラマンの生みの親である円谷英二さんの生まれ故郷としても知られています。(いや知る人ぞ知る、かも知れませんが。)私はここに、中学3年から高校1年の途中まで1年半ほど住んでいました。今は親も福島市に移ったためめったに行くことはないのですが、たまたま今回縁あって、仙台への出張の帰りに立ち寄って来ました。

かつて住んでいた20年ほど前もそれほど賑やかな町、と言うわけでは無かったのですが、過疎化と空洞化のためか市の中心部は火が消えたような寂しさ。唯一のよりどころだった地元資本のデパートも一度閉店し、「地域のため」と再開して一年ほど頑張ったもののやはり閉店せざるをえなくなってしまったそうです。近くに福島空港ができたので、そこへの人の流れができたかと言えばさにあらず。空港へのアクセスは全て郡山等の都市からの直通バスで、須賀川市内は完全に素通りだとのこと。地元は地元で空港に用があるときにはマイカーで行ってしまうので、かつてはあった須賀川市内から空港への直通バスも、採算が取れずに廃止されてしまった、とホテルのフロントマンも寂しそうに笑っていました。

ここらへんは「首都機能移転」の候補地の一つなのだそうで、空港にはそれを期待するような大きな看板が掲げられていました。発展の方向性が見えない、と言うことで巨大公共事業に期待する気持ちも分からないではないのですが、仮にそうなったとしても地元が繁栄するかというとまた別問題。たぶん福島空港のように「近くにあるけど関係ない」と言う感じになってしまうのではないでしょうか。自然に恵まれ、旧石器時代から人が住み、二階堂氏の城下町として、その後宿場町として栄えたと言う歴史をもつ須賀川。うまく盛り上げれば、発展する要素はいくつもあると思うのですが。

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2005/11/15

京都の紅葉2005〜勧修寺

kajuji
 地下鉄東西線の小野駅と言うと小野小町ゆかりの随心院の最寄り駅として知られていますが、そこから随心院とは反対方向に10分ほど歩いたところにあるのが、この勧修寺です。このお寺も、私の通勤途上にあってこのお寺があることは知っていました。そしてそばを通りながら「かんしゅうじ」と読むのだと思っていたのですが、本当の読み方は「かじゅうじ」だ、と言うことを実は今日初めて知りました。

 この勧修寺、小野駅から東側の醍醐寺や随心院ほどメジャーでは無いようで、お客が少なく閑散としている、と言って良いほどでした。しかしそこは京都のお寺らしく古い古い歴史があり、約1,100年前に醍醐天皇が外祖父藤原高藤の諡号をとって名付けたのが始まりだそうです。その歴史の通り、水戸光圀公が寄進したと言う「勧修寺型灯篭」やら「ハイビヤクシン」という樹齢750年の名木やら見どころは沢山あります。その一方で入場の時に鯉のエサを渡してくれたりなぜか「簡易版八十八箇所霊場巡り」があったりと、なかなか親しみやすい一面も持っています。

 因みに紅葉ですが、カエデはもちろんのことウルシやサクラ等の他の広葉樹もバランス良く配されていて、カエデの葉にまだまだ緑が目立つ今の時期でも十分に楽しめます。枯れたスイレンが林立する池は少々寂しいものがありますが、むしろ「穴場」らしくてかえって良いかも知れません。

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2005/11/14

京都の紅葉2005〜真如堂(その2)

shinnyodo051114

 今朝の京都の最低気温は8℃だったとか。どんよりと曇った空からの雨こそ降らなかったものの、冬の底冷えを感じさせるような薄ら寒い日となりました。

 そんな中、ちょっとした待ち時間を縫って真如堂まで行ってみました。明日何かのイベントがあるらしく、境内にはテントが張ってあって本堂からは読経の声が聞こえていました。

 紅葉ですが、カエデは全体的にまだ緑色のものが多いものの、かなりの木がきれいに色づいていました。特に参道から左側にある池の周りの木はほぼ見頃。明日は天候も回復しそうなので、多くの観光客が訪れるのではないでしょうか。

#もっとも、明日の京都はブッシュ・小泉会談のため不便なことになりそうですが...

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2005/11/11

秋の風景

susuki

 昔から持っていたPENTAXのFAズーム100-300mmなんですが、この前よくよく見たら第2レンズの表面が微妙に曇っていました。写りに影響がないほどの曇りなんですが、これはカビかも。と言うことでたまたまオークションでみかけた同種のズームを安く買ってしまいました。この写真はその作例で、なかなか良い感じに撮れてまずは満足です。

 でも、最近の安めのレンズってマウントがプラスチックなんですね。考えてみれば、レンズのボディもカメラ本体も大部分が既にほとんどがプラスチック。今どきのエンジニアリングプラスチックの強度は金属以上と言われているので、材料としてはそれで大丈夫なんでしょう。でもやはりこのチープ感には、何とも言えないものがあります。

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2005/11/09

京都の紅葉2005〜南禅寺(その2)

nanzenji051109

 今朝の南禅寺です。境内はまだまだ緑の葉が圧倒的に多いのですが、日当たりの良いところはかなり色づいて来ています。中でも三門の北側に植えてあるカエデの木の見頃はもうすぐ。「東山から登る朝日をバックにした三門と紅葉」と言う定番の構図を狙うなら、この週末から来週早々ぐらいが良さそうです。

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2005/11/08

京都の紅葉2005〜宇治川ライン

ujigawa
 琵琶湖を瀬田川として発した流れは京都に入って宇治川となり、京都と大阪の府境で桂川と合流して淀川となり、最後に大阪湾に流れ込みます。その、滋賀県から京都に流れ込むあたりを「宇治川ライン」と言うのですが、ここもまた紅葉の名所として知られていて、シーズン中には多くの観光客が訪れるそうです。

 ただ、このへんの紅葉が真っ盛りになるのは11月中旬頃から。特に天ケ瀬ダムより下は上流より更に暖かいので、今日はまだ色付き始めと言う感じでした。

 因みに私の個人的な感想ですが、宇治川と言えど風景は普通の川なので、特に京都らしいと言うことはないと思います。京都の紅葉の良さは何と言ってもきれいな庭にあってこそ映えるので、ここで紅葉を見たからと言ってどう、と言うことはないような気がします。今日は平日なので人は少なかったのですが、土日ともなれば紅葉狩りや釣りに来る人の車で大渋滞。私はあんまり行きたくありません。

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2005/11/07

*ist DS2のインプレ(その8)

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 かつてキヤノンは開放F値が1.0と言う化け物レンズ(大きさも値段も化け物だったらしい)を売っていましたし、他のメーカーも競うように明るいレンズを作っていたと思うのですが、今はキヤノンが85mmF1.2を作っているほかは、最も明るいレンズはF1.4、と言うメーカーがほとんどです。

 PENTAXは、と言うとかなり前から50mmF1.2のAレンズがフラッグシップでした。定価76,000円と言うのは明るさの割には安い方だと思うのですが、売れなかったのかあるいは設計が難しいためなのか、AF化されることもなくいまだにマニュアルレンズがカタログに載っています。

 因みに私にとっての50mmですが、やはり明るいと言うことに尽きます。暗いレンズだとストロボがないと撮れない、と言うシチュエーションが出てくるし、ファインダが見にくくなるのでピントも合わせにくい。旅行などで極力荷物を減らしたいと言う時は、50mm1本だけ持って行く、と言うことも多かったものです。良く言われるように50mmは望遠的にも広角的にも使える焦点距離なので、これさえあればたいていの場面にも対応できる。「写真はフットワークだ」とは昔良く聞いた言葉なのですが、これは明るい単眼レンズを使ってこそ分かる言葉なのではないでしょうか。

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 と言うことで?私が持っている中で一番明るいレンズは、リコーの55mmF1.2。PENTAXが高くて手が出なかったので代替品として買ったのですが、これはこれで味のあるレンズだと思います。開放で撮るといまいちピントが甘いのですが、しかしそれを自覚した上で撮影すると被写体によってはほんわかとした良い描写になります。ここにアップした2つの写真は上が曼殊院、下が神護寺で撮影したものなのですが、特に神護寺の方はまるでソフトフォーカスレンズを使ったような感じに撮れました。他の50mmに比べると少々大きくて重いしデジカメだと中望遠の焦点距離になってしまうので「これ1本だけ」と言う用途には合わないのですが、なかなか価値のある1本だと言えるのではないでしょうか。

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2005/11/06

京都の紅葉2005〜神護寺

jingoji
京都市内から見ると北西の方向、周山街道から嵐山高雄パークウェイの入り口付近にある神護寺は、平安時代初期に創建されたという由緒あるお寺です。そもそも平安京に遷都されたのは仏教の政治への干渉を避けるためだった、と言うのは誰でも教科書で学ぶ知識ですが、東の比叡だけでなく西の高雄にも山寺が作られていた、とは今日初めて知りました。

この神護寺、建物のほとんどは江戸時代の再建だったそうですが、それよりも有名なのは何と言っても紅葉。特に「京都の紅葉は神護寺から始まる」とまで言われている有名スポットなのだそうです。京都市内の紅葉はまだまだこれから。と言うことで、今日は神護寺まで足を伸ばて見て来ました。

周山街道沿いの茶屋の駐車場に車を預けて、清滝川が穿つ谷を下って対岸に渡り、遥かに続く石段を昇ってようやくたどり着いた山門をくぐると、そこには広々とした庭とカエデの木、そして塔頭が点在する別世界が広がっています。午前の早めの時間だったからか、あるいは雨だったからかは知らないのですが、今日の人出はそこそこ。霧雨のせいか足音も消えて、落ち着いた良い雰囲気の日曜日でした。

因みに紅葉ですが、良い雰囲気に色づいている木は多かったものの緑のままの葉もまだまだ多く、本番はこれから、と言う感じでした。公共の交通機関は本数の少ないバスしかないし、石段を登るのもしんどいしで行くのは大変なところなのですが、それだけの価値のある場所だ、と私は思います。

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2005/11/04

京都の紅葉2005〜曼殊院

 一乗寺の奥、東山の裾を回ってやや登ったところにある曼殊院。大型パスで観光地を回る団体さんも、詩仙堂のあたりから細い道を歩いて行かなければなりません。一応無料駐車場があるので乗用車なら行けるのですが、休日なら大渋滞は必至。京都の観光地としては、「秘境」と言っても良いロケーションです。

 市内と比較してやや気温の低い場所にあるからかここの紅葉はやや早め。とは言え、今日の段階ではまだ30%ぐらいの色付きで、本当に綺麗なのは来週以降になるのではないでしょうか。因みにここの建物の様式は桂離宮譲りで庭も素晴らしいものなのだそうですが、その庭にカエデの木は少なく紅葉を期待する向きには期待外れだとか。むしろ築地塀沿いと門の向かい側の庭にカエデが多いので、敢えて中に入らずに外の風景を楽しむのがお勧めかも知れません。

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2005/11/02

*ist DS2のインプレ(その7)

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 今まで銀塩用として持っていたもののうち一番のワイド域を持っていたのは、SIGMAの18-35mm F3.5-4.5 ASPHERICALと言うレンズでした。35mmフィルムカメラにとって18mmと言う画角は超広角と言って良いもので、とっても楽しく使えたレンズでした。

 で、今日はこれを*ist DS2に付けて南禅寺に行ってみたわけですが、予想通り35mm換算で36mm〜53mmと言う画角になってしまったおかげで少々凡庸なレンズになってしまいました。ただカメラと一緒に買ったPENTAX-DA 16-45mmに比べると、長さが2/3ぐらいで太さは同程度。コンパクトな*ist DS2に装着した時のバランスで言えば、こちらの方が良いかも知れません。

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2005/11/01

京都の紅葉2005〜南禅寺(その1)

nanzenji051101
 以前も書いたのですが、通勤途上にある南禅寺は"My Favorite Place"の一つです。広い境内と入ってすぐのところにどん、と座った三門。「参道から続く紅葉の波がうねりのように三門を越えて境内に流れ込む」(「京都の紅葉を歩く」週刊日本の樹木11/10別冊)と言われるほどの雰囲気は、禅寺らしい逞しさを感じます。まあ境内に無料で立ち入りできる、と言う点が一番有り難いのですが、ともかく個人的には好きな場所です。特にお勧めは朝の時間帯で、東山から昇った朝日をバックにした三門、そしてその手前の紅葉と言うアングルは定番の一つだと言って良いでしょう。もっとも昼間の時間帯になると大型バスを連ねて観光客がたくさん来るので、行くなら朝から、と言うのもあるのですが。

ただ今日のところはやはり紅葉はまだまだ、と言う感じ。何本かの木、あるいは枝は良い具合に色づいていましたが、ほとんどはまだ緑色のままでした。このところ急激に冷え込んで来た京都の秋ですが、本番はやはり2週間ぐらい後なんじゃないでしょうか?

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