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2005/07/17

祇園祭・山鉾巡行

05Yamahoko-9 今日は祇園祭のクライマックス、山鉾巡行が行われました。巡行の開始は9時。四条烏丸から東に向かい、四条河原町の交差点で1回目の「辻回し」を行ない、続いて河原町御池で2回目の、新町御池で3回目の辻回しをしてそれぞれの町内に帰っていく、と言う順番になっています。この辻回しは、何と言っても山鉾巡行のクライマックス。真っ直ぐにしか進まない鉾を、青竹の上を滑らせて強引に90゜回転させる、と言う荒業です。一番盛り上がる?のは四条河原町、次は河原町御池らしいのですが、本質的にはどこでも同じ。むしろ新町通への入り口は狭いので、そこにうまく入れるかどうかが一番の難所で見ていて面白い、と聞きました。と言うことで、私たちは一番空いていると言う噂を信じて11時頃現地に到着しました。

05Yamahoko-10 結論を言えば、そこが本当にベストな場所なのかどうかは良く分かりません。(^_^;) とにかく人が多くて、辻回しが良く見えるところまで行くのはなかなか困難な作業でした。ただ、32基も山鉾があると皆飽きてくるので、徐々に見物人の入れ替えがあります。だから焦らずに「前に進もう」と言う意志を持って?見ていれば、徐々に前に出て行きます。我々は結局11時から1時過ぎまで粘ったのですが、そのおかげで12時ぐらいからは、立って見ている人の一番前で辻回しを見物することが出来ました。

05Yamahoko-13 祇園祭の中で最もポピュラーなイベントである宵山と山鉾巡行は、質がまったく別のものだとのこと。地元の人は宵山は行っても、山鉾巡行にはめったに行かないと聞きました。もともと祇園祭は葵祭等に対して「庶民のお祭り」なのですが、その庶民性が最も出るのが宵山です。祭を主催する人も見る人も、また夜店を出す人も一体となってお祭りを盛り上げる、と言う感じです。それに対して山鉾巡行は、あくまで「演じる人」と「見る人」が分離しています。絢爛豪華な山鉾が目の前を動いていく様子や辻回しがうまく行くか行かないか、など見どころはあるのですが、山鉾と客の間には目に見えない垣根があって、絶対にこちらからあちらに行くことはできません。京都に住んで2年目の私の家族は「観光客」とほとんど変わらないのですが、それでも山鉾巡行は一度見れば十分。来年からは宵山だけにしよう、と思いました。 #因みにここに出ていない写真を昨日と同じくFlickr!に登録しましたので、良かったらそちらもご覧ください。

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コメント

 はじめまして。新町御池で山鉾巡行を見てはったそうで、奇しくも私も御池新町で巡行を見ていました。
 もっとも私は、御池通りに交通規制がかかる前(9:45頃)から歩道の一番前にいましたので、障害物なしに見られました。

》山鉾巡行は一度見れば十分
と言わはるのは、京都市で生まれ育った私から見れば、ちょっと寂しいです。通りすがりの観光客の目線だけでなく、祇園祭そのものをもっと勉強してみれば、違う面も発見できると思います。
 ”くじ改め”や”しめ縄切り”はテレビで放送されますが、新町御池でお稚児さんが長刀鉾から降りるシーンをテレビで見たことはありません。

投稿: SILVER KRIS | 2005/07/25 17:26

SILVER KRISさん、こんにちは。コメントどうもありがとうございます。

>》山鉾巡行は一度見れば十分
と言わはるのは、京都市で生まれ育った私から見れば、ちょっと寂しいです。通りすがりの観光客の目線だけでなく、祇園祭そのものをもっと勉強してみれば、違う面も発見できると思います。

それはどうもすみません。京都在住は4年+3年目なのですが、祇園祭はまだ3回目なんです。それでようやく、宵山シリーズの良さが分かってきたかな?と言うところです。今は来年以降、何らかの形で祭に参加できたらな、と思いつつあるところです。

投稿: 瀬戸秀紀 | 2005/07/25 22:21

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 今年(2005)の祇園祭はうまい具合に巡行(17日)が日曜日になったので、久し [続きを読む]

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