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2004/12/21

京都の紅葉(13)〜まとめ

 11月の半ばから約1ヶ月。京都に住んでいるメリットを生かしてあちこちの紅葉を追いかけてみたわけですが、一番思ったのは(月並みですが)最盛期を狙って行くのは案外難しいものだな、と言うことです。花の命は短くて、ではありませんが、紅葉も本当に綺麗な時期というのは存外に短くて、都合で行けないうちに一番良い時期が終わってしまった、と言うこともしばしば。特に今年は全般的に温かかったためか、緑の葉が色づく前に枯葉になってしまう、と言うパターンも多かった模様です。また同じお寺でも、ある場所は綺麗な紅葉になっているのに別の場所は緑だったり葉が散っていたり、と言うパターンも多く見られました。今年の私は一番良い時期(11月20日前後の連休と11月末〜12月初め)に出張などで京都を離れていた事もあったのですが、それにしても地元でいつでも見れる環境なのに、最盛期を見逃すとは何たることか。葉っぱの様子を見て「これなら何日後に最盛期」と見抜くだけの「眼力」がなければ、"just-in-time"を目指すのはなかなか難しいことのようです。

 ただ、逆に言えば正しい情報さえ集めれば、どこかで綺麗な紅葉を見るのは可能なんじゃないか、と思います。それから、もっと重要なのは天気。雨に濡れる紅葉も風情があるのは確かですが、やはり最高なのは抜けるような秋晴れの下の紅葉です。特に良い写真を撮ろうと思ったら、光の加減を読むのは必須。もし観光で京都に来る方がいたら、まずは天気の良さそうな日を選ぶこと、そしてタクシーの運転手さんにでも聞いてその時期に一番綺麗なところに案内してもらうこと、が秘訣じゃないかと思いました。

#因みに、普通の地元民に「今、紅葉の綺麗なところはどこですか?」と聞いてもほとんど意味ないと思います。また「京都の紅葉案内」と称するホームページもほとんどはダメ。私のお勧めは、京都観光タクシーのページです。

 ともあれ、今年は色々学ぶところも多かったので、ぜひ来年以降に生かしてみたいもの。来年の11月〜12月にもし時間が取れるようだったら、ぜひまたやって見たいと思います。

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2004/12/13

京都の紅葉(12)〜下鴨神社糺の森

下鴨神社
 大原から下ってくる高野川と鞍馬から流れる賀茂川の合流地点に位置する下鴨神社は、何と紀元前90年に瑞垣が造営された記録が残っている、と言うぐらい歴史のある神社です。この中にある糺の森は東京ドーム3つぶんの面積を持つ原生林で、世界文化遺産にも指定されているとか。京都に住んでいると少々の古さには驚かなくなるものですが、それにしてもこの神社の歴史には圧倒されてしまいます。

 そしてここは京都で最も紅葉期の遅い場所としても知られています。広大な敷地内にはあちこちに色づいた葉を広げた木々が並んでいるのですが、それがどれも堂々としていて「京都の紅葉」としてはかなり野性味のある風景です。写真は今日の昼間のもので、まさに今が見頃、と言う感じでした。きれいに管理された京都の寺社と庭園とはまた違った雰囲気を味わいたい方は、ぜひ今週中に下鴨神社へどうぞ。

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2004/12/11

京都の紅葉(11)〜三室戸寺

 紅葉はだいたい気温の低いところから始まって暖かいところに移っていくものですが、京都での方向は北から南。たいてい比叡山から始まって大原や岩倉あたりが色付き、京都市内から宇治方面に移っていきます。と言うことで京都市内の紅葉がほとんど終わった今、きっと宇治方面はまだあるに違いないと思って三室戸寺に行ってみました。

 三室戸寺というと、アジサイやシャクナゲ、ハスなど季節ごとの花に彩られる「花の寺」として有名。秋の紅葉も古くから知られていて、西行法師が「暮れはつる秋のかたみにしばし見ん 紅葉散らすな御室戸の山」と言う歌を詠んでいるそうです。私は紅葉の真っ最中には行かなかったのですが、11月下旬はきっとたくさんの人で賑やかだったのではないでしょうか。

 しかしさすがに今日は閑散としたもので、私が行った午後3時前後にいたのはたぶん10人ぐらいだったんじゃないかと思います。紅葉もほとんど散っていて寂しいものだったのですが、しかし逆に晩秋の京都の雰囲気を味わうには最高だったかも知れません。明日から天気が崩れるらしいので、紅葉を見るにはこの週末が最後のチャンスになりそうです。

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2004/12/08

京都の紅葉(10)〜清水寺

kiyomizu.JPG

清水寺、と言えば銀閣寺以上の観光名所。ベスト10どころかベスト3に入るんじゃないかというほどで、いつも多くの観光客が訪れています。そして紅葉の名所としてもまた有名。従って毎年この時期はその相乗効果から、清水坂周辺は人とクルマでラッシュ状態。ついには東大路にまで溢れだし、上りも下りもいっこうに進まない、と言う感じになってしまいます。ただ、ここも他と同様に12月に入ると一段落して、今日あたりはかなりましになっていました。(とは言っても、清水坂は今日も修学旅行生と観光客でごった返してましたけど。)

 紅葉ですが、さすがにここも終幕近し、と言う感じでした。まだ綺麗に色づいている枝もあるものの、ほとんどは散りかけ。ここの見どころ一番とも言える本堂(いわゆる「清水の舞台」)の周辺は下の方にわずかに残っているだけで、もうほとんどが枝だけになってしまっていました。写真は本堂の下、渓谷を挟んで向かい側の音羽の滝付近から撮ったもので、赤色、朱色、黄色に緑色、そして白っぽい枝の色と様々な色がグラデーションになって非常に美しいものでした。でも、私のデジカメ写真ではいまいち美しさが表現しきれていないのが残念!
 

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2004/12/07

京都の紅葉(9)〜真如堂

shinyodo.jpg

 真如堂、と言うのは通称で正式には真正極楽寺。知る人ぞ知る?紅葉の名所です。哲学の道とは白川通りを挟んで反対側の吉田山の山腹をやや上ったところにあり、街中にしては交通の便も良くないため観光客も少ないとか。広々とした境内には多くのお堂が立ち並び、その間をモミジが埋めるという感じで非常に素晴らしいところです。地元の人もイチオシのこの真如堂にそのうち行こう、と思っていたもののなかなか機会がなかったのですが、今日ようやく時間が空いたので行ってみました。

 そうしたらなんと!もうほとんど終わってました。(涙)入り口の門の前のモミジを含む何本かはまだ見頃真っ盛りなのですが、それ以外は全部散ってしまったものやら散りかけばかり。下に降り積もった紅葉の落葉も、昨夜の雨のおかげか茶色に変色して見る影もありません。先週の出張から帰ってから週末に来れば見事なものが見えたはずなのですが、体調を崩してしまっていたのが残念。来年以降に期待するしかなさそうです。

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2004/12/06

京都の紅葉(8)〜知恩寺その2

chionji2.jpg

一週間出張に行って戻ってきたら、京都もすっかり晩秋の趣になっていました。先々週の末にはまだ緑色が残っていた知恩寺のモミジの葉も、赤く色づいたのがまばらに残るだけ。京大北部キャンパスのイチョウもかなり葉を落としてしまいました。ただ、12月に入ると京都を訪れる観光客の数もぐっと減るので、はらはらと落ちる紅葉を見ながら散策するには、今が一番良い時期かもしれません。

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