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2004/04/29

日本代表チェコ戦

昨日のチェコ戦は、A代表の試合としては久々に(下手するとジーコジャパンになって初めて)面白いゲームでした。何が一番違ったか、というとたぶんモティベーション。世界屈指の強豪相手に一泡吹かせてやるぞ、と言う気持ちが良く出ていました。そしてそれが特定の選手だけでなく、チーム全体から見えていたのが違っていたと思います。序盤にチェコの華麗なパス回しに押し込まれた時間帯と、終盤に力で攻めてきた時間帯は昔の日本代表の「懐かしい香り」がしましたが、それ以外はほぼ対等。日本の選手、特に「国内組」と言われる選手が世界レベルと比較しても遜色が無いことを示した、と言えるのではないでしょうか。W杯でベスト16入りして以降、世界との実力差が開くばかり?のように見えた日本代表でしたが、そんなことはない、やればできる、と言うことを自ら示したゲームだった、と言えるでしょう。

問題は、これをジーコ監督自身がどう見るか、と言うことだと思います。これまで「欧州組」に拘った采配を続けて批判されて来ましたが、このゲームは小野と稲本を先発させただけ。それが「国内組」との絶妙なバランスを生んで、この好結果につながったわけです。これがジーコ監督の意図したものかどうかはさておき(中田英らが出れないと言う、文字通り「怪我の功名」のように思いますが)、この結果から学ぶことなく元に戻ってしまっては困るのです。

ところで決勝ゴールを決めた久保ですが、昔から彼を見ているサンフレッチェのファンとサポーターにとっては特に意外なゴールでもないでしょう。かつて故・トムソン監督は久保を"Out of standard"(規格外)と評しましたが、それが国際的にも通用するものであることを、ようやく示してくれたと言うことです。昨日のゴールは左足からの強烈なシュートも凄かったのですが、それよりも凄かったのはそこに至るまでのプレーで、ロングパスに抜け出したスピード、ダイナミックな切り返し、そしてあの距離からゴールを狙う決断。どれを取っても久保にしか出来ないプレーであり、かつ昔から見せていたプレーです。これまではなかなかその姿を代表で見せることはなかったのですが、それが出来るようになったことは久保自身にとっても、また日本代表にとっても非常に大きいと思います。Jリーグでは横浜の選手であり、サンフレッチェにとっては強力なライバルの1人ですが、しかし日本のサッカーを応援する立場としては素直に喜びたい。そして今後もっと大きく成長して、できれば世界にはばたいて欲しいと思います。

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2004/04/27

そりゃないでしょ、柏村さん

広島選挙区選出の参議院議員の柏村武昭氏が、昨日の参院決算委員会で「自衛隊イラク派遣に公然と反対した人もいるらしい。そんな反政府、反日的分子のために血税を用いるのは強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」と言ったそうです。

「反日的分子」とはまたえらく古めかしい言葉を持ち出したなー、と思うのですが、まあそれはともかく、「反政府」のために「血税」を使うことに「違和感」を感じる、と言う言葉の方が問題だと思います。なぜならこの言葉には、民主主義の精神が何も込められていないからです。

民主主義と言うのは、別に多数を取った勢力が何でも好きなことができる、と言う事ではありません。どんな時でも反対意見があることを認める。それが出発点だと思います。そうでなければ、ただの独裁でしかありません。

柏村さんが属する自民党の政権は、決して国民の大多数が支持しているわけではないでしょう。「小選挙区比例代表並立制」と言う制度のせいで、過半数の得票がなくても議会の過半数を取れるしくみになっているだけです。その上投票しない人が半分近くいて、国民全体から見れば自民党支持者は「多数派」だとも言えないのが現状です。そういう中で政権を託されているからには、反対意見を持っている人がいると言うことに対してきっちりと自覚を持つ事が必要だと思います。

だいたい柏村氏が言う「血税」は、自民党と現在の政府に賛成の人も反対の人も同じように払っているわけです。にも関わらず反政府の人には払わない、なんてのは、例えていれば賭場で賭け金を親が総取りしたようなもの。その感覚は、税金を自分の懐に入れたり、あるいは自分の利益に関わるようなところに使う、と言うものと共通しているように思います。共同通信によると柏村氏は「『(不適切と)思う人はいるかも。ぼくの考えだから』と撤回する考えのないことを示した」そうですが、願わくば少しは民主主義、ってもんを考えてみて欲しい。でないと、彼を国会に送った選挙区民の1人として(私は彼には投票してませんし、今は広島選挙区民でもないのですけれど)恥ずかしくて仕方ありません。

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2004/04/25

久保のゴールは良かったが

今日の日本代表のハンガリー戦。メンバーが限られていたことやアウェイだったこと、移動の疲れ等のいろいろな厳しい条件を考えれば、まあまあよくやった方だと思います。最後に与えたPKはそれほど不当なものだとは思いませんが、しかし劣勢の中からチャンスを掴んで同点に追いついた粘りは評価して良いでしょう。特に玉田、久保がゴールと言う結果を残したことは、「欧州組」の高原と柳沢が出場できていない現状を考えれば重要だと思います。

ただ、なんとなく身体が重そうだったジュビロ勢を無理に先発に使った采配はどうでしょう?オマーン戦やシンガポール戦では長距離移動でコンディションの悪い欧州組を無理に使って物議をかもしましたが、このゲームでも似たようなもの。疲れの溜まっているジュビロの選手を先発に使い、途中で下げて交代で入れた選手の頑張りでペースをつかんだと言うことは、先発の選手の選択を誤った、と見られても仕方がないように思います。

ジーコさんが代表監督にふさわしいかどうか、と言うことはなかなか難しい問題だと思います。私は彼よりも優れた監督は山ほどいると思いますが、しかしだからと言って、彼らがジーコさん以上の結果を出すとは限らない。そこらへんは結果論以上で語ることは出来ないと思うのですが、しかしコンディションの悪さを試合前の練習その他で見抜けない、と言うことについては大きな不安を感じます。次のチェコ戦に招集されている欧州組はそれぞれに問題を抱えているようですが、それを見抜くことが出来るかどうか。次も期待半分、不安半分で見ることになりそうです。

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おめでとう!女子代表

技術、戦術、精神力。気迫、組織力、サポーターの力。そしてほんのちょっとの幸運。勝利のために必要な要素が全て詰まったゲームで、日本女子代表がアテネ五輪への出場権を獲得しました。強豪北朝鮮相手に3-0と言う結果も素晴らしかったのですが、もっと素晴らしかったのはその内容。チーム全体が一体となって、持てる力を全て出しきっての勝利は、今年たくさんあった男子の代表戦の、どのゲームよりも面白く感動的でした。ここで言えることは、とにかく「おめでとう」の一言だけ。色々な苦しい状況の中で「サッカーが好き」と言う気持ちだけで戦った選手達の頑張りに、敬意を表したいと思います。

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2004/04/22

3度目の、あるいは4度目の正直

Mac歴16年。家ではMac以外に買ったことのない私ですが、しかしWindows-PCを使ったことがないか、と言うとそうでもなくて、実は仕事では何度も買って、使ってみて、そして挫折してきているのです。

最初にWindowsを使ったのはバージョン3.1の時代で、NECのPC98シリーズの末期でした。Visual CとVisual BASICを使ったプログラミングをしたかったからで、それなりに使ったのですが、でもOSとしての完成度の低さに耐えられなくて途中で投げ出してしまいました。

次に買った(研究室で、ですが)のは、SONYのVAIO。確かWindows98の頃だったと思います。サブノートが欲しくて買ったのですが、でも結局あんまり使わずに終わってしまいました。何が使いにくかったと言って、ネットワークカードを挿しているとスリープ(Windowsではスタンバイ、って言うんだっけ)できなくなるのが致命的。業者に文句を言ったら「VAIOは普通と違うから、相性の問題が複雑」で解決できない、って。スリープできないサブノートに用はなく、学生にあげてしまいました。

続いてPCを買ったときにはWindowsはやめて、Linuxを入れました。なるべく手がかからないように、とTurboLinuxを買って入れて、サーバにしたのです。でも、サーバ用途だとメインテナンスが本当にたいへん。セキュリティアップデートを頻繁にしなければならない上に、一度トラブってしまうとリカバリーに半日ぐらいはかかってました。ある時点で事情があってサーバにするのを止めたのですが、やめてほっとしたと言うのが正直なところでした。

と言うことで、私のWindows(と言うよりPC)へのチャレンジはこれまで2敗1分け、と言うところで、もう勝ち目のない戦いは止めようかとも思っていたのですが、最近また買うことにしました。今度は初めての、自宅のPC。用途は、テレビの録画とDVDへ焼くことです。パソコンでできることはたいていMacでできるしWindowsよりはまし、と思っているのですが、この部分が弱点なのは誰もが認めるところ。WindowsもXPになって随分良くなった、と言う噂も聞きますし、思い切ってチャレンジしてみる事にしました。さて、私の3度目(あるいは4度目)の正直は、どうなることでしょう?

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2004/04/20

四十代の壁

今日から関東に出張です。今日から明日の夕方までは東海村で、その後千葉県の柏市に行って夕方京都に戻る予定です。

かつては月イチ以上のペースで来ていた関東なのですが、最近はすっかりご無沙汰していて、もちろんサンフレッチェの試合に合わせて出張日程を組む、なんてことはしてないし、できない立場になってしまいました。今回の出張も本当はもっと早く来ないといけなかったのですが、色々な事情があって後回し、後回しになって、どうしても来なければならない事情が出来てついでに東海村まで来た次第。あっちとこっちのしなければならないことの板挟みになっていて、なかなかうまく行かないことが多くて大変です。いささか精神的にしんどいなー、と思うことも多くなっています。

今の状況を比喩的に表現すると、なんか目の前に壁があって、若い頃なら何も考えずに飛びついていたのに「飛びついて落ちたら怪我するかもしれないし」とか考えて躊躇している、と言うような感じじゃないかな、と思います。論語には「四十にして惑わず」と書いてあるのに、なんだかむしろ四十を過ぎてから惑うことが多くなったような気がします。

とかなんとか悩んでいたら、先日退官したある先生が良いことを言っていました。曰く、「私の研究者人生には3つの段階があった。第一の段階は何も考えずに突っ走った時期。次は自分に自信を失って悩んだ時期。3つ目は新しい道を見つけた時期。2つめの段階は40歳ぐらいから始まって、50代半ばぐらいまで続いていたような気がする」云々。そして結局のところ得た教訓は、「自分のできることしかできないんだ」と言う事だったのだそうです。

これで私の悩みはすっかり解決、というわけにはいかないのですが、しかし最後の言葉は重要だと思います。宗教家の三宅善信氏によると、論語の「四十にして惑わず」とは「四十を過ぎたらこれ以上人間としての能力がアップすることはないのだから、あまり無理をせずできることをやれ」と言う意味なのだとか。人間、だれでも死ぬまで成長し続けると信じている私としてはあまり同意したくない考え方なのですが、しかし自分の精神衛生からすればこう考えるのも悪くないのかも。少なくともそろそろ、自分というものを冷静に見なければならない時期が来ているのかもしれません。

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2004/04/19

スピード

WOWOWでやってた「スピード」を見ました。まあ、アクションは凄いしストーリーもまあまあ面白かったんですが、でも警察の頭の悪さにはうんざり。いろいろ考えているようで結局力任せ。それに危険があるのに一般人を避難もさせないなんてありえないでしょう。アクションのために普通でない状況を設定するのもいいのですが、あまりに現実離れしているとシラケます。ただ、主演のキアヌ・リーヴスは「マトリックス」よりも人間らしくて良かったかな。

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2004/04/18

「WATARIDORI」を見た

今日は映画「WATARIDORI」を見て来ました。「セプテンバー11」のプロデューサーなどで知られるジャック・ペランの作品で、第75回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたそうです。

で、その内容ですが、とにかく全編、鳥、鳥、鳥。鶴の仲間、雁の仲間、ワシ、ペリカン、アホウドリからペンギンまで、100種類以上の鳥が出てきます。言ってみればNHKの「自然のアルバム」(って、古いな〜)の拡大版みたいなものです。なのですが、何が凄いって視点が凄い。まるで自分が鳥になったような、と言う感じで鳥たちに非常に近いのです。飛んでいるシーンなんてカメラマンが群れの一羽になったみたい。警戒心の強い鳥がそんな近くで撮らせるはずが無い。ひょっとしてCG?とか思いながら見ていたのですが、そんなことは無くて100%実写だったとか。鳥は生まれたときに最初に目にした動くものを親だと思うもの(いわゆる刷り込み)だそうですが、ここで出てきた鳥の半分は、生まれたときから100名ぐらいの獣医学の学生に「親」になってもらって、「刷り込み」がなされていたそうです。つまり鳥たちは飛行機やパイロット、カメラマンの前で「演技」していた、と言う次第。おかげで3年間、20億円もの経費がかかっていたそうです。

ストーリーらしいストーリーは無く、とにかく鳥ばかりで正直言って途中で少々寝てしまったのですが、それにしても凄い映画でした。

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2004/04/17

「ココログプラス」にしてみた

今まで会員無料の「ココログベーシック」で運用していたのですが、今日から「プラス」にしてみました。6月末までは無料ながら、その後は毎月450円ずつ取られるサービスにしたのはなぜかというと、一つにはデザインの自由度、そしてもう一つは複数のブログを持てることです。

で、その結果もともとの私のサイト「SANFRECCE Diary」の中の「今週のSANFRECCE Diary」に対応するブログを作る事ができました。色々と事情があるため完全にブログに移行することはしませんが、しばらくは今までのスタイルとブログとの併用で行ってみようと思っています。

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2004/04/15

粘弾性とは?

今年から理学部の4年生と大学院生を対象に、「ソフトマター」と言う授業をしています。ソフトマター、とは固体の反対で、柔らかな物質という意味。具体的には高分子(プラスチックなど)や液晶(テレビやモニターに使われている物質)、エマルジョン(マヨネーズや石鹸水のように、水と油が混じり合っているもの)を指します。普段の生活に欠かせないこれらの物質が、なぜそのような便利な性質を示すのか、を物理学の立場から教えています。

これらの物質の特徴、と言うのは多岐に渡るのですが、その中で重要なのがタイトルの「粘弾性」というものです。粘性、と言うのは液体の性質で、コップを傾けたら流れ出るようなもの。それに対して弾性、と言うのは、力を加えると変形し、離すと元に戻ると言うことで、これは固体に特有の性質です。身の回りのものを見てこれは固体か液体か、と聞かれれば押してみれば分かるわけで、指で触ってはね返されれば固体、そのままズブズブ入り込んだら液体です。

でも世の中には、この2つの分類には当てはまらない物質が結構いろいろあります。例えばゼリーにそっと触れば弾力を感じますが、力を込めると中に入ってしまいます。またマヨネーズやケチャップなども、普通の液体とは何となく違います。典型的なのはおもちゃのスライム。コップなどの容器に入れるとゆっくりとその形に合わせて変形します(つまり液体のように振舞う)が、床に落とすとぼよ〜んと跳ね(つまり固体のように振舞う)ます。つまりこれらは、液体と固体の性質を併せ持っている物質だ、と言うことができるのです。

液体のように流れる性質(粘性)と固体のように弾む性質(弾性)を併せ持っているものが、粘弾性体と言う物質です。加える力が速ければ固体のように振舞い、ゆっくりとした力を加えたら液体の様に振舞う。この性質を上手に利用すれば、例えば手に取ったときはまとまっていて、お肌に付けると良く伸びる化粧品、なんかを作ることができるわけです。

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2004/04/13

派兵の理由

イラク「戦争」について言いたいことは色々あるのですが、それは一応置いといて。

アメリカがイラクに軍隊を送った理由、日本が自衛隊を派遣した理由(と言うか前提条件)がもっと問われるべきだ、と私は思うのです。アメリカが軍隊を送ったのは、イラクが大量破壊兵器を隠し持っているからだ、と言うことでした。が、どんなに探しても見つからない。つまり派兵の前提条件が間違っていたわけで、本来なら「疑ってどうも済みませんでした」と言って引き下がるのが論理的態度、と言うものでしょう。また日本は「もう戦闘地域ではないから復興の支援に行きます」と言って自衛隊を送りました。が、実際には「戦争」と呼ぶしかない状態に巻き込まれているわけで、国会での約束を守るためにはとりあえずは引き下がるのが筋、だと思うのですが。

私は自然科学が専門なので論理的に筋が通らないことを見聞きすると非常に居心地が悪くなるのですが、国際政治ってこんなことが常識なんでしょうか?

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2004/04/12

人質解放!?

私がこれを書いている時点ではまだイラクで捕まった3人が解放された、との報道は無いのですが、それがあったものとして書いています。もし事態が急展開したらご容赦。

当初、この事件は単純な構図かと思っていました。イラクを占領する米軍とそれに協力する日本。これに個人に対するテロで対抗しようとする親イラクの過激派。人命尊重を優先するか、それともアメリカとの協力関係を優先するかが問題で、どちらの道を選ぶかが問題である。私もそんな感じで捉えていました。

でも、いささか事態がややこしかったのは、命の危機に瀕した3人がイラクを支援に行った人、有り体に言えば日本政府とは立場が反対の人だったことだと思います。これがもし自衛隊員か何かだったら。きっと自衛隊そのものが犯人グループ探しに血眼になって戦闘も辞さず、と言う感じになったのではないでしょうか。一方で、捕まったのが仮に小泉首相の親戚縁者か何かだったら。おそらく人命尊重を名目に撤退をほのめかす、ぐらいはしたのではないでしょうか。

ところが人質はどちらでもなく、ゆえにかどうかは知りませんが政府の対応はどこか冷たいものだったように思います。曰く、「退避勧告に従わなかったから被害に遭った」云々。政府の言うとおりにしない人は知りませんよ。そんな印象を受けました。

もしここで政府がもっと熱い反応をしたら、世論はもっと違う雰囲気になったでしょう。逆にこちらの反応に関わらず3人が殺されたとしたら、やはり世論は沸騰したに違いありません。もちろん、政府の冷たさに憤る人も多かったでしょうが、それ以上に犯人グループに対する怒りが沸き起こったのではないかと思います。

しかし、相手の反応は違いました。「3人はイラク人の敵ではなかった」とし、「イスラム教指導者の説得に応じた」と言う形で人質を解放することにしたそうです。今の時点で本当に解放されたのかどうかは分かっていませんが、しかしこれは相手にとって非常に賢い対応だった、と思います。日本国民を敵に回すことなく政府をコケにすることのできる唯一の方法、と言えるかもしれません。これからどうなるか予断を許さないのは確かですが、相手を単なるテロリストだと思ったら大間違い。どれだけ意図してのことかは分かりませんが、非常に賢いことは間違いなさそうです。たぶん、まだ一波乱二波乱あるのではないでしょうか?

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2004/04/09

新選組を記念する碑

実は今日は私のX回目(X>40)の誕生日でした。そのお祝い、と言うことで、夕方帰宅途中に家族と待ち合わせして食事をしてきました。待ち合わせ場所は、三条河原町から少しだけ東に入ったところにある「池田屋騒動之址」です。池田屋騒動、と言えば新選組が勤王の志士たちを急襲した事件。長州をはじめとする諸藩の浪士が集まっているとの情報を得て鴨川界隈の旅館を調べたところ、三条小橋のやや西にあった池田屋で密談していることを突き止めて約30名を刀に掛け、あるいは捕えたのだそうです。この事件を記念した碑は賑やかな三条通に面したパチスロ屋の前にひっそりと立っていて、往時を振り返るようなものは何も残っていません。今京都にはあちこちに新選組ゆかりの場所があって人々を集めていますが、神社や仏閣と違って形に残らないものがほとんどです。新選組は歴史に残ろうと思って行動していたわけではないので当たり前なのですが、今からそういう目的で京都に観光に来る人は、少々覚悟してきた方が良いかもしれません。

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2004/04/08

自衛隊は国民の命を守るのか

自衛隊がイラクに派遣されたときに、当然日本人が標的にされることになるだろう、とは思っていました。そしてかなりの確率で、派遣された隊員に犠牲者が出るのではないか、と思っていました。ところが、今回の事件。自衛隊そのものではなく、ある意味「絡め手」から攻めてきたようなものですが、しかしこれは日本国政府にとっては痛いところを突いて来た、と言えるのではないでしょうか?

今回の派遣の名目は「復興支援」となっていますが、そもそもの自衛隊の存在意義は(少なくとも形式的には)日本国民を守ることです。自衛隊がまるで米軍の配下であるかのように行動しているのも、それが日本の国益に合っているからだ、と言う説明があるからです。自衛隊が本来守るべき日本の領土を離れてわざわざ中東まで行って働いてるのは、ブッシュの御機嫌を損ねたくないから。本当に復興支援をしたいなら別に軍隊を送らなくてもいいのにそうしているのは、アメリカが要求してきたからです。

自衛隊の本来の仕事、すなわち日本国民を守ると言う建前を貫くなら、そのまま居座って人質の3人が殺害されるのを待つ、と言う選択はあり得ないはずです。となれば、進むか引くしかない。進む、すなわち3日以内に犯人を探し出して人質を救出することができないなら、要求に応じて撤退するしかないはずです。もしアメリカとの関係に拘って、あるいは「脅迫には屈しない」等とメンツに拘って3人を死なせることになったなら。その時には、結局自衛隊は国民を守ってくれないのだ、と判断せざるをえないのではないでしょうか?

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2004/04/07

肉離れ、って何だろう

スポーツニュースを見ていると、良く「肉離れ」と言う言葉を聞きます。また私の同僚は職場のスポーツ大会で、突然「肉離れ」を起こしてしばらく歩けなくなりました。この肉離れとはいったい何なんだろう、と思ってちょっと調べてみました。

たいていの筋肉は、骨に付いて曲げたり伸ばしたり、と言う役に立ちます。つまり骨に付いているのが筋肉の普通の状態です。例えば鶏や牛の骨付き肉は加熱すれば骨から外れますが、生の状態ではがすのはそう簡単ではありません。その筋肉が骨から離れてしまうのだとすれば、それは痛そうだな、と想像できます。

でも実際に筋肉が骨からはがれてしまう、と言う症状はそういつもあることではなく、むしろ肉離れ=筋肉の挫傷、と考えるべきだそうです。挫傷。つまり筋肉の組織の断裂や筋膜が破れてしまった状態。筋肉痛も一種の挫傷ですから、その筋肉痛の酷いのが肉離れである、と言う事なのだそうです。

筋肉痛が起きるのはどう言う時かというと、普段使わない筋肉を急に使ったときやウォーミングアップが十分で無かったときです。つまり、筋肉が耐えれる以上の負荷をかけたとき。逆に言えば肉離れを起こさないようにするには、運動前に十分にストレッチをする、そして筋肉に無理をさせないことが肝要です。筋肉を鍛えるためにはある程度の負荷をかけて(少々筋肉痛が出るぐらい)やることが必要ですが、それも程度によるでしょう。スポーツ選手の場合でも素人の場合でも、練習前後のケアが何よりも重要だ、と言えそうです。

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2004/04/06

桜の京都

京都はどの季節もそれなりに風情があっていいのですが、桜の季節はやはり一味違う、と思います。満開の桜が咲き乱れる様子の華やかさは、「落ち着いた古都」と言うイメージをすっかり塗り替えてしまいます。紅葉の季節の京都も美しいのですが、それとは一味も二味も違うように思います。そして最も違うのは、実は観光客の絶対量かも知れません。紅葉の季節の11月はどこも観光客で一杯で色々な意味で大変なのですが、桜の季節は1、2週間で終わり。それも毎年同じ時期だとは限らないので、紅葉の季節のように半年も前から予約を入れている人は少ないのかも知れません。

と言うことで、私も京都の桜を堪能したか、と言えばさにあらず。この時期はちょうど出張が多い時期で、なおかつ新学期が始まるということでいろいろと忙しいのです。そうこうするうちに今年の桜ももう散り始め。私の花見もまた来年、と言うことになりそうです。

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2004/04/05

心の中はいつも広島

表題の記事を、「サンフレッチェサポートマガジン・紫熊倶楽部」に投稿しました。掲載OKになったら、今週末発売の5月号に掲載されると思います。興味のある方はぜひ書店で手に取ってみてください。

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2004/04/03

新・三種の神器

現代の三種の神器は、デジカメ、大画面フラットテレビ、そしてDVDレコーダーだそうです。いずれも映像メディアに関係していて、しかも記録と配信方式のアナログからデジタルへの世代交代を象徴する機器です。

デジカメは、携帯電話の機能として付いてくることもあってかなり浸透している、と言って良いでしょう。安く質の高い写真を撮る、と言う面から言えばまだまだ銀塩写真の方が上だと思いますが、手軽に撮ってすぐに見れる、と言うメリット、特にパソコンとの連係を考えればアナログ写真は既に敵ではありません。品質の面でもデジタル一眼レフの進化でかなり良くなって来ているようで、報道関係のプロはほとんどデジカメを使っているとか。私はこれまで買いだめした一眼レフの資産があるのでデジカメはまだサブ機ですが、アナログ機レンズとの互換性のあるデジタル一眼(幸い、私が愛用しているPENTAXは互換性がある)の価格が半分になったら買ってしまいそうです。

大画面フラットテレビは、今が「旬」の商品だそうです。国内のテレビ生産は既にほとんどが液晶とプラズマにシフトしていて、ブラウン管テレビはもう風前の灯の状態だとか。これまでテレビはオリンピックと絡めて爆発的に売れた歴史がありますが、今年は「アテネ五輪を大画面テレビで」がキャッチフレーズになっているそうです。しかしそれ以上に大きいのはテレビ放送全体がデジタル化しつつあることで、昨年から放送が始まったデジタル地上波の展開とリンクしているのは確かだと思います。私も引っ越し記念に?大画面液晶テレビを買って初めてデジタルBSを見たのですが、色々な意味で(例えばハイビジョン放送の鮮明さとか)買って良かった、と思っています。

そしてDVDレコーダーとHDDレコーダー。これも、アナログ記録であるビデオテープからデジタル記録への世代交代です。私はまだ実際に使ったことは無いのですが、言ってみれば大昔のパソコンがカセットテープにデータを入れていたのがフロッピーに、そしてハードディスクに変わったようなもので、遥かに便利になったであろう事は容易に想像できます。おそらく遠くない将来に全てのビデオデッキが駆逐されて、デジタル記録が中心にになっていくのは間違いない、と思います。

ただ、今が買い時かというと私はまだだと思います。一つは商品としての安定性。パソコンを長く使っているとハードディスクはクラッシュするものだ、と言う考えが染みついているので、そんなものを家電製品に使って大丈夫なのかいまいち信用できません。そしてもう一つは、内蔵するチューナーとの関係です。カタログで見る限り、多くのDVD(HDD)レコーダーはまだ地上波のチューナーしか持っていなくて、デジタルBS/地上波に対応しているのは一部の高額商品だけのようです。もちろん、外付けのチューナーやテレビの出力から録画することはできますが、それでは「簡単に録画予約できる」と言う機能は無いも同然。その上、アナログでしか録画できないのでせっかくの良さも半減です。更にDVDには記録方式がいろいろある上に、次世代の規格もまだ決まっておらず今後どうなるかは不透明。つまり家電製品として考えた場合に、熟成された商品であるとはまだまだ言えない、と思うのです。

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2004/04/02

出張疲れ

少々、いやかなり出張疲れしています。今日も東京から帰って来たところです。疲れたときはビールを飲みながらサッカーを見る、と言うのが一番なんですが、諸事情で今日も明日も難しそうです。おわり。

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2004/04/01

送り主を詐称するメール

最近、メールボックスに"Re: Your Letter"だの"Re: Hello"だの"Re: Approved"だの、怪しげなメールが頻繁に届きます。それも"your_letter.pif"とか何とか、怪しげなファイル付きで。おそらく一世を風靡した?ウィルスメールであるWorm.Krezの親戚か何かだろうと思っていたのですが案の定で、W32.Netskyとか言うワームだそうです。

幸い私はMacintoshのユーザなので感染することは無いので、単に「あー、うっとうしいな」と思いながら削除作業を行うだけだったのですが、最近それよりもやっかいなのはメールサーバが送り返してくるワーニングです。たいていは「あなたのメールは×××のトラブルで送る事ができませんでした」と言う感じのものなのですが、もっと鬱陶しいのは「あんたが送ったメールはウィルス付きだったよ」と警告を送ってくるやつ。言うまでもなくこれは私が送ったものに対するものではなくワームメールが送り主を詐称したからなのですが、それが分かっていても何か嫌な気分になってしまいます。

メールサーバにウィルスをチェックする機能が一般的になったのは数年前からで、その頃は素直に感染者のアドレスがあらわに出ていたので役に立っていたこの警告の機能ですが、今やほとんどのウィルスメールが送り主を偽装している、と言うのが常識でしょう。それに対応することなくこのような見当外れの警告を送ってくるというのは、役に立つどころかウィルス並に始末が悪い、と言って良いのではないでしょうか。ウィルスの足場になってしまった人にはむしろ同情する気持ちが強い(狙われやすいOSを使用している、と言うことは除いて)のですが、ウィルス対策と称してかえって迷惑の元になるソフト(これがまた、結構高い値段を取っていたりする)には結構むかついています。

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