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2005/04/22

サムルノリとNANTA!

nanta
国際会議の会期中に開かれたパーティーで、韓国の伝統芸能が披露されました。最初は宮廷音楽。数人の演者が笛や鉦、太鼓を静かに演奏する様子は衣装を別にすれば雅楽にそっくり。そもそも日本の文化は大陸から韓国(朝鮮)経由で伝わってきたわけですから、似てるのは当然かも知れません。

続いて出てきたのは「ミュージカル」だったのですが詳しくはまた後で書くとして、最も印象的だったのは3番目のサムルノリでした。

このサムルノリ、上の写真に見られるように4人が鉦、銅鑼、小鼓、太鼓を打ち鳴らすと言うもので、農村で収穫の時などに演じられた(日本の秋祭りみたいなものか?)芸能を原点として、80年代に「サムルノリ」と言うグループが現代的にアレンジして一世を風靡したものだとのこと。後にそのグループ名が一般名詞となって広まったのだそうです。

で、このパフォーマンスですが、いやー見応えがありました。時に静かに、時に激しく。特に激しくやるときは、汗をまき散らしながら猛烈なスピードで叩きまくると言う感じ。あたかも躁状態にあるかのような激しさで、ぐぐぐいっと引き込まれてしまいました。

一方の「NANTA!」は、日本でも何度も公演を行ったことのあるパフォーマンスで、テレビで放送されたこともあるので知っている方も多いのではないかと思います。その中身は、と言うとサムルノリの演奏を更に洗練させ、コメディタッチの演劇と組み合わせて舞台芸能まで高めたもの、と言えば良いでしょうか。韓国語が分からなくても内容は分かりやすく、二時間のステージはあっと言う間に終わってしまいました。

この二つは見た目は全然違うのですが、流れている「血」は全く一緒だと思います。1人が激しく叩けばもう1人がそれ以上に激しく叩き、演者たちがお互いに共鳴し合って激しさを増して、観客も興奮に巻き込んでいく、と言う感じで、韓国人のもつパワーの一端を見たような気がしました。最近の韓国旅行のイメージは「冬ソナ」だったりキムチや焼き肉などの韓国料理だったりするのでしょうが、このサムルノリとNANTA!は一見の価値あり、だと思います。ツアーなどでもNANTA!をオプションで組み込むことができるものが多いようなので、時間の許す方は是非どうぞ。

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 韓流と言えば、四天王にも今イチ胸がときめかない私でもサムルノリには10数年もイカレっ放しです。 ご存じの通り、サムルノリと言えば今は韓国の音楽の1ジャンルになってますが、本来は旅芸人集団のナムサダン(男寺党)出身で、天才少年と唱われたキム・ドクス(金 徳洙)氏を中心に結成さ... [続きを読む]

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