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2004/03/23

引率者の責任

例えば高校生が修学旅行に行って、少々羽目を外しすぎたとします。門限を破って外出するとか、他校の生徒と喧嘩するとか、あるいは隠れて酒を飲むとか。普通はそう言うのがバレたら学校の中で処分されますが、でもそれだけでは済まないこともあるでしょう。例えば飲み屋で大暴れして、他のお客に迷惑をかけた、とか。そういう場合はルール違反した高校生が謝るだけでなく、引率者の先生や校長等も責任を取るのが普通だ、と思います。

今回、W杯予選を控えた日本代表の中8人が合宿から無断外出して、キャバクラで遊んでいたことが判明しました。ジーコ監督はこれを受けて「外出するときは許可を得なければいけないというルールを守らなかったことに対する処置」として、シンガポール戦のメンバーから外すことを決めました。これは言ってみれば、上述の高校生と同じです。ルールを破ったから、処分された。その意味では当然のことだとは思います。しかしこの問題が日本中から注目を集める代表に関する問題で、なおかつ世間に大きく知られている事を考えれば、それだけで良しとする、と言うことには違和感を感じざるをえません。なぜなら「引率者」たるジーコ監督やそのスタッフの責任が、全く語られていないからです。

日本代表、と言えばサッカーに関わる者なら誰だって憧れる栄光ある立場です。それがW杯予選の直前に合宿を抜け出すと言う事は、そうそうあることでは無いでしょう。いやむしろ、かなり異常な事態だと言って良いと思います。むしろ選手がそうせざるを得なかったそれなりの理由があった、と考えるのが自然だと思います。もちろん、ルール破りは良いことではありませんが、それを管理する側にも当然責任があると言うことを、ジーコ監督とサッカー協会にはちゃんと自覚して欲しいし、公の場で説明して欲しいと思うのです。

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