2025/11/18

U-17W杯R32南アフリカ戦

土曜日に行われた「FIFA U-17ワールドカップ カタール2025」のラウンド32で、U-17日本代表は3-0で南アフリカを下しました。日本のメンバーは、GK村松、DF:藤田、元康、麺ディー(→藤井29分)、竹野(→姫野64分)、MF:野口、小林志(→吉田HT)、平島(→小林柚64分)、和田(→川本78分)、瀬口(→田中78分)、FW:浅田。ゲキサカの記事によると日本は前半からチャンスを作り、前半37分と38分には続けざまにシュートがバーに弾かれる、と言うシーンもあったもののスコアレスでハーフタイムを迎えました。ところが後半は日本のゴールラッシュ。3分にはGKからのロングフィードから得たチャンスで浅田がシュート2本を弾かれながら3本目を決めると、14分には吉田がゲット。後半27分にはCKから藤井がヘッドで決めてリードを広げ、その後は選手を交代しながら試合をクローズしました。次のラウンド16の相手は日本時間の19日午前0時15分から、ベネズエラを破って勝ち上がった北朝鮮と対戦します。

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2025/11/17

天皇杯準決勝神戸戦

昨日パナソニックスタジアム吹田で行われた天皇杯準決勝で、サンフレッチェはヴィッセル神戸に0-2で敗れ、2冠の夢が潰えました。
 荒木が出場停止だということで3バックのセンターに中野を起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫敬

  塩谷   中野  佐々木翔

     田中聡 川辺(→前田73分)

中村              東(→新井70分)

  ジャーメイン  加藤(→アルスランHT)

       木下(→ジェルマン73分)

SUB:田中雄、山﨑、菅、茶島、越道
 対する神戸は、GK:前川、DF:マテウス・トゥーレル、山川、酒井(→鍬先70分)、永戸、MF:扇原、井手口、武藤、広瀬(→大迫勇63分)、FW:宮代、佐々木大、と言うメンバーでした。立ち上がりから広島が積極的に前に出て何度も神戸ゴールに迫り、4分にはFKのこぼれを川辺が打ちましたが枠外。10分にはジャーメインのシュートが相手にブロックされ、12分にはCKに木下が合わせましたが惜しくも枠外に外れます。また20分には中野のロングスローから田中聡が打ちましたがDFにブロックされます。逆に神戸は23分、武藤の突破はクリアしたものの、その直後のCKのこぼれをミドルレンジから永戸に決められ、先制点を許してしまいました。
 広島はその後もサイドからのクロスやロングスロー、セットプレーなどで神戸ボールに迫ります。しかし神戸の守備は堅く、41分のジャーメインのシュートも45+1分の田中聡と木下のシュートもDFに弾かれ、0-1で前半を終了しました。
 後半からアルスランを投入して、点を奪いに行くスキッベ監督。4分にはアルスランの折り返しをジャーメインが狙いましたが枠外に外れます。6分にはアルスランのヒールパスで中村が抜け出しましたが酒井に奪われ、逆カウンターから武藤のクロスに佐々木大が合わせましたが枠外に外れます。そして後半18分にクロスのこぼれを大迫敬が抑えたものの、そこで武藤を倒したとしてPKを与えられてしまいます。大迫勇が蹴ったボールは大迫敬が弾きましたが、しかし蹴る前に動いたと言うことでやり直し。今度は佐々木大が蹴って決められ、神戸のリードは2点に広がりました。
 何とか点を取りたい広島は、新井、ジェルマン、前田を投入して攻撃の圧力を強めようとします。しかしむしろ中盤でボールを奪えなくなった感じで、なかなかチャンスに結びつきません。後半45+3分にはFKのこぼれを塩谷がシュートし、これに中村が合わせましたが惜しくも枠外。45+8分には中村がゴール前で一瞬フリーになったものの、大迫勇の守備に防がれます。広島はCKやクロスで攻め続けたものの有効な手は打てず、そのまま試合終了のホイッスルとなりました。
 試合後に川辺は「後半に0-1の状況でいけば、自分たちもチャンスがあったし、そのまま続いていけば、逆転のチャンスはあるかなと思いましたけど、2点差になるとなかなか巻き返すのは難しかった」と語っています。大迫敬がPKを与えたシーンではボールに対してのみ反応しており、武藤を倒す意図はなかったことは明白で、そこでファウルを取られるのはGKとしては厳しいジャッジだったとは思います。とは言え、右足が高い位置にあって動いていたこと、その結果接触したことは事実。ペナルティエリア内でGKを保護するルールは無くなっていることも考えると、ファウルと取られたのも止むを得ない、とは思います。またその直後の大迫勇のキックを止めたシーンでも(大迫勇がPKでは禁止されているフェイントぎりぎりだったにも関わらず)ゴールラインから離れた、と判定されてやり直しになったことも含めて、運が悪かったと言わざるをえない失点でした。
 ただその一方でスキッベ監督が「われわれは最終的に神戸に勝つだけのクオリティーが足りなかった。そういう試合だったと思います」と語っているように、試合を通しての流れから言えば神戸が勝ったと言う結果は妥当だった、と言わざるをえないところ。広島は押し込みながらも球際での強さで相手を上回ることができず、得点を奪うことができませんでした。今年の神戸とのリーグ戦は2回戦って2試合とも0-1で敗れましたが、同じようなサッカーを指向する中で、シーズンを通して相手を上回ることができなかった、ということ。2つ目のタイトルを取るには足りないところがあった、と言うことを、痛感させられる試合でした。この悔しさは来年以降で晴らすしかないのですが、今年はまだリーグ戦とACLEの合わせて4試合が残っているだけに、どちらも更に上を目指して、個人の力とチーム力を更に高める努力を続けて欲しいと思います。

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Jユースカップ決勝

昨日行われた「2025Jユースカップ 第31回Jリーグユース選手権」の決勝で、サンフレッチェ広島ユースは20人目までもつれ込むPK戦の末に鹿島ユースに敗れ、2年連続の準優勝に終わりました。広島のメンバーは、GK:枝川、DF:森井、林、児玉、MF:太田、河上、梅田(→浅沼12分)、原(→小柳90+1分)、FW:土井川(→牧野75分)、宗田、佐藤(→信重HT)。延長まで戦った激闘でも決着がつかず、突入したPK戦では20人目まで蹴る戦いとなり、最後は鹿島に軍配が上がりました。

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2025/11/16

皇后杯2回戦VONDS市原戦

昨日行われた皇后杯の2回戦で、サンフレッチェ広島レジーナは延長でVONDS市原FCレディースを下して3回戦に進出しました。
 GKに石田を起用。また松本と早間が先発して、たぶん以下の布陣で戦いました。
       石田

塩田   嶋田  市瀬   藤生
(→島袋90+2分)
    渡邊    柳瀬
    (→小川70分)
       上野

松本            早間(→中嶋HT)
(→李HT→立花120+6分)
       古賀(→伊藤め63分)

SUB:藤田、中村楓
 対する市原は、GK:中村未、DF:井上、岡田(→小林74分)、小田川、村上、MF:佐藤、城倉、後藤、増田(→武田59分)、FW:小池(→板倉80分)、上田、と言うメンバーでした。先制点は前半20分で、渡邊のパスで中央を割った上野が右足でゴールを奪いました。その後もレジーナが主導権を握りつつ試合を進めたものの、後半アディショナルタイムに追いつかれて延長戦に突入。延長ではレジーナがシュート9本を放つなど押し込みながらもなかなか勝ち越せませんでしたが、延長後半終了間際に得たPKを小川が決めて押し切りました。3回戦は11/22の午後2時から鳥取市のAxisバードスタジアムで、水曜日に予定されている日テレ・東京ヴェルディベレーザと、ニッパツ横浜FCシーガルズの試合の勝者と対戦することになります。

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今日の神戸戦

中国新聞によると、浦和戦で負傷した木下は右頬を3針縫ったそうですが、今週の練習ではフルメニューをこなしていて「痛みはない」と語っていたとのこと。また左脚の怪我で別メニューだったアルスランも全体練習に復帰しているそうです。誰が出ることになっても90分間(+延長とPKも)チーム全員で戦って、決勝進出を勝ち取って欲しいと思います。
 今日の試合会場はパナソニックスタジアム吹田で、午後3時5分キックオフ。試合中継はNHKのEテレで予定されています。今日もブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/11/15

神戸戦に向けて

明日は天皇杯準決勝。サンフレッチェは吹田でヴィッセル神戸と対戦します。
 J1リーグ3連覇を目指していた神戸は、序盤の不調を乗り越えて第23節には首位に立ち、その後も勝ち点を積み重ねて第32節終了時点では2位に付けていました。ところがその後の4試合は3分け1敗と失速して、前節でリーグ優勝の可能性が消滅しています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
30A ○1-0 広島   【神】OG
27A △1-1 C大阪 【神】エリキ、【C】香川
天QF ○1-1 相模原 【神】小松、【相】加藤
   PK4-2
28H ○1-0 横浜FM 【神】武藤
YQF1 ●0-1 横浜FC 【FC】ジョアン・パウロ、小倉
YQF2 ○1-0 横浜FC 【神】大迫
29H △0-0 柏
ACL1 ○3-0 上海海港【神】エリキ、宮代、大迫
31H ○4-0 東京V 【神】大迫、宮代2、エリキ
32H ○2-1 清水  【神】鍬先、酒井、【清】小塚
ACL2 ○1-0 メルボルンC【神】汰木
33A ●0-1 浦和  【浦】テリン
34H △0-0 鹿島
ACL3 ●3-4 江原  【神】宮代2、パトリッキ、【江】イ・サンホン、モ・ジェヒョン、ソン・ジュンソク、キム・ゴンヒ
35A △2-2 新潟  【神】大迫2、【新】島村、若月
ACL4 ○1-0 蔚山  【神】パトリッキ
36A △1-1 G大阪 【神】佐々木、【G】奥抜
 リーグ戦を落としてしまった神戸としては、年内に取れるタイトルは天皇杯だけ。前節終了後に吉田監督も「しっかりレスト(休息)をとって、また天皇杯でタイトルを獲るチャンスがあるので切り替えていきたい」と語っていることから、明日は天皇杯連覇に向けて切り替えて来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、荒木が累積で出場停止となります。中国新聞によると山﨑が「3バックの中央に入る見込み」だとのことなので、次のようにメンバーを予想します。
       大迫

  塩谷   山﨑  佐々木

     川辺  田中聡

中野             東

  ジャーメイン   中村

       木下

SUB:チョン、新井、菅、中島、アルスラン、前田、加藤、ジェルマン
 3年前にはモノにできなかった「2冠」のチャンスを、今年こそは生かしたいところ。今季リーグ戦では2戦2敗の神戸が相手ですが、チーム全体の力を合わせて、2つ目のタイトルに向けて前進して欲しいと思います。
<25.11.14> レジーナは明日「皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会」の初戦となる2回戦を戦いますが、その観戦情報が愛媛県サッカー協会の公式サイトに出ています。対戦相手は関東第4代表のVONDS市原FCレディース。現在なでしこリーグ2部の首位を走っていて、1回戦では北海道リラ・コンサドーレを6-0で下しています。会場は松山市のニンジニアスタジアムで、午前11時キックオフ。公共交通機関は路線バス(いよ立花駅から20分ほど)のみとなっています。またスタジアムでの飲食販売は予定されていないとのことなので、観戦する方は中心部で買って行った方が良さそうです。
 一方、ユースが「冬の王者」を賭けて戦うJユースカップの決勝は明後日の午後1時キックオフで、会場はヤマハスタジアムとなっています。対戦相手は、高円宮杯プレミアリーグイーストの首位を走っている鹿島ユース。広島はU-17代表で小林と野口、U-18代表で小川を、鹿島はU-17代表で元砂、平島、吉田、U-18代表で大川を欠いていることから、お互いにチームの総合力が試されることになりそうです。

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2025/11/14

皇后杯2回戦とJユース杯決勝の予定

レジーナは明日「皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会」の初戦となる2回戦を戦いますが、その観戦情報が愛媛県サッカー協会の公式サイトに出ています。対戦相手は関東第4代表のVONDS市原FCレディース。現在なでしこリーグ2部の首位を走っていて、1回戦では北海道リラ・コンサドーレを6-0で下しています。会場は松山市のニンジニアスタジアムで、午前11時キックオフ。公共交通機関は路線バス(いよ立花駅から20分ほど)のみとなっています。またスタジアムでの飲食販売は予定されていないとのことなので、観戦する方は中心部で買って行った方が良さそうです。
 一方、ユースが「冬の王者」を賭けて戦うJユースカップの決勝は明後日の午後1時キックオフで、会場はヤマハスタジアムとなっています。対戦相手は、高円宮杯プレミアリーグイーストの首位を走っている鹿島ユース。広島はU-17代表で小林と野口、U-18代表で小川を、鹿島はU-17代表で元砂、平島、吉田、U-18代表で大川を欠いていることから、お互いにチームの総合力が試されることになりそうです。

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2025/11/13

紫熊倶楽部12月号

今週発売の「紫熊倶楽部」12月号(Vol. 334)を紹介します。表紙はルヴァンカップ優勝時の集合写真で、内容もルヴァンカップ決勝戦の大特集。最初の記事は「ルヴァンカップ・ドキュメンタリー 10月29日、優勝へのリスタート」と題して、10/29に選手が自発的に集まって行ったミーティングを紹介しています。続いてMVPを受賞した荒木選手、ニューヒーロー賞の中島選手、3点目をゲットしたジャーメイン選手と、FKを決めた東選手の記事。そして、選手として初めてタイトルを取った加藤選手のスペシャルインタビューが続いています。特別インタビューは久保雅義社長で、クラブ史上初めて獲得した「Jリーグマネジメントカップ2024」を題材に、チーム運営全般について語っています。
 「READERS AREA」を挟んで後ろのカラーページはエルゴラッソの寺田記者の優勝コラムで、中野選手を取り上げています。また、スキッベ監督とチョン・ミンギ選手、塩谷選手のミニインタビューを掲載しています。
 「MARCH REPORT」は、ルヴァンカップ準決勝の横浜FC戦2試合、と決勝の柏戦、J1リーグのFC東京戦、蔚山HD戦、横浜FM戦と、レジーナの長野戦、千葉戦、神戸戦、大宮戦です。そして最後はレジーナの選手名鑑と、SIGMA CALENDER、紫熊短信となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。また通販はオフィシャルオンラインショップからどうぞ。

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2025/11/12

U-17W杯グループステージ

「FIFA U-17ワールドカップ カタール2025」に参戦中のU-17日本代表はグループBを首位で通過して、32チームで戦われるノックアウトステージに進出しました。まず11/3に行われたモロッコとの試合のメンバーは、GK:村松、DF:藤田、藤井、元砂、MF:長南、平島、川本、和田、瀬口(→姫野68分)、FW:吉田、浅田(→マギー68分)。ゲキサカの記事によると序盤はモロッコに押し込まれましたがGKの好セーブで凌ぐと、後半12分に浅田のパスを瀬口が決めて先制点を奪うと、試合終了間際にロングパスに反応したマギーが相手のパスミスを誘い、こぼれ球を平島が押し込んで2-0で勝利しました。
 続いて11/6に行われたニューカレドニア戦のメンバーは、GK:松浦、DF:田中、藤井、メンディー、竹野、MF:野口、小林柚(→浅田HT)、川本(→和田56分)、姫野(→瀬口56分)、FW:吉田(→平島70分)、マギー(→小林志88分)。ゲキサカの記事によると日本は30本以上のシュートを放ったものの無得点に終わり、痛い引き分けとなりました。なお広島ユースから選出されている小林志紋選手は体調不良で初戦のメンバーから外れていましたが、復調して初出場を果たしました。
 「欧州王者」との対戦となった11/9のポルトガル戦のメンバーは、GK:村松、DF:藤田、元砂、メンディー、MF:野口、長南(退場71分)、小林志(→吉田57分)、平島(→マギー57分)、和田、瀬口(→藤井75分)、FW:浅田(→竹野88分)。ゲキサカの記事によると日本は序盤から攻め込むと、前半35分には浅田のポストプレーから和田が決めて先制点を奪ったとのこと。続いて前半45分には野口、平島とつないだボールを瀬口が決めてリードを広げます。後半27分には長南が一発退場で数的不利になり、後半35分には混戦から1点を奪われたもののその後はGKの好守で逃げ切りました。
 ノックアウトステージの初戦はA組を2位で突破した南アフリカ。勝てばベネズエラと北朝鮮の勝者と対戦します。

ゲキサカ

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2025/11/11

Jユース杯準決勝仙台戦

一昨日行われたJユースカップの準決勝で、サンフレッチェ広島ユースは3-1で仙台ユースを下し、2年連続の決勝進出を決めました。広島のメンバーは、GK:枝川、DF:森井、林、児玉、MF:太田、河上(→小柳83分)、梅田(→浅沼HT)、原、FW:土井川(→牧野72分)、宗田(→田中83分)、信重(→宮内58分)。日刊スポーツによると、試合は前半から広島が攻守に圧倒していたとのことですが、宗田がPKを決めることができずにスコアレスで前半を終えました。そして後半12分にカウンターから土井川が右足で決めて先制点を奪うと、18分にはCKを森井が頭で決めて追加点を奪ったとのこと。後半27分に1点差に迫られたものの、31分に宗田が左足からのループシュートを決めて突き放しました。決勝は11/16(日)の午後1時からヤマハスタジアムで、11年ぶりに決勝進出を果たした鹿島ユースとの対戦で、お互いに4回目の優勝を目指すことになります。

公式記録

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