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2005/11/23

京都の紅葉2005〜天龍寺

tenryuji051123

世界的な観光地である京都の中でも、特に景勝の地として知られているのが嵯峨野・嵐山。最も有名な渡月橋以外にも、常寂光寺や祗王寺、宝蔵院、大河内山荘など多くの寺社が観光客を待っています。私はどちらかと言うと人ごみは苦手なのでこれまでは「穴場狙い」だったのですが、一度ぐらいはみんなが行くところに行ってみよう、と思って今日は嵐山方面に行ってみました。

やや出遅れたおかげで、京都駅からの嵯峨野線の電車はホームから人がいっぱい。電車の中はもちろんのこと、嵯峨野・嵐山駅に着いてからも、改札を出てからも人、人、また人で前途多難を予感させました。

そしてその人ごみは観光地に近づけば近づくほど密度を増して行きます。その上狭い道には乗用車ばかりか大型バスまで入って来て、人も車も大渋滞。いやまったく、ここまでひどいとは思いませんでした。

と言うことで今回はJRの駅から一番近い?天龍寺だけ行ってみました。今日まで知らなかったのですがこのお寺はなかなか凄いところで、かつては「京都五山の第一位として広大な寺領を持ち勢力を振るっていた」というだけあって広大な敷地に多くのお堂や伽藍が立ち並んでいます。そして、その中でも特に凄いのは史跡・特別名勝に指定されていると言う曹源池庭園。夢窓国師の作と言われるこの庭は、とにかくその広さに圧倒されます。とりわけ嵐山を借景にしていることによる雄大さは絶品。この池に紅葉が影を落とす様はまさに一幅の絵のようで、多くの観光客が訪れるのも納得できます。

ところでこの庭を見るには拝観券を買わなければならないのですが、そのための方法は2つあります。一つは本堂の左側、庭の入り口で1人500円の券を直接買う方法で、もう一つは本堂の入り口で「共通拝観券」600円を買う方法です。「時間のある人は本堂に行って共通券を買ってください。お急ぎの方は庭の拝観券をどうぞ」と説明されるのですが、これってどうなんでしょう?むしろ時間の限られている人こそ、本堂との共通券を買うべきだと思うのです。なぜならこの券を買って本堂に入ると、すぐに裏に抜けて濡れ縁から、あるいは本堂の畳の上からこの庭を観覧することができるからです。

もともと回遊式庭園とは「庭園の中を回遊して鑑賞する庭」なので、下に下りてそぞろ歩きつつ楽しむのが本当なのかも知れませんが、この時期の観光客の多さを考えれば、のんびり庭を歩くと言うわけにもいきません。となれば、一番落ち着いて見れるのは本堂から。両足を投げ出し後に手をついてこの庭を眺めれば、日々の雑事も忘れることができると言うもの。その一瞬だけは周囲のざわめきが遮断されて、のんびりした気分を味わうことが出来ました。

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コメント

瀬戸先生は覚えておらぬかもしれませんが、約1年前に紅葉関連でコメントを記した者でございます。超文系のワタクシも、人並みに嵐山で紅葉を堪能したわけでございますが、その写真はワタクシのブログに一部掲載されておりますので、ご興味がありましたらぜひご覧くださいませ。また、縁がありましたらワタクシのブログの方にも遊びに来てください。それではお元気で。

投稿: 鉄血人文主義者 | 2005/11/25 00:15

鉄血人文主義者さん、コメントありがとうございます。きれいな紅葉の写真、拝見させていただきました。京都の紅葉はこれからが本番。今週末ぐらいが、一番の人出になるのではないでしょうか?

投稿: せと☆ひでき | 2005/11/26 00:19

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