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2005/06/22

3号炉また止まりました

先週原研の3号炉に実験をしに行ったのですが、日曜日に突然停止しました。理由は、冷中性子源の冷凍機の故障。原子炉本体に関するトラブルではなかったため、特に問題がなければ今週末には再起動する、とのことです。しかし問題は、この種のトラブル(計画外停止、と言います)が今年に入って既に3回目だ、と言うことなのです。

日本最高の性能を誇る(と言っても世界的には「並」ですが)原研の研究用原子炉改造3号炉(JRR-3M)。改造後初臨界に達したのが1990年の3月で、それから15年間にわたって日本の中性子科学を支えて来ています。

15年、と言うと原子炉の年齢としてはそれほど古くはないのですが、しかしそれなりに老朽化して来ているのも確か。そこで安全に運転するために定期的に点検を行ない、色々なパーツを交換しながら運転を続けています。

ところが、今は原子炉にとっては冬の時代。発電炉でさえなかなか大変なのに、直接的な利益を生み出さない研究炉は予算削られまくりです。特に原研は「JJ統合」と言われる核燃料サイクル機構(かつての動燃)との統合を控えています。更に中性子関係では大強度加速器J-PARCの建設が進みつつあり、そちらに様々な資源を注がなければなりません。

と言うことで噂によると3号炉に対する予算が大きく削られていて、限られたところで何とかやりくりしているとのこと。それでこれまでは期間が過ぎたら交換していたパーツでも、見て大丈夫そうだったらそのまま使う、と言うことになっているのだそうです。

これが本当かどうかは分からないのですが、しかしどこでも「効率化」が求められる時代、そうであっても全然不思議じゃありません。しかしそのために、故障を事前に防ぐことができずにこうして度々トラブルで止まっているのだとしたら。その「構造」は、儲けのために安全を犠牲にしたJR西日本と何ら変わることはありません。この続くトラブルは、もしかしたら大事故に繋がる前兆なのかも知れない、と考えて、万全の対策を立てて運転して欲しいと思います。

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2005/06/04

右足大腿二頭筋部分断裂全治3週間

昨日、サッカーをやっていたらいきなり右足を痛めてしまいました。練習でロングシュートを蹴った瞬間、利き足の太腿裏側がビビビっときました。どうしてもサッカーをやりたかったのでそのまましばらく練習に参加していたのですが、走れない、蹴れないではどうしようもなくそのままリタイア。あー、こりゃ肉離れをやっちゃったかな、と今日行きつけの整形外科に行ってきました。

その行きつけのお医者さん、なかなかフランクな物言いをすることで結構評判のよい人です。私が「昨日サッカーをやってて肉離れをやってしまいました」と言ったら、「おお、バーレーン戦ですか。勝ってよかったですね。おめでとう」だって。そして私をうつぶせに寝かせるとまず右足を触って痛いところを特定し、次に左足の膝を曲げる力と右足の力を比較して、タイトルに書いたように「右足大腿二頭筋部分断裂全治3週間」との診断を下しました。つまり昨日自己診断したとおり、「ハムストリングの肉離れ」だったと言うことです。

大腿二頭筋、とは太腿後面の外側にある筋肉で、周囲の筋肉と合わせて「ハムストリング」と呼ばれています。膝関節の屈曲と股関節の伸展に関与する筋肉で、太腿の前面の「大腿四頭筋」とペアで働きます。膝前面の四頭筋の方はスクワットなどで鍛える事ができますが、ハムストリングの方はトレーニングが非常に難しい、とのこと。だから前面、後面の鍛え方のバランスが悪いと、動きに負けてしまって肉離れを起こしやすいのだそうです。実は先週もサッカーの試合をやって、その後右足の筋肉痛がなかなか抜けないなー、と思っていたのですが、たぶんそこで既に部分断裂しかかっていたのかも。昨日はそれに止めを刺した、と言うことなのだろうと思います。

件のお医者さんによると、この症状は日常生活にはほとんど問題なく、放っておいても数週間で直るのだとのこと。ただ、悪化させないように無理して使わないよう気をつける必要があるそうです。(「中田英でも直るまで3週間」と言っていた。)これから物理教室はサッカー大会の時期なのですが、今月終りまではプレーできない、と思っておいた方が良さそうです。

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2005/06/01

京都のラーメン(10)〜いいちょ

IICHO

私がラーメン屋を探すときのガイドブックは複数あって、その一つが地元観光誌Leafが出している「ほんとうにおいしい京都の100ラーメン」と言うブックレット。発行は2003年12月でめちゃ古い、と言うわけでもないと思うのですが、行ってみるともうお店が無かった、と言うことが良くあります。よその都市だとガイドブックに掲載される=売れる、と言う図式が成り立つことが多いと思うのですが、京都はあんまりそう言う文化は無くて、むしろガイドブックに載ったら終わり、みたいなところがあるのかも知れません。だからこそ、こうやって1軒1軒自分の足で行ってみる楽しみがあると言うものです。

この日、実は最初の目的は下鴨本通沿いにある、と書いてあった「お富さん」と言う店だったのですが既に無くなっていて、しょうがないので下鴨本通を北に向かい、「味千」のニンニクたっぷりラーメンを昼間から食うのもなんだな、と思って行ったのが「いいちょ」でした。とは言え、むしろお店の有名さではこちらが遥かに上。岩倉の屋台として有名な「山さん」(因みにこの店も、東鞍馬口通の店舗は閉めてしまって滋賀に移ったとか)で修行したと言うだけあって、正統派の京都ラーメンと言う味です。背脂系のスープはこってりしているわりに口当たりが良く、やや太めのストレート麺と良く合います。しかし、むしろお勧めはここのやきめし。シンプルな出来ながら、なかなかのお味です。ラーメンとセットにすると100円引きでお得なので、ラーメンを注文のついでにぜひどうぞ。

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