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2004/01/24

エックス線作業主任者試験

金曜日に、「エックス線作業主任者試験」なるものを受けてきました。これは一種の国家試験で、合格すると死ぬまで有効な免許がもらえます。勤務先が受験料を払ってくれて、金曜日は出張扱いにしてくれるということで一見ありがたいことなのですが...

私はX線や中性子などの放射線を使った実験を仕事としているので、この「エックス線...」には関係が深かったのですが、しかしこれまではそんな資格を取ろうなんて思ったこともありませんでした。それは、勤務先である国立大学がそんなことを要求しなかったからです。しかし、この4月から状況が変わります。国立大学が法人化される関係で、民間並の「安全管理」が必要になるからです。これまでは何らかの事故が起きても国が責任を持ってくれたのですが、これからは各大学できちんとしなければなりません。労働者の安全を守るためには、法律に従って資格者を配置しなければならないのです。しかし、そのために専任の人を雇う金なんて出してくれるわけがないので、関係者が自分たちで資格を取らなければならなくなった、と言うことなのです。

もし合格できなければ、実験装置を使う事が法律違反になってしまう可能性がある。そんなわけで慌てて試験勉強を始めたわけですが、しかしさすがに不惑を過ぎた私にとってはなかなか大変なんです。X線発生の原理などは専門分野に近いのでなんとかなるのですが、問題は法律関係。「...を行おうとする日の属する年の前年1年間に受けた実効線量が5mSvを越えず、かつ、当該健康診断を行おうとする日の属する1年間に受ける実効線量が5mSvを超えるおそれのないものに対する当該健康診断については、同項第二号から第五号までに掲げる項目は、医師が必要と認めないときには、行うことを要しない」なんて感じの文章をいちいち覚えなければならないわけです。一応理解はできるわけです。でも全く頭に入らない。覚えたつもりでもすぐに忘れてしまう。参考書を何度も読み、ノートに書いて赤線を引いて、と言う「受験勉強」を久々にして、そして金曜日に臨みました。

で、受けた感想なのですが、いやー参りました。とても出来た、と大手を振って言えるような結果じゃありませんでした。一応その筋では有名な参考書を隅々まで勉強したのですが、そこに書いてなかった内容がいくつも出題されていたし。覚えてない自信があった?法律関係は、やっぱり記憶が曖昧だったし。合格ラインは6割で、それは何とかできたかなー、と言う感じなのですが、「足切り」(例えば法律関係の問題の正解が4割に達していないと落とされる)に引っ掛かるかもしれません。しかし、あれだけ勉強して受からないとなると、何回受けても無理のようにも思います。合格発表は来週の金曜日。さて、どうなることでしょう?

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コメント

後日談を書くのを忘れていたのですが、無事合格しました。我々の教室では10人ほど受けたのですが、全員合格でした。

投稿: せと☆ひでき | 2005/01/21 07:50

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