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2005/10/23

「時代祭」と「鞍馬の火祭」

jidai

昨日は「京都三大祭」の一つ時代祭と、「京都三大奇祭」の一つ鞍馬の火祭が行われました。時代祭の方は、平安遷都1100年を記念して明治28年(1894年)に始まったらしく、もともと100年程度の歴史しかない(京都的にはごく最近?)のですが、実際盛り上がりと言えばその程度、と言えるかも。金のかかった仮装行列、と言う雰囲気で、祇園祭の山鉾巡行などとは大違いでした。

ただ、ちょっと面白かったのはその行列の中身。「明治維新から江戸、安土桃山、南北朝、鎌倉と7つの時代をさかのぼる」(京都新聞のHPより)のですが、その中身がいかにも明治維新的なのです。勤王の志士達が大勢登場するのに新選組などは出てこない、と言うのは当然として、天皇家にとっては敵になる室町幕府の関係者も出てきません。今をときめく?義経も、京都的にはアウトサイダーと言うことになるのか母親の常盤御前の付き添いとして出てくるのみ。京都の、と言うよりも明治政府の歴史感がうかがえて、なかなか興味深いものでした。

himatsuri

続いて鞍馬の火祭。こちらは平安時代の中期から続いている、と言う立派な伝統的なお祭りで、やはり10/22に行われます。「神輿の担い棒にぶら下がり、逆さ大の字に足を広げる」と言う儀式があるためか「奇祭」と言われていますが、祭としては普通のもの。巨大な松明を百本以上集めて燃やし尽くし、夜中まで盛り上がると言う京都らしくない?勇壮な祭です。

しかし特に凄いのは何かと言うと、山の中の狭いところに数万人が集まる、と言うことなんじゃないでしょうか。もともと鞍馬は人里離れたところにあるのですが、それは21世紀になっても同じ。細い山道と単線二両編成の叡山電車しか交通手段がありません。だからこの火祭の日はたいへんで、叡電の始発となる出町柳は祭の始まる何時間も前から電車を待つ人でいっぱいになります。電車が満員なら鞍馬も満員。狭い地域に観光客がひしめき合って、まるで東京か大阪のラッシュの時間帯か、と言う感じ。その人が密集した狭い道を、火の粉を散らしながら大松明が走り回るわけで、よくぞ事故が起きたり怪我人が出たりしないな、と言う雰囲気です。たいていこう言う有名なお祭りは「やる側」と「見る側」が分離しているものですが、この祭に限っては観客の熱気と松明の熱気、そして当然地元の人の情熱が一体となって「奇祭」にふさわしい雰囲気を醸し出しているような気がします。

とか言いながら実は私はそのクライマックスには参加せずに、さわりだけ見てとっとと帰って来てしまいました。なんせ時代祭からのハシゴだったため体力的にしんどかったのが一番の理由で、現地に行ったのが遅くて良いポジションを確保できなかったから、と言うのもあります。写真は最初のところの子供松明でそれはそれで雰囲気があって良かったのですが、本格的な「火祭らしさ」を味わうのは来年以降に持ち越し、となりました。時代祭はもう見なくて結構なので(^_^;)、次は体調等いろいろな条件を整えて火祭一本で行きたいものです。

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» 鞍馬の火祭り [瀬戸智子の枕草子]
鞍馬の火祭りが昨日10月22日、京都市左京区鞍馬の由岐神社で行われました。 昨日 [続きを読む]

受信: 2005/10/23 21:05

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